浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

タマネギだけが涙の理由じゃない

2007-04-30 18:36:11 | 食べ物
やっぱ休日は手の込んだもの作りたくなりますなぁ。

ということで先日買ってきたトマト缶(ハナマサでめちゃくちゃ安かった)があるのでミートソースに決定。

たまねぎとセロリをみじん切り。たまねぎをみじん切りにするときにはメガネをかける。「ちょっとしか切らないし大丈夫だろう」と甘く見てると涙出てきたりするからね。セロリって堅いなぁ。

オリーブオイル漬けしたニンニクを熱し、いためる。ごく弱火で。時間かかるのでほったらかして仕事とかしてて音がしてくると「やばいやばい」とか思って火加減を見に行く。面倒だな。

そうか、どうせカセットコンロなんだからこっちに持ってきちゃえばいいんだよ。

ということでPCの傍らでタマネギいためる。

いい感じになってきたらひき肉投入。ワインを入れて、後はトマトをぶち込んでほっとくだけ。

でっきあがりー。

で、気づいた。うち大きい鍋一個しかない。パスタをゆでるためにはこの鍋をどうにかしないと。あー、面倒だ、と言ってたってどうにもならないのでミートソースの三分の二を冷凍に、残りを小さい鍋に移す。

パスタを茹でてー、はいでけた。


うまいよ。

勝つことと、負けないこと、は違う

2007-04-29 15:48:25 | 日記
はい、ジムから帰ってまいりましたー。

いつもジムに行くときにはディパックに服とかいろいろ入れて持っていく。

Tシャツ、短パン、タオル、靴下、替えのトランクス、iPod、文庫本。

で、大体何かしら忘れる。

さすがにTシャツ、短パンは忘れないんだけど(仮に忘れたとしてもだいたいジャージにTシャツで行っているのでそのままやっちゃえばいい)、靴下とタオルは忘れる確率が高い。タオルがないと一気にモチベーション下がる。

と、思ってたんだけど最近はまずジム用のTシャツと短パンを着て、靴下を履き、そのままその上からジャージのズボンと長袖Tシャツを着て、首にタオルを巻いて行ってる。ここまでやればまぁ忘れ物はない。

帰りも最近は面倒なので、そのまま長袖Tシャツを着て帰ってきて、家に着いたら全部脱いで洗濯機に放り込み、そのままシャワーという感じ。

こういうことやってると帰り道に「うーん、ちょっとビール一杯でも」とか思わなくていい。汗かいてるし早く帰りたいからね。

ジムで自転車こいだり走ったりというのはいいんだけど、何より嫌なのは「やることがない」ということ。飽きっぽい性分なのですぐ飽きる。昔、車で通勤してたときすら本読んでた(良い子はまねしちゃだめですよ)くらいなので単調なことをずっとやる、というのが向いてない。自転車はまぁ文庫本でも読みながらこげる。(もちろんiPodで音楽はデフォルトで聞いてる) 運動しながらドラッカーとか難しい本はフィットしないので気軽な読み終えたエッセイなんかを読み返している。今日は椎名誠。でも30分とかで読み終えてしまって携帯いじったりしている。そして更に走ってるときは退屈。さすがに本読みながらは走れないしね。テレビでも見られればいいんだけど。

今日は1時間ほど自転車こいでその後5キロくらい走った。スイカマラソンに向けて一度10キロはしっとかないとな、とも思ったんだけど退屈で退屈で。ま、5キロ走ってそんなに限界、ってわけでもなかったんで大丈夫でしょう。たぶん、おそらく。スイカも食べられることだしね。

走るのって楽しくなってきた。だってさ、ジムから帰ってきてシャワー浴びて水飲んでこうやって座っててももう走りたいもん。

こうなると「夢はホノルルマラソン」とか言い出しそうだけど基本的に僕はひねくれものなのでホノルルマラソンにはあまり興味がない。出るならニューヨークマラソンかベルリンマラソンがいいな。東京マラソン?興味ない。

トライアスロンもいいねぇ。僕の地元の町で大会がある。(昔は「僕の隣町の大会」だったんだけど合併して僕の地元の町の大会になった。)

口に出しては言わないけど僕の母親は確実にこの大会出場を狙ってるはず。母親はもともとスポーツが大好きだったんだけど50歳まで泳げなかった。子供の頃に海で溺れてからの水恐怖症。顔を水につけることも出来なかった。それが49歳の時に「50までに泳げるようになる!」と決意してスイミングスクールに通いだした。その頃ったら我が母ながら偉いもんだったね。二日にいっぺんくらいメールが来る。「今日は顔を水につけれました」「今日は水の中で目を開けられました」「今日は水に浮かべました」…云々。そして泳げるようになり、今ではほぼ毎日10キロ走って1キロ泳いでる。

で、こないだ実家に帰ったらレースタイプの新しい自転車を買ってた。確実に狙ってる。

もの心ついてから何かが出来るようになる、というのは楽しいもんなんだろうね。

僕は自転車に乗れた覚えも泳げるようになった覚えもない。両方とも気づいたら出来てた。そういう感動は味わいたいね。

人生で出来るようになっときたいな、と思うのはバク宙とタップダンスと楽器(ピアノかウッドベースかチェロがいい)。

走ってるときにはいろいろなことを考える。今日は「勝ち負け」のことを考えてた。勝つことが好きな人と負けるのが嫌いな人が居る。これは似ているようで実はぜんぜん違う。個人的には仕事においても恋愛においても「負けないこと」ってあまり意味がないんじゃないかと思う。だって相手に負けてなくてもお互いマイナス10だったら意味ないじゃん。相手に負けてても向こうがプラス10でこっちがプラス9のほうがよくない?

