浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

アラーム、予感、あるいは虫の知らせ

2013-04-29 17:45:08 | 日記
二日間ほど寝込んでました。

昔から体がしんどくなってくると扁桃腺が腫れて熱が出る体質なんだけど、大きな仕事が終わってふっと息をついたらドーンときた感じ。

39.5度の熱が出て、扁桃腺ががっつり腫れた。

何が辛いって扁桃腺が腫れてると呑むのが激痛。もちろん酒なんか飲む気になれないけど、水分は取りたい。でも呑むのが激痛。だって自分の唾液を呑むのすら辛いのよ。

はぁ辛かった。

扁桃腺については「そんなに辛いなら手術で切除しちゃえば?」とも言われるんだけどそれもなぁ、と気乗りがしない。扁桃腺が悪い器官でなにか毒でも出しているならそりゃ手術が必要だろうけどそうじゃないもの。自分の身体が疲れてきていて弱っているので先に扁桃腺がへたる、ってことでしょ。医学的に詳しいことはわからないけど僕はそう理解している。

つまり身体の不調のアラームを鳴らしているってことだよね。

こういうアラームをあんまり消してっちゃいけないな、と思う。目覚ましの音がうるさいからって目覚まし時計を捨てたら困るでしょう。問題なのはアラームなる前に休まなかった僕だものね。

こういうまったく非科学的なアラームというか予感というか虫の知らせって、僕は得意な方じゃないけど、まぁ良くある事だろうな、と思う。

うちの母がこれが強かった。

近所で福引とかあるとたまに「当たる気するから行こう」とか言うんで「本当かよ」と思ってついてくとほぼ当たる。悪い方で言うと「歯が抜ける夢」。母が歯が抜ける夢を見るとだいたい数日後に体調崩して寝込む。だから母が「昨日、歯が抜ける夢見た」と言い出したら僕ら家族は極力、母に迷惑かけないように家の手伝いとかしてた。うちの家族は母が寝込むとすべてが止まるので。

うちの会社からちょっと、ビル4つくらい離れたところに抽選機付きの自販機(最近、あまり見ないね)があるんだけど、そこで必ず当てられる人が知り合いにいる。もちろん毎日ここで買っているわけではなくてたまに「あ、当たる」と思ってデスクを立ち、てくてく歩いてその自販機で買うと必ず当たる。

こういうのってまったく科学的でも論理的でもないし、超能力だとか霊能力だとかいうつもりもなくて「ま、あるよね」というだけの話。

こういうのを一般化しようとしてるのが風水とか方位学とかなんじゃないかな、たぶん。

まぁとにかく「こんなに忙しかったら体調崩しちゃいそうだなぁ」と思ったらすぐ休めってことだよね。休みましょう休みましょう。

リセット

2013-04-19 19:42:04 | 食べ物
忙しいです。

仕事柄、3、4月は忙しいのです。ドタバタなのです。

忙しいということを自慢する人はあまり好きではないので、僕は別に「あー、オレ、忙しいのよー、忙しいのよー」と自慢したいわけではないのです。単なる事実として。

「忙しい、は心を亡くすと書くのよ」なんてよく聞きますがその通りですね。

やっぱり仕事がたくさんあるとゆっくり心を休めることが出来ない。飲みにもあんまり行っていないし、映画も見てない。本は村上春樹の新刊だけ読んだ。(それは何よりも優先されることだから)

大事な人にメールを送るのも忘れるしねー。

そんな中で、けっこうお弁当を作ってます。いや「ヒマだな」とか言わないで!

僕としては忙しい時期にはこういう「何かしらリセット出来ること」をやらないとどうにも気が乗らない。

ここ数週間の忙しさというのは出張はあまり無くて毎日会社に行って帰るという忙しさなんです。

そうなると周りの人はだいたい弁当を買ってきてデスクで食べている。僕は自作の弁当を持って行ってる。

別にコンビニ弁当とか出来合いの弁当を嫌っているわけじゃないし、節約しようと思っているわけでも無いんだけど。

どうしても出来合いの弁当というのは食べ続けると飽きる。量もちょっと多いし味も濃いのが多い。いや、だったら小さいの買うとかあっさりしたの買えばいいじゃん、と思うでしょ。僕だってそう思う。

