ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

リースリングとかシュナンブランとか・・・

2020年04月27日 00時24分16秒 | ワインの事
家でワインを開けて「何日くらい大丈夫?」という問いに関して「大概のワインは数日は大丈夫です」とお答えしています。

よほど古いワインとか虚弱なワインでなければ大丈夫なんです。

しかし、中には1週間以上かかるという人もいまして・・・

いや、それでも「飲めなくなってしまう」というのは意外にありません。
(瓶の底に数センチの状態で置いていると足は速いですが)

そんな方の為に「長く保つワイン」の一例を示させていただきます。

例えばリースリングとかシュナンブランという葡萄の白。

つまり「酸が効いている葡萄」「酸のしっかり残る北の産地」の白です。

上記2種に限るわけではありません。

酸の効いた=酸っぱい白は抜栓後、かなりもちます。

じゃあ、赤はダメか、というと「すっごい高級なタンニンの効いた渋い赤の若いの」は大丈夫です。

しかし、そういうのは開けるのを躊躇しますよねえ。

でも、どうせ外食をしないでいるのなら、それも選択肢です。

きっと数日後にとっても美味しくなっているはず。


ちなみにリースリングもシュナンブランも間違いなく美味しいのは魚系ではなくシンプルな肉系。

例えばハム、ソーセージ、パテ、牛でも豚でも鶏でも「塩コショウで焼いただけ」のようなもの・・・・

若しくは白身魚のフリットとか天婦羅なども良いですね。



って、書きながら「あ、これを読んでる人は一本開けてもその日のうちに無くなるんやろな」と今気付きました(笑)


前にも書きましたが、そういう「うわばみ」みたいな人は是非、数種類を何日か掛けて色々とお楽しみください。


        樋口誠