小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

APECのお巡りさん、お疲れさまでございます!

2010-11-13 09:44:59 | Weblog
APECをひかえ、赤坂一帯も警官でいっぱい。
おもわず「お世話さまです」とお巡りさんに声をかけてしまいました。

一方、昨日は温家宝首相やメドベージェフ大統領もふてぶてしく来日。
わが国の領土を占有しようとしていながら、腹が立つほど堂々としてますな。
また、国内で集中砲火を浴びながら、
元気いっぱいにインドやインドネシアを訪れているオバマさんに比べ、
見るからに覇気が感じられない菅総理のようすに、
この顏を世界中に発信してええんかいな?・・・なんて思ったりします。

この人たちを警護する警察官のみなさん。
お仕事とはいえ、お疲れさまでございます。
昨日はパチパチの制服を着た体重100kgはゆうに超えようかという警官が、
この陽気で汗を流しながら立っておりました。
横浜でも、そんな汗流し警官の情報を得ましたが、この陽気だと暑いのね、キミたち。


写真は一昨日いただいたヤマガタ・サンダンデロのメニュー。
携帯カメラで撮影したので、色がイマイチ。
ハタハタと平田ネギのソテーは、微細なクミンが数粒だけ入っていて、
食べると微妙に口の中に広がるのが楽しかったです。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山形六双図「月山」

2010-11-12 08:41:08 | Weblog
昨日は銀座のヤマガタ・サンダンデロに絵を見せに行きました。
ただし、本物をお見せするは搬入までおあずけです。
(タテ50cm,横180cmのものが6枚だから、本番まで運べません)。

いつもはデジカメでざっくり撮影したものを、そのままプリントして見せるのですが、
仕上げに近くなってきたこともあったので、撮影にはやや手間をかけました。
四方に歪みが出ないよう絵の真ん中に合わせて撮るのは意外に難しく、何度も撮り直し。
撮れたものをPCで見ると、本物より色が濃いので、
それも実物に近づけるようPhotoshopで補正します。
そして家のプリンターではイマイチ色がきれいに出ないので、赤坂のネットスクウェアで出力。
なんだかんだと撮影と出力に半日かかってしまいました。

クライアントの奥田さんは米国出張からの帰り道。
成田から少し遅れますと電話があり、
待ってる間、店長から
「今日キャンセルありますよ」などと誘惑されてしまいます。
うーん、いきなりだけど、どうしようなあ♪


私、仕事の最中には飲まない主義なのですが、
オーナーのイタリアンレストランで、ワインも飲まずに待っているのは失礼と、
すすめられるままに、次々いただいてしまいました。


隣にいらしたご夫妻からも話しかけられ、すっかり出来上がった頃にシェフ登場。
どうやら、とっくに戻っていたようですが、
こちらの食事が終わるまで、待っていらしたみたいですね。

一杯一杯 また一杯
我酔いて眠らんと欲す キミ しばらく去れ

なんて、李白じゃありませんけど
クライアントを前にひとりで酔っぱらって打ち合わせとは、実に失礼なヤツですが、
絵はいっぱつおーけーで、搬入日も12月下旬に決まりました。
クリスマスにはお披露目をできそうです。

サンダンデロはいつものように満席で、お客さんの中には
あの「美味しんぼ」の作画家・花咲アキラさんもご来店していたようで、
それは楽しそうに食事をされていました。

画像は山形六双図のひとつ。
まだ未完の「月山」です。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

尖閣映像、流出問題はもう”ええぞう”

2010-11-11 06:32:33 | Weblog
昨日、早々パソコンが退院しました。
アップル、仕事が早いな。なかなか、やるじゃん♪
液晶部分が全取っ替えなので、画面がきれいになったのが気持ちいいですが、
いじってないはずの動作も、なぜか良くなった感じです。
壊れかけた古いパソコン使っていたから、良くなったような気がするだけかね~?


