浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

年末調整とか確定申告とか。

2016-11-30 11:38:38 | 日記
年末調整の時期ですね。当然、僕も書類を提出した。

諸々あって、僕は今年度は確定申告をする予定です。

「確定申告」って普通に会社勤めしている人にとっては不要だけど、僕は何回かやっている。なんとなく「面倒くさそう」というイメージがあるかも知れないけど、僕レベルだとそんなことない。最近は色々、確定申告用のソフトやWebサービスもあるからね。

非常に個人的な意見だけど、「確定申告」ってやってみてもいいもんじゃないかと思う。もちろん「しなければいけない」って人はしなければいけないけど、「別にしなくてもいいんだけど、やろうと思えば出来る」という人なんかはやってみたほうがいいと思いますよ。

お金のことだけじゃなくて、単純に勉強になるから。

僕が「確定申告やってみたほうがいい」と思う理由はこの「勉強」のため。

確定申告しようと思うと少なくとも把握しておかないといけないのは「売上」と「経費」と「利益」です。僕あんまり詳しくないんだけど「収入」と「所得」と「控除」かな、確定申告だと。

つまり、「今年一年、自分がいくら稼いで、いくら経費がかかって、結果、いくら手元に残ったのか」って話だよね。

本当に申し訳ないけど、これを意識している人がどれだけいるんだろうか?と思う。

「おいおい、俺は毎月、営業成績を気にしてるよ」という人もいると思う。

でもさ、それって「売上・経費・利益」の話なの?

例えば「今月の営業成績=契約獲得○件」とかだったりしない?

ホントのホントに、一年間どれだけ稼いで、それにどんくらい経費かかって、結果、利益いくらだったの?これってなかなか意識しづらいんじゃないかな。もちろん、きちんと意識されて把握されている人は大変素晴らしいと思いますよ。

でも、会社勤めされてて、年末調整とかもなんとなく言われたまんまに書いて「いくら戻ってきた、わーい」ってだけの人も多いのではないかと。。


経理については僕も専門家では無いんだけど、今は「Freee」というWebサービスで管理している。





で、これをやっているとやっぱり経理の実務が分かってくる。例えば飛行機に乗って、それをあとで交通費としてもらう場合。最初、「旅費交通費」という科目かな、と思っていたんだけど、確認したら「立替金」にしとくんだってさ。

Freeeはチャットサポートがついてて、こういうの聞いたら教えてくれる。勉強になるなぁ。。

ASUSのTransbookを買ったよ

2016-11-28 22:31:45 | 日記
ちょっとノートパソコンが必要になりまして。

新しいノートパソコンを探していました。

今使っているのはVAIOのS11というやつで、別に不満があるわけでもないんだけど。キーボードが壊れてしまったのはいかんともしがたい。いまは外付けのキーボードを使っているんだけどね。これもなんだかなぁ、と。まぁ修理に出せばいいんだけど修理に出してしまうとパソコンがしばらく手元になくなってしまう。

ノートパソコンってこれが不便といえば不便。デスクトップならキーボードだけ交換すればいいけどノートパソコンだととりあずキーボード一個直すためにパソコンごと修理に出さないといけないからねー。。

別に本気のパソコンがほしいってわけではなくてあくまでセカンドマシンでいい。

つーことで2in1というキーボードが取り外せてタブレットにもなるやつにしようかな、と思っていました。

ほんで買ったのがこちら。


ASUS ベーシック2in1ノートブック TransBook グレー T102HA-128S

いや、いろいろ考えたんですよ。今だと楽天モバイルでSIMとセットにして買えば新しいVAIOが月6,000円の分割払いで買えたりもするし、MacBookだって整備済品(初期不良があって返品されたものをもう一度整備したもの)なら8万くらいで買える。

メモリは4GBで足りるのか、とかいろいろ考えたんです。

でも、ふと思い返してみると10年ほど前に僕は「VAIO Type T」というものを使っていた。とっても気に入っていて、同じモデルが出ないもんかと思っているほど。で、これって当時でメモリ256MB/HDD40GBでした。そのときに何かエクセルとか使ってて不便があったかというとそうでもない。むしろ当時の仕事内容からして今よりハードにエクセルだのなんだの使っていたけどそんなに不便がなかった。

