小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

タレント候補の落選、なぜ?

2010-07-13 07:39:52 | Weblog
タレント候補、次々に落選とありました。
景気が良くないんで、有権者もシビアになったのでしょう。
お笑い100万票と言われていた大阪でも、横山ノックの一件からでしょうか、
かえって視線が厳しくなったように思えます。
(私に言わせると、蓮舫さんや谷さん、三原さんにいったい誰が入れたのか
 不思議なくらいではありますが)。

それにしても選挙は魔物です。
佐藤ゆかりさんでしたか、「前回落選して地獄を見た」と言ってましたが、
言葉のアヤでなく、ホントに地獄を見たのでしょう。

記事で見た堀内恒夫さんの顔をご覧のように、それは恐ろしい表情です。
おそらくは大金が絡んだ話になっているのでしょう。
ガッツ石松さんも落選したあとの借金が大変だったそうですし・・・。

それにしても1ヶ月前程度に、いきなり擁立をお願いして知名度に頼るやり方では、
なかなか今の有権者には通じません。
自己責任といえばそれまでですが、落選したあとで地獄を見る有名人も少なくありません。
落ちたあとの面倒なんて、誰も見てくれないんだろうけど、
おだてられて立候補した人たちも気の毒です。


それにしても池谷さんの逆立ちには笑いましたが、あきれました。
あれでは脳が筋肉に見えるよね。NGだと思います。
何であんなことしたんだろう。
お相撲の候補が演説で股割りやシコ、テッポーをするみたいなものですが、
それにしても旭道山以外は、あまり力士の議員さんはいませんね。
プロレスラーはけっこういるのにね。

写真は白金のフレンチ、La Camtine du Midi(今どきhpなし)。
1500円のワンプレートランチなど、わるくありませんが、
人が少ないせいか、ちと出てくるのが遅いかな。
地元客が多いようですが、イメージと違って白金ってけっこう下町なんどよね~。
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参議院戦・ワールドカップ決勝・大相撲初日

2010-07-12 08:22:02 | Weblog
3つ重なった忙しい日でしたが、投票は前の日に済ませてきたし、
うちのMacでは大相撲のネット中継が見られないので、18:00からのダイジェスト。
W杯は朝の3:30からと、時間的にはわりと余裕がありました。

ただ、これだけ色々あるとなんか落ち着かないよね。

選挙結果は、まあ納得。
ただ、消費税がここまで選挙の切り札になるっていうのも・・・。
私も上げてはほしくないけど、じゃあ財源はどうするんだっていうわけだし。
いずれにしてもフットワークの重たい政権になりそうで、これからそちらが心配ですね。


大相撲中継は村山理事代行の紋付き姿の挨拶が好感。
口上を聞いていても、この人ならキチンとしそうな感じがしました。
懸賞金がなくなり、もっとだらしない取組が多くなるかと思ったけど、
残った力士は真面目な人が多いのか、そんなこともなくちょっと安心。

大クライアントを失った高見盛は、いつもより気持ちの入った取組で勝ち、
(まったく今まで、どうでも良かった力士でしたが)これから応援しようと思いました。
お相撲のこと、キチンと考えているのね。
稀勢の里の人気と白星にも満足。
名古屋場所の手拍子はやめてほしいけど、今場所くらいはまあいいか。


ワールドカップ決勝も、応援していたスペインの優勝で満足。
後半ギリギリで1点が入るなんて、ホントすごい。
でも、どちらが勝っても立派な決勝戦でした。
あのフリーになったロッベンのシュートを2度まで止めたカシージャスに脱帽。
本国スペインでは聖人扱いだそうで、
日本でいえばカシージャス大明神といったところでしょうか。

タコのパウルくんが8連勝。
タコは背景の色で、自分の体の色が変えられますが、
たぶん暖色の国旗を選らんでいるのでは?
食べ物の色、特に肉食のタコが好む食べ物は暖色が多く、
それ以前に、青い食べ物というのはあまり存在しません。

それにしても予言が、文字通り8タコというのはでき過ぎ?


