浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

僕は違うと思う。

2019-03-15 12:08:25 | ニュースから
某芸能人が薬物使用した疑惑で逮捕された、というニュースがある。それについて僕がどうこういうつもりはなくて、そりゃ法律を犯したのだから然るべき処分を与えられるのは当然ことだろうと思います。

それはそれとして、僕はその芸能人が出演していた映画や番組、ゲームソフトなんかが出荷停止になることについて、まったく理解が出来ないのでそれについて書いておきたいと思います。

ちょっとわかりやすくするために、その某芸能人をPとします。その人がつい先日発売されたゲームソフトに準主役級で出演していた、と。ゲームソフトもこれまた昔と違い、その人の顔を取り込んだりして声もあててるしまさしく「本人出演」のようになっている。そのゲームソフトが発売を一時停止している、とのこと。僕ははっきり申し上げるけど、この「一時停止」になんの意味があるのか全く理解が出来ない。それで先日、「いや、一時停止は当然だ」という友人と議論になったのだけど。

その友人の主張は「Pが薬物をやっていた、ということであればPのお金が非合法な取引を通じて反社会勢力に流れている、ということになる。つまり、一般消費者がゲームを通じて反社会勢力に資金を提供していることになるので、そのお金の流れを止めることは当然」ということらしい。

つまり、彼のいうことを図解するとこうなる。

     【消費者】
 ゲームソフト↑↓代金
    【ゲーム会社】
    出演↑↓※出演料
      【P】
    薬物↑↓代金
    【反社会勢力】

消費者はゲームソフトの代金をゲーム会社に支払う。ゲーム会社はPに対して出演料を支払う。Pはその手にした出演料で薬物を購入し、結果としてその薬物の代金が反社会勢力に流れる、ということ。

もしこういう流れであれば、※で示した「ゲーム会社からPに対する出演料の支払い」を止めればいいだけなんじゃないだろうか?違いますか?

更に、もっとビジネス的に言えば、ゲーム会社とPの間は直接取引ではないはずだ。間にPが所属する芸能事務所があるはず。ということは正確に示すと下記の通りになる。芸能事務所からPへの支払いが「給与」という形になるかは不明だけどまぁ便宜上、そうしておく。

     【消費者】
 ゲームソフト↑↓代金
    【ゲーム会社】
    契約↑↓出演料
     【芸能事務所】
    所属↑↓※給与
      【P】
    薬物↑↓代金
    【反社会勢力】

となればこれも※で示した、芸能事務所からPへの給与支払いを止めればいいだけじゃないだろうか。

更に、もう少し、時系列で考えてみたいんだけど、一般的にゲームソフトに対する出演料の支払いというものがどういものかわからないのんだけど、おそらく「出演料」という形で一回払いか、「歩合」のような形で、ゲームソフトが売れたらその売上に応じて◯%、とかの形の2種類だろう。

仮に、出演料一回払い、だとする。そして、出演した段階では薬物をやってなかった、と仮定する。それならば、消費者がゲームソフトを買ったお金は反社会勢力に流れてない、ということになる。もし「歩合」だったとしたら、それは先に申し上げた通り、芸能事務所からの給与、あるいはゲーム会社からの出演料を止めればいい、ということだろう。

繰り返しになるけど、法律を犯したことについては弁護の余地は無い。(今はあくまで容疑者の段階なので確実なことは言えないけど)

僕が腑に落ちないのは「たった一人の出演者が法律を犯したからといって、その出演物をすべて出荷停止にする必要があるのか?」ということです。

もしこれ(出演者の一人でも法律を犯したら出荷停止、公開停止)が一般的になったとしたら、それはリスクが大きすぎると思う。制作側は例えば数百人が出演する大作なんてなかなか作れなくなる。そういうリスクを回避するために損害保険なんかに入らなくてはいけなくなるだろう。そういうリスクマネジメント費用はめぐりめぐって制作費を圧迫し、さらにそれは我々が支払う、例えばゲームソフトの代金値上げや映画料金の値上げにつながるだろう。

そういう流れは、僕は違うと思う。

こたえる

2018-06-07 21:39:37 | ニュースから
「辺境ラジオ」という不定期ラジオ番組がある。その番組の出演者の一人に、西靖さんという毎日放送のアナウンサーがいる。

その方が、子どもが生まれて「子どもができて変わった?」と聞かれた時に答えていたことを覚えている。

「ニュースが身にしみる、というか、"こたえる"。誰が誰を殺めた、というニュースひとつにしてもなぜこんなことに、、というようにとにかくこたえる」

その感覚はとてもよく解る。特に、幼い子が亡くなる事件や事故が、僕は本当に身にこたえる。それはもちろん、僕の生きる同じ世界ではあるんだけどだいたいは僕個人とは関係が無い。だけど、そういうニュースを聴くだけで本当にこたえる。身が切られるように辛い。「身が切られるような」なんて慣用句は昔はわからなかった。だけど、今は解る。ああ、これが、「身を切られるような痛み」なのかと思う。

「年をとると涙もろくなる」というのはこういうことなんだろうと思う。

年を経て、僕個人は結婚していないし子どももいないけど、この年になると結婚して子どもがいる人が周囲に増えた。

僕には姪っ子が3人いて、もちろん血縁の無い子どももかわいいと思うけど、少しでも自分の血がつながっている子どもというのは本当に別格に愛おしいと感じる。また、血がつながって無くても、例えば友人の子で、生まれた直後から知っていて毎年会って会うたびに「うわぁ、大きくなったなぁ」と驚いてきた子もまた可愛いと思う。

