浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

夏の終わり

2008-08-31 23:24:16 | 日記
まぁ僕もタフではあるけど、不死身じゃあない。それなりに肉体疲労というのはあります。

1週間フルに働いてさすがにちょっと「あー疲れたなあ」と思った。先週は何処に行ったのかな?ちゃんと思い出さないと思い出せないや。
日曜日に静岡、火曜日水曜日に島根、木曜日千葉、金曜に静岡、土曜日に茨城。

茨城から帰ってくるときはもう完全に電池切れ。くだりの階段も下りる元気がなくて極力エスカレータを使ってた。

こりゃもう何か疲労回復しないと、と思って浅草ロックスにあるお風呂に行ってお風呂に入り、サウナに入り、マッサージを受けた。

これが不思議なものでやっぱり身体が軽くなるね。

ついつい気持ちが良くなり、入浴後お寿司を食べに。

まずおつまみで秋刀魚と鰹食べた。秋刀魚がうまかったなぁ。函館で朝取れた秋刀魚をすぐ持ってきてってヤツですよ。

その後、こんなん出された。

函館のウニと利尻のウニ。

「どっちにします?」だって。はい、もちろん「両方!」って言いましたよ。


しあわせだぁ。

片方は海苔無しで、もう一個は海苔有で出してくれた。海苔が無いのももちろん美味しいけどあるとそれはそれで海苔の風味が美味しいね。

と思ってたら飲みの誘いがあって寿司も早々に飲みに行って朝までコース。

おかげで日曜はだらだらしてたけど充電は完了。来週もがんがんいきまっせ。沖縄初上陸の予定だしね。

思わず僕は沈黙する。

2008-08-28 00:50:09 | 
まぁこの夏は本を読みました。毎年そうなんだけど、やっぱりしっかりと時間があるとたくさん本が読めていいね。

最近は区立図書館という手も見つけたので読む本には事欠かない。さすがは区立の図書館で一般的な本から漫画、雑誌、DVDまでたっぷり取り揃えてある。日頃、日本語の本に飢えていらっしゃるむめもさんなんかが行ったら卒倒するんじゃないかと思うね。

最近、読む本の傾向としてはフィクションとノンフィクションが交じり合っている。良いノンフィクション(ドキュメントはもちろん、たとえば数学に関する本とかでも)を読むと「こんなに事実が面白いんなら小説読むより楽しいじゃないか」と思うし、一方で良い小説を読んだら読んだで楽しめるし。

特に面白かった本。


元サッカー選手(プロではなかったかも)で現フリーライターの著者が15万だけ持って各国のサッカーを見に行く。さすがは元プレーヤー、単に観戦するだけでなく地元のストリートフットボールなんかにも参加してみる。タイトルのBBBは「貧乏、ビール、ボール」。
こういうの読むと当たり前だけど世界の何処に行ってもボールとビールはあるんだなぁと思うよね。現代の「深夜特急」と呼んでもいいと思う、僕はね。

遠藤 周作
Amazonランキング:16948位Amazonおすすめ度:



深い河』に続き、遠藤周作。鎖国が始まった江戸時代を舞台に迫害される切支丹とポルトガル人宣教師の話。正直言ってテーマ的には『深い河』と負けず劣らず深いし重いよ。テーマは「神の沈黙」。ポルトガル人宣教師は拷問を受けながら、また自分が「転ばない(=信仰を捨てない)」がために切支丹たちがさらに拷問を受ける、という状況に身を置きながら、考える。「もし神がいるのであれば何故この状況を見て放って置かれるのか。なぜあなたは『沈黙』を続けるのか」

うむー。。。

普通、「そんなの答えなんか出ないじゃん」と思うけど、そこは遠藤周作、彼なりの結論らしきものには行き着く。

繰り返すけど僕は無宗教、というか典型的な日本人の宗教観しか持ち合わせてない。けどいろいろうむー、と考えてしまう。

正直に言って最近、『深い河』に引き続き宗教関係の本を読んでいるけどだいたいまぁ面白い。自分は何か特定の宗教を信じるようにはならないと思うけど。

なんで面白いのかな、と考えてて正直ふっと解ってしまった。

結局、僕は「うらやましい」んだ。

とにもかくにも何かひとつのことを信じられ、それが人生の多くの場合で指針になる、という人々のことが。

まぁ迷い多き人生もそれはそれで楽しいとは思うけどさ。

あげあげ

2008-08-27 02:47:45 | 日記
オリンピックのこととか、静岡のこととか、アメリカ土産のペーパーバックのこととか書こうと思ったんですが、夜も遅いんで適当に。