写真は昨日、銀座で行われた母の書道団体で行われた揮毫で、
御年87歳になる会長の鈴木静村先生によるもの。
大勢の人の前で、一気に文字を書き上げます。
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さすがは横綱!~白鵬“協会批判”「あまりにもやりすぎ」

2010-07-10 06:52:56 | Weblog
白鵬“協会批判”「あまりにもやりすぎ」

白鵬の発言、さすがは横綱。立派だと思います。
この記事を見てもわかるように、苦言を呈する理事がいたり、
過去の白鵬のトラブルをほじくったりとありますが、
相撲界の閉鎖体質を批判するなら、
こういう当たり前の意見を、批判かわしに握りつぶそうとする発言の方が問題でしょう。

古事記も記されてる、野見宿禰(のみのすくね)と当麻蹴早(たいまのけはや)にはじまり、
お相撲というのは神事として天皇家に関わってきたのだから、
不祥事があったからと、簡単に賜杯まで辞退というのは如何なものでしょう。

そもそも陛下の方から「賜杯は渡さないよ」とおっしゃるならいざ知らず、
相撲界はそれを断る立場にはないはずです。
なんか問題が起こると、すぐに反省だ、中止だと思考停止の行動は
いい加減にしてほしいものダナ。

また、ついったーの中で言われてるように、
普段、お相撲を見もしないくせに、事件があると脊髄反射的に批判する人たちも、
ニュースを何も考えず、鵜呑みにしてほしくありませんわな。


さて、そうは言うものの参議院戦の最中、お相撲とワールドカップの話ばかりしているのは、
衆愚政治につながる行動かもしれません。
剣呑、剣呑。反省、反省。

ちなみに私は消費税値上げがやむなし派です。
日本は、ギリシャみたいにドイツらが助けてくれるわけでないしね~。

ともかくも選挙は誰に入れて同じではありません。
行かない人間は政治や国を批判する資格がないと思います。
みなさま、明日の選挙には必ず行きましょうね~。


写真は銀座2丁目、メルサ5階セントラル美術館でやっている、
「書莚会60周年」の横断幕。
母の所属している団体で、横断幕は母の手によるもの。
明日までやっているので、お近くまで行かれる方はお立ちよりのほどを。
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聴覚障害の女子フットサル選手

2010-07-09 10:10:27 | Weblog
昨日の昼、テレビをつけながら食事をしていたところ、
聴覚障害の女子フットサル選手とコーチのコミュニケーションが放映されていました。

でも見ていて、「え?」っと思ったのですが、
手話や筆談など、聴覚障害者に対する配慮は一切していません。

メンバー全員に指導する時も、彼女を特別扱いはせず、
「意味わかってる? うーん、わかってないね。
 じゃあ、彼女に今のことを伝えといて」
と、他のメンバーに伝達をさせるのです。

まあ、これはこれでコーチングのひとつのやり方だろうけど、
元から聴力のない人に、これは不自由なんじゃないかな。
このコーチは聴覚障害者でも「特別扱いしない」
というのがポリシーなんだろうけど、
やっぱり手話や筆談が入った方が親切だと思う。

この聴覚障害の選手、身体能力も高く、
見るからに根性のありそうな顔をしてましたから、
「特別扱いをされない」方を選択できるのだと思いますが、
別の人だったら、彼女のようなわけには行かないと思いますね。

もっとも、このあたりはコーチの考え方です。
これで結果が出せれば、それはそれで良い。
でも問題だと思ったのが、
この「特別扱いをしない」ことを美談にして放映していることですね。

障害のある人が努力して、上のステージに上がることは素晴らしいことですが、
別の配慮をすれば、もっと上に上がれるはずなのに、
「特別扱いしない」「他の選手と平等に扱う」という、
お題目の方が先行するのは如何なものでしょう。

まあ、このあたりのさじ加減というのは難しいもの。
聴覚障害の選手にしても、取材されて露出するのは結構なことなんですが、
これを見て「障害者も健常者もみな平等」と、
受けられるべきサービスも受けられなくなるのなら、
それは困ったことではないかと思います。

