小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

パワハラ in 寅福・表参道店

2014-11-26 09:06:15 | Weblog

先日、友だちたちと表参道にある寅福*という、ご飯の美味しい和食店に行った時のこと。店長と思しき人のひどいパワハラに遭遇しました(もちろん店長から私たちに直接の無礼があったわけではありませんが)。

この店は、いつ行ってもご飯もおかずも美味しく、おかわりも自由にできる良い店です。しかし、俗に「飯がまずくなる」なんて言いますが、この日はその人の怒鳴り声でせっかくのご飯が台なしになりました。

それは先週の土曜日、昼過ぎ1時半くらいの時の話。

店内は外で待つ人がいるくらいの混雑で、普段は厨房から遠い広いスペースに座るのですが、この日はたまたまお米を炊く大きなお釜がならぶ、厨房近くの席に座りました。

そこで聞いたのが、店長の傍若無人とも言えるスタッフに対する怒号です。

「お前、そうじゃないだろ~!」

「モタモタするんじゃねえよ、それは、そっちだろ」

「おいコラ! なにやってんだよ!」

具体的に何を言っていたのかは、はっきりと覚えていませんが、そんな意味の言葉だったと思います。

もちろん、店長は私たちに怒鳴っているわけではありません。しかし、食事中に聞こえて来る怒号で、せっかくの栗ご飯が台無です。

同席してた友人の女性たちは「せっかくのご飯が不味くなるよね」「こっちが怒られてるみたい」。文字通り怒られているように感じるせいか、せっかくの会食がまるで通夜の席です。

店内が混雑していたためか、怒号は何時まで経っても止まなかったので、仕方なく、わたくしは店長に「すみません、お静かにお願いします」と注意いたしました。

店長は一旦は素直に「すみません」とは謝ってくれたものの、5分くらいすると、また同じように怒鳴りはじめました。

私が部下の前で注意し、面子を潰してしまったせいか、今度は「早くしてください」「それはそっちでしょう」と、言葉づかいは丁寧になったものの、声のトーンやテンションは変わりません。

むしろ、私たちに当てつけるかのように怒号は続き、同席していた外国人の友だちは「何を言ってるかわからないけどフユカイね~」。言葉が丁寧になっても、感情的なものは伝わりますから、それは同じことです。

まったく注意されても改める気がないのは、実に可愛げがありませんわ。

さらに言えば、注意されていたスタッフにそれほど能力がないとも思えません。食事は美味しいですし、混雑している割にはすんなり料理も出てくるわけだしね。

しかし、店員はみな一様に萎縮していて、むしろ怒号によって出来ることも出来なくなってるんでしょうね。部下の芽を摘む上司とはまさにこのことかもしれません。

そんなもんで「なんだかおかわりも頼みづらいよね」と遠慮がち。ま、みんなおかわりしてましたが(笑)。

こんな記事の時にUPして申し訳ないですが、赤坂サカスにあるテラスのお店、P.C.Aのエビフライ。誤解のないように申し上げると、こちらは味、接客とも満点でした♪

 

 

今まで何度もこの店を使っていて、このことはさほど気にはならなかったのですが、それは怒号が聞こえづらい奥の席に座っていたからでしょう。察するに、この状況は日常ではないのかと思います。

本来ならば、このことは「食べログ」や「ぐるなび」などに投稿すれば良いような話ですが、それではせっかく美味しいご飯を炊いている料理人の方々にも気の毒です。
て、ブログに書いちゃったけど(笑)。

私は良い人なので、お店の評判を落としたいわけではありません。むしろ美味しいご飯を提供している店には頑張って欲しいと思っているわけであります。

幸いというか、寅福はピザーラやジョエル・ロブションなどを傘下にする「フォーシーズ」というフランチャイズ会社が母体なようです。

大人の男性に二度注意するのは難義でしたので、この一部始終は本社の社長宛に書簡を送りました。

寅福関連の方がいたら、このブログの記事を読んでいただきたいですが、このことを本社に進言したのはわたくしです。逃げも隠れもしないので、どうか改善をしていただければと思います。

店員に対する怒号は、牛丼などのチェーン店でもよく見かけますが、決して愉快なものではありません。注意はお客の見えないところでしていただきたいものですね。

 
コメント
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