つーことはこのASUSのTransbookで十分なんじゃないか?と思いまして購入。土曜日の昼過ぎにネットで注文したら日曜の昼過ぎに届いた。返す返すも最近はとにかく便利。配送状況を見ると午前3時に東京の中継センターに届き、朝8時に僕の最寄りの営業所に届いていた。とにもかくにも配送業者さんの努力には頭が下がる。

箱からしてこのサイズ。

(比較用にiPhone6Plusを置いてます)

中身はこんな感じ。

ちょうど縦の長さはiPhonePlusくらいかな。

箱から取り出し電源つなげばすぐ使える、、、かなと思ったら充電がされてないのでしばらく電源に繋がないと立ち上がらない。ま、それは仕方ない。iPhoneとかだと少しは充電されているのですぐ電源入るんだけどね。

いらないプログラムを削除して必要なプログラムをちょこちょこインストールして。いまはデータはだいたいクラウドにあるのでパソコンの乗り換えが楽でいいですな。昔だとデータを一回外付けハードディスクに入れてそれをまた取り込んで、、で一日仕事だった覚えがある。

ブラウザもChoromeを使っているのでログインすればお気に入りだの過去の履歴だのは同期される。まー、とにかく便利。

んで、このTransbookの使い心地ですけど、今のところ問題ない。

インストールされているのがOfiiceMobileというやつで普通のOfiiceからはちょっと機能が制限されているらしいけど今のところは不便ないなぁ。。

まぁ不満だったらちゃんとしたOfiiceを買ってインストールすればいいんだけどね。

唯一不安だったのはキーボード。ちょっとね浮いているんです、構造上ね。安定しているのかなー、と思っていたけど実際使ってみると意外と安定しています。

とりあえずしばらくはこれだね。

ラーメンからの塩辛

2016-11-25 12:32:18 | 食べ物
先日、ドッピオさんオススメのラーメン屋さんに行った。

湯河原かな、とにかくまぁ小田原の方。

オススメだけあってけっこう並びまして。1時間ほど待ってました。食べ物に行列するのはそんなに好きな方ではないけど祝日だしねぇ、だべりながら待ってました。

ラーメン美味しかったですよ。

ドッピオさんに言ったんだけど「そりゃこんだけ素材良けりゃ旨いよなー」と。チャーシュー(豚ロースと豚バラと鶏胸肉)も「こりゃいい肉使ってんだろうなぁ」と思ったし、麺、出汁、メンマまでしっかり美味しかった。

お店の作りも広めで席と席の間が広くてよろしい。

んで、ドッピオさんの車で走っててコーヒーでも買おうか、とお土産物屋さんに寄った。

別に小田原あたりでわざわざお土産買うってほどでも無いけどちらちら見てたらイカの塩辛の試食をしまして。イカ明太、山椒漬、なんだかんだと4種類くらい試食させてくれる。これをやってた店員さんがまた話が巧くてついついノセられて試食してしまう。しかも美味しいし。

ということで塩辛を買ってきた。

色々試食したけど結局ノーマルの塩辛が一番美味しくてね。

塩辛はもちろんご飯にも合うんだけどじゃがいもに載せて食べるのも美味しい。

北海道では一般的な食べ方だと思うんだけど東京ではあまり見ないね。

海のイカと山のじゃがいもがベストマッチするってのも不思議なものです。

What would you do? - あなたならどうする?

2016-11-24 14:40:45 | 日記
ドッキリカメラ、というのがあるじゃないですか。芸能人や一般市民を騙すような。

僕はあんまり好きじゃない。

好きじゃないな、と思ったきっかけがあってね。ある芸能人が「催眠術をかけられる」というドッキリがあった。有名な催眠術師と言って紹介されるんだけど、実はこれがドッキリでその催眠術師は偽物。催眠術なんて使えない。でも、その芸能人は番組の企画を理解しているので、催眠術にかかったふりをする、というドッキリ。

うーん、これはちょっとなぁ、と流石に思った。

こういうのを観ちゃうと、例えば「この芸能人は番組のために空気を読んで、かかってもいない催眠術にかかったふりをする人なんだ」と思ってしまうじゃないですか。そうなると例えばこの人がグルメ番組とか出て「この料理はとっても美味しいですねー!」なんて言ったとしても「ホントかよ」と思いかねない。

そうするとこの人の芸能人としての今後の活動が心配になる。たった一回のおもしろおかしいドッキリでそういうのはどうなの?と思うので、この番組の時には途中で観るのを止めた。仮にヤラセだったとしても(それはそれで問題ですが)、ちょっとどうなの?と思う。