誰かが言ってた。

「他の人が勝ったからってそれは君が負けたってことにはならないだろう」

もう一つ。

「生涯成績50戦50勝の投手と100戦50勝50敗の投手。50勝50敗のほうがすごい。49敗しても彼のピッチングが見たいと思ってた人がいたってことだから」

うどんとダーツ、今日は洗濯日和

2007-04-29 12:11:28 | 日記
ゴールドエクスペリエンス!じゃなかったゴールデンウィークですね。

スタートは金曜の夜から。会社の同僚とご飯を食べに行った。会社が移転する前も浅草美味しいもの同好会としてきっちり活動していたわけだけど移転してからはなかなか行く機会がない。ということで探検探検。新しい町を探検、というのは楽しい。こないだも裏通りにいい弁当屋見つけたし。

しかしこの日は、給料日後の、金曜日、明日からゴールデンウィーク、という三暗刻なわけで行く店行く店「満席でー」という感じ。韓国料理屋、いい感じの和食屋、ことごとく満席。

やっと入れたのはうどんすきの店。「うどん好き」、ちゃうよ。

うどんすき食べたーい、と思ったら「後20分でラストオーダーで…。うどんすきおわっちゃいまして」 うむ、しょうがない。最近どうもファーストオーダーがラストオーダーというのが多いな。ばかばか頼む。

うどんはじゃこのかき揚の入ったやつ。

やっぱうどんはいいね。でもさ、理想を言えばそれなりにつまんで、酒飲んで〆にうどんを食べたいね。今回はお通しのタイミングくらいでうどん。

土曜はちょっと仕事をして、ジムへ。

ひょんなことから人に誘われて五月にスイカマラソンなるものに出ることになった。給水所で水の代わりにスイカ食べ放題らしい。

10キロ走るんだけど10キロも走れるのかしら。自信はないです。

そのためにもジムで一生懸命走る。

帰ってきて人と飲む予定だったんだけどキャンセル。うーむ。一人で飯でも食うかーと思ったらちょうどなりNARIさんから連絡が来ていて酒を飲むことに。

なりNARIさんは昔一緒に仕事をしていた。と言っても同じ会社にいたわけじゃあない。

池袋まで行って手羽先とか食べる。そのあと2件目は適当なバーに飛び込む。

バーでは奥で女性が一人で備え付けのスロットを一生懸命やっているので、これは話しかけんと、と思って話しかけ、ダーツに興じる。僕は一勝一敗。なりNARIさんは4連敗くらい。はっはっは。

こないだの麻雀のときも思ったけどこういう勝負事って「流れ」というのがある。どうもうまくあたらないときとばかばかあたるとき。大事なのはどうもうまくあたらないなー、って時に自分のスタイルを崩せずにいれるかどうか。だとおもう多分。

ま、ダーツはおいといたとしてもやっぱ仕事をバリバリしている人と話すときづきが多い。

仕事をしていると年に一人くらい、「あー、この人とは仕事抜きでも会いたいな」
と思う人と出会える。で、そのうちの何人かは仕事で関わりがなくなっても会う。確率論的にどうなのかはようわからんけどまぁそれはそれでいい。

明けて今日は日曜日。朝から宅急便で起こされる。そうだそうだ、キャリーケースが壊れて新しいのネットで注文したんだ。わーいわーいとダンボールを開けてみると、かなり大きい。うーん、これは海外でもいけちゃうな。返品けってーい。


あー、洗濯日和だ。今日はなにしようかなー。たぶん、ジムに行ってあとはアメ横行ってオリーブオイルとか買うだろう。

出張と本と靴

2007-04-27 23:18:46 | 
でばると書いて出張。出張自体はまぁいつものことなんでいいんだけど、荷物が重いのよ。キャリーケースが壊れたんで大き目のかばんにばかばか荷物入れてるんですがさすがに重い。資料も多いしね。

出張だとついつい本も買っちゃうし。

こんなもん入れてるから重いんだってば。

この一泊二日の出張で買った本。

魚住 昭 / 角川書店(2007/04)
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SPAの鴻上尚史の連載で載ってた。もうメディアなんかは話半分で聞かんとね、今の時代。

上野 直樹 / 青春出版社(2007/03)
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声が商売道具なんでね。もう一つの商売道具は笑顔。

ひすい こたろう, よっちゃん / 三笠書房(2007/03)
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名言セラピーの人ですな。いいよ、前向きになれて。

姫野 友美 / 角川書店(2006/03)
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男女の違いを生物学的に説明しているんだけど、ひとつ、思うのはそういうのって育ち方とか周りの環境とかで変わるからねぇ。いろいろ女性に関する本読んで思うのはとりあえず「女性はこう!」とかそういうふうに一括りにするのは結構危険だね。

京極 夏彦 / 角川書店(2007/04)
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あー、出ました。京極夏彦の巷説百物語シリーズ。この一つ前の「後巷説百物語」を読んだときにもびっくりした(え!?妖怪シリーズとつながるの!??)けど、今回もいろいろつながってておでれーた。どうなっとるんだろう、この人の頭の中。今回は又市が御行になるまでの話。いつもは達観したような又市が若さもあっていろいろ悩んでて、そこが逆に深みが出ていい。

このシリーズがすきなのはもちろんストーリーとかキャラクターとかもいいけど、歌舞伎の「見栄」にも通じるような名シーン、バシッと「決める」シーンがあるのがかっこよくていいね。

このシリーズ、順番がスター・ウォーズに似てるね。「巷説百物語」「続巷説百物語」「後巷説百物語」と時系列順に来て、それで前日譚である「前巷説百物語」に戻る、という。いわばエピソード1。

基本的に読んだ本を売ったり捨てたりしない。というのはふと読み返したくなったりするから。今回はこの本読んでこのシリーズ頭から読み直したくなったんだけど、「巷説」「続巷説」が実家…。がっくし。GWに帰って回収してこようかな。

昔、大学出て一度茨城に戻って、また札幌に行ったときには車で行ったので本はすべて実家に置きっぱなしにしていた。でも村上春樹とか京極夏彦はやっぱり読みたくなって古本屋でばんばん買ってた。というわけでそれらの本は2冊ずつ持ってる。あほですな。

たぶん「黒絵馬」の話はデ○ノートだろうなぁ。そうだそうだ、ドッピオさん、返して。

こんだけ荷物あるのに駅でちょっと時間があったんで駅ビル行って買い物してしまった。

GAP入ったらジャケットとかシャツとか安かったんで。しかも靴屋でいい感じの靴見つけて。なんつーかあったかくなってくると財布の紐も緩みますな。

この靴よくなくない?


