小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

自衛隊は違憲です(真顔)

2015-06-17 08:37:11 | Weblog

昨日からの続きです。

憲法9条を本文通り鑑みれば、今の自衛隊は完全に違憲であると申しましたが、昨日お頭さんからコメントがありましたので、ここの貼らせてもらいます(一部修正しました)。

日本国憲法第9条は、
占領軍の30代の将校がタイプライターで清書し、
マッカーサー元帥に提出したところ、
マッカーサーが、これが足りない!、と言って、
その場で手書きで加えたものです。
勿論英文。

当時の共産党の党首、野坂は第9条に猛反対し、
吉田首相が説得したんだそうです。
共産党も当時は日本人だったんですね 。

日本国民の承認を得てない憲法は、まずいのではないでしょうか?

いずれにせよ、そっくりそのままの文章を残すにしても
憲法は改められるべきです。
憲法創作は、古今東西、最短でも4年間くらい掛けるものらしいので、
マッカーサーの日本国憲法はチャチぃそのものです。

何度も恐縮ですが、
マッカーサー、敵ながら天晴れ。
日本が二度とアメリカに楯突かぬようにせよ!、
という大統領命令を忠実に実行したのですから。
然し、後年、やり過ぎた、と反省していたようです。

今でも日本の首相はアメリカの同意なしには選ばれません。

マッカーサーが敵ながら天晴れかどうかは別にして、上記の話は全部本当。でもこのことを知らずに、憲法9条が平和憲法だと主張する人が少なくありません。

理由は簡単、学校でも「日本は昔アジア諸国に悪いことをした」と、結論から教えられるからでしょう。

たいていは9条の条文をそのまま読む機会も、村山談話の全文を読んで、内容を自分で精査することもありません(村山談話、実はそんな変なことを言ってるわけではありません。それについては後日)。

まずは「答え」のみが脳にインプットされると、その脳が若ければ若いほど、その考え方に染まりやすくなります。
(よく『若い頭の柔らかいうちに』というのは、間違った日本語です。若いうちに優れているのは記憶力の話であって、考えを柔軟に変化させるのは、実は若いうちの方が難しいものです)。

こうして出来上がった「結果ありき」という脳に、いくら論理的な説明をしても受け入れられることはありません。

今回の国会で、長妻氏が言った 「数の力でほとんど議論なしに採決するときに野党がお行儀よく座り、『不十分だが、いいか』と見過ごし、法律をドンドン通すことが国益にかなうのか」という、暴力による妨害を肯定する発言は、まさにこの「結論ありき」の脳みそによるものに違いありません。

論理的に考えれば、変えないといけない憲法ですが、理屈が通用しない以上、かなりの困難が伴うことになりましょう。

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コメント
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