浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

The book of the year 2006

2006-12-31 13:46:45 | 
ということでこれが2006年最後。the book of the year 2006。

2006年に読んだ本、ということで当然発行が2006年以外のものも含まれてます。メモによると今年読んだ本は203冊。まぁ読んだね。

まずノミネート作品は。

ダヴィンチコード

はやりモノですがまぁ一気に読みましたよ。面白かった。真偽は別にどうでもいい。

ベルカほえないのか?

犬の系譜を軸とした近代戦争史。犬はいつの時代も献身的でかわいい。この作品に出てくる犬の家系図だれか作ってくれませんかね。

ビッグボーナス

このミス大賞受賞の詐欺小説。

GO

金城一紀のデビュー作。これはおもしろかったなぁ。現代の「ノルウェイの森」と勝手に思ってる。

オーデュボンの祈り
終末のフール
アヒルと鴨のコインロッカー

なんと言っても今年の一番の目玉は伊坂幸太郎の発掘(って僕が気づいてなかっただけだけど)ですね。上記3作はほんとに面白かった。

葉桜の季節に君を思うということ

腰を抜かしたミステリ。

泳ぐのに安全でも適切でもありません。

江国香織もよかったなぁ。「号泣する…」よりこっちのほうがよかった。

邪魅の雫

やっとでましたよ、京極夏彦の妖怪シリーズ。

暗いところで待ち合わせ

ああ、これもよかったなぁ。

ロケットボーイ

宮藤官九郎の連ドラのシナリオ本。面白かった。早くこのドラマ、DVDにならないかな。

卒業

重松清ははずれないね。きっちりぐっときました。

チーム・バチスタの栄光

「うーん買おうかなーどうしようかなー」と悩み続けてたけど買って正解。面白かった。

東京タワー

こちらも「どうしようかなーどうしようかなー」と思ってたんですよ。だいたい天邪鬼なものでベストセラーはあんまり買いたくない。「誰が買うんだこんなの?」というやつを「えええーい、それは俺だ!」と買うのが良いんだけど。でも古本屋行ったらあったので買っておきました。ええ、泣きましたよ。

総合で言えば上記ということになりますが、別枠で「ノンフィクション・ビジネス部門」も挙げておきます。

ロウアーミドルの衝撃

まともなビジネス書ってこれくらいしか読んでないかも。

オシムの言葉

今年のはやりもんで片付けちゃうにはもったいないですよ。

悪の殺し文句

悪かどうかってのはどうでもいいんだけど「人は自分で出した結論にしか従わない」ってのはびびびっと来ましたね。

トヨタのくちぐせ

やっぱトヨタすげーな、と。

カルトの子

へこんだなぁ。どうにかせんとあかん!と思いましたよ。みやまちくん、読んだの?


さて、この中からベストと言えば、








終末のフール!!

伊坂 幸太郎 / 集英社
Amazonランキング:40890位Amazonおすすめ度:



今年もいろいろ一年、おもろい本があった。いろいろな人からも薦めていただいたし。いやーいい一年でしたよ。うまいもん食べて酒を飲み、ずっと読んでた。いろんな人にも出会えた。別れと言えばいろんな人が会社を辞めたけどまぁみんな元気なようだし。

来年もよろしく。

2007年もフォースがあなたと共にあるように。
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食べ物 of the year 2006

2006-12-31 11:05:44 | 食べ物
昔の人は年末に「七味五悦三会」を話し合ったそうです。美味しかったもの七つ、楽しかったこと五つ、よい出会い三つを出して「今年もいい年だったねぇ」という話をするそうです。いいよね、こういうの。ポジティブに考えるとなんか嫌なことあった年でも「美味しいもの七つも食ったからいいかぁ」と思えるわけだし。「7・5・3」と日本人の好きな素数並びですな。ということで「食べ物 of the year 2006」やります。7つあるといいけどね。