こないだ銀座でふとズボンを買った。今回ジャケットも買ってついついTシャツも欲しくなるね。おもしろTシャツほしいなー。

いまT-select(面白Tシャツ売ってるとこ)がレトロゲームTシャツ特集やってるんですよ。

コナミコマンドT

ゲームオーバーT

すぐ死ぬT

あー、物欲刺激されるねぇ。

そうそう、ついでに新潟で明訓高校の前を通った。

ここでドカベンや殿馬が…。

今日、判子忘れました。

2007-04-27 00:12:22 | 
うちの会社は年俸制。期初に上司との面談があって、「君の今年の年俸はこれ」といわれる。一度でいいから「僕の評価はこんなもんですか。これじゃ判子押せません」と言ってみたいけど毎回「会社の業績がこうで、君の評価がこうで、これだけ給与原資があって…、うんたらかんたら、なんだかんだ、(中略)で、今期の君の年俸はこれ」と言われるんで何もいえない。判子押せません、と言ったとしても「じゃ、自由契約で」とか言われるだけだろうしねー。

(判子押せない、とか言っているけど言葉のあやでほんとに判子を押すわけじゃない)

実は毎回毎回年俸提示されるときに「あ、こんな評価していただいてありがとうございます」と思ってるんだけどね。(ほんとです)

だってさー、僕この会社入る前の経済状況ったらかなりひどかったですからね。前も書いたかも知れないけどホームページ作成会社は固定で15万の上基本的に未払い。会社に止めとく営業の自家用車は3日で1,000円の駐車料金取られる、北24条のスナック手伝ってたときには1日3,000円、という感じだったからね。

いやー、あの頃はよく生きてたもんだ。友達の家に居候してたから家賃がかからなかったとは言え…。でも普通に酒飲んでた覚えがあるな。どこに金あったんだ?ま、おごってもらってたことも多いか。

よく「平均年収」とかってあるじゃないですか。あれもようわからんよね。同級生と話してても「え、新卒で入ってそれだけ働いてて俺より年収低いの?」とか「え!?そんなにもらってるの?」とかあるもの。何なんですかねぇ。

非常に失礼な話かも知れないけど、「え!?その年収で奥さん働いて無くて子供一人居るの!?しかもマンション買ったの!?どうやって生活してるのさ!?」と思うときもたまにある。

大変だよなぁ、家庭をお持ちの方は。

話ちょっとずれるけど僕はマンションを買うつもりがない。だってさー馬鹿らしくない?ローン組んだらかなり利子を払わなくちゃいけないじゃん。そもそも30年もおんなじ所に住む、なんてヤダよ。「資産になるしー」とか言うけどほんとになるのかね~。築30年経ったマンションなんて誰も借りないでしょ?一軒家は持ってもいいかなーとも思うけどでもなぁ30年とか一箇所に住むのはやっぱりやだな。僕の高校の同級生が5年前くらいにマンションを買ったんですよ。なんとそのマンションは例の耐震偽装のマンションだったらしい。そういうのもあるしやっぱ大変だよね。

でもくれるっつーなら病気以外はいただくよ。

僕もこれから先家庭を持つだろうから、、、ん??持つのかな?どうだろ?ま、持つと仮定してだ。それなりに困らないお金を稼がないとな。

今年のテーマは実は「ちゃんとする」ってことでして、だからちゃんと自炊しているしちゃんと運動してるし、ちゃんと家計簿つけてる。今まで家計簿なんてつけたことなかったんで基本的に金遣いが荒かった。これはよくない。と思って家計簿をつけてるんだけど改めて自分の家計の流れには驚くね。

そもそもうちの会社というのは交通費とかの経費は立て替えて、後ほど清算、という形。そうなると想像がつくだろうけど、これだけいろいろ出張しているとかなり使ってる。いや、ほんとかなり使ってる。2回言うけどさ。はっきり言って給料以上に使ってる。ほとんどすべてをクレジットカードで支払ってるんだけど請求額がすごいっすよ。チロルチョコ何百個買えるのさ!?

なんか儲かる株とかないかねー。とか言いつつ「株式」というシステムがどうにも好きじゃない。好きな会社の株を買って配当をもらう、というのはいいんだけど、値上がりしそうな株を買って高くなったら売る、というのはどうにも何も生み出してない気がするしねぇ。安く買って高く売る、ってことは誰かが高く買って安く売ってるわけでしょ?やっぱ全員がハッピーになれる仕組みじゃないと。

とはいいつつ株は少し(ほんとーに少し)持ってるけど、今の所、含み損が数万円。なにやってんだか。

褒めて、チョコで、誘って、落とす

2007-04-25 23:59:13 | 日記
「俺が女性になったら世の中のほとんどの男はテクニックで落とせるね」と豪語してはばからないワタクシですが。

とあるブログで「女性から告白はありか?」というのを読んだ。

さぁ、世の中の女性の皆さん、よーく聞いてくださいね。


ジョースター家に代々伝わる戦法があって、


それは、


逃げる!