もし、そういう子たちがなにか理不尽な暴力でその生命を落とすようなことが起きたら、、とたまに想像してしまうんだけど、それがとっても辛い。下手すると考えただけで涙が出てくる。

今日、5歳の子が虐待され亡くなったというニュースがあった。

朝、それを読んで「ああ、これをちゃんと読んだら今日一日、僕は悲しくて仕事が出来なくなるだろう」と思ったので読むのをやめた。そして、夜、そのニュースを読んでたら、涙がボロボロ出てきた。

ああいう風に命を失う子がとにかく一人でも減ってほしい。

ナイスガイ、鉄人・衣笠祥雄

2018-04-26 16:35:30 | ニュースから
僕は野球ファンではなくて、野球に関する知識がほとんど無い。あまり積極的に野球を観たりもしない。だけど、このニュースだけは単なる僕の、子どもの頃の思い出として書くことをご容赦頂きたい。「野球好きでも無いくせに」と言われてしまうかも知れないけど。

小学生の頃、近所にとても仲の良い友達がいた。たぶん小学校4年生から6年生くらいまではずっーっと一緒に遊んでたような気がする。その友人のご両親は広島出身で、彼はいつも広島カープの帽子をかぶっていた。ちょうど僕の子供時代に広島カープの初優勝があって、そんなこんなで僕は野球チームといえばなんとなく「広島カープ」というイメージがあった。あと知っていたのは巨人、阪神、くらい。

そういうわけで、「鉄人・衣笠」は僕が知っている数少ない野球選手の一人だった。

当時の連続出場世界記録を達成したことは知っていたし、王貞治に続いて野球史上二人目の国民栄誉賞受賞選手。

衣笠が連続試合出場記録を達成したのは今の僕と近い年齢の頃。今となって、改めて「試合に出続けること、打席に立ち続けること」の難しさ、尊さが判る。改めて「とんでもねぇことだ」と思う。

僕は野球はあまり観ていないけど、後に本で読んで知った「野球選手・衣笠」はこの本。


「江夏の21球」

日本における「スポーツ・ノンフィクション」というジャンルを確立したと言っても大げさで無いほどの有名な作品で、1979年に広島が日本一になる試合を描いたもの。

主人公的役柄は当時の広島のエース、江夏豊なんだけど、ある場面で衣笠が江夏に近づき勇気づける。ここで江夏はその男気を感じ、、というという描写がある。

ほとんど野球の知識がない僕でもこのシーンはグッと来る。

今回、その衣笠が亡くなられた。亡くなった当日に偶然、僕は広島に居たんだけど亡くなられたことを知ったのは東京に戻ってからだった。

その日のニュースは衣笠を偲ぶニュースばかりだった。

若いときも、また引退した後も、改めてとても素敵な笑顔の人だったなぁ、と映像を観て改めて思う。

その笑顔も、またデッドボールに対しても投手に「気にするな」とばかりに手を上げる姿も、そしてマウンド上の江夏にかけた言葉も、引退後の活動もとにかくすべて含めて「ナイスガイ」という言葉以上にこの人に似合う言葉は、無いと僕は思う。

難しいなぁ、メルカリ現金売買問題。

2017-04-26 14:27:52 | ニュースから
犯罪ダメ、ぜったい。

さて。

フリマアプリで現金が売られている、というニュースがあった。

メルカリで現金売買、なぜ?と話題に

この記事によると「1万円札4枚」が47,300円程度で売られていたんだってさ。なにそれ?って思うけど、この記事によると「クレジットカード枠の現金化」が目的ではないか、とのこと。

なるほど。

多重債務者で借金があって借金を返さなくてはいけない、でもお金が無い。でもクレジットカードはある。だれば7,300円損しても4万円の現金(キャッシュ)が入ればとりあえず借金は返せる。。

まぁねぇ、街中の電信柱に貼ってある「クレジットカード枠の現金化!」ってチラシみたいなもんですな。

ま、そんな借金あったら遅かれ早かれ行き詰まるだろうから早めに整理したほうがいいよ、って話でしょうが。

これってね、難しい話だなぁと思うんです。

このニュースを受けて該当サイトは「現金の出品」を禁止した、と。

で、それを受けて「チャージ済みSuica」が出品されてます。僕がさっと検索しただけでも「2万円チャージしたSuica」×5枚が113,600円で売れていた。

Suicaは残額から手数料220円引いて、一枚あたりデポジット(前払金)500円を足して払い戻すことが出来る。

つまり、20,000円チャージされているSuicaを窓口に持ってって払い戻ししてもらうと、チャージ金額20,000円から手数料220円引いて、デポジット500を足して、、えーっといくらだ、20,000-220+500で20,280円の現金が手に入るってことか。5枚だと101,400円。つまり101,400円の現金を113,600円で買った、ということになる。うむー、換金率は約89%。つまりこの方法で11%は損する、なんつーか手数料というか利子というか分からんけど、つまりそのくらい「抜かれる」ってことだね。

「クレジットカード枠の現金化!」とか道端に貼ってあるチラシは「新幹線の回数券をクレジットカードで買って、それを業者が現金で買い取る(業者はそれをチケット屋に転売する)」という方法らしい。いまちょっと調べてみたら「換金率85%以上!」とか言うのがあった。それに比べたらまぁ割が良いのかねぇ。。

ちなみに「現金4万円を47,300円で買った」場合の換金率は84.5%。うーん、それなら街場の換金屋行ったほうが。。

※繰り返しになりますけど、こんなの使わないほうがいいと思いますよ、借金は早めに整理しましょう。

考えれば考えるほど「アプリを使ったクレジットカード枠の現金化」って難しい問題だな、と思う。

今回さ、このアプリ運営者側は「現金の出品」を禁止にした。でも、利用者は即「チャージ済Suica」という方法を思いついた。次、どうすればいいだろう?「Suica(まぁ交通系プリペイドカード全般)」を禁止にする?