でもねー、実際にお店に行くと「視覚」として「ボリュームたっぷり味濃いめ」のが飛び込んでくるので、後先考えずに買ってしまうわけですよ。

「お、カツ丼弁当かー」とか「やっぱ唐揚げ弁当だよなー」とかね。

うん、自分が悪い。

だもんで自作です。

最近、僕がよく使ってる弁当箱は結構小さめで、もし他の人がこんな弁当箱で食べていたら「ええ?それで足りるの?」と思うと思う。

でも実際食べてみると結構十分なんです。

「視覚」と実際の満腹度というのはあまり関係がないな、と思うね。見た目で「これくらい食べないとお腹いっぱいにならないよ」と思ってても実際食べるとお腹いっぱいになっちゃったりするし。

お弁当を会社に持っていっている、と言っても別に大変なことじゃない。

晩御飯を作って、そのときのおかずとご飯を弁当箱に詰めて、朝まで冷蔵庫に入れておいたのを持っていくだけ。季節的にもうそろそろ暖かくなってくるので控えようかな、とは思う。

必然的に前の晩と同じものをまた食べることになるんだけど、あんまり気にならない。

晩にご飯を炊いたらそのご飯を入れる。ご飯を炊かなかった日は冷凍してあるお握りを持っていく。

メインのおかずはどうしても肉系が多くなってしまう。牛丼とか親子丼とか豚肉野菜炒めとか。それともう一品副菜。キンピラが多い。あとはモヤさめ(モヤシと春雨を適当に味付たヤツ)とか。ピーマンとじゃこの麺つゆ炒めは最近のヒット。

さーて今晩は何たべようかしらー。

邪悪の話

2013-04-16 23:37:41 | 
今から話す話は村上春樹の新刊「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」の解説ではありません。これを読んだからと言ってあの小説が更によく分かると言う話じゃない。

読んでないけど粗筋だけは知っとこうかな、と言う人に対する話でも無いです。

僕があの小説を読んでどう思ったか、と言う話でもない。あの小説を読んで僕が思ったことを話すには四時間くらい頂きたいし、そんな面倒な話を聞きたい人がいるとは思えない。

ただただ、邪悪についての話です。


僕は、村上春樹は「総合小説」を書こうと思っているんだと思っている。

村上春樹の総合小説については完全では無いけどここに書いた。→『完全ネタバレ 映画ノルウェイの森レビュー』

そして総合小説に必要な要素の一つは「邪悪な存在」だと思っている、あくまで僕はね。

村上春樹の長編小説には必ず「邪悪な存在」が出てくる。

羊、やみくろ、綿谷昇、ジョニー・ウォーカー、、

もちろん今回の新刊にも「邪悪」が出てきた。

「邪悪」から人々(僕らのような)は、逃れることが出来ない。

「邪悪」というものは逃れられないから「邪悪」なわけで、言うなれば「我々が逃れられない悪しきもの」につけた名前が「邪悪」なんじゃないかと思う。

「邪悪」から我々は逃げられない。できる事は、その後、癒されることでしかない。

僕は、村上春樹の小説はつまるところ「邪悪」とそれに出会ってしまった人がその後いかに癒されるか、という話だと思っている。

そして新刊「多崎つくると、彼の巡礼の年」もそういう物語だと感じた。

ここに描かれる「邪悪」と「癒し」がどいういうものかは話さない。たぶん、人によって違うから。

ただ、僕はこの小説を読んでで「ノルウェイの森」に出てくる少女を思い出した。

レイコさんの教室に来ていた美しい少女のこと。

彼女がそのまま成長していたら、こういう物語が起こっていたんじゃないか、と感じた。

たぶん、彼女に罪は無い。もちろん周りの人にも罪は無いだろう。

だからこそ「邪悪」が存在する。

「邪悪」を無くすことは出来ない、立ち向かって克服することすら出来ない。我々にできる事はただ、「邪悪」が過ぎたあと、癒しを求めるこであり、そして「邪悪」に傷つけられた誰かを癒すことなんだろうと思う。

どうすればそれが出来るのか。どうすれば癒されるのか、どうすれば人を癒やすことが出来るのか、それは誰にも分からない。でもこの作品は一つだけ解答、いや、解答じゃないな、「解答に近づく方法」を提案している。