いや、うそうそ。

女性からのアプローチはぜんぜんありですあり。アリアリアリアリアリーヴェデルチ!

今回はケーススタディとして例を取り上げましょう。

あなたの会社の同僚。いいなぁと思ってるけど部署は違うのでゆっくり話したことはない。きっかけがあればお近づきになりたいなぁ、と思っている場合。

①まずはすれ違いざまにネクタイとかをほめる。

「あ、かわいいネクタイですねー」とか。

ところでちょっと話が変わるんだけど「そのネクタイいいですね」という言葉はほめ言葉じゃない!と聞いた。ほんとにネクタイが似合ってるなら「なんか雰囲気がいいですねー」とかになる、んだそうなんだけどどうなの?僕は単純なのでネクタイほめられるとうれしいけどな。

話戻してほめるところは別にネクタイじゃなくてもいい。髪形とかも効くね。「あ、髪切りました?」とか。これだけで僕とかドッピオさんは妄想入ります。

まともに話したことない人からいきなりほめられる、というのはかなりグッと来るね。

もう少し上級になると「いつも素敵なネクタイしてますよね」とか付け加えるとグッド!魂を賭けよう! つまり「いつも見てますよ」ってことだもんねぇ。「ほめるときはつながりを意識、しかるときはつながらないように意識」というのがすごく大事。

たとえば深読みしちゃう人(僕とかドッピオさんとかね)だと「今日のネクタイ素敵ですね!」といわれるとうれしい反面、「ん?いつもは違うんかい」とふと思っちゃうかも知れない。だから「過去からのつながり」で「いつも…」と付け加えるとすごくいいね。「あ、この人いつも俺のこと見てくれてるんだー」とも思うし。

こういうの男性は結構妄想するもんなんすよ。

②チョコで釣る。

いや、チョコじゃなくてもいいんだけど、僕はチョコがいい。すれ違ったときなんかに、「あ、ちょうど○○さんのお土産もらったんですよーよかったらどうぞ」とか言ってチョコとかお菓子とか上げる。
もうね、このへんまで来たら確実に落ちてますから。ここまで来てやけにそっけない、とかだと脈ない可能性もあるけどそんなん知るか!照れてるだけかも知れないのでまだ判断は早い。

③誘ってみる。

ここで「今度飲みに行きましょうよぅ」(ちっちゃい「ぅ」大事ね)と誘ってみる。飲みがきついかな、と思うなら「ご飯食べに行きましょうよぅ」(何度も言って申し訳ないけどちっちゃい「ぅ」大事ね)
ここで「いいですねー」とか言うなら少なくとも可能性はゼロじゃあないね。んで、セールスマンとして、じゃなかった人ととしてすごく大事なのが「今度のみに行きましょうよ」「いいですねー」で会話終わってしまって日程決まらずってのがあるから、「じゃあ今週の金曜とか土曜とか私あいてるんですよねー」と日程出しちゃうのがいいね。日程決めるときには基本的に二択(金曜か土曜どっちがいい?みたいな)というのが地球は丸い、ってのと同じくらいの常識。

④彼女がいるのかどうか確かめる

この辺でその男に彼女がいるのかどうか確かめたいもんですな。つーことで食事でもしながら、「○○さんって好きな人いるんですか?」 このね、「好きな人いるんですか?」がいい!「彼女いるんですか?」とは微妙にニュアンス違うんだよね。

これはかなりの策略的な言葉よ。

たとえば相手に彼女がいて「彼女いるんですか?」と聞いて「うん、いるよ」といわれるとその時点で形勢不利。

でも「好きな人いるんですか?」と聞いたら彼女がいたとしても「最近うまくいってないんだよなー」という場合には「いや、いないよ」(とか言いつつこういう男がまともな男かという疑問が残るけど)と次にステップアップできる可能性があるし、もちろん彼女いないんなら「いないよ」とスムーズに話が進む。

こういう風に「広がりのある質問」というか「こっちに有利になる質問をする」というのがセールスの基本だよな。

彼女いなかろうが「好きな人?いるよ?」と言われた場合は結構不利な戦いになるので、今一度あなたの銃に弾が入ってるか、安全装置は解除してあるか、を確認したほうがいいね。


…とまぁ、こんな感じであとはもう攻め放題。ここまで来たら男は確実に「あ、この子俺のこと好きなのかなー。ぜんぜん意識してなかったけどこういう子もいいなー。結婚式誰呼ぼうかなー」と頭の中では妄想がフル回転。飛んで火にいるまな板の鯉のぼり、海老でタイガージェットシンですな。

…って杉野から教えてもらった。

しかし長いな、今回の話。

パリパリしてて、しかもパサパサしてないのがいい

2007-04-25 00:07:36 | 食べ物
僕は三人兄弟で一番上。妹が二人。だから昔からお姉さんが欲しかった。きれいなお姉さんがいいねー。お兄ちゃんが欲しい、とは思ったことは一度もない。

でもこの願いってのは現実的に叶えることは無理だよね。妹や弟が欲しいってならまだしも。

僕にとっての姉のような存在の従姉が東京に来ていたのでご飯を食べる。従姉は岩手に住んでいて二ヶ月に一度くらい東京に来てそのたびにお互いの都合が合えばご飯を食べる。銀座が多い。

今回は仕事でベトナムに行っていたそうで。前回、キューバから帰ってきたときは「和食!とにかくダシが飲みたい!」というリクエストで和食を食べに行ったけど今回はイタリアンのご要望。やっぱアジア帰りだとそんなに和食を求める気持ちはないのかね。「前にあなたが女の子と行ったっていうイタリアンつれてってよ」というメールがきたんだけど、えーっとどの子のことかしら?あっはっは。よくわかんなくなったので新規開拓。「DIO PADRE」という店。DIOと言っても「URYYYYYYッ!」とかは言わないからね、先に言っとくけど。