なんか、最初にお題目ありきというのは、
やっぱり良くないんじゃないかなあ・・・。


画像は知り合いに頼まれたイラスト。
最近、こういう原チャリに乗ってかわいい名前をつける、
おだやかな暴走族が増えてるそうです。
信号で止まったら、暴走族じゃないと思いますがね~。
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さあ、スペイン対オランダだ♪

2010-07-08 10:24:59 | Weblog
決勝はスペイン対オランダです♪
ドイツのサポーターには申し訳ないけど、この結果に満足してる人は多いかもしれませんね。

ドイツのサッカーは確かに強いんだけど、
昔、北の湖が不人気だったみたいなところがありますね。
強さに可愛げがなく、勝つとなると容赦なく攻め立てる。
(まあ、勝つ試合で手心を加えるのが、相手に対しては一番失礼なんだけどね)。

それにしても、テレビ中継で連発される「ゲルマン魂」という言葉、
いかにもレッテル張りの好きなテレビ局らしい・・・。
トルコ系のエジルや、ポーランド系のクローゼやポドルスキのように、
ドイツ代表にはゲルマン系ではない選手だって多いはず。
アナウンサーだって先刻承知なんだろうけどね。

ただ、ドイツサッカーのスタイルというのは、武骨でひたすら容赦なく、
クローゼのヘディングにしてもマシンのように正確無比。
まあ、これがゲルマン魂というのかな。

スイス戦ではオシムさんに「回してるだけ」と言われたスペイン代表でしたが、
華麗さの中にも、あのドイツに何もさせない底力はさすが。
私が生きてる間、日本代表はここまでのレベルに上がるでしょうか。
これからの楽しみです。


ところで、日テレのスタジオはいつもながらひどい。
なんで名前だけ知られてる元選手やバラエティの芸人を入れているんだろう。
サッカーを見てる人は芸人のギャグなんか聞きたくないというのにさ。
(自分のおやじぎゃぐにも反省ですが)。
なんか間違えているのに、なぜ気付かないんだろう。
これも相撲界同様の驕りでしょうか。

写真は赤坂のトルコ料理店アセナの牛挽肉のトルコ風ハンバーグ、キョフテ。
スープとトルコ風パンも付きますが、どれも手抜きのない満足のいくお味。
特に酸っぱいスープの美味しさにはびっくりしました。
また行こうっと♪
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NHK、大相撲中継の中止を決定・・・嗚呼!

2010-07-07 09:28:55 | Weblog
NHK、大相撲中継の中止を決定。
うーん、残念。

7割の視聴者が反対というけど、
これは間違いなく普段お相撲なんて見ない人の声だと思います。
相撲協会は25億の損失だそうで、ペナルティの意味はあるかもしれないけど、
いかにも批判かわしみたいで釈然としません。
でも、決まったことなのでこれはもう仕方ないですね。
(お相撲好きの友だちは、この機に名古屋場所のチケットを購入しましたが、
 この状況でなかなか立派です)。


考えてみると、相撲界の凋落は若貴人気で絶頂だった時からはじまっていたのかもしれません。
あの時、誰だか忘れたけど、大物親方が
「今の人気に驕っていちゃダメだ。気を締めていかないと」なんて言ってました。
相撲界の中でも、自分たちの組織が堕落しはじめてたことは、
わかっていた人はいたのでしょうね。

心配なのは、この騒ぎによって新弟子希望者がいなくなること。
先日、石川県出身の193cm,150kgの中学生が入門したそうですが、
そんな逸材がほかの世界に行ってしまうのが心配です。

さあ、今日はスペインvsドイツ戦。
今日のオランダvsウルグアイ戦は日にちを間違えて見られませんでした。
起きてテレビつけたら、オランダが勝ったのでびっくり。
ええ? 試合、今日の朝だったの?
明日の朝だと思っていたのに・・・。

写真は前にもアップしましたが、
火曜会の稽古のあとに入った、北品川のホルモン焼き もんもん
ここは本当に美味しく、いつも満員で入れないのですが、この日はなぜかガラガラ。
中に入ってわかったのですが、火を使うのエアコンが効かない。
稽古のあとに涼もうと思ったのですが、
首筋のうしろから加齢臭のする中年汗をダラダラ流しながらホルモン焼きを食べました。
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優等生ばかりのお相撲が見たいですか?