「何かを受け取ったら何かを差し出さなくてはいけない」

これがそれだ。たぶん。

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

2013-04-13 01:09:43 | 村上春樹
今日の話はずいぶん独りよがりで偉そうな話になると思います。まぁいつもなんですが。

村上春樹の新刊の話なんだからどうか許していただきたい。

「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」を読みました。

たぶん平均的な30代男性よりは小説を読むほうな僕が、一番好きな作家が村上春樹です。だから、独りよがりな感想を言うことくらいは許して欲しい。

「1Q84」もそうだったけど、最新作を読んで本当に思うことがある。

それは、「なんでこんな小説が数百万部も売れるんだろう」ということです。

もちろん「こんな小説」と言うのは「こんなにつまらない、くだらない小説」と言う意味じゃない。

繰り返すけど僕が一番好きな作家は村上春樹なんだから。

この最新作もたいそう楽しんだ。

読んでて、うまく表現できないけど、足元が崩れるような、よく分からないけど「身体に直接響くような」感覚があった。

でも、読んでいる間、思っていたことは「これを本当に心から理解できるのは僕だけなんじゃないか」と思った。

主人公は36歳の独身男性。高校時代に大きな出来事があって、それは彼を深く傷つけている。

そんな彼の「巡礼の年」に起こった出来事を、まるで自分のことのように理解できるのは、世界中で僕だけなんじゃないかと思う。

もちろん現実的にはそんなはずが無い。

村上春樹が「僕だけのために」小説を書いているわけがないし、「これは自分のために書かれている」と感じる人は世界にたくさんいるだろう。

この小説が数百万部も売れているということはつまり、この小説を読んで「この小説は、世界中でたった一人、自分のためだけに書かれている」と思う人が世界には数百万人いる、ということだろう。

そういう人が数百万人もいるこの世界を、僕は案外きらいじゃない。

ニンジン

2013-04-11 19:44:11 | 日記
大学入試や公務員試験にTOEFLを導入するとか言っているけど、そういうことじゃあないと思うんだよなぁ。

僕自身は30超えてからいろいろ始めようと思って、ジョギング、イタリア語、サックス、簿記、ギター、合気道なんかをやっているわけだけど、独学にしろ、人から学ぶにしろ、「何かを学ぶ」ということで大事だと思っていることが、いま、ある。

それは「好きだけど分からないという状態に人は努力する」んじゃないか、ということ。

つまり、例えばギターが好きなんだけど、自分がどこまでやったら弾けるようになるのか分からない、という状態の時って、たぶんたっぷり努力するんじゃないかと思うんだよね。

あれもやってみよう、これもやってみよう、と思って、ついつい電車の中でも指使いをおさらいしてみたりして。

そうやって色々なことをやってみて、確かに無駄な努力もあるのかも知れないけど、そういうこと全部が自分の実力になっていくんじゃないかと思う。

例えばさ、恋愛だってそうじゃないですか。唐突な例えだけど。

男がさ(女性の気持ちは分からないので男の気持ちだけで言いますけど)、誰かを好きになったとする。でも、何をすればその子が自分のことを好きになってくれるのかは分からない。だから男は最大限の努力をする。自分を磨き、その子にプレゼントを送り、優しい言葉をかけ、、、

もしさ「この子はこれだけやっとけば好きになってくれるべ」なんて思っている男がいたら、それってあんまり良くない態度だと思うんだよね。そういう人ってもてないよね、たぶん。

とにかく「これだけやっときゃいいんでしょ」という態度はあまりよろしくないと思います。

TOEFLとかTOEICなんかを大学入試に導入するのって、そういうことになっちゃわないかね。

「あの大学入るにはTOEFLで●点取ればいい」となったらそりゃ普通の人は「如何に楽に、少ない努力で●点取るか」という思考になるよね。「●点取るにはこれだけやればいい」と言ってくれる予備校があればそこに行くだろう。「いやいや、うちは半年でそのスコア取れますよ」と言う家庭教師がいたらそっちに行くだろう。「●万くれれば替え玉使ってあなたがTOEFLで●点取ったことにできますよ」という言葉にだってもしかしたら乗るかも知れない。

さて、そうやって楽にTOEFLで取ったスコアになんの意味があるんだろう?