ネットで適当に選んだんだけどこの店かなりアタリ。おいしい。ピザがおいしい。

かなり大きくてボリューム満点に見えるんだけど生地が薄いので女性と食べてても食べきれる。写真は海の幸のジェノベーゼだけど、ついつい「ホワイトアスパラとトリュフのピザ」も頼む。このピザおいしかったなー。トリュフの香りがかなりよかった。前菜のイサキのカルパッチョ、ホタテのクリームソースタリアテッレもおいしかった。

メインはホロホロ鶏の煮込み。皮がパリパリなのに中がパサパサしてなくていい。なんか鶏だとパサパサになってる料理とかあるじゃん。

デザートはいったん全部のデザートをテーブルに持ってきてくれる。

これはうれしいなー。選ぶの楽しい。あー「じゃ全部」って言いたかった。

店員さんもよくて、きっちり注文とってくれるし、酒がなくなれば聞きに来てくれるしいい。二人で結構おなか一杯食べたし、ワインも飲んだけど値段はかなり軽め。いい店だ。

この従姉は僕の8つ上。まぁこの人からはいろいろ学ばせていただいてますよ。彼女は「恋愛は理性じゃない」という名言を残してますから。

ずっと前に書いたけどこの人には中学二年の子供がいる。ちょっと前は「ガンダムのプラモとかばっかり作ってて大丈夫なのかしら?」と心配してたけど、最近はちょっといい服買ったり、ドライヤーで髪セットしたり、友達に誘われてギター買ってみたり正しい「もてたい男の子」になってきているらしい。よかよか。

この従姉に最近言われることは「ちゃんと地に足つけてやってれば大丈夫」ってこと。でもねぇ、姉ちゃん、それが難しいのよ。

原因と結果の法則

2007-04-22 21:34:41 | 食べ物
世の中で起きることのすべてには原因がある。インプットがあるからアウトプットがある。

風が吹けば桶屋が儲かる、じゃないけどね。

しかしまぁどうにも釈然としないのが体のこと。

札幌から帰ってきて(札幌話はまた今度。ま、よね3のmixi日記見ていただければほぼすべてなんだけど)ジムに行った。体重計に乗ってみると2キロくらい増えている。えー、なんでー??

先週は確かに出張多くて外食ばっかりだったけど昨日一昨日と大通公園ジョギングしたのにさー。測りなおしてみてもかわらないのでまぁ仕方がない。しっかり汗を流そう。

帰ってきて晩御飯。和食!という気分だったので適当な煮物を作る。

こんにゃくとさつま揚げとまいたけ(安かった)とゴボウの煮物。

煮物は難しいんじゃない?とか言われるけどそんなことない。煮るだけだもの。旨いよ。そりゃ料亭の味、とまではいかないけど自分で食べる分には十分な味。味付けはこんぶと醤油と酒。みりんって基本的に使わない。使い方よくわかんないんだもん。

手間は少しだけかかるけどね。さつま揚げとこんにゃくは下茹でして、さらにゴボウは真ん中に切れ目入れてたづなこんにゃくにして、ゴボウはあく抜きして。

料理が好きだな、と思うことの一つは努力が報われる、というところ。手間をかければその分確実においしくなる。隠し包丁、とか面取り、とかをするのが好き。

仕事とか恋愛とかだとそうはいかない。努力が報われないこともあるし努力してなくてもラッキーでうまく行ったり。

料理は手間をかければおいしくなるし、手を抜くとその報い(ってほどおおげさなことじゃないけど)を必ず受ける。

ということで今日の晩御飯。

味噌汁はインスタント、いわしの味噌煮は缶詰。一応白髪ねぎを乗っけてみたけどやっぱりあんまりおいしくない。手を抜いてるからだな。

You Get What You Give.

2007-04-20 23:56:54 | 音楽
最近思うところあったりなかったりで運動をしているわけだけど、こう出張続きだとジムにいけない。行きたいな、と思っていけないとなるとどうもストレスがたまる。

うーむ、と思って出張にジャージとTシャツとスニーカーを持っていくことにしてみた。

いつも使っているカバンだとそんなもの入らないけど、2、3泊の出張なら大き目のカバンを持っていくので入る。

飛行機に乗って、エアポート快速に乗って、うーん、とこわばった体でホテルにチェックインしておもむろに着替えてホテルを出る。

一応ちゃんとしたホテル(今日はニューオータニ)のフロントをだらっとしたジャージで歩くのはちょっと恥ずかしいけどま、いいや。22時半のホテルのフロントなんてホテルの人しか居ないし。

今日はちょっと大通公園まで出てみて往復してみる。

大通公園を走るなんてビアガーデンのときに酔っ払ったよね3にプロレス技かけられそうになって逃げたとき以来だ。

夏のビアガーデンは我々の一大イベントだったな。

なぜかビアガーデンからススキノの中銀ビルまで裸足で歩いたことを覚えてる。足の裏真っ黒になった。なんでか小西いたんだよな、珍しく。彼女もこんなところで名前出されてるとは夢にも思うまい。

大通公園を走るのはメリットとデメリットがある。(世の中のものはなんでもそうだけど)

メリットは常に時間が確認できること。TV塔があるからね。今日は腕時計をしてくるのを忘れたんでちょうどいい。それと今自分がどれだけ走ったのかすぐわかる。何丁目、とかでね。昨日は家の近くの隅田川のほとりを走ったけど何メーター走ってるのかなんてぜんぜんわかんないもの。(あと隅田川と比べると大通にはホームレスの人がいない)