今年食べた旨いものというと札幌で一番好きなすし屋とかとらやだとか串鳥のもちベーコンだとかいつもどおりの話になってしまうので「今年初めて行った店」「今年初めて食べたもの」限定で。

今年の掘り出し物の店は近所の焼鳥屋だなぁ。安いし旨いしおっちゃんおもろいし近所だし。


大阪のスパッガ アルバータっていう店も良かったな。三日連続で行ったもの。


あと夏の銀座の立ち飲みバー。あつーい夏の銀座を歩いてそこに入って飲むよく冷えた生ビール、というのはかなり大人でしたよ。


そうそう八戸の屋台村で食べるウニイカも忘れちゃいかんね。


浅草の牡蠣も旨いスープカレー屋はすでにつぶれてしまいました。もう少し辛抱して商売したらええのに…とも思いますが。


新橋駅前のスペインバルも良かったね。今年はなんだかワインをよく飲んだ。

店じゃないけどイタリア語の先生のマトリックスさんにもらったイタリアのソーセージ(等)も美味しかった。


カレーで言うと長野の山小屋というところのカレーだね。これは確実に今年一番のカレー。


あとZAI'Sという近所の韓国料理屋なんだけどこないだ初めてここの鍋食べてびびった。めちゃくちゃ美味しいですから。ホルモン鍋がおすすめ。

松山の焼き鳥屋もよかった。

伊予鶏の卵かけご飯。
でもねーこのお店、人生の中でもう一度行く可能性があるのかねー?店の名前忘れたしこれから先、松山で仕事するってこともなさそうな感じがするし。

一位決めようと思ったけど決められないや。とにかくうまかったです。(小学生の作文みたいなまとめ方)

しかしまぁ、よう食うな。
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まいったなぁ(苦笑)

2006-12-30 20:58:05 | 
いろいろ恋愛の禁止事項はあるけど、その中でも確実なのは「男が自分で編集したテープ(今ならCD-Rとかも含む)を女の子にプレゼントしちゃいけない」ってコトですな。タイトル自分でつけちゃったりして。「○○に捧ぐ」とかね。途中に男の声なんかで曲紹介なんて入れてた日にゃあもうあれですよ、第一級恋愛罪で懲役10年執行猶予20年ですよ。でもねー、これ、コンポとか初めて買ったときとかに結構やっちゃうんだ、男は。ええ、ワタクシだってやりましたよ。もうね、タイムマシンがあったらそのときに戻って「おい!まてぇい!」と止めてやりたい。そういうテープ送られたことのある女性の方。そのテープ取っといたほうがいいですよ。10年後くらいに脅迫すれば10万20万は取れるね。

なんでこんなこと思い出したか、というとこの小説にそういうシーンがあったから。

江國 香織 / 小学館
Amazonランキング:60140位Amazonおすすめ度:



間宮兄弟と言うもてない男兄弟の話。さすがは江国香織、ところどころにズザッと心をえぐるシーンがあるねー。間宮兄弟はホントもてないし女の子に自分で編集したMD上げちゃったりしている。それでも普通の恋愛している周囲の人のほうがなんかむなしく感じる。大垣さんの奥さんが一番切なかったなぁ。間宮兄弟のことは「まいったなぁ」と苦笑しつつ見てしまうけどそれでも彼らはむなしくはないよね。

これ、映画にもなってますが見たかったんだよな、見逃してしまった。。。読めば読むほどお兄さん=佐々木蔵ノ介、弟=ドランクドラゴン塚地というのはびたはまりだと思う。中島みゆきのお母さん役もいいし。DVDでみよーっと。

ということでこれが今年の200冊目。どっとわらい。
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つーことで