引き続き島根に来ています。

電車遅れたり、キャッシュコーナーが無くて現金がなかったり結構大変だったんですが、駅に降りてご飯食べようと思ったんですよ。

店見つける嗅覚はあるんでふらりと入った店が大正解。

ポテトサラダがめっちゃうまかった。

あと、隣に座ってたカップルと大盛り上がり。

なんかね、「そうそう」ってのは島根の方言で「あげあげ」らしいよ。

ということで。

今度しっかり書きます。

だんだん

2008-08-24 15:10:44 | 日記
寅さんみたいな仕事がしたかったんですよ、ほんとに。

学生の頃、マドモアゼル唯先生と東急ハンズに行った時、キッチン用品売り場なんかで実演販売の人がいたんだよね。ほら「ちょっとそこの奥さんこれ見て、この包丁」みたいなね。そういうの好きなんでじーっと見てて唯先生に「俺さ~、こういう仕事したいんだよね」と言った覚えがある。

寅さんみたいにさ、鞄に商売道具を詰め込んで街から街へ、鞄をがばっと開き「ちょっとそこ行くお姉さん、ちょっとこれ見てみて」みたいな感じでね。売り終わった鞄を閉じて次の街へ。

ま、今の仕事ってそれと大して変わりは無いわけだけど。

ということで夏休みも終わり仕事フル回転。

先日、島根に行ってまいりました。

島根はおそらく修学旅行で通ったことはあるけど降りるのは初めて。そもそも東日本出身者にとって中国地方の知識って微妙だよね。広島、鳥取、島根って地図で言うとどこにあるかよく解らないし。

最終の飛行機で着いてまずは同僚とご飯。なんか宍道湖のほとりのいい感じの居酒屋。

鱧食べた。

次の日は朝一で訪問。途中、宍道湖が見えた。でかいね~宍道湖。「海じゃん!」って感じ。

いやまぁ写真では伝わりませんが。真ん中の島までは浅瀬で歩いて渡れるらしいですよ。スーツじゃなかったら(そして仕事じゃなかったら)確実にじゃぶじゃぶ行ってたね。

タクシーの運転手さんと話してたらどうやら次のNHK朝の連ドラは松江が舞台らしいですよ。タイトルは「だんだん」(=このへんの方言で「ありがとう」)ですって。

がばっと鞄とパソコンを広げ「どうすか、お客さん」と一発かまし退散。

帰りは電車。米子の電車はどうやら鬼太郎列車らしいすよ。

今回はねずみ男。降りて気づいたけど。

米子空港駅も別名「べとべとさん駅」だそうです。


ということでまた鞄に商売道具を詰め込んでこれから静岡に行ってきます。

環境適応と環境改善

2008-08-17 12:50:23 | 日記
「賢いものが生き残るのでも強いものが生き残るのでもない。もっとも環境に適応したものだけが生き残る。」ダーウィン


夏休み最終日です。会社におります。

明日から仕事なのでフルスロットルで走り出すためにも1日前からエンジンかけておかないとあったまらないからね。

とかいいつつ、オーバーヒートして明日寝過ごす、なんてことをやるのが僕なわけですが。

今日会社に来て一番やりたかったことは「パーテーションにホワイトボードをくくりつけること」。

自分の席のすぐうしろにホワイトボードがあったらすぐミーティングできるしさ、こういうのも出来るかも知れないし。

いややらんけど。

ハンズで買ってきた金具をパーテーションにくくりつけます。

このさ、U字型になってる金具がなかなか売って無くてね~。L字は結構あるんだけど。写真撮り忘れたけど上にも金具くくりつけてます。名前知らないけどケーブル止めるバンド便利ね、頑丈だし。金具くくりつけるためにビニールテープとかも持って来たんだけどこのケーブルですべて出来た。