デメリットはいちいち信号をわたらなきゃいけないこと。これ面倒。立ち止まって走ったふりしているのがやなので赤信号だったら曲がって見たり引き返したりしてタイミング見計らってみる。行って戻ってみたらまた赤になってたりして「うーん、4丁目から出れないよー」とか思ったりして。

走りながらiPodで音楽を聴いているんだけど、やっぱiPodはいいね。昔はプレイリストとかちゃんと作ってみたりとかしてたけど最近はすべての音楽をがばっと聞いている。「あれ、このアルバムこんなによかったっけ?」と昔買ったCDを再評価することが多いね。

最近「あ、いいじゃん」と思ったのは「New Radicals」って人のアルバム。

バンドっぽい名前だけど実は一人で全部演奏したり歌ったりしている。友達いないんだろうね。キャラもいいよ。なんか頑張っておしゃれしているけど垢抜けないイギリスのぼんぼんみたいで。

For The Sophisticated People.

2007-04-19 22:30:37 | 日記
毎度おなじみ流浪の番組タモリ倶楽部でございます。今回はクロージング率が一気に上がる営業の極意、を書こうとしたけど面倒なのでまた今度。

新潟から帰ってきました。

出張の時はキャリーケース(ごろごろとタイヤがついているやつ)を持ってっている。

資料だなんだかんだとかばんが重くてね。

しかしどうもタイヤのすべりが悪くなったのか重いなぁと思っててタイヤを見たらなんと!

がっつり磨り減ってました。。。(はい、新潟県の海沿いの誰もいない駅のホームでこんな写真撮っております)

タイヤが詰まって動かなくなったのに気づかず引きずってたからですな。

このキャリーケース、昔使ってたのが取っ手が壊れたので名古屋の地下街で急遽買った安いもの。やっぱ安い(ちまり)のはだめだな。

帰りは新幹線の中でイカ飯を買った。イカ飯好きなんですよ。

さぁ食べようーと思ったら真空パック。

もっとなんか駅弁っぽく食べられるかと思ったのに。

ジャイアントコーンをかじるかのようにかじる。うわー食べづらいー。

明日の夜は札幌行きます。

流浪。

仕事する、たまに自宅に泊まる

2007-04-18 01:09:51 | 日記
今週は外泊ばっかり。月、火は金沢に泊まり、水は新潟、木曜は自宅、金、土は札幌。ほんと「自宅に泊まる」って感じだ。

外泊は別に大変でも楽しくもない。普通。日常。仕事始めた当初はいろいろ行けて楽しいなぁーとか思ってたけどもう慣れた。観光できるんだったら楽しいだろうけどそんなこともないし、家にかわいい奥さんと子供でもいるなら寂しいだろうけどそうでもないしね。

ただしまぁご飯が外食なのでお金がかかる。でも自炊が続いていたしたまにはいい。冷蔵庫にあった食材は大体日曜に片付けてきたから気にかけることもない。

月曜は会社の人と金沢駅前の居酒屋でご飯食べた。

豚バラと春野菜のなべ。

鯖の串焼き。あのさ、串さす必要あんのかね??

やっぱ北陸は魚と米が旨くてよいね。ということで次の日は魚と米がうまい、と言えばすし、ということですし食べた。


うに。

北陸ですしを食べるなんて生まれて初めてだったんだけどさすがによくわかんない名前の魚がある。「がんど」だとか「ふじめら」(だったかな?)だとか。「がんどって何ですか?」と聞いたら「かんぱちの子供ですね」、「ふじめらってなんですか?」「まだ小さいかんぱちですね」…。ん??結局全部かんぱちかい。ま、とりあえずそれ、と頼んだら「今日切れちゃったんですよねー、かんぱちならありますけど」。結局かんぱちかい!ま、いいや。

さすがにご飯がうまい。最後に味噌汁が出てきたんだけどわかめとなんかよくわからない山菜でこれがめちゃくちゃうまかった。すし屋なのに「ほんと、ごめんなさい、もしあったらでいいんですが普通のご飯一杯いただけますか?」とご飯を頼んで玉子焼きと味噌汁とガリでご飯食べた。満足。

明日は新潟。

彼女は悩んでる、多分。

2007-04-17 20:35:38 | 
ばかんばかんと女性に関する本を読んでおります。

野口 美佳 / 東洋経済新報社(2005/11)
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牛窪 恵, おひとりさま向上委員会 / 日本経済新聞社(2004/04)
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桜井 秀勲, 川北 義則 / 主婦と生活社(2001/09)
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リサ・ジョンソン, アンドレア・ラーニド, 飯岡 美紀 / ダイヤモンド社(2005/07/08)
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平舘 美木 / 日本経済新聞社(2006/04)
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これだけ読んでまぁいろいろきづきがあるわけだけど、何より最近思うのは「女性は悩みが多い」ってこと。仕事のこと、恋愛のこと、美容のこと、服のこと、家庭のこと、子供のこと、お金のこと。。。大変だなぁ、ほんと。賭けてもいいけど、男性なんてほとんど悩んでないよ。悩んでるふりしてるだけだ、絶対。

たとえば肌のことにしたって、シミが出来たー、そばかすがー、肌のキメがー、なんて男性考えないでしょう? たとえ男の顔にシミや皺が出来たって、気づかない、って人だって居ると思う。

そもそも女性を悩ませるものが多いんだよ、世の中には。つーか、女性に対する欺瞞に満ち溢れてる(今日は毒吐くぞ)。マーケッターだー、コンサルタントだー、マスコミだーが一緒になってさ。最近、いろいろ調べてると「ええええ!!??」と思う商品とか多いもの。今日知って目玉が飛び出たのが、某大手化粧品メーカーのシャンプー。有名タレントを何人も使ってCMソングも有名グループで馬鹿売れしてるシャンプーだけど、調べてみると使っちゃいけないものをたくさん使ってるらしい。発ガン性のあるものとかね。はぁー、そうですかー。

