自他共に認める「麺食い」で麺が好き。
なもんだから椎名誠が「麺の甲子園」を開催しているのにはいてもたってもいられませんでしたね。
ここ(公式ページ)の開会宣言を読むだけで「うむ、これは雌雄を決せねばなるまい」と気合が入ってくるし、対戦を予想して「あの麺はどうなっているのか?」と気が気じゃありません。
と思ってたら本にまとまって出てました。
名づけて、「すすれ!麺の甲子園!」
タイトル案として「熱湯!」というものあったらしいけど「冷しもあるからやっぱり『すすれ!』で」というところに麺全般への愛があふれてますね。
そうなんです、ラーメンだとかキツネうどんだとかばっかりが麺ってわけじゃあ
ありません。
この本の中では「麺とはなんなのか」というところに深く追求していてそれが素晴らしい。
麺の甲子園出場資格は下記のとおり。
・長いもの。7センチ以上
・からみあってるもの。つまり一本ではだめ。
・すすれるもの。
最後の3項目目は「ハリガネや五寸釘の出場を防ぐため」。決めた次の回とかに「…そうか『食べられるもの』というのを入れておけばよかったんだ…」とフト気づいているあたりが相変わらずでいいね。
日本で一番ウマイ麺を決す、ということで「爆裂麺がし団」正式名称には『爆裂麺喰いがしがし団』が日本各地で予選を実施、、、たって椎名誠を中心としたおっさんが全国各地で麺をずるずると食べてるだけ。
いいなぁ、こういうおっさんたち。
この本読んでると麺が食べたくなる、というかとにかくズルンズルンと麺をすすりたくなる。
麺のよさってのはやっぱり味とかそういうものあるけど「食感」だと思うね。
食感で好きなのはきしめん。あのピランピランとしたのをスバーっと行く感じがいい。全体的にこうびらんびらん、ぺらんぺらんという感じがすごく心地いい。
きしめんといえばこの本の中でも名古屋のタクシー運転手さんに「きしめんは新幹線のホームのが一番うまいよ」と言われている。
やっぱりそうか!!
名古屋に出張に行くたびにあまり時間ないものだからだいたい新幹線ホームの立ち食いできしめん食べてて「うまいなー」と思っていたんですよ。
で、結構ちゃんとしたきしめんやでたまに食べても「うーん、新幹線ホームのほうが…」と思っていたんですよね。
新幹線ホーム、侮りがたし。
ちなみに「浜松から西の新幹線ホームの立ち食いは玉子の黄身が箸でつまめる」というのは僕が発見した法則。ぜひ一度お試しください。結構、各地の駅のホームで麺類食べてる僕が言うんですから。ちなみに水戸駅のホームの立ち食いうどんも結構うまいよ。僕が茨城生まれだから味が合うだけかも知れないけど。
僕がいま「麺の甲子園」をやるなら。
まず北海道ブロックは山岡屋のラーメンの味濃い目脂少な目バタートッピング。あ、小太郎も捨てがたいね。そうそう札大の2食の塩ラーメンも結構好きでした。
東北ブロックは盛岡ぴょんぴょん亭のじゃじゃ麺。
関東ブロックは多すぎて悩むところだけど銀座DIOPADREのクリームパスタかな。うちの近所の「並木藪蕎麦」のざるもいいけどねー。並木藪は老舗中の老舗なのに一切えらぶってないところが気持ちいい。
東海ブロックは名古屋駅新幹線ホームの天玉きしめん。
関西ブロックは大阪のなんかよう知らんけどきったない店で食べたカスうどん。なんかね、牛スジみたいのが入ってた。考えてみたら関西で麺類食べたことあんまり無いな。
中四国ブロックは松江駅裏の居酒屋の温そうめん。これがね、薄味の出汁に溶き玉子のスープでほんわかするあったかさと美味しさなんですわ。島根でそうめんがうまい、なんて誰も言わないけどとにかくうまい。
四国といえば讃岐うどんなんだけど僕、現地で食べたことないからなぁ。
九州は誰がなんと言おうと中州屋台のとんこつラーメンネギ多目替え玉。
なんてこと考えてたらとにかく麺をすすりたくなる。
本の話に戻るけど、椎名誠が「辛いはウマイ」と主張している人なんで辛い麺も多い。
これがうまそうなんだよなー。
「アツイ!カライ!ウマイ!アヒアヒ」と言いながら麺をすすりたいね。
海辺で食べてる「死に辛そば」は圧倒的にうまそうだなー。
これをソバにぶっかけてくうの。
続いて椎名誠に「熱闘!カレーワールドカップ」でもやって欲しいな。(カレーだから熱闘でもいいでしょ)
ま、最後に「麺の甲子園」の歌でもどうぞ。
----
風さやかなる行列に
耐えて希望の麺の海
いざ奮い立て若者よ
いや老人も
世界の平和を祈りつつ
かがやかなる箸さばき
つゆまで飲み干す熱情に
見よ雲がいく 汗に泣く
すすれ すすれ すすれ
麺の 麺の 甲子園
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なもんだから椎名誠が「麺の甲子園」を開催しているのにはいてもたってもいられませんでしたね。
