浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

第92回アカデミー賞結果をうけて。

2020-02-10 15:14:40 | 食べ物
アカデミー賞が決定しましたね。「結果はまだ聞きたくない!」という人はどうぞ一旦読み飛ばしていただいて(笑)

僕の予想は俳優部門は全問正解。まぁ今年は俳優部門はガチガチだったので、、当てたからと言ってあまり自慢はできない。

監督部門は本命サム・メンデス、対抗ボン・ジュノ、大穴タランティーノと挙げていたけど、結果はボン・ジュノ。韓国出身監督としては初めての快挙だと思う。

そして、作品賞。僕は今回はまったく決められない、と思っていてだったらとイチオシである「ジョジョ・ラビット」に賭けた。これはもう玉砕覚悟で外れて当然、もし万が一当たりでもしたらたいそう自慢できるだろうと思っていたんだけどまぁ玉砕しましたね。。仕方ない。ジョジョ・ラビットは脚色賞も取ったのでそれで十分だろう。

結果はパラサイト。外国語映画としては初の受賞でこれはまったく素晴らしいことだと思う。「今まで外国語の映画が作品賞を受賞したことはない」という事実が「外国語映画が作品賞を受賞しない」ということは意味しない。

面白い映画であるし、韓国の現状を如実に表していながらアメリカでもヒットしている、ということはここに描かれていることは韓国のみならず全世界的な問題であるということだろうと思います。

監督ボン・ジュノのスピーチが素晴らしかった。

”Most personal is the most creative."
「もっとも個人的なことが、最もクリエイティブなこと」

これはスピーチで自分が敬愛するスコセッシの言葉として紹介されたもの。まさにそのとおりだと思う。

おめでとうございます。

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