でかいフロアに僕含めて3人しかいないんだけど一人でどったんばったんしておりました。

完成~♪

うーん、思ったよりもしっかり出来た。

こういう仕事環境の整備ってかなり好き。やっぱ気持ちよく仕事したいしね~。人間なので環境に適応するだけではなくて環境を改善していかないとつまんないよね。

唯一がっくりなのはあまり人がいないので「お!このホワイトボードいいですね~」とか言ってくれる人がいないことなんだよな。誰かがそんなこと言おうもんなら「でしょ!?これね~金具がね~…、裏っかわの括り付け方とか工夫してるよ~…」で30分話すな。

さーお仕事お仕事。

ほんとうは渋谷なんてあんまり行きたくないんだ

2008-08-16 23:26:07 | 日記
夏休みも終わりに近づいた土曜日。いろいろやりたいことがあったので8時におきました。

休日って結構寝過ごしてしまうけど8時くらいに起きるといろいろ出来ていいね。

だいたいやりたいことって2時間単位じゃないですか。たとえば昼に起きてしまうと2時間×3、となり洗濯して掃除してジョギングしたら18時になってその時間から酒を飲みだして休日終わり、ということになってしまう。これが8時に起きると2時間×5、となっていろいろ出来る。

起きたらまず洗濯。ネットチェックとかしながら洗濯する。お誂え向きの晴天ですよ。屋上に洗濯物を持って行き干す。

それから台東区中央図書館へ。こないだうちの会社の常務と飲んでてその人が図書館をフル活用している話を聞いた。最近はすごいのね。予約とかしてその結果が携帯に入ってくるんですって。さっそく僕も調べて台東区図書館へ行く。

その後は渋谷へお出かけ。昔(中学生の頃)は渋谷は憧れの土地だった。当時はちょうど渋カジとか流行っててさ。今では口にするのも恥ずかしい言葉だけれど。

なんで渋谷に行くかというと東急ハンズにいきたかった。

最近会社でレイアウト変更があったんだけど僕のデスクの後ろにはパーテーションがある。せっかく壁もあるんで何か貼りたいな、と思ってたらおあつらえ向きにホワイトボードが落ちてた。

…あのさ、なんか会社っていろんなものが落ちているよね。「そのモニタどうしたの?」「なんか落ちてた」みたいに。

このホワイトボードをパーテーションにくくりつければデスクに座ったままミーティングできるじゃん!と思って落ちてたホワイトボードは確保。あとはくくりつける方法だな~と思ってたんですよ。

実家にいるときも暇さえあればホームセンターに行って(姪っ子はすごいつまらなそうだったけど)なんかくくりつける金具を探してた。でもね、なかなか無いんですよね。こんなときよね3が近くにいれば「あいよー」と金具の一個や二個作ってくれるのに…。こうなりゃ東急ハンズだ、と思って行って来ましたよ。さすがハンズ、僕の想像していたとおりの金具がありました。

オッケー、これで一仕事終わり。あとは渋谷で服でも見ようかな、と思ったら雨が降ってきた。

あのですね、僕、洗濯物干しっぱなしですよ。急いで帰る。

ま、急いで帰ったところで洗濯物が濡れてるのは変わんないんだけどね。ビタビタでした。。。仕方ないんでもう一回脱水だけして干す。

しばらく図書館で借りた本とか読んでたら雨も上がったので予定通り皇居ランへ。いやいややっぱり走れなくなってますわ。一周37分。うむー。

帰ってきてシャワーを浴びてさーてもう今日は店仕舞い、ワインでも飲もうかと思ったら先ほどハンズで買った金具のサイズが違う!ま、僕が勘違いしていただけなんですが。

はい、もう一回渋谷。

土曜の夕方の渋谷の夜はにぎわってましたよ。笑笑の前に「二次会どうする~?」とか言っている女の子集団とかいてね。くっそー、ここにドッピオさんいたら確実に声かけるのに、と思いつつハンズで再度金具をゲット。

ということでやっと今日は店仕舞い。今はクリームチーズ、クラッカー、サンドライドトマト、レーズンをつまみにスプマンテを飲んでます。サンドライドトマトとクリームチーズってめっちゃあうよ。