ところで流出の航海士、ネットでは擁護と英雄視の意見が圧倒的みたいですね。
まあ、法律に照らし合わせれば、この人のしたことは感心した話じゃありませんが、
航海士も”クビ”を賭けてやったのですから、それなりの覚悟があったのでしょう。
個人的には流出行為の良し悪しを云々するよりも、
この人に映像を流す決心をさせた、煮え切らない政府が問題だったと思います。
(インドやベトナム、インドネシアは失望してるだろうし、
 欧米諸国はさぞ日本政府をバカにしてるでしょうな)。

ともかくも、この機にセキュリティ云々を議論など本末転倒。
みなさん、自分とこの責任問題ばかり気にして、肝心の領土問題はどこか行っちゃってます。
メディアも報道は責任問題とセキュリティのことばかり流して、
キミたち、日本ををそんなに外国に売り渡したいのかね~?


領土問題は、その地を占有してるかどうかが鍵になると思います。
北方四島だって住んでる日本人がいなけりゃ、どんどんロシア化しますし、
それは尖閣諸島だって同じこと。
乱暴な言い方になりますが、こちらが住んでしまえばこっちのものというわけで・・・。

三国志では呉と蜀の間で、蜀が占有した荊州(もとは呉の領土)を、
諸葛亮孔明が、あの手この手と言い訳を見つけて返そうとしない場面が出てきます。
孔明は主人公のひとりなので読み手は感情移入しますが、
いやいや、言ってることは今の中国とまったく同じこと。
ダマされてはいけません(個人的には孔明ファンですが)。

お隣は会談をキャンセルしたり、レアアースを輸出禁止にしたりと、
色々カードをチラつかせていますが、
彼の国だって、世界の工場になることで経済発展してきたわけで、
外国企業が次々撤退されたら、いちばん困るのは自分たちなんですから、
こちらもカードを切れば良いと思うのですが・・・。
ビデオひとつ公にできないのですから望むべくもないかな。


飛鳥時代、今の日中関係とは比較にならないほど、随に比べて小国だった日本が、
「日出ずる処の国の天子、日没する処の国の天子に書を致す。つつがなきや」
と、聖徳太子が書を送った意味を今一度考えてほしいものですね~。


写真はMacを届けてくれた梱包セット。
大きくて任せても安心です。
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

横山光輝の「三国志」と尖閣諸島問題

2010-11-10 07:27:37 | Weblog
古いパソコンの具合が、ますます悪くなりました。
開いたウインドウが閉じられないとか、メールの削除ができないとか、
使いづらいことおびただしい。
入院したパソコンに早く戻ってきてほしいこの頃です。

ところで最近、制作の合間に横山光輝の「三国志」を読み返していますが、
これはオススメですね~。
もちろん、日本人が描いたものですが、今の尖閣諸島でも天安門でも、
中国人のやってきた手段や手口が手にとるようにわかる。

「この和睦は見せかけでござる。
 いったん兵を引き上げさせたところ、追いかけて倒す」
「だが、それではわしを信じて和睦に応じた信義に・・・」
「大事の前の小事でございます。あくまで、これはわが国のため。
 そのような小さなお考えはお捨てなされ」

横山三国志は「三国志演義」を定本にした、
史実ではなく、お芝居をもとにしたものだそうですが、
中国の武将たちがどんな権謀実数をはかって戦国の世を生き抜いてきたか、
想像するには面白い読み物です。

北方謙三の三国志なども面白いですが、
横山先生のものが、いちばん策略謀略がわかりやすいですね。

それにしたがって尖閣諸島問題を考えると、
領土内に建造物を勝手に作って住みついてしまうことが予想されますね。
みなさま、長い長い横山三国志ですが、さわりだけでも是非一読のほどを。


写真は山形おいしいプラザで購入した、紅花染めのタオルハンカチです。
作家から直接買いました。
かわいい染めおばさんでした。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自閉症~善意の人のする誤解?(その2)

2010-11-09 08:57:12 | Weblog
パソコンは入院しました。
昨日はメールの送信ができないなど、いろいろ不具合もありましたが、
どうやら古いもの(eMac10.2)でブログアップは問題ないようです。

で、一昨日の続きですが、広島県議会の方の意見に怒っている方も多いようですな。
私は「善意の人」と書きましたが、
トラックバックに書かれていたご意見を読むと、
必ずしも善意などではなく、実は悪意や偏見が見えかくれしているようにも思えました。