一方で、アメリカに「What would you do?(あなたならどうする?)」というTVショーがあるそうで。ラジオで紹介されているのを聴いて「ああ、こっちは面白そうだな」と思っていた。

紹介というのはこちら→「町山智浩 アメリカ人気ドッキリ番組『あなたならどうする?』を語る

どういうドッキリカメラかというと、例えば、スーパーのレジで長い列が出来ている。その原因は会計をしている女性客。どうやら女性は日本で言うところの生活保護を受けているらしくて財布を覗いてみると現金が足りない様子。レジの店員は冷たく「お金が無ければ売れませんよ」と言っている。女性は「困ったわ、このミルクが無いと家にいる赤ちゃんが、、」なんてつぶやいている。。

という、お芝居をやる。お芝居なので、女性もレジ店員も役者。

さて、これを見掛けたのがあなたならどうする?というドッキリ。


この番組がいいな、と思うのは、「引っかかった人」つまり、この状況で何かしらのアクションを起こした人こそが本当に素晴らしい人だ、ということ。

普通のドッキリカメラって違うじゃないですか。引っかかった人はともすると間抜けに見える。

でもこの番組で引っかかる人は、この状況を目にしてさっとお金を差し出してあげたり、中には「この女性の会計をすべて私が払うわ」なんて言う人もいる。

一連の話が終わった後にいわゆる仕掛け人が出てきて「これはTVショーなんですよ」とネタばらしをする。引っかかった人に「なぜこんなことを(お金を出してあげたり)してあげたんですか?」と聴くと理由は様々。

「困ったときはお互い様だから」
「私も昔、生活保護を受けていたら大変なのは分かるの」

とかね。

いやいや、素晴らしい話じゃないですか。

もちろん、中には困っている人を観ても何もしない人もいて、たまにその人にインタビューしたりもする。顔にモザイクが入ってたりしてね。

個人的にはそっちはまぁいいじゃないか、と思う。それこそ、人それぞれ事情はあるだろうから、「何もしない人」ってのを一概に非難も出来ない。

何かした人、アクションを起こした人を称える方向だけで僕はいいと思う。


この番組が存在していることで僕が素晴らしいと思うのは、これを観ている人がなにか同じような場面に遭遇した時に「あれ?これTV番組じゃないか?」と思うんじゃないかな、と言うこと。もしかしたらカメラがあって撮られてるかも知れない。ならば少しだけ勇気を出してみよう、と思う人が増えれば素晴らしいね。

日本語字幕が付いているのもいくつかあるので貼っときます。


英語が話せないヒスパニック系の母子にいちゃもんを付けるアメリカ人男性、というドッキリ。途中の男性がとっても頼りがいがあって素晴らしい。


レストランに来たアフリカ系アメリカ人女性に失礼なことを言う女性店員というドッキリ。最後のほうの女性が素晴らしい。


コンビニで働くムスリム系アメリカ人男性に失礼なことをいう男性客、というドッキリ。こちらも最後の男性が素晴らしい。


ちなみにこの番組の司会者、ジョン・キニョネスさんのモノマネは僕、出来るんじゃないかな、と思って練習してます。「Hi, I'm John Quiñones. It's TV show!」というネタばらしの時のモノマネね。どこで披露するんだか分からないけど。

フリーSIMにしてみた

2016-11-22 15:18:53 | 日記
僕が個人的に持っている携帯電話はiPhone6です。4,5,6と来たので3台目のiPhoneということになる。

ソフトバンクと契約していてだいたい月に8,000円から1万円程度かかっている。携帯の機種代も含めてね。

仕事用のiPhoneも持っていて通話はほとんどこちらでしているから、個人のiPhoneでは通話はほとんどしない。主にネットなど。

ふと思ったんだけどこれって高くない??

すごく「うーん、なんだかなあ」と思うのはiPhone6を使っていてもうバッテリーの持ちも異常に悪くなってきたのね。まぁ寿命と言えば寿命だしけっこうフルに使っているので仕方がない。もうちょうど機種の割賦(24回払い)も終わるわけで2年使っていることになる。別にバッテリ以外は問題無いわけだからバッテリ交換(1万円くらい?)して使ってもいい。んだけど、機種変更に伴う割引契約が2年で終わる。

なんかね、同じ機種を長く使えば使うほどあんまりお得じゃない感じがする。それってもったいないなぁ、と思う。まだぜんぜん使えるのに。。しかも数か月前にディスプレイを割って2万近くかけて修理したのよ。。


つーことでフリーSIMに移行することにしました。

とはいえ僕のiPhone6はフリーSIM対応では無いので結局新しいスマホを買わなければならないのだけど。

ソフトバンクでMNPを予約してAppleでSEを買って楽天モバイルのHPからAPNをDLして、、

何言っているかって?僕だってわかりませんよ(^^;;

iPhoneはSEにしました。7も出てるけどなんか携帯電話に10万近く払うのもなーと思って。あと6以降のiPhoneは僕はちょっと大きくてイヤなんだよね。。片手で操作しづらい。

6plusの上にSE載せたらこんな感じ。

Plusはほんと大きいね。

SIMのほうは楽天の通話付で月10Gプラン。月2,960円。

ということで、仮にこれで2年間使ったとすると、

機種代→67,000円を24で割って2,791円
通信料→月2,960円

の合計5,751円ということになる。これだけでも単純に月2000円から3,000円安くなった。3,000円ったらアナタ、串鳥行ったらお腹いっぱいですよ。(道民にしか伝わらない例え)

iPhoneSEを大事に使って3年使ったということにすると、機種代1,861円+通信料2,960円で4,821円。

うん、これくらいになるとお得感あるね。

それと後は自宅のWi-Fi。固定電話回線料とプロバイダ料で月に約5,000円かかっている。これを例えば安いスマホを買ってフリーSIMを刺してルーター代わりにしよっかな、と思ってます。19,800円のスマホにデータ無制限の1,980円をセットにするとすれば、2年使ったとして2,805円ですから。


いやまあとにかくこの高度資本主義経済社会の中ではいろいろ複雑ですね。。

Do you trust me? - 私を信用してくれますか?

2016-11-21 13:59:43 | 日記
「Free hug」という運動というかなんつーかがあって。

道端で「Free hug」と書いたプラカードを掲げるだけの運動。

もともとは多分この動画が元祖なんじゃないかなー。

Free Hugs Campaign - Official Page (music by Sick Puppies)


最初にこれを観た時にはグッと来ましたね、ただ道端でFree hugとプラカードを掲げて、周囲の人が何となくハグをして、、その動画を観ているだけで「ああ、世界はまだそんなに悪くないな」と思えた。

Free hugは世界各地でやってて、日本の渋谷とかでやってるバージョンの動画もある。もし僕も町で見掛けたらハグをして「がんばって」くらい言おうと思っているのだけどなかなか見かけることは無い。


で、この運動の一連の系譜によると勝手に思っているんだけど、最近はこういうのもある。

道端で一人の男性が、目隠しをして両手を広げている。

プラカードにはこう書いてある。

"I'm Muslim, but I'm told that I'm a terrorist. I trust you, Do you trust me? If yes, hug me."

「私はイスラム教徒ですが、テロリストだと言われます。私は貴方を信用します、貴方は私を信用してくれますか? もししてくれるなら、ハグを」

Blindfolded Muslim man with sign “Do you trust me?” hugs hundreds in Paris


まずさー、イスラム教徒というだけで、普通の一般市民にここまで書かせる、この社会ってなんだよ、と思うよね。イスラム教徒というだけでなぜ「テロリスト」呼ばわりされなければいけないのか。

そして、多くの偏見を持つ人々もいるであろう道端で、目隠しをして両手を広げるというこの行為の「勇気」自体が僕は尊敬に値すると思う。

例えばいきなりぶん殴られる可能性だってあるわけじゃないですか。しかも僕の記憶が正しければこれをやっているのって爆破テロのあった直後のパリだったはずで、ある意味、市民の感情が非常に高ぶっていた時期だと思う。本当に、何があるか分からない状況で、「私は貴方を信じる」と目隠しをして両手を広げるというのはなかなか出来ることじゃない。

動画を観ていただければと思うけど、この動画ではそんな大変なことは起こらず、人々は彼を信用し、ハグをする。互いを信用しあう、という人間の姿勢はかくも美しいもの。

こういうの見てると「ああ、世界はまだ大丈夫かもな」と思える。



そう思われませんか、Mr.President.

