昨日、花風社 創立25周年、第四弾の動画を拝見しました。
そうなんですよ、この本は花風社さんにとって、重要なマイルストーンだっただけではありません。私の人生にとっても、大きな役割を果たしてくれた本だったのです。
どんな風に大きな役割だったのか…まだ記事にすることはできませんが、人との出会いと同じくらい、ひとつの本が人生に大きな影響を与えることがあるものです。
気がついた方がいらっしゃるか、わかりませんが、この本に登場する藤家寛子さんは、初めて人の姿で描かれました。
それまでは、かつての呼び名だった「ちゅん平」のように、スズメと人間のハイブリッドで描かれていたのです。
↑ 赤本が出た頃は「そっくり」と言われていた、このスズメのイラストですが、この頃から藤家さんが講演をする時に、「似てない」と言われるようになったのです。
つまり、藤家さんが治っていく過程で、見た目もどんどん変わっていったのですね。
今、思えばスズメの姿で描くなんて、けっこう失礼な話なんですが、当時は似ていたし、ご本人も公認だったので仕方ありません(笑)。
「発達障害は治りますか?」の中で、藤家さんがどうやって体から治していったのか、マンガでも描かれていますので、未読の方がいらっしゃいましたら、ぜひ読んでいただければと思います。
発達障害の世界から離れようと考えていた浅見社長ですが、神田橋先生の「医者なら治さんといかんわな」という言葉に動かされたと言います。
つまりは、治すし、治るんですね。
その後の花風社の快進撃は、誰もが知るところでしょう。
個人差がある発達障害ですが、愛甲さんや栗本さん、南雲さん、廣木師範など、数多くの引き出しを持つ著者たちが、それに応えてくれています。
私自身は絵を描く以外のことは何も出来ませんが、昨年、発達障害と思しきお子さんを持つ友人から相談されて、花風社の本と愛甲さんを紹介しました。