さて、実際にこの議員さんが善意の人か悪意の人かは別にして、
はじめから、結論が決めてられていることが問題でしょう。
だから我田引水な、間違った情報をもとにした話が出るというわけで・・・。


ところで今の尖閣諸島についても、
中国側では映像が流出しながら、日本側がぶつけたことになっている。
話がはじまる前から「有罪」確定ですから、これは話になりません。

はじめから有罪確定で話をしている人たちと、
話し合いで解決できると思う方がおかしいですね。
この話題はパソコンが退院してから、もう少しぢっくり取り上げたいと思います。


写真は箱根・浅間山の六合目あたり。
写真で見ても無気味です。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パソコン入院します

2010-11-08 09:21:29 | Weblog
昨日の夕方は清瀬で、34歳で夭折した池永忍さんを文字通りしのぶ「しのぶ会」でした。
妹さんの長女も成長し、バイオリンの全国大会の決勝まで進むという上達ぶり。
いや、人の子供はすぐ大きくなるわ。

一昨日は港区会議員、七戸じゅんさんの決起集会。
前回、4位当選だった七戸さんをさらに応援しようという集まりで、
まあ、けっきょく連夜の酒席でした。

夕方に予定が入っていると、なかなか絵も描けません。

おまけに今日から1週間ほどパソコンが入院するため、
バックアップをとったりと、何だか落ち着かない土日でした。
(ブラウザの障害なので中身に支障はないけど、
 グラフィックの仕事に画像がいかれていてはね~)。


もう一台、別のパソコンがあるので、ブログなどは更新できるはずですが、
多少、更新がニブるかもしれませんので、よろしくお願いいたします。


画像は山形は庄内平野でスケッチした田んぼの絵。
2枚合わせているので、真ん中が少しズレています。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自閉症~善意の人がする誤解

2010-11-07 09:06:06 | Weblog
尖閣諸島の話題とは関係ありませんが、こんなサイトを見つけました。

この方は広島県議会の方のようですが、どうもアスペルガーを誤解しているみたいですね。
(私ももちろんアスペルガーについては素人ですが、
 この意見のピントがズレてることくらいはわかる)。

私は障害者(未成年も)の犯罪は容認できませんが、
アスペルガー症候群にも個人差があるし、通常の人と同じような訓練で、
この人の言う「困ったちゃん」から抜け出せるわけではありません。

問題はこの方の意見がどうこうよりも、
こうした誤解をしてる人の多くが、”善意の人”だということですね。

以前も熱心なクリスチャンの方のサイトで、
若者の引きこもりと自殺について熱心に語っているものを見つけたのですが、
「いかに多くの人が自閉症になっていくことか」と書いてあり、
思わずのけぞってしまったことがありました。
(あのね、自閉症は生まれつきの障害なの。
 引きこもりとは違うんだからね)。

誤解の上にある善意というのは、
かえって問題をややこしくすることが多いものだと思った次第です。


ギリシャ悲劇の「オイディプス王」では、
オイディプスが”父を殺し、母とまじわった”ことを否定する
善意の証人が大勢あらわれます。
その善意の証言が重なれば重なるほど、
知らずに”そのこと”をおかしていたことが炙り出されるわけです。

今回書いた記事とオイディプスは、やや主旨がことなりますが、
いや、時として善意はおそろしい。


写真は箱根みなと荘から見た山の景色。
先にスケッチをアップした場所と同じ位置から撮りました。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

尖閣映像流出~犯人探しが先ですか?

2010-11-06 08:22:12 | Weblog
「まずやらなければならないのは真相究明であり、そのことに全力を挙げる」

おおお、総理! 何をおっしゃいますか。
この後に及んで、はじめにやることが犯人さがしですか?