100人の敵に勝つ方法

2008-08-16 01:21:13 | 日記
若くして逗子市の市長(だったと思うけど違うかも、基本的にほら吹きなので)の子供時代の話。

いじめられっ子だった彼は強くなろうと思い、少林寺の教室に通うことにした。そこで出会った先生に聞かれた。「何故、少林寺を習いたいんだ?」いじめっ子にやり返すため、と答えることが出来ず、彼は黙っていた。先生はお見通しだった。「喧嘩に勝つため、というなら辞めておけ。少林寺でいくら強くなっても敵が100人来たら絶対に勝てない」 そのとおりだった。ただ、先生は続けた。「でも100人の敵に勝つ方法がひとつだけある。それは…」

実家に帰っておりました。

ここ数年、実家に帰る理由は母の手料理でも昔馴染みの友達に会うことでもない。もちろんそれらは大事なファクターではあるけど。

何よりも姪っ子に会いたい。

ということで会ってまいりました。姪っ子4歳。いいですね~、このくらいの年齢は。きっちり喋れるようにもなっているので会話が弾む。姪っ子連れていろいろなところに行って面白いのは本当にこの姪っ子が異常なくらいすぐ人となじむ、ということ。

今回はショッピングセンターに連れて行って姪っ子が希望するのでなんか遊び場みたいなところで遊ばせてた。するとよう知らんけどおんなじくらいの年の男の子と仲良くなってた。遊び終えてショッピングセンターを歩いていたら「あ」と言い出して姪っ子が走っていく。「保育園の友達でもいたのかな」と思ったらさっきの男の子。その男の子のお母さんも「まぁ、社交的な女の子ね~」と驚いていた。

よかよか。「人に慣れたもん勝ち」というのは家の家系では大事なキーワードだからね。これから育っていってその気質が元で面倒なこともあるかも知れないけどそれはそれ。(ちなみに「それはそれ、これはこれ」というのも僕と父親の口癖ではある) 今はとにかくどーんと人にぶつかってけばいいのだ。

岩手にいる親戚の子の話もついでに聞いた。彼は僕の中がいい従姉妹の姉ちゃんの息子。だから、僕にとっては「はとこ」になるのかな? 中二、勉強はぜんぜん出来ない。姉ちゃんがシングルマザーなので「男性的な人間関係を」とのことでボーイスカウトに小さい頃から通わせていた。そのつながりで今回2週間ほどスコットランドに行ってきたらしい。もちろん、彼は英語の成績は2、英語なんて喋れない。最初の飛行機から彼は3列シートの真ん中、両隣はスコットランド人。その2人のスコットランド人はお互い知り合いではない。そんな中、スコットランドまでの旅路、彼は何をやっていたか。なぜか3人でばば抜きをしていたらしい。

スコットランドについてボーイスカウトの活動をし、与えられたミッションは「ホームステイ先を探すこと」。現地のボーイスカウトの人たちと仲良くなり、最後一週間、泊めて貰える友達を作れ、という話だったらしい。そこで見つからなければ最後までホテル暮らし。当然彼は一番に友達を作り、「泊めてくれ」と言うまでも無く「うち来いよ」と言われたらしい。

もう素晴らしく家の家系ですな。

2人とも僕の子じゃないけど言ってあげたい、「勉強なんかよりそっちのほうがすっごい大事だよ」って。



「100人の敵に勝つ方法がひとつだけある。それは、『お前のためなら戦ってやろう』、と言ってくれる友人を99人作ることだ」

Yes、そのとおり。

夏の日差しは洗濯物をすぐ乾かす

2008-08-11 12:56:07 | 日記
夏ですなぁ。

スーツ着ていた日々にはあれだけ憎たらしかった暑さも休みに入ってTシャツ短パンでいると「おう、がんばれがんばれ」っつー気持ちになってきますね。

この夏は特に予定はございません。実家に帰ってMy godness(=我が女神たる姪っ子)に散財してこようかと思ってますが。

今日は天気も良かったので家の掃除。最近なかなか忙しくてしっかり掃除できなかったしね。洗濯機を2回回し、屋上に干しに行く。布団も。おお、太陽、がんばってくれ乾かしてくれ。