2006-12-30 20:43:33 | 
現時点で今年読んだ本が198冊。しかしまぁ読んだ。これだけ読むと「読んだなぁー」という感じがするね。

実家に帰るバスの中で何か読むか、と思ってたんだけど東京駅着が早すぎて本屋が開いてない。仕方ないのでバスの中では寝てすごし、実家に着いてすぐ近所の本屋に仕入れに。

これまた田舎の本屋なのであんまり本がない。古川日出男の新刊とか探してたんだけどねー。

「うーん、これが200冊目でいいのか?」と記念碑的に考えている自分も嫌でいっそのこと「金のいいまつがい」「銀のいいまつがい」でも買っちゃおうかと思ったけど、まぁ年末だしどうでもいいや、と目についたものを一気買いしてきた。

タクシードライバー
陰日向に咲く
独白するユニバーサル横メルカトル
間宮兄弟
「神」と「悪魔」のわかる本

どれから読んだかはまた今度。
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年末年始の過ごし方

2006-12-30 02:23:24 | 
ごくたまに「最近おすすめの本ある?」と聞かれるわけですが、そういうのは好きです。つーか好きじゃなかったらネット上にこんなことつらつらと書いてない訳ですわ。自分が面白かった本を人に薦めてその後に「あれおもしろかったねー」と言われてその本について(まぁ本じゃなくてもいんだけど)話し合う、というのは小確幸ですね。相手が好きな女の子だったらなおよいね。

年末年始、家でごろごろという人も彼氏と海外行ってコアラ抱っこするのーという人もにゃんまげに飛びつこう(ドンドン♪)と考えている人もまぁ時間をつぶすためにオススメのコンテンツを紹介しますからメモっとくように!(命令)

まず本なら、伊坂幸太郎の「オーデュボンの祈り」「アヒルと鴨のコインロッカー」「終末のフール」買っておけば間違いなし!つーかこんだけ言ってるのに読んでない人がいるのが納得がいかないね。影響力ないな、自分。もし僕がドナルド・トランプなら「終末のフール」を配って歩くけどね。
それからエンターテイメント系が好きなら「チームバチスタの栄光」はちゃんとおさえといてください。
更に時間あるなら京極夏彦の妖怪シリーズを全部読んどいてください。これだけ年末年始はたぶんつぶれるけどね。厚い上にたくさんあるから。最近は文庫も出てるとは言えあの厚さはちょっとした凶器ですな。ほぼ立方体だもの。

漫画ならJOJOはもう全部読んだという前提で「栄光なき天才たち」がいいと思いますよ。グッと来るし。僕はこないだ全巻ネットオークションで頼んでしまいました。

え?まだ「新撰組!」見てない??あーそりゃ見ないとあかんですね。年末時代劇の「白虎隊」見てる暇があったらこっちみなさい。間違いないから。

ゲームならWiiとかPS3とかやってる暇あるなら「大航海時代」をやりなさい、と強く言い切りたいね。ほんと面白いですから。2と4がPSで出てますがどっちでもいいです。

逆に教えてほしいんだけど、「数学的にありえない」って面白いの?上下巻あわせて4,400円って気軽に買える値段じゃないんで読んだ人の意見を聞きたいんだけど。あと、「独白するユニバーサル横メルカトル」はどうなの?

年末年始は実家に帰りますが帰ったら帰ったで書庫の整理という名目で昔の本読み返すし、どうせ友達と飲むし紅白なんて見てる暇ねーでがすよ。
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あれに比べれば

2006-12-29 01:32:27 | 仕事
「あーもう仕事やめたい!」って思うことってあまりない。ちょっと「やだなぁ」とか「面倒くせーな」と思うことはあるけど。

まず前提として「いつでもやめてやるぜ」と思っている、ということが大事なような気もするね。別に奥さんと子供いるわけでもないし、やだったらしがらみ抜きでやめれるんで。「いつ死んでもいいや」と思うから今を精一杯生きるって話もあるしそういうのも大事だと思う。

そういう仕事観は僕が札幌で初めて勤めた会社での経験からできている。はっきり言ってどんな仕事しても「ま、あれに比べれば」と思えるんだよね。

どんな会社かというとまぁひどい会社だった。当時流行の(ちょうど楽天が上場したころでしたよ)インターネットショッピングモールの運営会社だった。当時はまともな会社勤めをしたことがなくて(学校の先生と塾講師しかしたことなかった)「こんなもんかな」と思ってたけど今考えるとひどいもんでしたよ。