それって、ライオンが檻から逃げた時に、
近隣住民の避難やライオンの捕獲より、
ライオンを逃がした犯人さがしを優先するのと同じで、順序がちがいませんかね。
マスコミもマスコミで、政府の管理能力のなさを非難する一方で、
善後策がどうなのかという話はまるで出てきません。

危機管理に関しては感心した話じゃないけど、出ちゃったものは仕方ないでしょ。
でも優先順位でいえば、尖閣諸島はわが国固有の領土であることを、
世界的にも中国にも認めさせること。
それを忘れて、目の前の犯人さがしとは笑止千万です。

その昔、厩戸皇子こと聖徳太子は、
「日出ずる処の国の天子、日没する処の国の天子に書を致す。つつがなきや」
との手紙を送り、時の皇帝・煬帝を激怒させました。

これは
「あなたたちの国、随の臣下にはなりませんよ。
 あくまでわが国と随は対等なおつきあいをするというご挨拶です」
という意味があったのだと思います。
(この時から、中国が日本を生意気な島国だと思う歴史がはじまったのですね)。

「天皇」が「王」とは名乗らないのは、王はあくまで皇帝の臣下だからですね。
だから中国では、天皇陛下を「日王」と呼ぶわけです。

十七条憲法には「和を以て貴しと成す」という有名な第一条条文以外に、
第六条には「それ諂い詐く者は、則ち国家を覆す利器たり」という一文があります。
(へつらいあざむく者は、国家をくつがえす凶器である)。

これは内政について書かれたものですが、
まさに今の中国に対してとっている態度は、これにあたるものでしょう。

中国が言う「友好」とは、自分たちにとって都合の良い相手にのみ与える言葉です。
中国漁船が日本の海保に体当たりしてくる、あの映像を見て、
日本側を非難するとは、今日日わが国のヤクザでもいたしません。
そんな相手に金を与えれば、さらにむしり取られるに決まっているのにね。

さて、それとは反対に中国は清朝末期において弱体を見せたおかげために、
欧米列強にむしり取られた苦い経験がありますか。
それを今回生かしているのかもしれません。

え?・・・ってことは、今の日本が清朝末期と似てるってこと?
まさかね(汗)。


写真は箱根みなと荘の夕食メニューです。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水木しげるの「目に見えぬもの」

2010-11-05 08:47:08 | Weblog
>何かがホントにやってくるのか、それとも単なる思い込みなのか・・。

昨日の記事に関しては、上記に関して色々コメントをいただきました。
ありがとうございます。

ただ、これは正しいも正しくないもありませんね~。
その本人がどう思うか次第で、神さまも幽霊も「いる」とは証明はできませんし、
反対に「いない」とも証明はできません。

「ゲゲゲ」の水木しげる先生はその「何か」を、
彼らしく「妖怪」という言葉で、こんな風におっしゃってます。
(記憶をたぐって書いたので、不正確です)。

妖怪というのは、「いる」と思い、妖怪アンテナを張らないと感じることはできない。
「いない」と考えると妖怪は出てきてくれないものだ。

(中略)

この世の中には色々な意味で、目に見えないものが無数にある。
そんな意味で絵画はこれから「目に見えないもの」を描く世界に突入すべきだ。
見えるものをそのまま描くのも絵画だが、
画家は目に見えぬ世界を多くの人に見せていく必要がある。


「本当に大切なものは目に見えないもの」とは、”星の王子さま”の一説ですが、
世の中には、目に見えないけど確実に存在するものがあります。
物理的には磁力や重力、あるいはX線や放射線などの見えない電磁波であり、
精神的なものでは、人の心・・・愛や憎しみ、嫉妬など、
人間の感情も直接は見ることはできません。

最近思うのですが、芸術というのは
そんな宇宙のいとなみの一部を切りとる作業じゃないかと思います。
今、制作している「山形六双図」にしても、風景画ではありますが、
ある景色をそのまま写したものではありません。

ここでは、庄内や米沢などのさまざまな景色を合わせ、
土地に流れる水や土、空気などの実在感を出したい思っていますから、
これもある意味で「目に見えないもの」を表現する行為でしょうね。

最近、そんなことを自問自答しています。


写真は箱根ガラスの森美術館。
箱根のミュージアムはどこもクオリティが高いです。

レストランはコンサートが1時間おきに行われ、なかなかの雰囲気ですが、
出されるパスタやパンなどは美味しいんだけど、ものすごく少ない。
母方の祖母が生きていたら「鼻のアナにへえっちまいそうだ」と言いそうなくらい・・・
コンキリエは30gくらいしかなく、パスタなんて原価は安くできそうなものなんだから、
もう少し何とかできんものかな。
全然足らんので、宿に戻りカレーを食べました。
浅間山に上って、変な体験をしたのはその直後でした。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひよこBBQパーティー

2010-11-04 09:18:29 | Weblog
昨日からの続きです。

昨日、正ちゃん帽さんから、
箱根・浅間山の頂上で黒いものが見えたって本当かと聞かれたのですが、
ホントに見えたかどうかは、一瞬のことだったので私本人にもわかりません。
よく「何かが見えた」というのは、その程度のことかもしれないので、
何とも言いようがないのですが、記憶をたぐってくと、
やっぱり絵のようなビジュアルだったかなと思います。

それにしても、そんな話をしていくうちに背筋がゾクゾクしてくるのは何でなのでしょうね。
何かがホントにやってくるのか、それとも単なる思い込みなのか・・。

最近、廃虚の工場や団地をめぐるツアーが流行ってるそうですが、
なんか、それって「怖いもの見たさ」みたいなこともあるんでしょうね。
明らかに人が生活を営んでいたところだから、
さまざまな人生の残像が、そこかしこに残っているのは間違いありませんね。


さて、画像は昨日参加した、赤坂・氷川神社で、シェ・ミカワや柿山など名だたる名店の
赤坂商店会若手が企画したひよこBBQパーティーの様子です。
(いちばん下は、羊1頭を前にご満悦のトルコ料理アセナアセナのレベントシェフ。
 こちらも参加しておりました。
 私は法事で行けませんが、今月20日に羊一頭パーティーがあるそうですよ)。

ローストビーフあり、寿司あり、パエリアありで飲み放題。
さすがは赤坂の商店街協賛ということで、
参加費用はたった3000円という、お得もいいとこのパーティでした。
いや~、あまりに楽しみすぎてとても書くことはできません。
いずれこの記事は別の機会に!


コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

千の風になって

2010-11-03 06:40:47 | Weblog
昨日、浅間山(せんげんやま)に登った話をしたら、
60代の柔道仲間に「浅間山なんてたいした山じゃないよ」と一蹴されてしまいました。
うーん、たしかに頂上まで2時間で往復できますから、初級の山なんでしょうけど、
あの時に感じた”怖さ”というのは、別次元のものだったなあ。

イノシシが出てくる恐怖?
それもありますけど、やはり「何かある」という妙な感覚でしょうね。

私は普段は霊感のたぐいが働く方ではないのですが、
身内に何かあった時は不思議と、何かはたらくことがあります。

おじいちゃんが亡くなった時、3歳の私は急に鼻血をダラダラ流したそうです。
また、20代の時にインドのコーチンで眠っていた時、
「アンタ、起きなさい! 起きなさい!」という母の声が聞こえたので、
胸騒ぎがして電話したら、丁度その時に祖母が倒れていたことがあります。
(その時はことなきを得ました)。

浅間山で感じた”怖さ”が、それと同じものかどうかはわかりません。
ただ、ちょっと思ったのは、仮に何かいたとして、こちらが怖さを感じたとしても、
それが必ずしも悪いものかどうかは、わからないということですね。
(でもたぶん、頂上で感じたものは”良くないもの”ですね)。


そういえば「千の風になって」という歌がありますが、
個人的にあの歌詞の元ネタは、インドの古代叙事詩「ラーマヤーナ」の後日談、
チャンカナ・シータ(黄金のシータ)から来てると思ってます。

王子ラーマが魔王ラーヴァナを倒し、
シータ姫を救い出し「めでたし、めでたし」と大団円になった、あとの話ですね。
(風の谷のナウシカのヒロイン”シータ”は、ここから来ています)。
シータが先に世を去り、風になってラーマを見守る、そんな美しいお話です。

人の肉体がなくなったあとは、完全に「無」になるという考えもありますが、
それよりは何か別の存在に変わると思った方が、おもしろいかな。

浅間山で見た景色以来、そんなことをここ数日思ったりしています。


画像はみなと荘のベランダから箱根の山をスケッチしたもの。
スケッチブックを忘れてしまったので、普通のノートとシャープペンで描きました。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

帰れ、北方領土!