そうするとさ、例えば今、コンビニでAmazonギフトカードとか売ってるじゃん?仮に「1万円分のAmazonギフトカード」が9,900円で売ってたら、普通の人は買うよね、タイミングによって。もし僕だったら「まーAmazonで1万円なんてすぐ買うなー」と思うから、町を歩いていて「Amazonギフトカード9,900円」ってあったら買っちゃうかも知れない。つまりさ、Amazonギフトカードをクレジットカードで買って、それを金券屋に売る、って方法だってあるかもしれない。そうなったら「Amazonギフトカードは出品禁止」ってする?

オッケー、じゃ「金券の類は全て出品禁止」にしようか。

じゃあさ「金塊」はどう?いまパッと調べたら金1gの買い取り価格って4,800円くらいだってさ。アプリでクレジットカードで金を買ってそれを速攻で売りに行く、としたら?じゃ「金の出品禁止」にする?だとしたらさ「金の入ってる指輪」も出品禁止にしないといけないよね?じゃ金の指輪はダメだけどダイヤの指輪はいいの?え?プラチナの指輪はどうなの?

ってなっちゃうよねー(笑)

いや、僕は意地悪したいわけじゃなくて「難しい問題だなー」と思うのよ。

だってさ、こういうアプリとかネットサービスって「交渉が成立すれば何を売ってもいい」わけでしょ。

例えばさ、いま僕の手元にマグカップがある。これを出品する。10万円で。その代わり、このマグカップを「もし気に入らなかったら85,000円で買い取る」というオプションを付けたらどうなるだろう?買い手は入札して落札してクレジットカードで10万円払う。僕には10万円(よくわからないけどアプリの手数料とかかかるだろうからちょっと引かれるんだろうけど)、ま、10万近くが入る。落札者は「気に入らん」と僕に売る。僕は85,000円で買取るという約束をしているからマグカップを返してもらって85,000円を落札者に現金で渡す。

これを禁止する方法があるんだろうか??難しいよね。

例えば今、「私の30分売ります」というネットサービスがあるじゃないですか。僕はこれ自体は否定していない。何か技能を持っている人がいて(コーチングとかコンサルティングとかが多いようだ)、その人の30分を売る。買う方は例えば30分でも話を聞いてもらって解決策が得られれば、それはWin-Winだろう。でもさ、これも支払いはクレジットカードなんだよね。

だとしたらさ、こういうのはどう?

「30分後に10万円現金を渡します、その30分を85,000円で売ります、支払いはクレジットカードで」

※繰り返しになるけど、クレジットカード枠の現金化って損だからホントにやめたほうがいいとは思ってますよ。

僕は思考実験としてこういうことを考えてて「うーん、やっぱ難しいよなぁ」と思うんです。

そもそも論として言えばこういうやり取りにクレジットカードを使うな、って話になっちゃうんだけど、そうなったらさ、ちょっとしたもの(なんだろ、不用品の服とか)を売るにも現金書留とかしなきゃいけないの?ってなっちゃうし。

転売が禁止、ってんなら「買ったはいいけどやっぱ違った」と思うものをもう一回、そういうアプリに出すのもダメなの?ってなるしさ。

いやー、ほんと難しいねぇ。。

ユーチューバーは本当に小学生のなりたい職業なのか?という素朴な疑問から。

2017-04-21 19:46:12 | ニュースから
最近、たまに図書館行って新聞各紙を読んでいる。いいよね、図書館は。静かで。

で、やっぱり新聞各紙ってのはそれぞれカラーがあって面白い。僕の個人的好みはまぁ置いておくとして、「あ、このニュース、こっちだとこうなのに、こっちはこうなんだ」と思うことが多々ある。それってね、「偏向」とは僕は思って無くて各紙それぞれの「事実の見方」ってことだろう。新聞だって「人」が書いている訳で、それぞれの人によって違いがあるのは仕方ないだろう。(多少、偏向があるってのも事実だろうけど)

そりゃもちろん、主要新聞各紙を自分で買って読むってのが正しいんだろうけど、なかなかそこまではね。。ということで図書館はいいです。

新聞読み比べについてはこの本が面白いよ。

芸人式新聞の読み方

で、新聞各紙の報道の仕方とつながるかどうかわからないけど、よくある「小学生がなりたい職業ランキング」について。

先日「小学生は夢いっぱい 男の子「スポーツ選手」/女の子「ケーキ・パン屋」」という記事があった。毎日新聞4月6日。新小学1年生男子2,000人女子2,000人に聞いたらしい。

僕はちょっと違和感があるんだけど、まず1位の「スポーツ選手」というのについて。単純にね、「将来何になりたい?」と聞いて「スポーツ選手」と答えた人はいないんじゃないだろうか、と思う。そりゃ「Jリーガー!」「プロ野球選手!」とか答えるなら分かる。だけど「スポーツ選手」とは言わないでしょう。もちろん中には「錦織選手みたいなテニス選手!」とか「羽生結弦選手みたいにフィギュアスケーター!」って人もいたかも知れない。なんかさ、こういうのザクッとまとめちゃっていいのかね?