まず営業は車なんで自分の車で通勤するわけだけど、会社の駐車場に停めるのに3日で1000円取られる。給料は固定で15万。しかもそれが遅れる。あるとき、社長を車で送ってて僕の車のダッシュボードにガス代の請求書があって社長に「払ってないのか?」と聞かれた。まぁ給料も遅れてたしそれは払えてなかったで「ええ」と答えたら次のコンビニで社長が払ってくれた。「ラッキー」と思ったんだけど次の給料の時、1ヶ月遅れで給料が、しかも一部の5万だけ振り込まれてたんだけど明細見たらそのガス代が引かれてた…。えーっとね二ヶ月振りに入った給料が5万マイナスガス代ですよ。しかしよう暮らしてたな、オレ。

更に社長がひどかった。なんか知らないけど社長のお客さんが来て送り迎えさせられたんだけどそれが社長の愛人。しかもそのお客さんと言うのが親子(母親と娘)なんだけど両方とも愛人(!)こっちはどうにか稼ごうと営業してても「かえってこい」と言われてなんの用事かと思ったらその愛人の借りたビデオを「返してこい」

まぁ給料のことはいいよ。好きな仕事してれば一人暮らしなんだしなんとかなる。でもね、そもそもの仕事の内容がひどかった。。。まず肝心のインターネットショッピングモールだけど今考えれば僕の個人の技術でもできるようなシロモノ。資料には「日本初のUS(ウルトラスーパー、とか子供かい、というようなネーミング)サーバーがありネットビジネスが完璧にできます」とか書いてあるんだけどそもそもそんなサーバーがない。ネットに関して何もわからない人に「今からはネットの時代ですよー」とだまして金もらってるような仕事。制作費は前払いなので契約後に文句言われてもこっちは痛くも痒くもない。こういうのって一種のある種の詐欺だよなーと思いながらやってた。

こういう人をだます仕事ってのはほんとよくない、と思う。お客さんがほんとにいい人ばかりで、個人商店の厳しい売上の中から「HPを作りたい」と思って僕にいくらかを払ってくれるわけなんだよね。そういうのが辛くてみんなが帰った後のオフィスでボロボロ泣いたこととかもある。

だから、そういう仕事だけは絶対にしない!と決めた。自分だったとしてもこれを買おう、と思うものしか売らない!と決めた。やっぱ人をだます仕事、ってのは辛いよ。

で、そういうもの、自分でも買う、と思うもの、最悪でも「まぁ買っても損はしないか」というものを売ってる限り、そしてそれを売ってそれなりの給料、僕の言うそれなりの給料ってのは手取りで月15万以上、ってことなんだけど、をもらっている限り「まぁそれなりにいい仕事じゃん」と思える。スナックの店員(兼用心棒)やって一日3,000円もらってたときってかなり低い生活水準だったけどつらくなかったもの。もちろん、今も「いろいろあるけどいい仕事してるよなー」って思う。だって給料もらえるんだよ!?しかも25日にきっちりと。しかも全額。更に25日が休日の場合、24日とか23日に前倒しですよ。文句は言えませんわ。

えーっとこういうこと書きたかったんじゃないんだよな。今回は「仕事は『プレイ』だ」ってことを書きたかったんだけど。それはまた今度。
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思い切ります、別れます

2006-12-29 00:09:31 | 日記
本読んでて「炭坑節」の歌詞が載ってた。炭坑節、というと思い出すのが子供の頃の盆踊りですな。ずいぶん古い話に感じるかもしれないけどうちの実家では夏に近所の空き地にやぐらを組んで出店(焼き鳥とか焼きそばとか)が出て盆踊り大会があった。多分、町内会とか子ども会の主催だな。
そこでやぐらの上から炭坑節が流れてやぐらの周りで盆踊りをしてた。

そのころは炭坑節は単なるBGMで深く考えてなかったけど、よく見てみるとすごい歌詞な気がする。

------------------------
月が出た出た 月が出た ヨイヨイ
三池炭坑の 上に出た
あまり煙突が 高いので
さぞやお月さん けむたかろ サノヨイヨイ

一山 二山 三山 越え ヨイヨイ
奥に咲いたる 八重つばき
なんぼ色よく 咲いたとて
様ちゃんが通わにゃ 仇の花 サノヨイヨイ

あなたがその気で 云うのなら ヨイヨイ
思い切ります 別れます
もとの娘の 十八に
返してくれたら 別れます サノヨイヨイ
------------------------

まぁ一番はいいですな。お月さんの話で。二番もちょっと艶っぽくなってきてるけどまぁいい。問題は三番ですよ。

これはなに?熟年離婚?別れる、って旦那さんから言われたけど「私の青春返してよ」って話?

そんな歌に合わせて踊る小学生。シュールだね。
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静かにやさしく、ゆっくりと、切ない

2006-12-29 00:04:56 | 
本読んでると「お告げか」とも思える偶然がある。本屋でいつもは手に取らない本を手にとって「面白そうだけどま、いいか」と買わずにいたら次の日に雑誌のインタビューで偶然その本が取り上げたられてたり。今回の「カズオ・イシグロ」はなんだかたくさん目にする機会があって、買ってみました。

カズオ イシグロ / 早川書房
Amazonランキング:262位Amazonおすすめ度:



正直、翻訳モノって苦手なのですよ。翻訳モノで「あー、面白かった!」と思った経験ってJ・アーヴィングかディーン・R・クーンツくらいしかないもの。でもこれは面白かった。女性の口語体、というのが個人的にちょっと読みづらかったけどこれは翻訳云々の問題ではなくて個人的な問題だね。

内容についてはちょっとした秘密もあるし知らないほうが面白いと思うので書かないけどすべてのものは変わっていくし、切ないなぁと思いつつ最後の数ページを読んでた。

すべての出来事(誰が何した、何がどうなった)というのはたぶん作者にとってはどうでもよくって書きたかったことはそういうことによって起こった感情とかそういうことなんだろうな。じゃ、その感情って何?といわれると、それが一言で言えるなら本なんて書かないし読まないよね。

本を読むのはすごく早いんだけどこの本は結構時間がかかりました。ストーリーがゆっくりで(退屈、という意味ではない)どうもそのスピードに感情があってしまう、という感じだったね。
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ああ、そうですよ!(逆切れ)

2006-12-27 23:29:38 | 
はい、読みましたよ!ええ、泣きましたよ!!いい本です!!!以上!!!!


リリー・フランキー / 扶桑社
Amazonランキング:398位
Amazonおすすめ度:

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ご飯の効能

2006-12-27 23:24:31 | 食べ物
あのですね、最近なぜか冷え性なんですよ。足の先が冷たくて冷たくて仕方がない。うーん、まいったなぁと思って靴下はいて寝たりしてるわけです。ひどいときなんて本読んでてどうも足が冷たくていかんのでバスタブに湯を張って風呂に腰掛けながら本読んだりしてましたからね。

それが昨日、定食屋でカラアゲ定食食べたらなぜか足が冷たくない。

ん?

と思ってまた今日も定食屋に行って今度はメンチカツ定食食べてみた。

これまた冷たくない。

いろいろ考えてみました。成功要因は何か、ということで。

揚げ物か?キャベツか?ビールか?