2010-11-02 08:45:59 | Weblog
いや、日本の領土問題・・・荒れに荒れてますね。

これはまるっきり佐藤優氏の受け売りですが、
現ロシア大統領メドヴェージェフは極右でかなりの危険人物とのこと。
イメージ的にはプーチンの傀儡みたいに思われていましたが、
実際にロシアの双頭政権は危険なメドヴェージェフの歯止め役として
プーチンが首相についたとのこと。

以上、ウィキの文面とだいぶ違うデータですが、
今回のメドヴェージェフ国後島訪問の、日本をナメきった態度を見ると、
やはりそうかなと思ってしまいます。

それにしても、日本が投資した施設をこれ見よがしに使われて、
未だに領土占有とは情けない。
さらに国会での菅総理の顏があまりに情けなく、領土問題のやる気が感じられないので、
正直書く気もしないのですが、ロシアにしても中国にしても、
今回の領土問題は多分に国内向けのプロパガンダという傾向があります。

国民の声が少しでもないと、国は動きません。
吹けば飛ぶようなブログですが、領土問題は国内の問題でもあります。
みなさま、どうぞお声を!


画像は一昨日アップした、箱根・浅間山(せんげんやま)頂上絵の続きです。
T字路の右側を行った先、
絵で見てわかるように、昼なのに真っ黒い闇が見えたので、
背筋に寒いものを感じて引き返しました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

亡き親爺のためのパバーヌ

2010-11-01 05:06:58 | Weblog
おかげさまで母は元気になりました。
箱根ではなぜかカラオケにハマってしまったようで、
それはそれは大変なお気に召しようでございました。
(でも、私を含めてうちの家系って、あんまり音楽のセンスがないんだよね)。

こんな時に出るのが親爺の話ですが、
親子兄弟とはいえ本音のブブンって、あとになってわかることが多いものです。

今から20数年前のこと。
親爺は何かのお祝いに母を、夫婦水入らずで金沢まで連れて行ったことがあります。
普段は出不精な父ですが、この時はスイッチが入っていたようで、
兼六園や武家屋敷などの観光コースをハイヤーでまわり、
晩はあの懐石で名高い高級料亭つば甚で、
最上のコースをたのんだそうです。

帰ってきて親爺は喜色満面の笑みを浮かべながら、
「つば甚という金沢随一の料亭を知っているか?
 そこでなあ、最上の懐石を堪能してきたぞ。
 鴨の治部煮というのを知っているか。あれは実に旨い!
 おかあちゃんは実に喜色満面、大満足で食べていたぞ。
 おまえもいずれ、かみさんをもらったら、
 そのくらいのことは出来るようにならんとな」
なんてことを申していたのを、なぜかよーく覚えておりました。

で、その話を母にしたら・・・
「そりゃあ、アンタ。あの料亭の名前、何だっけそうそう。
 つば甚・・・だっけ?
 そりゃあ美味しいに決まってはいるけど、あんなにお父さん気合い入れてさ・・・。
 普段、家じゃ何にもしないのに、
 あそこまでやってくれて、”美味しくない”なんて言えないじゃない」
とのこと。

うむむむ。
なんだ。けっきょく一番満足していたのは親爺だったんじゃないか。
母は気合いの入りすぎた親爺のエスコートに、
なにもそこまでしてくれなくても、なんて引いてしまっていたようですわ。
何でもポンポン思ったことを言う母が戸惑うくらいですから、
親爺にとって一世一代のサービスだったのかもしれません。

まあ、それでもつば甚で懐石なんてたいしたもの。
今の私にはできないよなあ・・・。
いずれ、そんなことができたらいいな、なんて思った次第でおます。


写真は、みなと荘の晩のコース(右下は朝食)。
価格的につば甚の10分の1以下でしょうが、ここの花板さんは相当な腕前。
なんせ出汁の取り方が素晴らしい!
区の施設とはいえ、きっと限られた予算。
その中で何とも楽しい献立を生み出しています。

 
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする