昨日は私の「初めてのワイン」体験を書きました。
小学校のサッカースクール時代の事ですから10歳くらいの頃です。
では、その後はどうだったのか?というと殆ど記憶にありません。
そんな聖人君子ではありませんし、両親も「成人するまでお酒はダメ!!」なんてことは言わなかったと記憶しています。
ですから少々のビールとか父が晩酌で飲んでいた日本酒を少量頂いたりしていました。
勿論、大人の目を盗んでの飲酒もありましたね。
高校の修学旅行では九州に行ったのですが、芋焼酎を皆で飲んで先生に見つかって大変だった、という思い出は忘れられません。
しかしワインはおそらく飲んでいません。長い事・・・・・・
記憶にないだけの事かもしrませんが、思い出せません。
じゃあ一体いつなんだ?次のワイン体験は、という事ですね。
実は18になって東京のホテル学校に行ってからです。
授業に「レストラン実務」と言うのがあって、講師はホテルオークラのメインダイニングのマネージャーを務めてらっしゃた大貫先生。面白い先生でした。
当時は「へええええ」「ふ~~~ん」と知らない世界の話を聞いていたものです。
で、ある日「今日はソムリエって職業の人を連れてきたぞ」と言うのです。女性でした。
しかし、実は内容がどうであったかは記憶にありません。だって身近な憧れにはなかったのですから。それと大貫先生の話の方が面白かったから、かも知れません。
そんなホテル学校にも秋になると文化祭と言うものがあります。私のクラスが何をしたかも覚えていませんが、一年先輩のクラスがレストランの模擬店をやっていらっしゃったのは覚えています。
私と友人はそこで食事を頂きました。
なにせ学生が小さな学校の教室内で行う、しかも調理師学校でない、つまり設備もない所ですから料理は大した事のないことはやむを得ませんね。
しかしウェーター役の先輩はホテルのレストランさながらにワインのサービスをしており、私達もグラスワインを頂いたのです。銘柄も覚えています。マンズワイン.ハーベストの赤です。
当時、まだ未成年ですから今では考えられないかもしれませんが、昔はゆるかったのですね。
それが長らく空いていた私のワイン歴の再開です。
美味しかった。正直にそう思いました。今でもマンズワインさんが販売しているワインです。1,000円しないワインですし、輸入葡萄原料に少しの国産葡萄をブレンドした「当時の国産ワイン」の典型です。
つまり料理と一緒ならワインは美味しいんだ、と言う今の私の原型は、知らない内にスタートしていたのかも知れません。
その頃から住んでいた練馬のアパートに酒屋で買った安ワインを持ち帰って飲むことが始まります。いやいや月に一本もない頻度ですが・・・・・・
懐かしいですね。けれどもソムリエになりたいなんて思ったこと、全くありませんでしたね。
それが時代というものなのでしょう。
さて今日は定休日です。久々にゆっくり休みます。
明日18日が東京でのいつもの会議ですので帰りが19時。少し遅れますので御容赦くださいませ!!