2010-07-06 09:46:54 | Weblog
昨日、NHKで放映した相撲賭博の特殊番組・・・
鶴瓶を引っ込めてオンエアしたけど、ものすごくつまらなかったなあ。

こんなことを言ってはいけないのはわかってますが、
だいたいヤクザにチケット売っちゃいけないと言って、
誰がヤクザか見極めて制限するなんて、あの人たちにできるもんかね。
ただでさえ、最近の経済ヤクザは堅気と見分けにくいっていうのにさ。
(たぶん、最初からヤクザとわかって券を売ったのでしょうけど)。

赤坂にもヤクザはいっぱいいますけど、
どこの事務所もコピーやパソコンのリースをしてるわけで、
リース会社にそんなことまで制限ができるはずもありません。
車にしたって、ロールスロイス以外はどの販売店もヤクザとわかって、
高級車を販売するわけだしね。


犯人を見つける方向、罰する方向にばかり血道をあげ、
肝心の相撲を面白くするとか、力士を強くする話には少しも動いていません。
力士の尻子玉抜いて、弱くさせたいかね、キミたちと言いたくなります。

なんか五代将軍・綱吉の時代、生類憐れみの令を敷いた時、
それを守らぬ人間を厳罰で処したみたい。
(最近は綱吉について見直そうという異説もあるそうですが)。
その様子を藤沢周平は「市塵(しじん)」の中で、
”罰することのみに関心が行き、市井の人々のことはおざなりなった”
といった意味のことを述べています。


個人的な意見ですが、
相撲界のモラルアップだとか、力士に対する常識の植えつけだとか、
そんなことをしても力士は少しも強くならない。
だけど、それがいらないかと言えば、そんなことはなく、
もともと武道というのは人殺しの道具なわけで、
だからこそ礼法があり、人としての道を教えるわけです。

柔道ははじめに嘉納治五郎先生が、
体育・哲学・死合いという要素を説いたおかげで、その思想が生きているし、
おそらくは剣道なども同様でしょう。

相撲の場合、私はよくはわからないのですが、
最初に道ありきではなく、江戸時代が見せ物として興業として生まれた歴史がある。
だからこそ、千代の富士や朝青龍のような、
ある意味ヤクザっぽい殺気だった力士が強くて面白いという事実があるのでしょう。
(彼らの取組は、ヤクザがドスで人を刺し殺す恐ろしさがあるもんね)。

一方で、本当の大横綱と呼ばれる人は、双葉山、大鵬、貴乃花のような力士なわけで。

でもヤクザとの付合いはいけませんが、優等生ばかりのお相撲が見たいですか?
というのが私の本音です。
エカキだって、フランドルの外務大臣まで努めたリューベンスより、
人殺しでお尋ね者になり、36歳でマラリアで死んだカラヴァッジョや、
自分の耳を切りとって拳銃自殺したゴッホの方が人気ですしね。
(あ、誤解しないでほしいのですが、私が尊敬しているのはリューベンスの方です)。

写真はようやくキャンバスまで貼れた5枚のパネル。
絵巻物風の風景画になりますが、あとは完成してからのお楽しみです。

それにしても相撲中継はやるのかな。
普段、見ない人に限って「中止しろ」なんて言うからね。
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ちゅん平のインドカレー

2010-07-05 08:23:07 | Weblog
暑さの続く折りでしょうか、最近ツイッターの中でフォローしてる方で
カレーを作る人が多いようです。

中でも驚いたのが、
アスペルガー作家・藤家寛子(以下、ちゅん平)がカレー作りをしていて、
それが、彼女のボーイフレンドの話によれば、とっても美味しいということなのです。