だってさ、そこまとめちゃうなら「学校の先生!」「警察官!」「消防士さん!」という答えをザクッと「公務員」とまとめちゃえるし、「サラリーマン」というくくりだってアリ、ってことになってしまう。

この記事の中では本文で、スポーツ選手の内訳がサッカーが57.7%、野球選手が17.8%と書いてあるからまだ良いけどね。

で、この記事の中に「10位以内には入らなかったがYoutuberという回答もあった」とある。

そういえば、「Youtuberがなりたい職業3位に」という話もあったな、と思い出した。その時は、ずいぶん人気なもんだな、と思った覚えがあるけどこの調査では10位以内にも入っていないと書いてある。

あれ?っと思って元の調査結果、この新聞の記事ではクラレが調査してると書いてあるので、クラレのサイトをみたら元となった調査結果があった。→こちら(これをクラレ調査と呼ぶことにする)

男の子だけで見ると、Youtuberは20位にも入っていない。うーん、「10位以内には入らなかったがYoutuberという回答もあった」とだけ読むと、なんだか11位とか12位には入ってるのかな、と思っちゃうような気がする。これは確かに嘘ではないけどねぇ。。

もっと言うと、スポーツ選手が21.9%で内、サッカー選手が57.7%、野球が17.8%なんだから「スポーツ選手」というくくりではなくて「サッカー選手/野球選手」でちゃんとやればサッカー選手が12.6%、野球選手が3.8%となりそこをきちんと入れると、警察官(14.5%)が1位、サッカー選手が2位、野球選手が6位に入り、現6位の研究者は7位に、それ以降はひとつずつ下がる、ということになる。そうなればYoutuberは21位以内にも入ってないとも言える。ま、それ言い出すと現12位の「芸能人・歌手・モデル」ってのも「おい、くくりがデカすぎないかい?」と思うけど、それはいいや。

とにかく「Youtuberが3位」ってのはどこから来た話だい?と思うわけさ。

調べた。

検索すると出てきたのはこれまた毎日新聞(2016年3月22日)。(これを大阪小4調査と呼ぶことにする)

これによると「半年前に大阪府内のある小学校が調査した4年生男子の将来の夢」とのこと。うむー。何人に調査したものかは書いてないので分からない。でも「とある小学校の4年生男子」ということであれば1,000人は超えないだろう。1クラス上限が40人として半分男子で20人。3クラスあれば60人、5クラスあれば100人、そんなところかな。

ついでに、いま、大阪府立小学校のクラス数はどんなもんだろか、と大阪府の統計データを見てみる。大阪府の公立小学校全体で17,911学級(クラス)、公立小学校数1,013校。17,911クラスを1,013校で割ると17.6クラス、これがつまり6学年全体のクラス数だから、それを6で割ると2.9クラスということになる。つまり府立小学校の1学年は平均3クラス程度か、と考えられる。

そこで「Youtuberが3位」という結果はだいたい60人(1クラス40人の3クラス、半分が男子)に聞いた結果かな、と仮定してみる。あくまで仮定ね。

ここからは完全に憶測だし、僕の強引な論理なんだけど、仮に、クラレ調査と大阪小4調査のトップは奇しくも「サッカー選手」と「スポーツ選手」で似ているわけだから、どちらも1位は21.9%だったとする。つまりクラレ調査の1位「サッカー選手」は全体(2,000)の21.9%で438人、大阪小4調査の1位「サッカー選手」は約13人、と仮定する、ということね。

そのまま2位、3位、4位も同じパーセンテージと仮定すると、大阪小4調査2位は12.5%で7.5人、3位は8.6%で5.16人、4位は6.5%で3.9人。つまり、3位と4位の違いってまぁひとりかふたりなんじゃないのかな、と思う。

同じ学年の同じ男子60人中のひとりかふたりって結構すぐ変わるんじゃないの?と僕は思う。例えば仲良い3,4人の男子グループがいて、その一人が「Youtuber!」って言えば「じゃ俺もー」みたいなことになりそうな気がする。つまり仲良い男子グループが「俺もー」と言い出せば4位程度には入るくらいの調査なんではないだろうか。

もちろん数年前には「Youtuber」という職業すら無かったわけだからその言葉が出てくること自体は興味深いけど「Youtuberが小学生に大人気!」って訳じゃないんじゃないかなーと僕は思う。

なんでこんな事考えているかって?

ヒマなんですよ(笑)

事実はどうであれ、

2017-01-26 19:53:49 | ニュースから
とあるホテルが、自社のホテルの各部屋においている書籍がちょっとニュースになってるみたい。

個人的には「ま、ほっとけば」と思ってます。僕はそのホテルチェーンにはあんまり泊まらないからね。思想の問題じゃなくて部屋設備がそんなに好きじゃないから。(もちろん、安けりゃ泊まりますよ)

ほいでさ。

こういう言い方(SNSに書かれた言葉を真剣に取り上げて、しかも誰の言葉とか出さずにブログにすること)が卑怯なのは百も承知だけど、「おいおい」と思ったのがある。

曰く、

「事実はどうであれ、どんな事があっても信念を曲げず世に問う人は立派ですね。」

いやいや!ちょっと待って下さいよ。

このホテルチェーンが各部屋においている書籍で論じていることについてはいったん置いとかせてください。

でもさ、「事実はどうであれ、」ってまずくはないかい?