結論として「ご飯だ!」ということになったんだけどね。

考えてみたらこの3、4日白いご飯を食べてなかった。ピザ、パスタ、おでん、ラーメン、キムチ鍋、モンゴル鍋、とほんとご飯食べてなかったもの。

冷え性にはご飯ですぜ。
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検索ワード

2006-12-27 02:08:02 | 日記
僕のBlog、編集ページで「検索ワード」が見られるようになってまして。つまり、来た人がなんと言う検索ワードを入れてこのブログに来たか、ということなんですが。

何かしら検索してこのBlogに来る人なんているんか?と思うんだけどまぁ少ないけどいる。

いくつか挙げてみると…
---------
船乗り 難破 みやげ
浅草 つきたて 餅
赤兎馬 居酒屋 東京 台東区
アリーヴェデルチ つづり
ダビンチ空港
浅草近辺のうまいカレー
漫画喫茶 女性無料 名古屋
文例集  一言集
彼氏がいない
浅草 粕漬け
赤兎馬 居酒屋 東京 台東区
イタリア語 4級
---------

すいません、検索していただいた人のご要望にまったくこたえられてない気がする。。。
浅草近辺のうまいカレーを探している方、えーっと実は浅草近辺のうまいカレーは僕も教えていただきたいくらいで。
「文例集 一言集」って言葉、このBlogにあったかな、と検索してみたら「イタリア語の電子辞書を買ったらイタリア語の一言集がありました」って話書いてました。そんなこと知りたかったんじゃないだろうなぁ。
アリーヴェデルチのつづりも多分ここには載ってません。
「船乗り 難破 みやげ」と検索した方、何が調べたかったんですかね。。

で、実は一番多いキーワードは「ヒゲダンス 動画」 確かに「ヒゲダンスはいまみても面白い」という話は書いたけど。えーっとこのBlogに動画はないです。You tubeで探してください。
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気分はアカデミック

2006-12-26 22:56:11 | 
ちょっと立ち読みしたら「おお!」と思ってしまって衝動買いしました。



著者の松岡正剛という人は知の巨人として有名な人だそうで。なんかの時にテレビでみた覚えがあるんだけどね。

この人が大学でやった講義をまとめた本。世界と日本の成り立ちを一から説明している。そもそもの思想とか視点が「なるほど~」ちう感じで目から鱗がぼろぼろ(使い古された表現)。

こういうのを「教養」というんだな。大学の頃、一般教養なんて大嫌いでそもそも出席もしてなかったけど実は結構大事なんだよね。たまにこういうアカデミックな気分にもなる。いっつも酒飲んでばっかりではないんです。

世界、日本の成り立ちを考えるにあたって「宗教」というのははずせない訳だけど個人的には一神教の宗教ではない日本という国に生まれ育ってよかったなと思っています。(えーっと理由はいろいろあるけど面倒なので書かない。)

話の冒頭は各文化の「神話」にはマザータイプがある、という話から始まる。そのマザータイプ、というのは

旅立ち(セパレーション)…なんらかの理由で主人公が旅立つ。
通過儀礼(イニシエーション)…大きな困難に打ち勝つ
帰還(リターン)…結局故郷に戻る。

ということ。考えてみるとそうなんですよ。桃太郎だってそう。「鬼退治に旅立って、鬼を倒して、おじいさんおばあさんの元に帰る」

この考えを提唱した教授の授業を受けた青年が作った映画が「スター・ウォーズ」なんですって。(もちろんその青年、というのはジョージ・ルーカスね)へー。
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ああ(ため息)

2006-12-25 23:45:37 | 
今、コンビニに置いてある「増刊モーニング2」の「不思議な少年」。オススメ!やっぱり不思議な少年は外さないなー。今回はSFですよ。Science Fictionではなくて「Space Fantasy」。

年末年始って週刊誌の増刊号が結構でてその中でアタリの読み切りとかあっていいね。
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本と共に移動する

2006-12-23 00:32:44 | 
行きで読み終えたらそりゃ帰りも本を買う。

石持 浅海 / 祥伝社
Amazonランキング:8628位Amazonおすすめ度:


「月の扉」の人ですね。密室殺人が起こってその扉が閉じたままその外で「中で何が起こってるのか」「死んでるのでは?」「だとしたら誰が?」ということを延々話し合う。最初に殺人シーンがあって犯人もわかってるという古畑任三郎方式。