僕の話になってしまって恐縮だけど、僕は高校の頃、洋楽と洋画が好きになった。で、例えばビートルズやクィーンの歌詞を全部理解したかった。映画で言えば「アンタッチャブル」とかそういうグッと来る映画を出来れば原語で理解したかった。意味なんてない。好きだから。

だから原曲の歌詞を自分で訳してみたり、洋画を英語で見たりした。当時はまだVHSなので英語字幕なんてついてない。英語を聞いてなんとなく「こう言っているのかな?」と書き起こして、それをまた訳してみたりしてた。そんなことやってたものだから、学校で英語の成績はけっこう良かった。


話を戻すけど「英語?ああ、TOEFLで●点とりゃいいんでしょ」と言って最小限の努力しかしない人と、英語が好きで好きでたまらなくて目につく英語はどんどん訳しちゃったりしている人、さて、本当に英語の力がつくのってどっちでしょう。

念のため言っておくけど「最小限の努力しかしない人」が悪いと言っているわけじゃない。

人間誰しも目の前に明確なニンジンをぶら下げられたらそりゃ最短ルートでたどり着きたいと思うだろう。

僕が言っているのは「ニンジンさえぶら下げればお前らはやるんだろ」という思惑でニンジンをぶら下げる人間の根性が気に入らない、というだけです。

もし英語が好きで好きでたまらなくて努力している人がいて、そこに上から大人が出てって「お前が英語やってんのって結局大学入りたいからだろ。大学入るにはTOEFLで●点取ればいいからやっとけよ」とか言われたら、「そんなことのためにやってんじゃねーよ、誰がTOEFLなんて受けるか」って思うんじゃないかな。

僕ならそう思う。ほら、僕、あまのじゃくだから。

これですよ、これ

2013-04-09 23:36:06 | 
ふと、贅沢な考えなんだけど「もし今、何の予備知識も無くぷらりと映画館に入って観た映画が超名作だったらすごくうれしいだろうなぁ」と思う。

現代だと例えば、封切られる映画が誰が作って誰が出ててアメリカではどのくらいの評価でどのくらい稼いで、日本ではどのくらいの評価か、ということはネットで調べればささっと出てくる。

特に評価に関しては映画評論家が「おすすめ」と言っているのだけじゃなくて、普通の人がブログにレビューを書いたりしていたり口コミサイトに投稿したりしているのも見られる。見所たっぷりの予告編もたくさん流れてる。

だからそれをさっと観てしまえば「だいたいこんな感じかぁ、面白そうだな」とか逆に「いまいちっぽいなぁ」と言うのはすぐ分かる。もちろんその予想が裏切られることは多々あるけど。

これはこれで非常に便利なことだともちろん思う。

でもさぁ、おかげで「え!?この映画ぜんぜん聞いたことなかったけどめちゃくちゃ面白いじゃん!!」って体験は出来づらくなっているよね。

「そういう情報が嫌なら見なきゃいいじゃん」って思われるかも知れない。もちろんそれは正論。

ただ一方でそういう風に情報を小出しにされてそれに少しずつ触れてドキドキする、というのも良い映画体験の一つではあるんだよね。

『ダークナイト・ライジング』だってちまちま「これが敵キャラの画像!」「アン・ハサウェイ出演決定」なんてニュースが飛び交ってて、そんなのやっぱり目にしたらついついチェックしちゃうよ。

ここ最近で最高の「ぜんぜんすごいと思ってなかったけどすごいじゃん!」体験は桐島だったなー。あれは僕がよく聞くラジオで「桐島、がつんと来ますよ!」という事前情報しかなかった。「神木隆之介が出てる学園もの」という認識だけ。それがまさかあれほどがつんと来るとはねぇ。。こういう体験が年一回でもあると嬉しいなぁ。


小説は結構そういうことあるの。

適当にいままで読んだことない作家の本買ったりするし、「出たら買う」作家の人のはどうせ買うしと思って事前の情報もそんなに調べないから。

前者で言えば「イニシエーション・ラブ」なんて「うわ、まったく期待してなかったけどすげー!」と思ったし、後者は村上春樹の「1Q84」とかね。

今回のこれも良かった。

伊坂幸太郎はもちろん「出たら買う」作家の一人なんだけど、ここ数作はどうもピンと来てなかった。いや、悪くないんですよ。

でも例えて言うならキレのいいカーブをピュンピュン投げてたピッチャーが球の重みで勝負してるような。こっちが欲しい球はそういうのじゃないんだよなー、って感じ。

でも今回の「残り全部バケーション」は違った。

事前情報まったく無しで読んだんだけどイイですな~。やっぱり伊坂幸太郎はこれですよ。

今までの集大成的に「家族」「憎めない小悪党」「関係ない話がリンクしてく」という要素が含まれている。そのくせ一切重くない。どうでもいい会話がなぜか響く。

肩慣らし的に軽く投げてるカーブなんだけどなぜか球の凄味がある感じ。軽い球だと思って踏み込むと案外内角に切れ込んて来てのけぞらせられる。

こういうのなんだよなー、僕が伊坂幸太郎の好きな感じは。

やっぱりすごいよ、伊坂幸太郎。

シンプル

2013-04-08 22:32:44 | 食べ物
料理は好きだけど、シンプルな料理ほど難しいとつくづく思う。

美味しんぼでさ、若い料理人に山岡がオムレツを注文するの。料理人は「オムレツ?そんな簡単なもんでいいのかよ」と言ってサッと作るんだけど出てきたオムレツをみて山岡は食べもせず「このオムレツはダメだな」と言うの。

