今朝の日経に目を通していたら、渋谷区長のインタビューが。
ああ、あの同性婚を認めるっていう、あの若い区長さんね。
なになに、博報堂を経て、ゴミ拾いをするグリーンバードを創設?
こないだ当選した港区議にも同じような経歴の人がいたけど、たしかに同じ臭いがします(もちろんセブン区議ではありません)。
きれいな経歴ですが、私の好みではありませんな。
同性愛は嗜好の話なので個人の自由ですが、それを役所が認めるというのは如何なものか。
ヨーロッパではアイルランドで同性婚を認める法案が可決されたとか、どこか欧州小国の首相がゲイであることをカミングアウトしたとか、同性婚に前向きな趨勢です。
いかにも進歩的な流れのようですが、なんか変でないかい?
実はわが国、キリスト教の縛りがないため、昔から同性愛には寛容だったようです。
戦国武将で小姓をつけてた人は珍しくなかったし、上杉謙信公のように男色ひとすじだった大名もいたほど。
日本に来た宣教師たちも、衆道の契をかわしたカップルが巷にあふれるのに驚いたという記録もあるそうです。
それでも大名とお小姓が結婚したという話は、聞いたことがありません(できなかったと思うし)。まずはお世継ぎができないこともあるでしょう。同性婚の反対意見としては、まずこの点がよく言われることですね(私の意見は少し違いますが)。
日経の記事によれば、家を借りる時にそれが障壁になって借りられないとのことですが、そもそも家を借りる時に「私たちはホモセクシャルです」ってカミングアウトするものかね?
友だち同士のハウスシェアリングで、同性どうしが同居するなんていくらでもあること。普通に借りることだってできると思うのですが・・・???
まあ性的マイノリティに、人には言えない辛い悩みがあることはわかりますが、それって花風社さんがよく言ってる「社会が理解してくれ」っていうのに近いんじゃないでしょうか。
社会の理解には限界がありますし、まして世の中にはホモが嫌いな人間だっています。その生理的嫌悪感をガマンしてくれというのも、逆に人権侵害じゃないかと思うのですが如何でしょうか。
ちなみにわたしは、人が誰を愛そうが構わないという立場です。
別にゲイのカップルに嫌悪感は覚えないけど、なんじゃこりゃと笑うことくらいはいたします。
さて、わたしが同性婚に反対という一番の理由は、以上に述べたこと以外にあります。
それは同性婚を認めることによって、招かれざる外国人が大挙、わが国に押し寄せるだろうという危惧です。
今でも偽装婚で日本にやってくる外国人は少なくありませんが、同性婚を認めることは、そのハードルをさらに下げることになりましょう。
中国政府がチベットやウイグルで行っている民族浄化政策のようなことが、わが国で行えばどうなるか。
実際、移民問題で悩む欧州が良い例ですが、リベラルという口当たりの良い言葉による弊害は大きいものと感じております。
ですから、わたくしは誰が何と言おうと、渋谷区長の実施した同性婚には大反対なのであります。