例えばね、「大化の改新」という歴史的出来事を信じない人がいたとしましょう。

「大化の改新は無かった!私はそれを信じる!」と。

別にそれはいいけどさ。ほいでその後ね、大化の改新があったことを証明する事実がたくさん出てくるとするじゃん?それでも「いーや、私は信じない!大化の改新は無かった!」という人が立派なの?

そういうのってシンプルに言うと「基地の外の人」だよ(笑)


広いんだね、アメリカって。

2016-11-10 09:33:26 | ニュースから
いやー、驚きました。

大統領選。

会社で仕事していて、ちょこちょこネットで開票状況を見ていました。

あのさ、ちょっと話変わるけど、やっぱりこういう開票状況はいいね。最近の日本の選挙だと開票率2%くらいで「当確!」とか出るじゃん。ああいうの僕ちょっと納得行かないんだよな。そりゃちゃんと出口調査した結果なんだろうけどさ、2%で当確ならもう選挙なんかやる意味ないじゃん。

その点、大統領選は最後の最後まで結果が分からなくてドキドキしました。

改めて感じたこと。

あのね、僕はアメリカに住んでる友達がいわゆる普通の一般的な日本人よりは多い方だと思う。アメリカに住んでる日本人の友人もいるし、アメリカ人の友人もいる。

そういう人たちが口をそろえて言うのは「トランプを誰が指示しているんだろう?少なくとも自分の周りにはいないよ」ということ。

そういうこともあるし、もちろん個人的にもいろいろなニュースを目にして「うん、トランプは無いだろうな」と思っていた。

それがこの結果ですからね。。驚きました。

この僕の予測の誤謬から思ったことはふたつ。

まず、「僕の知っているアメリカ人じゃないアメリカ人が実は大多数なのかもしれないな」ということ。つまり僕の知っているアメリカ人というのは日本(外国)に多少関係があったりする人。なにせ僕と知り合いなくらいだからね。でも、そうでないアメリカ人、外国人の友人なんてそんなにいなくて、外国のこともあまり知らない人が大多数なのかも知れない。(非難してるんじゃないよ、日本人にだって海外に行ったこと無い、海外のことなどまるで知らないって人も多いだろう)

つまり、「僕の知らないアメリカ」というのが実は真のアメリカなのかも知れないな、と思った。

もうひとつは「Hidden Trump voters」、つまり「隠れトランプファン」の存在。トランプはキャンペーン中、かなり過激なことを言ってきた。それはどう贔屓目に見ても「ポリティカリー・コレクトネス」、政治的正しさからは遠いものだった。

普通の人から見れば「さすがにそんなこと言っちゃダメだろう」と思うようなことを言ってきた。だから「トランプ?ちょっとヒドイよね」と言うのが良識ある大人のスタンスだろう。

だけど、どこか心の中に「とは言え、よくぞ言ってくれた」ということを感じていた人が多かったのかも知れない。

だから、周囲の人には「トランプ?ヒドイよね」と言いつつ、心の中ではトランプを支持していた、という人が多かったのかも知れないな、と思っている。

まぁ、とにかく広いね、アメリカは。

謝っちゃえばいいじゃん

2016-11-08 23:35:19 | ニュースから
最近、僕はホントに不思議なんだけど。

まずね、大臣が白紙の領収書もらってそこに手書きで金額書いてた、って話があった。

それ自体は確かに悪いことよ。それオッケーにしたら何でもアリじゃん、って話になる。

でもさ、現実的にさ、例えばタクシー乗って領収書もらって運転手さんが急いでて、領収書だけ渡されて「すいません、金額書いといて下さい」と言われたことは、僕もある。細かく言えばそれは悪いことだけど、でも、急いでる運転手に「いや、金額はそちらで書いてもらわないと困ります」なんて言えないじゃん。だから、自分で書くことはあるよね。

もちろん悪意を持って領収書何十枚ももらって、それに適当な金額書くのはダメ。

でもさ、「いやいや、ごめんなさい。そりゃ金額書くのは悪いけど、相手が急いでる時なんかにどうしても白紙の領収書もらって書いたことはありました。ごめなさい」って言えば「ま、そのくらいは仕方ないか」って思うじゃん?こっちも。普通。

それをなんで「問題ない」って言っちゃうかなぁ?そこがわからない。

沖縄で警察官が市民に「土人」と言った、と。もちろんそれ自体は良くないこと。しかしまぁ、人間だからつい口が滑る、ってことはあるでしょう。

だったらさ「大変申し訳ありませんでした、つい興奮して口が滑りました」とソッコーで謝ればいいじゃん。

それをさ、沖縄担当大臣がさ、「差別であるのは断定出来ない」とか言うのかね?謝りゃいいじゃん。僕なら別に謝ってくれさえすれば「賠償金よこせ」とか言わないよ。

言った人を晒し出せとまでは言わない。言った人の上司とかが出てきてさ「本人も深く反省しているし私の監督責任もある、大変申し訳ありませんでした」と謝れば解決する話なんじゃないの??警察の偉い人がしっかり頭下げればみんなもそこまで引きづらないんじゃないの?

なんで謝らないの?そこが僕は分かんないんだよなぁ。。

弱かったから、淋しかったから

2016-02-04 22:37:55 | ニュースから
ども。気づけば2016年ももーう2月。みなさんいかがお過ごしですか?