かくのごとくシンプルな料理は難しい。

オムレツはもちろんチャーハンだって難しいしホットケーキだって難しい。キレイな、ホットケーキミックスのパッケージに出てるようなホットケーキ焼くのは難しいわー。

フレンチトーストも難しい。

フレンチトーストなんてパンを溶き卵に漬けて焼くだけなんだけどさ。

何が難しいってまず溶き卵が難しい。卵だけだと少し硬くてうまく染み込まない。

漬け時間も難しい。漬ける時間が少ないと中まで染み込んでないし長すぎるとグズグズになってしまう。

更に難しいのが火加減。耳の部分がカリッカリで中がじゅわーっとしてて欲しいんだけどなかなかそうはならない。


これは耳のカリッとはいいけど少し焼きすぎた。


これは全体的な色はいいんだけど卵液が少なくてまだ中まで染み込んでない。

難しいわー。

そう考えると、一般的に「手の込んだ」と言われるような料理は手間だけの問題で難しくはない。

豚の角煮だってラザニアだって順序さえ守れば問題ない。面倒ではあるけども失敗はしない。

それに比べて難しいわー、フレンチトースト。

まぁどうあれフレンチトーストは美味しいんだけどね。

炭水化物(パン)、糖分(シロップ)、塩分(バター)という完全無欠の組み合わせだもの。

いいの、朝だから食べても。

ずっと迷ってる

2013-04-05 22:40:04 | 日記
まぁずっと迷ってることなんて多々あるんだけど、今は「テレビ買おっかなー、どしよっかなー」と悩んでいる。

考えてみるとウチに今あるテレビは2006年に買ったもの。

ブログにも書いてた。⇒「テレビを買いました

この時は「地デジ化まで後5年あるんだから、その時に買えばいいじゃん」と言って安いブラウン管のものを買った。たぶん3万くらい。5年後と言いつつもう7年が経とうとしている。

今でもこれで何の不十分があるというわけでもないんだけど、まぁ時期も時期かなとは思う。

DVD、VHSがついているんだけど、もう壊れてる。DVDはブルーレイプレイヤを買ったからいいし、もうVHSなんて観ないからいいんだけど。

唯一の不満はせっかくブルーレイを買ったのに、テレビ側がそれに対応していないからブルーレイ画質で見られないこと。もうこれってなんなのさー。

ありがたいことにカードのポイントも貯まってるし、ちょうど税金の還付金も入ったので(ありがとう、税務署さん!)ここでエーイと買ってしまおうかなーと思っているんだよね。

しかしながら、こういう家電を買うことからしばらく離れていたのでどういうものを買えばいいのかがまったく分からない。

まずプラズマと液晶の違いが分からないし、デジタルハイビジョン、フルハイビジョン、HDMI、、わからないことだらけだ。

希望としては、
・とりあえずブルーレイとDVDが見られればいい。
・地デジは見ないからハードディスクレコーダーとかはいらない。
・画質はそりゃ綺麗なほうがいい。
・3D?いらないでしょ。えーっといらないよね、どうなんだろう。
というところです。

何がよろしいのかなー。

ここで「そうかい、そうかい。君にぴったりなのはこのテレビじゃよ」とか言ってくれる人がいたらいいんだけどねー。

Mと7

2013-04-04 22:42:11 | 食べ物
昔、飲食に遠いんだけど関係が無くもない仕事をしてた時、マクドナルドの経営についてはいろいろ勉強した。

やっぱり外食業界のリーディングカンパニーだからねー。今も店舗数日本一なのかね?知らんけど。

でも最近は調子悪いらしいね。なんか史上初売上二ヶ月連続昨対二桁減(長い単語だな)だって。大変だなー。

僕は最近はあんまりマックを食べてないのでなんでそうなってるかはよく知らない。

でも先日、久しぶりにマック行って「おいおい」と思ったことがあった。

電車に乗ろうとして駅に歩いている時に小腹が空いてたの。で、マックでも頬張りながら歩いて行こうかなと思ってマックに入った。変なタイミングの時間なのでレジ前にはお客さんがいなかった。

そしたらまずさ、最近のマックって「バーガー単品の価格」ってかいてないのね。全部、セットメニューの価格しか書いてない。

いや、客単価上げるのが飲食経営の成功要因なのはわかるけどさー。バーガーとポテトとドリンクは歩きながら食べられないよね。

しばし考えた後、なんちゃらバーガーを頼んだ。

そしたらね「お時間3、4分かかりますが」だって。

まっじで!?

