なんて、樋口に何があったんだ?って書き出しですが、いやいや、そういう事ではありません。
先日、東京に行った帰りに新幹線に乗っていると、小さな子供が車両を走り回っていまして、何度も何度も私ののっている車両を往復。しかも「キャッキャ、キャッキャ」と楽しそうに息も切らさず走っているのです。
むかし布施明さんの歌の歌詞に「疲れを知らない子供の様に・・・」というのがありましたが、まさにそれです。
私は独身ですから子供がいない訳でして、うらやましいな、と思って見ておりました。
中学、高校生になると、むやみに走り回ることは誰もしなくなりますが、クラブ活動で苦しい練習で負荷をかけます。
子供から大人へ向かっている時ってそうなんでしょうね。で、沢山の食事を頂きます。
味付けも今とは違うハッキリした味わいが好きだったなあ、と思い出します。
20代の頃は、その延長で脂の乗った肉が大好きでした。バターも好きでした。
が、今では「折角、人が造ってくれたのだから」とは思いながら、しんどい時が多くなりました。
それでも人よりは食べるほうだと思うんですけどね・・・・・
しかし、年齢だけではありません。
夏はあんなにソーメンが欲しかったのに、冬は同じならにゅう麺にして欲しいし、焼肉よりしゃぶしゃぶが良い時もあります。
昼に食べたものが、出先で夜に出た時は「えっ」と思います。
つまり、表題に戻りますが、人間は時々で身体の欲するものが変るんですね。
ですから私は「好きなものは無い」。つまり「嫌いなものもない」のです。
バランスが大事ですね。
季節の物を頂き、昨日と違う調理法を試み、適度の運動をして美味しく感じる。
出来る様で中々出来ないことです。
ワインも同じです。酸味のある白、タンニン豊富な赤、旨味に富んだシャンパン。色々組み合わせて頂く。
そむりえ亭では私はシェフと食材のバラエティと調理法のバラエティを偏らない様に相談しています。勿論ワインも沢山のグラスワインでバラエティを揃えます。
どうぞ偏りのない食生活を送ってください。
幅広い食生活。楽しいですよ!!!