こちらも感動的なのでどうぞ。

Blind Muslim Trust Experiment - New York City


ホッピーの育て方

2016-11-18 10:40:33 | 食べ物
最近、ホッピーを飲むことが多い。なんとなく「糖質が少ないんだろなー」と思って。安いしね。

ホッピーってのはこんなん、麦芽発酵飲料だって。

ちなみによく誤解されてる方がいらっしゃるけど、ホッピーにはアルコールは入ってない。。。と思ってたのですがよく調べたら入ってます、失礼しました!アルコール度数0.8%だってさ。ですから未成年は飲んじゃダメですよ。

氷と焼酎の入ったジョッキにホッピーを注いで飲むの。焼酎が「中(ナカ)」、ホッピーが「外(ソト)」と呼ばれてて、「中おかわりー」なんて頼む。

人にもよるけどだいたい中3杯に対して外1本ってかんじかなー。

提供の仕方が店によって様々で面白いよ。

例えば僕がよく行く店では、中と外を頼むでしょ、で、飲み終えて「中」を頼むと、そのジョッキに焼酎を注いで(場合によっては氷を追加して)提供してくれる。これをAパターンとしますね。

別の店では、「中」を頼むと、新しいジョッキに焼酎と氷を入れて、提供してくれる。これをBパターンとしましょう。

どっちでもいいじゃん、と思われるかも知れませんがこれが実は結構、重要でして。

自分でホッピーを注いでるんで目測を誤ることが多々ある。もう一杯飲みたいけどホッピーがもう少ししかない、でももう一本ホッピー頼むと飲みきれない、なんて時が。

そういう時、Aパターンはありがたい。ホッピーも入ってて氷もいい感じになったジョッキに焼酎を注いでもらえば少し濃いめのホッピーが出来るのでそこに量は少ないけど残ってるホッピーを注げばちょうどいい感じになったりするから。

もちろん、Bパターンのお店でも「ジョッキこのままにしてこれに中注いで下さい」と言えばやってくれるけどね。

僕はこれを「ホッピー育成」と呼んでる。いかに最後にベストホッピーを育てるか、中外をぴったりにするか。これはもう、経験のなせる技としか言いようがないですね。

ほいで更に、Cパターンがありましてね。

こんな「中3杯セット」なんてのをやってるとこもあるんですよ。右側のカラフェに入ってるのが3杯分の「中」。

普通に中3杯頼めば、最初にセットで400円プラス中2杯で500円、計900円のところ、このセットを使えば外250円とセット500円で計750円とおトク。

さぁーこれ頼んだらもう大変ですよ、ずっと育成ですよ。いいバランスを求めて飲んで注いで。。

で、今回は完全に育成間違えましたねぇ。。

焼酎がっつり残った。

難しいですよ、ホッピー育成は。

なんてことをやってる誕生日。

映画「この世界の片隅に」を観てきました

2016-11-15 14:04:45 | DVD、映画


名作です!

出来ればもうちょっとでもご関心あるならご覧になられたほうがいいと思います。何も予備知識なんて無くていい、知識なんて観た後でも調べればいいんだから。何にも知らずにこの映画を観られる、という幸運のほうこそ大事です。

あくまで個人的な意見だけど、予告編も観ないほうがいいと思う。特報は貼り付けておきます。
映画「この世界の片隅に」特報1


特報はまぁ時間も短いし大事なところはそんなに映してない。でも予告編は、観終わった後だと「あ、このシーンを予告編で見せちゃうんだ」と思うところもある。そんなに気にしなくていいかも知れないけどね。

どうぞ、今すぐ映画館へゴー。





さて、ご覧になられましたか?ほんとに僕の文章なんか読むよりご覧になられたほうがいいと思いますよ。

舞台は昭和19年の広島県呉市。浦野すずさんという若い女性がお嫁にやってくる。この「すずさん」がいいんです!昭和19年と言えばどう考えても第二次世界大戦のさなかなわけで、「あれ?戦争もので重苦しいのかな?」と感じるけどぜんぜんそんなこと無い。

すずさんはなんというか、ふにゃーっとしててぽやーっとしててボケボケでとてもいい。

声を演じているのが女優・のん(能年玲奈)。この声のマッチっぷりが素晴らしいんです。ところどころのギャグが素晴らしくて、笑えます。なんかもう開始5分くらいから笑えた。たぶんね、僕が今年観た映画で一番「ぷっ」と吹き出した映画かも知れない。ほんとにギャグばっかりなんですよ。