前日夜にドンキホーテでカラーボックス買ってきたので本も整理。


整理している間にAmazonで頼んでた本が届いてさらに増える。

休み前には本がないと不安なのでまとめ買いしときました。ありがたいことに多少の小銭もあるのでもうジャケ買いタイトル買い。

懸念だった無線LANの不調もちまちま設定変えてたら直ってラッキー。無線LANになれちゃうと有線が面倒で仕方ないからね。

話は変わるけどほぼ日で谷川俊太郎質問箱またやってます。

相変わらずすごいっすよ、この人は。今日は第一回目なんだけどいきなりすごい。プロローグとして全文書いときます。

----
・質問一
ときどき鏡を見て、
どんな顔になるのか想像してみます。
僕はどんな仕事をするのかなぁ?
どんな大人になるんだろう。
(りゅう 八歳)

・谷川俊太郎さんの答え
きみは自分がしたいと思った仕事をすることになります、
きみは自分がなりたいと思った大人になります。
だからしたい仕事、なりたい大人を
できるだけ早くみつけて、それをめざしてがんばろう!
でももし
いつまでたってもしたい仕事が見つからなかったら、
仕事をしなくても生きていける道をさがさないとね。
これは仕事をさがすよりむずかしいけど。
それからもし
なりたい大人が見つからなかったら、
とりあえずいい大人、
自分のことより、
ひとのためになることを
考える大人になろうとするのがいいと思う。
そうするとね、顔もひとに好かれるような
いい顔になるんじゃないかなあ。
----

うーむ、すごい。

僕だったらこんな風にはスカッとは答えられないな。これって質問への回答というかひとつの「詩」だよね。

それから「社長に学べ!」もいいよ。

今回はLOFTを立ち上げた人。東京でLOFTを出していきなりLOFT筑波店を任されたんだって。セールスマンがクレジットカードの外回りしていても土地を知らないので30万人中300人くらいしか取れない。そしたら土地の人から「兄ちゃん、本家行ったかい?」と聞かれたとのこと。

僕も茨城だからなんとなく感覚がわかるんだけどやっぱり古い土地というのは本家(ほんけ)と分家(ぶんけ)があって、もちろん現代社会だから上下関係ってのはないけどなんとなくつながりがある、というのはわかる。

と、いうことでまずはセールスマンが本家に行ってしっかり挨拶すると分家の人たちが「ま、本家も契約しているから」と芋づる式に広がっていって300人が3万人に。

すごいね~。

やっぱ商売で「その土地を理解する」って大事ですよ。

僕だって会社で新しい土地行ったら近所のタバコ屋の軒先で一服しながらお店の人と話すもん。商店会のこととかね。タクシーの運転手さんと喋ってるのだって無駄じゃないんだ。

…いや、まぁもともと喋りたがり、ってのはあるんだけどさ。

夏は動物園よりも

2008-08-11 00:20:35 | 日記
夏休みに入りました。さーて何してくれよう。

ということで友人2人と青空ビール企画。水上バスに乗りに行きまーす。

雷門で待ち合わせ、まずは腹ごしらえ。水上バスではあんまり食べ物ないからね。カフェムルソーという隅田川に面したオープンカフェでグリーンカレーとフルーツビア(ピーチ味)をいただきます。


うーん、昼間っから(11時)ビール、というのが夏休みの楽しみだよなぁ。ここのグリーンカレーは最初甘くてしっかり辛い、というまるでカントリーのカレーみたいな美味しさですよ。もちろんカントリーほどのインパクトは無いけどね。

それから水上バスへで日の出桟橋へ。本当はお台場行こうかと思ったけど日の出桟橋で40分待たなければいけない、とのことで計画変更。しながわ水族館へ。

いやいや一度行ってみたかったんですよね~。

入ってすぐのコーナーは「隅田川に住む魚たち」というわけで珍しいものがいるわけじゃないんだけどそれでも「あ、カメ!あ、鯉!」とか楽しかった。「うーん、ちょっとそこの活きのいいの適当にお造りで」って注文したくなったし。やっぱ淡水魚より海水魚のほうがおいしそうだよなぁ。

こういうのって普通は順路に従うわけだけど、「シャークホール」という文字見つけて順路速攻無視。サメ!サメ見たいー!。

うん、やっぱ迫力あった。すごいよ、歯が。

それから「世界の大河から」というコーナーも良かったねぇ。アマゾンに住む魚たち。アロワナとかでかいよ~。

あとクラゲね。気楽そうでいいやね。


アザラシもかわいかったなぁ。

水族館の中はすずしいし夏は水族館がいいね。

日本神話とアンパンマン

2008-08-08 00:47:58 | 
漫画のキャラクターで理想の人物は?という問いへの答えは結構決まっている。ブラック・ジャック、MASTERキートン、そしてアンパンマン。