ここ(公式ページ)の開会宣言を読むだけで「うむ、これは雌雄を決せねばなるまい」と気合が入ってくるし、対戦を予想して「あの麺はどうなっているのか?」と気が気じゃありません。
と思ってたら本にまとまって出てました。
名づけて、「すすれ!麺の甲子園!」
タイトル案として「熱湯!」というものあったらしいけど「冷しもあるからやっぱり『すすれ!』で」というところに麺全般への愛があふれてますね。
そうなんです、ラーメンだとかキツネうどんだとかばっかりが麺ってわけじゃあ
ありません。
この本の中では「麺とはなんなのか」というところに深く追求していてそれが素晴らしい。
麺の甲子園出場資格は下記のとおり。
・長いもの。7センチ以上
・からみあってるもの。つまり一本ではだめ。
・すすれるもの。
最後の3項目目は「ハリガネや五寸釘の出場を防ぐため」。決めた次の回とかに「…そうか『食べられるもの』というのを入れておけばよかったんだ…」とフト気づいているあたりが相変わらずでいいね。
日本で一番ウマイ麺を決す、ということで「爆裂麺がし団」正式名称には『爆裂麺喰いがしがし団』が日本各地で予選を実施、、、たって椎名誠を中心としたおっさんが全国各地で麺をずるずると食べてるだけ。
いいなぁ、こういうおっさんたち。
この本読んでると麺が食べたくなる、というかとにかくズルンズルンと麺をすすりたくなる。
麺のよさってのはやっぱり味とかそういうものあるけど「食感」だと思うね。
食感で好きなのはきしめん。あのピランピランとしたのをスバーっと行く感じがいい。全体的にこうびらんびらん、ぺらんぺらんという感じがすごく心地いい。
きしめんといえばこの本の中でも名古屋のタクシー運転手さんに「きしめんは新幹線のホームのが一番うまいよ」と言われている。
やっぱりそうか!!
名古屋に出張に行くたびにあまり時間ないものだからだいたい新幹線ホームの立ち食いできしめん食べてて「うまいなー」と思っていたんですよ。
で、結構ちゃんとしたきしめんやでたまに食べても「うーん、新幹線ホームのほうが…」と思っていたんですよね。
新幹線ホーム、侮りがたし。
ちなみに「浜松から西の新幹線ホームの立ち食いは玉子の黄身が箸でつまめる」というのは僕が発見した法則。ぜひ一度お試しください。結構、各地の駅のホームで麺類食べてる僕が言うんですから。ちなみに水戸駅のホームの立ち食いうどんも結構うまいよ。僕が茨城生まれだから味が合うだけかも知れないけど。
僕がいま「麺の甲子園」をやるなら。
まず北海道ブロックは山岡屋のラーメンの味濃い目脂少な目バタートッピング。あ、小太郎も捨てがたいね。そうそう札大の2食の塩ラーメンも結構好きでした。
東北ブロックは盛岡ぴょんぴょん亭のじゃじゃ麺。
関東ブロックは多すぎて悩むところだけど銀座DIOPADREのクリームパスタかな。うちの近所の「並木藪蕎麦」のざるもいいけどねー。並木藪は老舗中の老舗なのに一切えらぶってないところが気持ちいい。
東海ブロックは名古屋駅新幹線ホームの天玉きしめん。
関西ブロックは大阪のなんかよう知らんけどきったない店で食べたカスうどん。なんかね、牛スジみたいのが入ってた。考えてみたら関西で麺類食べたことあんまり無いな。
中四国ブロックは松江駅裏の居酒屋の温そうめん。これがね、薄味の出汁に溶き玉子のスープでほんわかするあったかさと美味しさなんですわ。島根でそうめんがうまい、なんて誰も言わないけどとにかくうまい。
四国といえば讃岐うどんなんだけど僕、現地で食べたことないからなぁ。
九州は誰がなんと言おうと中州屋台のとんこつラーメンネギ多目替え玉。
なんてこと考えてたらとにかく麺をすすりたくなる。
本の話に戻るけど、椎名誠が「辛いはウマイ」と主張している人なんで辛い麺も多い。
これがうまそうなんだよなー。
「アツイ!カライ!ウマイ!アヒアヒ」と言いながら麺をすすりたいね。
海辺で食べてる「死に辛そば」は圧倒的にうまそうだなー。
これをソバにぶっかけてくうの。
続いて椎名誠に「熱闘!カレーワールドカップ」でもやって欲しいな。(カレーだから熱闘でもいいでしょ)
ま、最後に「麺の甲子園」の歌でもどうぞ。
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風さやかなる行列に
耐えて希望の麺の海
いざ奮い立て若者よ
いや老人も
世界の平和を祈りつつ
かがやかなる箸さばき
つゆまで飲み干す熱情に
見よ雲がいく 汗に泣く
すすれ すすれ すすれ
麺の 麺の 甲子園
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