私は昔のちゅん平(といっても6年くらい前かな)を知っているのですが、
カレーどころかコーヒーの匂いを嗅いだだけでダメという人でした。
知覚が普通の人と違っているため、そんな数々の症状があったのですね。
それが、ここわずか3~4年ほどで劇的な進歩を遂げたのは、
何度かこのブログでも紹介したので、記憶されてる方がいらっしゃるかもしれません。

どうやって、ちゅんちゅんが進歩を遂げたのか。
その様子は「発達障害は治りますか?」(神田橋條治・著 花風社発行)
を参照していただくことにして、
コーヒーの匂いすらダメだったちゅん平が、あの刺激の強いカレーを作って食べるなんて、
本にかかわった者として、こんなに嬉しいことはありません。

そこで、そろそろちゅん平も、
もうワンランク刺激アップのカレーも大丈夫なのではないかと考え、
簡単にできるインドカレーのレシピを画像にアップしました。

ちゅんちゅん、よかったら彼のためにも挑戦してみてね。
スパイスはちょっとした食材を売ってるとこなら、どこでもありますし、
エスビー食品のサイトからでも購入できます。

レシピに必ずしも忠実にする必要はなく、
ジャガイモやニンジン、キャベツなどをお好みで入れてもけっこうです。
ただ、はじめはこの通り作った方がわかりやすいかな。
辛味成分のスパイスはレッドペッパーだけなので、
辛味が苦手だったら、量を半分くらいに減らしてみても良いでしょう。

それからアクを取るとスパイスの香りが半減するので、
アクは取らないでください。

みなさま、よろしければお試しのほどを。
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週間文春・大嶽親方のインタビュー

2010-07-04 09:14:41 | Weblog
昨日のアルゼンチンvsドイツ戦は一昨日に続いて意外でした。
まさかアルゼンチンが4点入れられるなんて!
もうブラジルもアルゼンチンもこの先見られないのはホント残念です。

またスペインvsパラグアイ戦!
パラグアイという、このチームに日本は互角に戦ったのね・・・。
立派という言葉と同時に、このピッチに日本代表が出ていればという
意味のないことを考えてしまいました。


さて昨日、週間文春に載っていた大嶽親方(元・貴闘力)のインタビューを、
あ@花さんにすすめられて読んでみましたが、実に興味深かったなあ。
ホント、あの人たちって見たまんまなんですね。

貴闘力のお父さんが博徒だったこと。
彼がその血を引き継いでいることが、あの相撲の取り口に繋がっていること。

千代大海が「お前のアニキはどうしようもないやつだ」と元力士に言ったのは、
あの人なりの義理人情でおさめようとしたこと。
(前後関係をまるで報道してないから、千代大海が賭博に絡んでいるように読まれてしまう
 元ヤンキーというキャラからも、自然にそちらに発想してしまう)。

琴光喜は頼まれるとイヤとはいえない性格で、大嶽親方の借金の肩代わりをしたことなど。
お相撲さんって、見かけ以上に単純でわかりやすい人が多く、
最近の経済ヤクザだったら、
この人たちを丸め込むなんて赤子の手をひねるようなものに違いありません。

私自身はパチンコもマージャンも賭け事という賭け事は一切しません。
あ@花さんじゃないけど、自営業をやること自体バクチみたいなものなので、
これ以上、なんか賭けてやりたいとは思わないんですね。

でも、世の中には勝負事をやらんことには血がおさまらない人もいる。
大嶽親方の言い草じゃありませんが、
「サラリーマンのような相撲が見たいですか?」ということですね。

昔、嵐寛寿郎という役者がいて(私の世代でも寅さんに出てたくらいしか知りません)、
数知れずの女性と浮き名を流したけど、恨まれたことは一度もないという。
なぜかといえば、別れる時に私財の一切合切を別れた相手に渡したからというのです。

いや、今どきこんな話をしても仕方ないし、
野球賭博を暴力団相手にやったことは、まったくの申し開きができないけど、
なんかつまらない世の中になってきたよな~。


写真は赤坂にある某クリニックに20年以上貼ってあるイラスト。
これって未だに貼ってあるんですね~。
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個性の重視とは

