今月、来月と「モンテプルチアーノ」のワインを2種使っています。
少しワインを勉強した人なら「ややこしいなあ」と思ったことがあるはずです。
古い人ならトスカーナの「ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ」という原産地呼称として御存知のはずです。
新しい人はアドリア海側のマルケ州やアブルッツオ州の主要品種「モンテプルチアーノ」として入ってきていると思います。
前者はサンジョベーゼのclone「プルニョロ・ジェンティーレ」と呼ばれる品種
後者は前者のモンテプルチアーノ地域から持ち込まれたとされることに由来する品種
簡単に「枝替わり」と言われますので私の若い頃は「一緒なんやな」と思っていたものです。
しかし、調べてみると「枝替わり」というのは「同じで無くなるくらい変化した種」という捉え方をするようです。
ま、こんなに化学が進んでもDNA鑑定はしょっちゅう覆されますので、どちらでも良いのですが・・・・
しかし、飲んでみると地域の文化や気候風土も違いますので「同じじゃない」と思わされます。
今月は「ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ」とマルケ州の「ロッソ・ピチェーノ」を使っているわけです。
価格も同程度のものですが、私なりに使い方を少々替えています。
ちなみにサンジョベーゼ種はアチコチで栽培されていますからシノニム=異呼称も様々。
サンジョベート、プルニョロ、モレッリーノなどは有名ですね。
モンテプルチアーノ。
どちらも美味しいワインです。
お試しください。
樋口誠
少しワインを勉強した人なら「ややこしいなあ」と思ったことがあるはずです。
古い人ならトスカーナの「ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ」という原産地呼称として御存知のはずです。
新しい人はアドリア海側のマルケ州やアブルッツオ州の主要品種「モンテプルチアーノ」として入ってきていると思います。
前者はサンジョベーゼのclone「プルニョロ・ジェンティーレ」と呼ばれる品種
後者は前者のモンテプルチアーノ地域から持ち込まれたとされることに由来する品種
簡単に「枝替わり」と言われますので私の若い頃は「一緒なんやな」と思っていたものです。
しかし、調べてみると「枝替わり」というのは「同じで無くなるくらい変化した種」という捉え方をするようです。
ま、こんなに化学が進んでもDNA鑑定はしょっちゅう覆されますので、どちらでも良いのですが・・・・
しかし、飲んでみると地域の文化や気候風土も違いますので「同じじゃない」と思わされます。
今月は「ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ」とマルケ州の「ロッソ・ピチェーノ」を使っているわけです。
価格も同程度のものですが、私なりに使い方を少々替えています。
ちなみにサンジョベーゼ種はアチコチで栽培されていますからシノニム=異呼称も様々。
サンジョベート、プルニョロ、モレッリーノなどは有名ですね。
モンテプルチアーノ。
どちらも美味しいワインです。
イタリア マルケ ( 赤ワイン ) オッフィーダ ロッソ・ピチェーノ DOP スペリオーレ・イル・ポデスタ 2010 750ml | |
東亜商事 | |
東亜商事 |
ヴィーノ ノービレ ディ モンテプルチアーノ パラッツォ ヴェッキオ 2011 赤 750ml | |
パラッツォ ヴェッキオ | |
パラッツォ ヴェッキオ |
お試しください。
樋口誠