原作はマンガらしいのだけど、僕は未読。

ただ、映画を観ていると例えば「すずさんのぼんやりな日常」とかいう四コマエッセイ漫画を映像化しました、みたいな映画に思えてくる。

単純に、面白い、笑える映画です。

が、とうぜんそれだけでは終わらない。

昭和20年8月、日増しにひどくなる米軍の爆撃(呉市は軍港なので爆撃がひどい)、そして近づく8月6日。。。

ところどころ僕は「ぐわーーー!!!」と声を上げそうになった。

ただ、決して悲惨な映画ではない。

とにかくもう、良いんです。絵のタッチもねぇ、非常にふんわりしていて。ところどころ明らかに現代的な台詞回しによるギャグもあって。

今年、僕が映画館で観た映画ではナンバーワンクラスです。

ほんとにオススメ。上映館がそんなに多くないのでなかなか観づらいかも知れませんが、それでも観るべき作品だと思いますよ。

広いんだね、アメリカって。

2016-11-10 09:33:26 | ニュースから
いやー、驚きました。

大統領選。

会社で仕事していて、ちょこちょこネットで開票状況を見ていました。

あのさ、ちょっと話変わるけど、やっぱりこういう開票状況はいいね。最近の日本の選挙だと開票率2%くらいで「当確!」とか出るじゃん。ああいうの僕ちょっと納得行かないんだよな。そりゃちゃんと出口調査した結果なんだろうけどさ、2%で当確ならもう選挙なんかやる意味ないじゃん。

その点、大統領選は最後の最後まで結果が分からなくてドキドキしました。

改めて感じたこと。

あのね、僕はアメリカに住んでる友達がいわゆる普通の一般的な日本人よりは多い方だと思う。アメリカに住んでる日本人の友人もいるし、アメリカ人の友人もいる。

そういう人たちが口をそろえて言うのは「トランプを誰が指示しているんだろう?少なくとも自分の周りにはいないよ」ということ。

そういうこともあるし、もちろん個人的にもいろいろなニュースを目にして「うん、トランプは無いだろうな」と思っていた。

それがこの結果ですからね。。驚きました。

この僕の予測の誤謬から思ったことはふたつ。

まず、「僕の知っているアメリカ人じゃないアメリカ人が実は大多数なのかもしれないな」ということ。つまり僕の知っているアメリカ人というのは日本(外国)に多少関係があったりする人。なにせ僕と知り合いなくらいだからね。でも、そうでないアメリカ人、外国人の友人なんてそんなにいなくて、外国のこともあまり知らない人が大多数なのかも知れない。(非難してるんじゃないよ、日本人にだって海外に行ったこと無い、海外のことなどまるで知らないって人も多いだろう)

つまり、「僕の知らないアメリカ」というのが実は真のアメリカなのかも知れないな、と思った。

もうひとつは「Hidden Trump voters」、つまり「隠れトランプファン」の存在。トランプはキャンペーン中、かなり過激なことを言ってきた。それはどう贔屓目に見ても「ポリティカリー・コレクトネス」、政治的正しさからは遠いものだった。

普通の人から見れば「さすがにそんなこと言っちゃダメだろう」と思うようなことを言ってきた。だから「トランプ?ちょっとヒドイよね」と言うのが良識ある大人のスタンスだろう。

だけど、どこか心の中に「とは言え、よくぞ言ってくれた」ということを感じていた人が多かったのかも知れない。

だから、周囲の人には「トランプ?ヒドイよね」と言いつつ、心の中ではトランプを支持していた、という人が多かったのかも知れないな、と思っている。

まぁ、とにかく広いね、アメリカは。

謝っちゃえばいいじゃん

2016-11-08 23:35:19 | ニュースから
最近、僕はホントに不思議なんだけど。

まずね、大臣が白紙の領収書もらってそこに手書きで金額書いてた、って話があった。

それ自体は確かに悪いことよ。それオッケーにしたら何でもアリじゃん、って話になる。

でもさ、現実的にさ、例えばタクシー乗って領収書もらって運転手さんが急いでて、領収書だけ渡されて「すいません、金額書いといて下さい」と言われたことは、僕もある。細かく言えばそれは悪いことだけど、でも、急いでる運転手に「いや、金額はそちらで書いてもらわないと困ります」なんて言えないじゃん。だから、自分で書くことはあるよね。

