小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

カレー激戦区・神保町のマンダラ

2014-06-21 09:26:39 | Weblog

 

W杯、ドキドキするだけの凡戦・ギリシャ戦で疲労困憊の朝を迎えた昨日ですが、午後イチに神保町で打ち合わせ、帰りにインド料理店マンダラに立ち寄りました。

この店は日本有数のカレー激戦区・神保町で毎年行われる、地元カレー選手権で昨年優勝、今年は3位という実績を誇り、またあの「美味しんぼ」の“カレー勝負”の巻では、カバー装丁の中に選ばれた名店でもあります。

同じカレーと言っても、一昨日入った「ケララの風」とは真逆な北インド料理。
まったく別の料理なので、カレー連日といっても飽きることがありません。

この日は、ナンとトマトとエビのカレーのセット。
南インドとは対照的な濃厚なカレーと、北インド料理の代表格、ナンとの組み合わせがバツグンです。

日本ではナンがインド料理の代表に思われてますが、あれは北西インド・パキスタン側に近いパンジャブ地方のパン。小麦粉をイーストで発酵させた生地をタンドール窯で焼くという、専門店でないとできません。

北インドでも一般家庭ではナンではなく、発酵させずに練った小麦粉をフライパンで焼くチャパティが主流。まして南インドではナンを知らない人も大勢いるという、実は特殊な食材なんですね。

IT系のインド人の殆どは南インド出身だそうで、そういう人たちが選ぶインド料理店の基準は「ナンを置いてない」ことだそうで、近年の南インド料理の進出は、在日インド人の存在が大きいようです。

米食いの南インド人には不人気のナンですが、美味しい食材であることに変わりありませんが、最近のナンはイーストの発酵を進ませて、やたら大きくて軽めのナンが主流ですね。

出されると「おお!」とびっくりの大きさで、見栄えも良いのですが、歯ごたえがなく、やたらサクサクしています。ピッツァで言うとローマ風というとこでしょうか。

一方、マンダラのナンは、インド宮廷料理の流れでしょうか、大きさはさほどでないのですが、どっしりとして食べ応えがある。ピッツァで言うとナポリ風かな。

これが濃厚な北インドカレーにベストマッチングなんですね。

「ケララの風」が食べ放題なのに夕方になるとお腹が減るのと対照的、マンダラのカレーを食べたあとは9時過ぎまでおなかが空きませんでした♪

よって夜は遅い時間、お茶漬けでした。

どちらのカレーも美味しいですが、今度はタイカレーにトライかな♪

コメント (4)
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