まぁ「人物」か、というところに疑問は残るけどね。

いいじゃないですか、アンパンマン。おなか減った人に自分の頭を与える、というナンセンスさが。

富良野のアンパンマン博物館なんか行っちゃうと泣くよ。1階は子供向けの玩具とかがおいてあるんだけど2階はアンパンマンの水彩画とやなせたかしの詩。いいんだこれが。

ということで見つけました。


そもそも「神話」というのはいろんな物語のベースにはなってる。スターウォーズはジョージ・ルーカスが学んだジョセフ・キャンベルの神話学(神話は「旅立ち」「イニシエーション」「帰還」から成り立っている、というもの)に基づいているのは周知の事実だしね。

筆者はアンパンマンは日本神話と似通っているという説を展開する。まぁー強引と言えば強引だけどなるほどね。

たとえば日本神話は「高天原(天上界)」「葦原中国(人間界)」「黄泉の国(異界)」の3つの階層を舞台としている。一方、アンパンマンは「パン工場」「街」「バイキン島」の3つ。

いやいや、これだけならなんかこじつけだけどここに登場するのが「トリックスター」の存在。トリックスターというのはよく文化人類学で出てくる概念だけど、悪であり英雄であり困ったちゃんであるような人のこと。トリックスターがいることで物語のレベルが一段上がる。日本神話で言えばスサノオ、そしてバイキンマン。

面白いことにトリックスターだけが3つの世界何処にもいける。アンパンマンはパン工場にいて事件が起これば街に行くけどバイキン島に行くことはない。一方、バイキンマンは3つの舞台どこにでも出てくる。

いや、あのね、うまく説明できないけど面白かったですよ。

深夜食堂

2008-08-01 01:09:29 | 


ビックコミックという漫画雑誌で連載されてて、たまに読んでて「あ、いい漫画だな」と思ってた。近所のコンビニにおいてあったので早速購入。

深夜0時から朝7時まで営業している場末の食堂。メニューは豚汁定食、ビール、お酒、焼酎のみ。(お酒はお一人様3杯まで、と書いてあるのもいいね) 店長のポリシーとしては「できるもんなら食いたいもの何でも作るよ」。そこでいろんなお客さんがいろんなものをオーダーする。タコさんウィンナー、刺身の「ヌキ」(つまり大根のツマだけ)、昨日のカレー、ねこまんま。。。

1話完結なんだけど、話の入り方、話しの終わり方がいい。

たとえば「ポテトサラダ」の回。「俺が店の仕込みで最初に始めるのはポテトサラダだ。こればっかりは出来立てアツアツよりも冷えてたほうがうまいからな」と、アツアツのじゃが芋で店長がポテトサラダを作っているところから始まる。
ポテトサラダといえば、いつもポテトサラダを必ず2杯頼み、それをつまみにビールを飲むお客さんがいる。実はそのお客さんにはポテトサラダにまつわる思い出があって…。

ね、いい感じでしょ。

そもそもポテトサラダがうまいんだよね。偶然だけど昨日、会社の人と焼き鳥屋に行ってポテトサラダを食べた。そこのポテトサラダがおいしいんだよね。偶然、昨日はお通しもポテトサラダだったけど、当然、「ポテトサラダもう一回」と注文しましたよ。

なんというかそういう「ツマミじゃないけど酒飲める」ってメニューは酒飲みな人それぞれに持っていると思う。

たとえば串鳥行ってた人なんてわかると思うけど大根おろし。何の変哲もない大根おろし小皿一杯でなんとなくお酒飲めてしまう。あとちょっとしたナポリタンとか。いやいや、ナポリタン一皿あったらお酒どころか立派な食事ですよ、もちろん。でもさ、なんか小皿にちょっと盛られた、もちろん腰なんてまったくなくなってるやつなんかちょっとあるといいな。
あとはね、実家帰ったときに出かけてて深夜に戻ってきたらテーブルの上に晩御飯の天麩羅の残りなんかがラップかけてあったりするとなんか散々飲んできたのに缶ビールを開けたくなってしまう。

うーん、なんかビールが飲みたくなってきた。