僕の一月は、例えて言うなら、

ちょっと小石につまづいて「おっとと」と思って足をついたところに画鋲があって「待て待て」と思ったところに矢が飛んで来て「マジで!?」と思ってのけぞったら後ろの壁に頭ぶつけて「痛っ!」と思って横に避けたらダンプカーが飛び出してきてはねられた、って感じです。

つまりまぁ散々だった、ということですね。

なんか「ちょっと待って、体勢立て直させて」と言ってる間も無くなんかいろんなことが来た、と。ムム、もしやこれが厄年?厄払い行こうかなぁ~。

自分のことはまぁ自分のせいなので仕方ない。

でもね、ニュースでもいろいろありまして。。

グループ解散?とかLineが流出してゲスの極み(しかしこれはバンド名がこういう時困るね。。バンド自体、僕はとても好きで聴いてるけど)だとかはまぁ、「ほっとけば?」と思ってた。僕んち、テレビ観られないし。

個人的にドーンと来たのが元プロ野球選手のニュース。これはやって欲しく無かったなぁ。。

僕は野球あまり観ないし知識も無い。だけど、あの選手だけはやっぱり無関心ではいられなかった。好き嫌いは別としてやっぱりどうしても目というか意識の中に入ってきてしまう存在だったと思う。だからこそ、ああいうことはやって欲しく無かった、、ほんとに。

でね、あの報道でひとつだけ違和感があってさ。

あの人に限らずああいうドラッグに関する報道で「おそらく、本人が弱かったんでしょうね」だとか「実は淋しかったんでしょうね」とか言うじゃないですか。いや、言ってもいいよ、そして本当にそうなんだろうと思うよ。

でもさ、それとこれとは別じゃないですか。

もちろん「弱かったり淋しかったらやっていい、と言ってる」なんて僕も思ってない。

だけど、そういう風に言ったら何人かの人が、とんでもなく弱く淋しくなった時、「こっちに行けば救われるのかも」と思ってしまうかもしれないじゃないですか。

弱さや淋しさはみんなあるよ、たぶん。そしてそういう人の隣に「こっちくれば強くなれる(なった気になれる)、淋しくない(と感じられる)方法あるよ~」という悪魔の誘いがあるんだよ。

それは弱く淋しい人の、つまり我々全員のすぐ隣に。

だから、「やっちゃいけない」んですって。

こういうニュースから僕らが学ばなければいけないのは「弱く淋しいからやった」ではなく「すぐ隣にある、だから注意深くいなければいけない」ということだと思います。

ご陽気時事放談

2015-08-26 09:59:46 | ニュースから
最近、電車通勤するようになって新聞をよく読むようになった。新聞って「まぁ知りたいニュースはネットで読めるしなぁ」と思って読んでなかったけど、読んでみると「自分がそんなに興味のないニュース」が読めてそれはそれで価値がある。

つうことでここ最近の自分にはあんまり関係無いけど興味深かったニュースについてご陽気に書いてみる。

リンク先が日経新聞で会員登録してないよ読めないかも。。ま、タイトルだけで想像してくださいな。

まずこちら。

(ビジネスTODAY)乱戦ドローン ソニー挑む 自動運転VBと産業向け新会社 クラウド活用、自動で測量 :日本経済新聞

すごいね、ドローン。法規制だのなんだのはあるけど、これはもう止められないと思う。ちょこちょこ聞くだけでもドローン業界にどんどん投資が集まってるでしょ、もう止められないよ。やっぱり想像するだけでも便利だもの。

例えばね、今、ほぼ実用化可能らしいんだけど、自分がスマホ持ってそれにドローンが連動してて、例えば「地上2mで50cmの幅取って付いて来い」って設定しておいたらもう出来るんだってさ。そしてそのドローンに音声認識カメラとかついていればふとした時に「写真撮って」と言えば撮ってくれる。セルフィー棒とかいらなくなるね。

で、そのドローンが自動で測量する、と。つまり測量したい場所を設定するとドローンが勝手にそこまで行って写真撮ったり測量したりして帰ってくる。データは自動的にクラウドに上げられそこで製図ソフトなんかが3Dデータなんかにしてくれちゃう。いやぁ、便利ですなぁ。。

いまそういうのって人がやってるわけじゃないですか。でもこのドローンがやってくれるならそっちのほうがいいよね。例えばそのドローンが販売価格1,000万だったとして人を雇うよりは安上がり。すごい時代ですわ。

で、そうなるとさ、ぱっと窓を開けるとドローンが何台も飛んでいる状態になるということで、更にそのドローンはカシャカシャ写真を撮影しているわけで、それはそれでどう考えてもマズイよね(笑)

この辺、ちゃんと法律決めないと確実にマズイと思うけど、それでもこの便利さの流れは止められないだろうなぁ。。

続いてこちら。

シッター代 所得控除 仕事・育児両立、税で支援 厚労省検討 :日本経済新聞

シッター代を所得から控除出来るようになるかも知れないんだってさ。つまり、仕事している人とかがシッター代を使ったら所得から控除されて、その分、税金が安くなる、と。税金とか僕よくわからないのでざっくり言ってますが。