2010-07-03 09:08:15 | Weblog
昨日のブラジルvsオランダ戦は意外でした。
前半10数分、ロビーニョのシュートを見た時はブラジル圧勝と思いましたが、
後半のガマンでオランダが逆転したのにはびっくり。

なんか自分の人生には関係ないのに、こういう試合って重ねて見てしまいます。
「人生ガマンが大切だな」なんてね。
(ガマンできずズルズル負けてしまうことだって多いのですがね~)。


さて、昨日見た「告白」の続きですが、暑苦しい熱血先生が実に秀逸でした。
そんな意味で、私が教育の世界について、
いつも違和感を覚えることに「個性の重視」があります。
絵描きという立場で「個性」を否定するつもりはありませんが、
今の大相撲報道もしかりですが、「みんな違っていて良い」なんて言いながら、
けっきょく皆同じ価値観のもとでコントロールしようとする。

なんか「平等」や「自由」と「個性」を同じ土俵にもってこようとするんだよね~。
どれもホントはけっこう扱いにくく不自由なものなのにね。

そういえば教師をしていた後輩に、女性で映画の中の熱血先生みたいな娘がいました。
結婚が決まって「どんな人なの?」とたずねたら、
「ハイ! 私の相手は自由を愛するサラリーマンです♪」
とハキハキした答えが返ってきました。

うーん。
キミって性格も明るくて美人なんだけどね~。
でもオレが経営者だったらそんなヤツ、雇いたくないよな~。

画像は2007年の「るるぶ港区」に掲載された赤坂の絵MAP。
ミッドタウンもサカスもまだ出来ていませんでした。
これより大きな画像がアップできないので、いずれHPに大きなものをアップします。
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映画「告白」を見て。

2010-07-02 08:53:40 | Weblog
昨日は六本木で上手い具合に時間の区切りがつき、
TOHOシネマに映画「告白」を見に行きました。
映画の日で料金1000円ということもあって、夕方の時間帯はけっこうな混雑。

さて映画は少年犯罪が関係してるという以外は知らずに見たのですが、
重いテーマを娯楽作品として面白く仕上げているのはさすが。

それにしても思春期の子供というのは、人としての経験が少ないから、
肉体的にも精神的にも、人を傷つける時に躊躇がありません。
大人ならしないだろうということでも、平気でやってしまうところが恐ろしい。
教員時代、私はそう思うことが多々ありました。
それに保護されてる分、大人よりずる賢いしね。

当然、私は刑法39&41条は厳罰化にすべしという意見です。
映画のラストの復讐は、この手で来たかという感じですがモラル的には如何なものかとは思いましたが。
ただ海外ドラマ「24」や「プリズン・ブレイク」にありそうな、
どんでん返しをこの手の作品に持ち込んだシナリオは新鮮でした。
ラストはモラル上は問われそうな内容なので、現実離れした演出をしたのかもしれません。


写真はパネルにキャンバスを張る作業。
肝心の絵までなかなか行きません。
こんなことばかり何十年もやってる・・・。
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公用語が英語。是か非か?

2010-07-01 09:12:33 | Weblog
楽天とユニクロの公用語が英語。
楽天系列の知り合いの話ですと、実は前から公用語は英語だけど、
会議は日本語でやっているとのことです。

英語にも色々レベルがあって、
ある程度喋れる人の多くは、自分のレベルを過大評価してる、なんて聞いたことがあります。
また、商売でも”客として買いに行く英語”と、
”お客さまに売りに行く”英語ではレベルが違う、なんてことも聞きます。

六本木のジムに行くと、がっちりした体育会系のスタッフが流暢に英語を扱っていますが、
場所柄、英語のひとつもしゃべれないとどーしようもない。
一方、事務仕事など日本人以外があまり絡まない業種で
英語がそんなに必要とも思えません。

うーん、英語が公用語。どうなんだろう?
一口に言えないので私はこの件、まだ自分の意見が言えません。
みなさまのご意見が伺えると嬉しいです。

画像はカンボジアの高床式住居を描いた拙作。
シエスタおじさんも浮かんでいます。
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