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時にみなさま、佐藤一斎という人をご存知でしょうか?
幕末の思想家、教育家(儒学者)で、あの西郷隆盛も彼の著書「言志四録」を手元に置いて読み重ねていたとか。
そんな彼の著書「言志四録」をもとにしたアニメを、地元・岐阜県恵那市岩村が中心に企画されていたのですが、1本目を作るはこびになりました。
私の担当は原案とキャラクター。
作品の大元を決める大きな役割ですが、直接絵を描くことはいたしません。
ただ、もう何本も原案のコンテを描きましたが、こちらはそのうちの一部。出資者にプレゼンテーションするために描いた一枚です。
ただし第一回のストーリは別案で展開することになりそうです。
強引にアチャールくんを入れましたが、出資者から「何で岩村にインド人?」と言われ、違和感があるということで第一回は外すことになりました。シリーズで何本か制作されることになれば、入れることができそうです。
彼の著者としては、何と言っても40年にわたって書き連ねた言志四録(『言志録』、『言志後録』、『言志晩録』、『言志耋(てつ)録』の4書の総称)で、そのことばは今日だからこそ、我が身にしみるものがあります。
一斎翁の出身地、岐阜県恵那市岩村では「言志四録」のことばが石碑やカード、お札やポスター、カレンダーと、それこそトイレに入っても見ることができますが、最初のマンガのセリフを見てもわかる通り、現代人にとってそんなにわかりやすいことばではありません。
そこで、アニメの制作ということですが、うまくシリーズで何本かできるといいな。
こちらが岩村城跡。
城好き垂涎の城跡だそうですが、けっこう昔の面影を残していて、アニメの背景にも使われる予定です。
さて、こちらが一斎翁の代表的ことばを石碑にしたもの。
「一橙提げて暗夜を行く。暗夜を憂うことなかれ。ただ一橙を頼め」
(いっとうさげて・あんやをいく。あんやをうれうことなかれ。ただいっとうをたのめ)
どんな暗夜でも、おのれに灯す火があれば憂うことはない。
ただ一橙を頼め。
素晴らしいことばですね。
わたしも一橙を頼んで夜道を歩くとすっかな。
時にみなさま、佐藤一斎という人をご存知でしょうか?
幕末の思想家、教育家(儒学者)で、あの西郷隆盛も彼の著書「言志四録」を手元に置いて読み重ねていたとか。
そんな彼の著書「言志四録」をもとにしたアニメを、地元・岐阜県恵那市岩村が中心に企画されていたのですが、1本目を作るはこびになりました。
私の担当は原案とキャラクター。
作品の大元を決める大きな役割ですが、直接絵を描くことはいたしません。
ただ、もう何本も原案のコンテを描きましたが、こちらはそのうちの一部。出資者にプレゼンテーションするために描いた一枚です。
ただし第一回のストーリは別案で展開することになりそうです。
強引にアチャールくんを入れましたが、出資者から「何で岩村にインド人?」と言われ、違和感があるということで第一回は外すことになりました。シリーズで何本か制作されることになれば、入れることができそうです。
彼の著者としては、何と言っても40年にわたって書き連ねた言志四録(『言志録』、『言志後録』、『言志晩録』、『言志耋(てつ)録』の4書の総称)で、そのことばは今日だからこそ、我が身にしみるものがあります。
一斎翁の出身地、岐阜県恵那市岩村では「言志四録」のことばが石碑やカード、お札やポスター、カレンダーと、それこそトイレに入っても見ることができますが、最初のマンガのセリフを見てもわかる通り、現代人にとってそんなにわかりやすいことばではありません。
そこで、アニメの制作ということですが、うまくシリーズで何本かできるといいな。
こちらが岩村城跡。
城好き垂涎の城跡だそうですが、けっこう昔の面影を残していて、アニメの背景にも使われる予定です。
さて、こちらが一斎翁の代表的ことばを石碑にしたもの。
「一橙提げて暗夜を行く。暗夜を憂うことなかれ。ただ一橙を頼め」
(いっとうさげて・あんやをいく。あんやをうれうことなかれ。ただいっとうをたのめ)
どんな暗夜でも、おのれに灯す火があれば憂うことはない。
ただ一橙を頼め。
素晴らしいことばですね。
わたしも一橙を頼んで夜道を歩くとすっかな。