これはシッターを利用している人にとってはありがたいことだろうね。

僕の知り合いでご夫婦で働いていて、シッターをお願いしててなんか忙しい月なんて20万とかかかっているらしい。そりゃもう大変ですな。

で、こうなってくるとシッター派遣会社(ってのがあるかどうかよく分からないけど)なんかはチャンスだろうね。

ランキングなんて、、、

2015-02-24 20:07:30 | ニュースから
何回か「都道府県魅力度ランキング」について書いた。

「意外と茨城」

「それが大人の言い方ってもんでしょう?」

怒ってね(^_^;)

人が住んでるとこの魅力度を勝手にランキングなんてしてんじゃねぇーよ!品がねぇよバカ!(まぁ~お下品ザマスねぇオホホ)

なんかねぇ、なんでもかんでもランク付けするなんて下品ザンスよ。

みな自分のところが一番!おしりを出したこ1等賞!でんでんでんぐりがえってバイバイバイでいいじゃないですか。そのほうが皆さん幸せだと思うんですけどねぇ。

と、思ってたらさ、「全国市町村住みやすさランキング東日本編」ってのをまたやってまして。

まーたテメーらこのやろう、くだらないランキングやりやがって、、と思って見たらさ、



イエーイ!僕の地元、関東ブロックで住みやすさ7位~!!

嬉しい!

関東ベスト10に茨城が5個!茨城すげえじゃん!

魅力度最下位とか言った奴らは全員土下座しろ、バカ!(まぁ、お下品ザマスこと、オホホホ)

魅力があったって住みづらければしょーがないよねぇ^_^ 東京なんて武蔵野市がやっと関東20位にはいってるだけよ。

わーいわーい嬉しいな!←単純

僕には分からない

2015-01-15 21:08:00 | ニュースから
今回の話はほんとに一人のモノを知らないバカが勝手に言ってる話なのでお気に触るところがあったらどうかご容赦を。


カップ麺に虫か何か入ってたことから何だか食べ物にモノが入っているというニュースが止まらない。

まず、当たり前の話だけど、作り手側にしてみればそれは入っててはいけない。あってはいけないことだと思う。

僕は作り手ではないけども、もしそういうモノを食べてしまって健康に被害があった人がいるならそれは同情するし、早い快復を祈っている。企業側も当然にその賠償責任はあるだろう。

でもね、頼んだものに変なものが入ってて、食べる前に気付いたとして、それをツィッターなんかで知らしめられて全国ニュースになる、それほどのことなんだろうか? それが僕には分からない。

食べる前に気付いたなら、それを店員さんに言って交換してもらうか、あるいはそんなもの食べられないというなら返金してもらえばいいんじゃないかと思う。そしてあとはその人の気分で「もうあの店2度と行かない」と思うなら行かなければいいと思う。それだけの話なんじゃないだろうか?

もちろん作り手側は日々一生懸命、ミスの無いように作ってるんだろう。(それが前提ね。悪意を持って変なもの混ぜてるならそれは言語同断ですよ)

でもさ、人のやることだもの、ミスは起きるだろう。「うちの商品には絶対にミスは無い」と断言出来る作り手がいるんだろうか? もし僕が作り手なら「絶対にミスの無いように万全の体制を取ります、しかしすべて人間のやることですからミスはあるかも知れません。しかしミスを起こした時には出来る限りの努力をして償います」としか言えない。

もし一つのミスでこれだけ全国ニュースに取り上げられてもしかしたらしばらく出荷停止、巡り巡って倒産なんてことになるなら、一個数百円でカップ麺だのハンバーガーだの作れないですよ。もしそういうリスクを織り込んだら商品の価格に反映させないとなかなかやっていけないんじゃないかと思う。もし全部のリスクを織り込んだらカップ麺ひとつを数万円で売らないとやってけないんじゃないかな、と思う。


ここ数日、そういうことを考えていたら家のポストに「加湿器を探してます」というチラシが入ってた。ほら、最近なんかあるじゃないですか、以前製造した製品が発火の可能性があり回収しています、とかさ。加湿器なんて高級なものは僕んちには無いので「ふーん、大変だなぁ」と思ってチラシを見たらどうやら16年ほど前に発売された加湿器を回収しているようなの。

もちろん、加湿器が発火したらそりゃ大変です。製品がおかしくてそんなになることなんてそれはあってはならない。
発火の被害に遭われた方には深く同情する。もし自分がそんな目にあったらかなり腹を立てていると思う。
ちょっと調べてみたらグループホームで火災があってお亡くなりになられた方もいらっしゃるようなのでそれは本当に悲しい事件だったと思う。

でもね、16年前の加湿器が発火することまで企業は責任を取るべきなんだろうか? 電化製品なんて電気を使っているんだから多かれ少なかれ発火する可能性があるんじゃないだろうか? 電源入れずに自然発火したというならさすがに「いや、そりゃちょっと」と思う。でもスイッチを入れていたなら万に一つの可能性でも電化製品は発火の可能性があるものなんではないだろうか。素人の馬鹿げた考えで恐縮だけど。

我々はそもそも、電化製品はそもそも電気通ってるんだから危ないものだ、しかも古くなったものなどどこが断線してるか分からないから更に注意が必要だ、と思っておくべきなんじゃないだろうか。

電化製品にはだいたい保証期間というのがあるわけで、その期間中に壊れた、ましてや発火したというならそれは問題だろう。

でも作り手側は16年前の製品について(もちろんその製品の起こした事件の被害について責任は取ってほしいと思うけど)、全製品を回収する、という行動まで取らなくてはいけないんだろうか? そのリスクを織り込んだら加湿器一台の価格を数百万円にしないとやっていけないんじゃないだろうか? そして、16年前の加湿器を一台残らずすべて回収するって(企業のホームページみたらそう書いてある)現実的に可能なことなんだろうか?