多くの女性は悩んでる、なんかいろいろ考えてる。大事なのはその悩みを解消してあげられることが出来れば女性の役に立つってこと。だから少なくとも女性を悩ませる存在になったらぜったい駄目。女性の悩みを解決してあげられる存在になればいいはず。

男性は多分逆だろうな。手のかかる存在とか好きだもん。

とか言うことをいろいろ考えてる。

過大評価されてるやつらがいる

2007-04-15 21:37:38 | 食べ物
今日は食べ物の話ばっかり。

いろいろな事情があって最近はいつも行っているジムじゃなくて近所の公共機関のジムに行っている。(はやくおにいちゃんにお前が働いているジムの無料券おくれ、マイ・リトル・シスター)

施設はたいしたことないけど一回250円。税金払ってる身として使っとかないとね。隅田川沿いにあるんだけど今日行ってみると川沿いにたくさん人がいてなにやらスピーカーが「早稲田あと20ピッチ!」とかアナウンスしてる。ちょっとのぞいてみるとどうやらボートの大会だったらしい。早慶対抗戦、とか書いてあった。そうか、僕の母校とドッピオさんの母校との戦いですな、我々も昔は川の上でオールで語り合い、夜は盛り場で拳で語り合ったもんだ(うそ4000%)。

でも、川を見てみるとボートなんて見当たらない。アナウンスによると「ただいま蔵前橋を通過しました」とのこと。蔵前橋と言えばここからたぶん500Mくらいは離れてる。うーん、こんなとこで見てて楽しいのかね。楽しいんだろう。マラソンを競技場に見に行く人たちの気持ちもわかんない。選手見られるのスタートのときとゴールだけであとの2時間くらいはモニター見てるだけじゃん。ま、いいや。

帰り道にスーパーに寄ったらアサリが安かった。そりゃボンゴレだ、ということでボンゴレスパゲティを作った。

トマトを使うボンゴレ・ロッソよりも僕は普通のボンゴレ・ビアンコがいい。

今日は紫蘇も安かったのでパセリの代わりに紫蘇をかけてみた。紫蘇はいいねー。大好き。まだ紫蘇があるので今度は椎名誠のエッセイで読んだ「牛肉紫蘇バター丼」でも作ろうか。

最近、僕の自炊料理でのヒットはチキンソテー&後メシ。

チキンソテーを作ったあとのフライパンでご飯をいため後メシを作る。

これがね、めちゃくちゃうまい。ただし、毎回ネギを散らそうと考えているのに毎回忘れる。

チキンソテーの簡単でおいしい作り方を見つけたんだよね。弱火でじっくり、というのがコツですわ。

話は少し変わるけど東京には「肉のハナマサ」というスーパーがある。基本的に業務用の食品を売っていて色気も何もない食材(サラダ油2リットル、とかニンニクすりおろし1キロ、とか)を売ってる。基本単位はキロ。行くと白衣を着た若い人があほみたいにタマネギを買ってたり(「てめー、かっとけって言っただろうが!」とかシェフに怒られてるんだろうね)、インド人の集団が肉を買ってたり(これからカレー作るんだろうな)する。

一度この店にもチャレンジしかないといけない、と思ってたんだけど会社の近くにあるので行ってみた。

さすがに「肉の」というだけあって男前な肉がドカンとおいてある。

豚肉。

今回はステーキが食べたかったんですよ。がしっとね。

しかしさすがの肉のハナマサと言えどやはり牛肉は高い。うーむ、と悩んで結局豚ロースを買ってきた。

それでポークソテー。今回のテーマは「野菜たっぷり蒸し焼き風」ということでたっぷりの野菜で蒸し焼きにしてみる。



これを、

こうしてフライパンに蓋をして20分。


うん、うまい。レモン(ポッカレモンだけどさ)たっぷり目にすると更によいね。


最近思うんだけど食材の値段というのは決して美味しさと比例しているわけじゃない。

たとえば松茸。あんまりちゃんと食べたことないけどあれは「美味しいから高い」んじゃなくて「あんまり取れないから高い」んじゃないの?松茸大好き、って人に聞きたいけど仮に松茸がそのへんに生えてて(たとえばシジマくんの家とかな)ありふれた食材だったとしても今と同じ値段払いますかね?

キャビアは昔、マドモアゼル唯先生の親父さんが缶詰を買ってきてくれてけっこうたっぷり目に食べたけど「うーん、そりゃうまいけどそんな値段なら自分は買わないなぁ」と思った。

どうだろう?

最近、鶏肉とか豚肉とか買ってるけどやっぱ安くて美味しいもの。

過大評価されてるなぁと思うのは魚で言えば鯛。いや、美味しいですよ。でもね、そんなに金払ってまでなぁと思う。

牛肉はまぁ、育てるのに手間とかかかっててその手間賃で高い、というのはあるかもしれないけど。

豚カツだってさ、だいたい「ロースカツ900円、ヒレカツ1200円」とかでしょ?納得行かないんだよな。絶対ロースのほうが旨いのに。「ヒレカツ800円、ロースカツ2500円」でもいいくらいだ。(いや、払わないけどね)