小栗 左多里 / 大和書房
Amazonランキング:81689位Amazonおすすめ度:


せめないせめない。僕も話せないし。非常にえらそうなこといいますけどね、どう話すかってことはそんなに大事じゃなくて何を話すか、ということのほうが大事。中身のない人間がそれだけ英語がうまくても会話にはならないもの。

英語をずっと習ってきたわけですが、あるとき(いつだったかなー)きづいたんですよね、「俺はネイティブにはなれない」という事実に。どれだけ英語勉強したって英語圏で生まれ育って英語で生活している人にかなうわけがないじゃないですか。英語というフィールドだけで戦うとしたら絶対にネイティブ・スピーカにかなうわけがない。だとしたら「日本というバックグラウンドがある」という自分の利点を活かしたほうがいいと思うんですよ。

本の話に戻ると、「ダーリンは外国人」の作者が英語を話せるようになろうと思っていろんな教室や教材を使ってみたレポート。しかしねー、この中に出てくる「I hate Gifu.」と言い放った英語の先生は腹立つねー。「なんでもいいから質問しなさい」(もちろん英語でね)と言う課題を出してつまらない質問だったら不機嫌になって矢継ぎ早に話すので仕方ないので「日本好きですか?」と聞くと「日本人ってそういうくだらない質問するよねー」といいやがった。。。読んでて腹立ってきました。

何語を話そうが(話せなかろうが)人とのコミュニケーションってのは変わんないよ。
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これがいま話題の

2006-12-21 23:03:59 | 食べ物
せんべい汁です。


え?なんのこっちゃわからない?今、八戸で話題の料理です。なんか出汁のなかに野菜と鶏肉とせんべいを割ったのが入っている汁物です。八戸来るといろいろなところでチラシが貼ってある。どうやら地元のグループが歌を歌っているらしくてね。



このチラシがほんとにいたるところに貼ってある。

これがせんべい。

えーっとまぁ美味しいですよ。

しかしまぁ屋台村というスペースは危険ですね。八戸泊まるとよく来る。まず最初はちょっとおなか減ったなぁと思ってホルモン焼き屋へ。ビールとホルモン食べてた。そこがですね、店員の女の子がかわいいんですよ。で、「うーん、ウニとか食べたいなぁ」と思って別の店に。しかしそこにウニがない。仕方ないのでホッキ貝の焼いたのと先ほどのせんべい汁。


そこを出て前には屋台のバーがあって、じゃ最後に〆の一杯飲んどくか、とウィスキーを。と思ったらこんな豪華なお通しが出てきた。


左から餃子の皮揚げたの、ライチ、揚げホタテ、ポテトサラダ。バーなんかでお通しがちょっとずつたくさんの種類がある、というのは良いね。ついついもう一杯、と飲んでしまう。で、出たら寿司屋がある。うーん、やっぱウニ食べよう、と寿司。


で、帰ろうかな、と引き返したら先ほどのホルモン屋の店先で先ほどの店員さんが「もうお帰りですか?」とか声かけられたのでついついまた入る。さっき「八戸にはまた来るんですか?」と聞かれて「うーん、もう今年はこないですねー」「じゃ、良いお年をー」と言われたばかりなのにまた入る。あほですな。

いい感じに酔っ払ってるので隣に座った25歳の人と楽しく飲みました。

八戸はいいところでっせ。

今回思ったんだけど、どうも八戸のおばさんたちの話を聞いていると岩手に住んでいる僕の叔母さんを思い出す。なんでかな、と思っていろいろ聞いていたら「南部訛り」という共通点があるんですね。青森、と言うと「津軽弁」というイメージがあるけど、八戸あたりは南部訛りがある。厳密な分類はよくわかんないけど南部訛りは気仙沼、盛岡、八戸とどうもリアス式海岸沿いの言葉のような気がする。だから訛りが一緒なんだな、と発見がありました。南部訛りの特徴は「~だっきゃ」という語尾だね。ということを酔っ払った頭で考えてた。
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