小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

柳田発言は枝葉末節~自衛隊、与那国駐留

2010-11-23 07:36:26 | Weblog
柳田大臣「国会軽視発言」で辞任。

知らない方のために、どんな発言だったか記しておきましょう。

柳田氏は14日に地元の広島市で開いた国政報告会で、
「法相は(国会答弁で)二つ覚えておけばいい。
『個別の事案については答えを差しひかえる』
『法と証拠に基づいて適切にやっている』。
何回使ったことか♪」などと発言。


で、辞任の時のコメントが、
「仲間うちの会合で、つい気がゆるんで言ってしまった」
とのこと。

ある意味、辞任のコメントの方がタチわるいですな。
うっかり本音を言っちゃったってことですからね。


柳田大臣の発言は論外ですが、こんなことは正直申しあげてどうでもよろしい。
マスコミは、もっとおおもとの領土問題を取り上げないといけないのに、
何か目くらましに柳田発言などを報道してる感じがします。


政府決定でなかなかだと思ったのは、
「与那国島に陸上自衛隊配置を政府決定」です。

尖閣に自衛隊駐留は”領土問題がある”ことを認めることになるのですが、
この際、駐留は不可欠でしょう。
なかなかの英断に思えます。


以下引用
 日本は周辺各国と領土問題を抱えている。北方領土、竹島、尖閣諸島であるが、
領土問題になっていない離島でも、防衛体制を整える声が上がっていた。例えば長
崎県の対馬では韓国からの観光客が多数訪れ、島の存在が観光資源となっている一
方で、韓国企業が島内の土地を次々と買収、一部は自衛隊の土地に隣接する土地な
どを買収していることもあり事態が憂慮されていた。
 
こうしたことに加えて日本は多くの離島を持っているが、
隣接する韓国や北朝鮮、中国などの国々が領海を侵犯する事件も度々起こる。そう
なると、防衛体制が整っていない離島に住む人たちにとっても、日本の国益を考え
た上でも脅威となる。
 
こうした事態に対して日本政府は4日、日本最西端に位置する沖縄県の与那国島に
陸上自衛隊の部隊を配置することを決めた。実現すれば、沖縄では本島以外への陸
上部隊の配置は初めてのことになる。付近船舶航行の監視や、東シナ海での活動を
活発化させる中国に対して、南西諸島の防衛力を強化する狙いがある。実戦部隊の
配置は、演習を十分に行える土地がないことと、周辺国を刺激しないために見送っ
た。しかし同島では、駐在所2カ所に沖縄県警八重山署の警察官2名がいるだけのた
め、有事の際の即戦力となりうる今回の方針の意義は大きい。
 
台湾まで110キロ、尖閣諸島までは120キロの距離に位置する与那国島である。
与那国町議会は、浜田靖一防衛相に陸自の誘致を求めていた。浜田防衛相は週明け
にも同島を視察する。国境離島の警備体制が確立される意義が大きいのみならず、
自衛隊を誘致することにより、与那国町に補助金が行われたり、島の活性化と安全
にもつながると外間守吉町長は考えている。
 
引用終了



写真は神楽坂は軽子坂周辺の1ショットです。
コメント (6)
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