もちろん悪意を持って領収書何十枚ももらって、それに適当な金額書くのはダメ。

でもさ、「いやいや、ごめんなさい。そりゃ金額書くのは悪いけど、相手が急いでる時なんかにどうしても白紙の領収書もらって書いたことはありました。ごめなさい」って言えば「ま、そのくらいは仕方ないか」って思うじゃん?こっちも。普通。

それをなんで「問題ない」って言っちゃうかなぁ?そこがわからない。

沖縄で警察官が市民に「土人」と言った、と。もちろんそれ自体は良くないこと。しかしまぁ、人間だからつい口が滑る、ってことはあるでしょう。

だったらさ「大変申し訳ありませんでした、つい興奮して口が滑りました」とソッコーで謝ればいいじゃん。

それをさ、沖縄担当大臣がさ、「差別であるのは断定出来ない」とか言うのかね?謝りゃいいじゃん。僕なら別に謝ってくれさえすれば「賠償金よこせ」とか言わないよ。

言った人を晒し出せとまでは言わない。言った人の上司とかが出てきてさ「本人も深く反省しているし私の監督責任もある、大変申し訳ありませんでした」と謝れば解決する話なんじゃないの??警察の偉い人がしっかり頭下げればみんなもそこまで引きづらないんじゃないの?

なんで謝らないの?そこが僕は分かんないんだよなぁ。。

この世のものならざる感じ

2016-11-07 18:10:43 | DVD、映画
観てきました。

湯を沸かすほどの熱い愛

あのね、良い映画です。ちょっとでも気になった方はぜひ観てみるといいと思いますよ。

僕は「宮沢りえ主演」ということしか知らずに観に行きました。「なんか銭湯を舞台にしたヒューマン・ドラマっぽい映画かな~」とか思ってた。ほら、「時間ですよ」みたいな。

ぜんぜん違いましたね~。

(いやもうちょっとでも気になった人はご覧になってください。僕の文章なんか読んでる暇ないですから)

「北の国から」の時から思っていたんだけど、女優・宮沢りえの凄さって何なんだろうなあ。。

なんというか、現実離れしているというか、「この世のものならざる」感じがある。これはなんなんだろう?明らかに存在はしているんだけど、ふっと居なくなるかも知れない、とか、どうも地に足が付いていないように見えるというか(フラフラしてるという意味じゃない)。

宮沢りえといえば例えば僕の世代だとどう考えたって、「個人・宮沢りえ」を考えざるを得ない。何も知らない女優さんじゃないんだもの、「個人・宮沢りえ」を忘れて「女優・宮沢りえ」として観ろって言われてもちょっと無理がある。

そう考えるとさ、逆に「個人・宮沢りえ」を知らない人がいたとして、その人がこの映画を何も知らない状態で観たとしたらどう思うんだろう、と夢想する。例えば海外の人とかがさ。

去年かな、出た「紙の月」の宮沢りえも素晴らしかったけども、今回の宮沢りえもすごい。なんつーか「宮沢りえ」感、「宮沢りえ」力に圧倒されましたね。。。いわゆる「名演」「熱演」の類ではなく、ただただ淡々と話しは進んでいくんだけどなんつーかもうすごい。

いや、今回「すごい」しか言ってませんが。。

あとね、「オダギリジョー」力もすごい。子役の力もすごい。

ところどころ「あれ?」「え?」「ええ!?」ってのがあって、観終わった後にはちょっとクールダウンの時間が必要なくらいだった。


関係無いけど、今回は川崎のチネチッタに見に行きました。




TOHOの会員カード持っているのでTOHOで映画を観ることが多いんだけど、近場でのこの映画やってるのがチネチッタだけだったんです。

久々に(たぶん8年ぶりくらいかな)に行ったけど、いいところですねぇ、チネチッタ。

天気が良かったんで屋外で赤ワインなんかグイッとやってるとローマを思い出しましたよ。(いや、ローマ行ったこと無いけど)

言わないよ、僕は。

2016-11-05 18:30:48 | 食べ物
先日、鶏胸肉のミンチを作ってミートソースにしたけど、余ったミンチは冷凍しといた。いや、違う、ミートソースも冷凍したし、ミンチも冷凍した。

で、ふと「鶏そぼろ丼」が食べたくなって冷凍したミンチで作りました。

その鶏そぼろが余りまして。冷凍しといたのを使って作った鶏そぼろをまた冷凍するのもやだなぁ、と思っておにぎりにしました。

盛岡出張だったので、ま、どこかの立ち食いソバ屋でソバと一緒に食べようか、と。

そりゃちゃんとしたソバ屋でおもむろに鞄からおにぎり出してソバと食ってたら気がひけるけど、立ち食いソバ屋ならありかな、と思うじゃん。

で、盛岡着いたら駅前でカップ麺フェアをやってまして。

全国から集めたカップ麺を売ってる。もちろん、お湯もポットで用意しておりその場で食べられる。

どうやら盛岡で「麺サミット」という企画をやってるらしく、その一環らしい。盛岡、岩手は麺どころですからねぇ。。

こりゃちょうどいい、ここで、持ってきたおにぎり食べても誰も文句は言わないだろう、と、思ってカップ麺を物色する。

カップ焼きそば?って気分でもない。

豚骨ラーメン?いやいや好きだけどここは盛岡だぜ。

ってことで選んだのが、

青森煮干ラーメン。

岩手のカップ麺じゃなくてゴメンね、だって美味しそうだったんだもの。

さっそく蓋を開け、粉末スープとかやくを入れ(液体スープと海苔は後入れ)、お湯コーナーに行くとさ、沸いてないのよこれが。

おいおい、いま12時20分の駅前だぜ?お湯なんて樽で用意しとけよと思ったけど言わない。まあまあそんなカリカリするのやめましょうよ。

と、3つ並んだポットの前で待つ。

そしたらさ、隣は前沢牛ラーメンのコーナーでおじさんが「試食どうですか?」とか言ってくれる。そんなんありがたく頂きますよ。折しも少しみぞれが降りだす寒い中よ、お湯が沸くのを待ってる身にはありがたい。

「うわー、ちゃんと牛の出汁も出てて美味いすねぇ」なんておじさんと話してたらなんとおじさんの生まれは僕の父親(岩手出身)と近いことが分かる。

「震災大丈夫でしたかー?」なんて岩手的な話をしてたら、

「お兄さんなにやってるの?」
「お湯沸くの待ってます」
「なんだ、お湯ならあるよ、入れてあげるよ」
「まっじすか!?あざーす!」

と、お湯を入れてくれてやっとカップ麺&おにぎりにありつけました。

となると前沢牛ラーメン買わないわけに行かないよねー。。

4袋で千円、1袋しかいらないです、なんて言わないよ、僕は。

青森煮干ラーメンはねー、美味かったです!

眠れぬ夜の鶏ミンチ

2016-11-02 17:25:46 | 食べ物
ちょこちょこ料理しているけど、節約のためでも健康のためでも無く(そうなったらなったで嬉しいけど)、ただ純粋に「うーむ、料理したい」という気持ちによるもの。

なんとなく気分をリセットするために料理をしている。

先日は夜にちょっとミートソースが作りたくなった。でもひき肉がない。鶏胸肉はあった。

ということでブラウンのハンディミキサーでまず鶏肉をミンチする。


もう2分もかからずこんな感じ。


毎回、ハンディミキサーを使ってて思うけど、すごく便利なんだけどあっさり終わっちゃうのがつまらない。もうね、2時間くらいずーっと回してたい。もう自分でも何言ってるか分からなくなってきてますが。。

せっかく戸棚からハンディミキサー出すし、使い終わったら洗うんだからもっとたっぷり使いたいんだよね。

同じくハンディミキサーでみじん切りにした玉ねぎをニンニクみじん切りとオリーブオイルで炒め、鶏ミンチを入れ、トマト缶を入れ、ローリエ(実家で採れたもの)を入れ煮込めば即完了。


で、少し味見をして、いい感じなので、、寝る、という(笑)

食べません、ほら、夜食べたら太るじゃないですか(笑)ジップロックに入れて冷凍しちゃいます。

もうね、食べたくて作ってるんじゃないの、作りたくて作ってるの。こういうのを「手段の目的化」と言います。


後日、ラザニアにして食べたんだけど脂っ気の少ない鶏胸肉ミンチで作るミートソースってのも旨いね。あえて粗目のミンチにしているから肉の食べごたえってのは意外とある。

眠れぬ夜は料理するのが一番。