僕には分からない。

単なるフィクション

2014-07-02 21:14:51 | ニュースから
昔、ケンカした子に、ガキ大将が「もうお前、喧嘩したらダメな」とルールを押し付けた。

確かに押し付けられたルールではあるんだけど、そのルールによって「おい、お前もケンカ手伝えよ」と言われても「ごめん、僕、ルールがあるから」と断れた。

他の友だちも「ま、あいつは今までケンカしてないから恨みは無いよ」と言ってる。ガキ大将なんてケンカしまくってていろんな友達から恨みを買っているのに。

でもある時、そろそろガキ大将の金魚のフンでいるのにも嫌気が差してきた。ガキ大将とケンカはしたくないからどうしようか、と考えた時、「ガキ大将のケンカを手伝って、お役に立てば、ガキ大将も『お前も結構やるじゃん、もう一人前だな』と言ってくれるかも知れない」と考えついた。でもケンカを手伝うためにはルールが邪魔。

ガキ大将から離れるために、ガキ大将のケンカを手伝って、ガキ大将から認めてほしいから、ガキ大将のルールを無くそうとしている。

ということでガキ大将から言われたルールを一生懸命無くそうとしている。

「僕だけケンカ出来ないのおかしい、僕も普通の子になりたい」と言っている。ケンカも出来る普通の子。

でもガキ大将は「お前がルールなくしたら周りの人が、またケンカするかも、と思って殺気立つからダメ。どうせケンカになったら出張るの俺なんだから」と思ってる。「でもまぁ、ルールはそのままだけど、俺のケンカだけは手伝えるってのならまぁ許してやるか、そうなったら面倒くさいところに行かせる手下が増えた、というだけの話だし」とも思ってる。

だからその子は「仲いい友達のケンカだけは手伝える」ということにした。

…というのは単なるフィクション。実際の事象とは何の関係もありません。

だって、

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ガキ大将から離れるために、ガキ大将のケンカを手伝って、ガキ大将から認めてほしいから、ガキ大将が言ったルールを無くそうとしている。
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これってどう考えても論理的におかしいでしょ。そんなのうまくいくわけないじゃんね。

さすがにこれはフェアじゃない。

2014-01-28 23:47:43 | ニュースから
僕の家にはテレビがあるんだけどアンテナに繋げてないので普通のテレビ番組は観られない。

だからテレビドラマの話とかは完全に蚊帳の外。「あまちゃん」はNHKオンデマンドに契約してiPadで観てた。

でもテレビドラマの話しますね。

ネットでこんな見出しを見つけた。

「明日、ママが―」中止すべき55%

あー、なんかあれでしょ?ドラマの描き方が問題になってるんでしょ?へー、と思って記事本文読んだらさ、自社調査したんだって。んで、その結果、1956件の回答があったんだって。
で、内訳が、
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<アンケート結果>
<1>見ていないが、子供が傷つく恐れがある以上、内容を変更するか、放送を中止すべき=36・6%
<2>見ていないが、フィクションに文句を言っても仕方ない。そのまま放送を続けるべき=11・8%
<3>見た上で、表現が過激と感じた。内容を変更するか、放送を中止すべき=19・2%
<4>見た上で、表現は過激だがそのまま放送を続けるべき=14・5%
<5>見た上で、フィクションに文句を言っても仕方ない。そのまま放送を続けるべき=15・2%
<6>何とも言えない=2・7%
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いやいやいやいや、ちょ!ちょ、おま、ちょっと!ちょっと待って!

「観ていないが中止すべき=36.6%」を数に含めちゃダメでしょ!
これが通るんだったらもうなんでもありじゃん!

「よく知らないけどけしからん」
「まったくわからないけど死ねばいい」

とか言ってもオッケーになっちゃうよ。

いやいや、さすがにこれは無しでしょー。

ちなみに僕の回答は「観てないのでなんとも言えない」です。

30年

2013-10-22 22:28:05 | ニュースから
自宅ではテレビを見ない。テレビという機械はもちろんある。そりゃ僕だってテレビくらい買えますよ。でもアンテナを繋いでないので地上波が見られない。

そういう生活がもう10年くらい続いてるんじゃないかな。ワールドカップの時はアンテナを繋ぐんだけどね。

なぜテレビを見ないのかというと単純な話、僕がテレビが好きだから。好きというか惰性でみてしまうんで家にいる自由な時間がほとんどテレビをみて終わってしまう。

そんな風に思ったのは実は「笑っていいとも増刊号」を観ていたときだった。

仕事が忙しかった時、貴重な日曜はいろいろやりたいことがあった。洗濯や掃除と言った家事もしたい、出来れば映画だって観に行きたい。日曜の夜は明日からの仕事に備えてメールを処理しなければいけない。
そういう状態の時、日曜の午前というのは非常に貴重だった。

でも、日曜日に起きてなんとなくテレビをつけて「いいとも増刊号」がやっているとそれで正午まで終わってしまう。もちろん面白くない番組だとは言わない。でも家事や映画を潰してまで観る価値があるとは思えなかった。もちろん「じゃあ見るな」という話なんだけどテレビがついてるとみちゃう。ということでアンテナの線を抜いたの。

で、そういえば30年続いた「笑っていいとも」が終わるそうですね。

いつか終わるものとは言えそれはそれで感慨深い。