「美味しいものほど高い」という世の中になったら大変ですよ。

豚バラなんて庶民の手に届かないよ、絶対。美味しさから考えたらグラム5万8000円とかになるよ。ルイ・ヴィトンか豚バラか、っつー話でね。

魚だったら鯵、鯖、秋刀魚なんて高級魚ですよ。鮭なんて大変ね。病気になったときしか食べられないよ。

そもそも白米が絶対に手に入らないし、カレーなんて貴族の食べ物。

とりあえずまぁそういう世の中じゃなくてよかった。

やっぱ和食だな、そしてやっぱ仕事だよ

2007-04-11 00:02:28 | 食べ物
結局うまいのは和食ですな。味覚にぴしっとフィットする感じがするし。仕事帰りに新橋のお店。結構前に行った「Sherry Bar de Doce」という店の隣。どうやら姉妹店らしく店同士は奥でつながってる。

たけのこの煮物、とりわさ、銀杏、桜海老のかき揚なんかを食べた。

仕事帰りに好きな人とおいしいもの食べられるなんて何よりもの幸せですな。

最近、女性心理に関する本ばっかり読んでる、という話をすると女の子を褒めてもあまり信用されないんだよね。うーん、困ったねこりゃ。基本的に女性に嘘をつかないようにしてるのにな。(いや、ほんとですって、UMEさん) そうか「女性心理に関する本読んでる」とか言わないほうがいいんだな。

明けて火曜日。月火とオフィスでの仕事が続いている。勝手なものでずっと出張してると「あ~たまにはデスクで一日仕事したいなぁー」と思うし、オフィス内での仕事が続くと「あーどっか行きたいなー」とも思う。

お昼はちょっと足を伸ばして(と言っても2、3分)三越前のよくわかんない広場。

カレーとかエスニック料理の屋台みたいなものが出てる。こういうの大好き。いいじゃないですか、天気もいいし。カレーを買って同僚ともりもり食べる。あー、ビール呑みたいな、とか思うけど自重する。大人だからね(どうだか)。

で、仕事を終えて帰り支度。今日のご飯はチキンソテーにしようと思って朝出るときに冷凍していた鶏肉を冷蔵庫に移してきたんだもんねー、と思ったら大阪に異動した子が東京出張で来てた。おお、久しぶりじゃないですか。東京に居た頃はよく飲んだもんだ。声をかけたら「おなか減りました」。おおそうかー、でも俺は冷蔵庫の鶏肉が待ってるんでねー、、、なんて0.2秒も思わない。「飯いくべ、すぐいくべ、いまいくべ」と即外食。会社の近くの韓国料理屋へ。和食もいいが韓国料理もいい。

軽く肉を焼きながらビビンバとか食べる。ニラ玉が激ウマでした。その子はこの後も仕事がある、とのことでビールを飲めない。そうか、残念だねー、と一人でゴクゴク呑む。こういうところがデリカシーない、といわれる所以だろうな。

その子は昔一緒に仕事してた。修羅場を共にくぐったというか同じ釜の飯を食ったというか。やっぱりそういう人と久しぶりに会うのは楽しい。やっぱなんというか「仲間」という感覚があるんだよね。

仕事の人間関係しかない人生はむなしい。でも仕事を通して出来た仲間がいない人生はもっとむなしい。

一時期一緒の仕事で修羅場をくぐった友達はかなり大切。(オイ、聞いてんのかみやまちくん、motoくんよ。はやく偉くなって酒でもおごってくれい)

僕の仕事における基本精神の一つは「上の人間なんか知るか。高い給料もらってんだから勝手にやれ。下の人間は出来る限り助ける」ということ。上の人間の役に立つことやったってその人が助けてくれるとは限らない。でも下の人間を助けるとその人はいつか必ず助けてくれる。

その子と手相の話をしていた。僕もその子も両手の親指の付け根の所に皺が結構あって、これは「人に恵まれる」手相らしい。わーいわーい、うれしいな♪ 金に恵まれる人生と人に恵まれる人生なら絶対後者がいい。

大学の時のゼミの先生が話してくれたベートーベンとシューベルトの話が好き。

ベートーベンは才能に恵まれていた。すごい作品をたくさん書いた。でもベートーベンが死んだとき、棺を担いだのは墓堀人とシューベルトだけだった。シューベルトは生きているときは評価されなかった。貧乏だった。でも友達が飯をおごってくれたり楽譜を買ってくれたりした。そしてシューベルトが死んだときたくさんの友達が棺を担いでくれた。

僕の棺は誰が担いでくれるんだか。(重そう、とか言うな)

ということでんじゃおやすみ。いい夢を。空を飛ぶ夢は見ないように。

ジェネラル・ルージュの凱旋

2007-04-08 22:47:15 | 
出ましたよ、シリーズ三作目。この人の本としては四作目だけどどうやら「螺鈿迷宮」はシリーズ外らしい。

海堂 尊 / 宝島社(2007/04/07)
Amazonランキング:224位Amazonおすすめ度:



いやいや面白かった。夕方に買って一気読み。いや、よかった。いいねぇ、ジェネラル・ルージュ(血塗れ将軍)。今回もいろいろ面白い人たちが出ててよかったね。おかげで白鳥が目立ってなかった気がするけど、よかった。

キャラが立ってるので配役をイメージしながら読んじゃうね。黒崎助教授は中尾彬。花房さんは最初はかなりおばさんをイメージしてたんだけど読み終えてみると黒木瞳ですな。白鳥はあくまで10キロ太った北村一輝で譲れん。ジェネラル・ルージュは鹿賀丈史がいいけどちょっと年が行き過ぎか。うーん、唐沢寿明かな。高階病院長は誰だ、緒方拳かな。ちょっと線が太いけどつかみ所がない感じがいいと思う。田口が難しいよなぁ、無色透明な感じだからな。堺雅人もいいんだけど、ちょっとかっこよすぎかな。もっとすすけた人がいい。松尾スズキ?どうだろ?

このシリーズ、表紙もきれいでいいね。

並べてみた。黄、青、赤、いいねぇ。

さーて次はどうなるのかな。(気が早い)