時間無いからパッと買って歩き食いしたかったんだけど、そんなに待ってられないなぁ、と思って「じゃパッとできるものありますか」と聞いた。そしたらさなんだかいろいろ相談してるわけ。もうその段階で面倒になってしまって「やっぱりいいです」と断って出てきてしまった。

なんだか昔のマックだったらこういうのパッパと進んでた気がするんだけどなー。

それとはまた別の日、映画を見るためにちょっと腹ごしらえがしたかったのでまたマックに寄った。(マックしか知らないのかね、しかし) これまたセットを食べたいほどでは無かったので単品でチキンナゲットとなんかのバーガーを頼んだんだけど、なんと550円。あら? 思ったよりお高いのね。

別に僕が心配することでもないだろうけど、マックさんもいろいろ大変ねー。

その一方でやっぱりセブンイレブンは強いね。売上がどうなっているかは分からないけど、たまにセブンイレブンに行くと「やっぱり商品美味しいよな」と思うもの。

最近ねーセブンイレブンのチーズケーキ、名前忘れたけどなんとかフロマージュはすごいよ! びっくりするよ、美味しすぎて「ヒドイ!」とすら思うもの。

イイじゃな~い

2013-04-02 20:34:37 | 
桑田佳祐が新曲を出しまして。

ま、アルバム買えばイイかなーと思って買ってないんだけど聞きたいのでyourtubeで検索したら、連ドラの主題歌になってるのね。

出てるのが最近僕が好きな女優さんの尾野真千子。イイねー。

と、思って見てたらドラマのほうも見たくなった。ウチにはテレビが無いしもう終わってる連ドラだから見れない。

でもね、そこは現代ネット社会、見る方法はあります。

と、いうことで観ました。

イイじゃな~い!

男性でも女性でもいいんだけど、思考が突っ走って最初は冷静に話しているんだけど途中からどんどん何言っているかわかんなくなってく感じはいいねー。特に尾野真千子ががーってなるところは良かったよ。それに対して旦那が、決して悪気はなくてむしろ相手のことを思って言っているんだけど完全に「そういうことじゃねーよ!」ってところが良かった。

微笑ましいじゃない!バカで面倒くさいけど、男って。

切ないじゃない!アホらしいじゃない!でも素敵じゃない!男と女って。

そして、魅力的じゃな~い!尾野真千子←結局ソコ

これさえあれば生きていけるわー

2013-04-01 21:45:25 | 食べ物
数字を目的にしたら教育ってどんどんダメになってくよ、って話か如何に小野真千子が素晴らしいか、って話しようと思ったけど、豚バラの話していいすか。

先週一週間、出張続きで外食ばっかりだった。そうなるとどうしても野菜が足りない感じがする。やっぱり自炊ですよ。

自炊しようと日曜の午前にスーパー行って「お魚でも食べたいなー」と思ったら豚バラブロックが半額で速攻ゲット。魚?ああ、そうですね。

日曜日のお昼は頂き物の純連のラーメンがあったのでこれに決定。

やっぱり札大生はすみれじゃなくてじゅんれんですな。

豚バラブロックを薄く切ったの一枚使ってもやしとキャベツとニンジンで野菜炒めを作って野菜たっぷりラーメン。麺より野菜が多いくらいの。

夜は当然、おかずJAPANセンターフォワードの豚の角煮。

月曜日のランチは豚の角煮のお弁当。

しょんでー、月曜日の夜は少し固くなってる豚の角煮を刻んでチャーハン。付け合わせは昨日の豚の角煮作った時の茹で汁とっといてるのでそれに味付けした春雨スープ。

そうそう、その煮汁が冷えた時、ラードが浮いてたので取り除いてチャーハン炒めるのに使った。チャーハンをラードで作るとうんまいよねー。

ああ、俺もう豚バラブロックだけあれば生きていけるわー。