浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

生きめやも

2013-08-29 19:08:27 | DVD、映画
実はジブリ映画ってそんなにちゃんと観たこと無いです、ごめんなさい。

嫌いじゃないですよ、もちろん。

今までちゃんと「みよう」と思って観たのは「ハウルの動く城」「千と千尋の神隠し」「紅の豚」「となりのトトロ」「魔女の宅急便」くらいじゃないかと思う。頻繁にテレビで放送しているのでパッとつけたらやってた、とか姪っ子が観たいというので姪っ子と遊びながらDVD流してた、というのは多々あるんだけど。「ナウシカをちゃんと観てないの!!???」ってエミリーさんに最高に怒られそうだけど。

映画館で観たのは今回の「風立ちぬ」が初めてじゃないだろうか。


これがね、大層良かった!泣きましたね。

でもこれっていわば「桐島」的であって、観ている途中は「いいなぁ」と思って観ているし、観終った後にも「いいなぁ」と思っているんだけど、じゃあ何が良かったのか?と言われるとはっきり説明できない。

映画として明確なクライマックスはないし、時々、時間が説明なく飛ぶので人によっては「なにこれ?」って言うだろうな、と思う。「良かった」という人も僕に限らず「良かったけどどこが良かったのかよく分かんないんだよな」と思う人もいるんじゃないかと思います。

僕は人に話したり文章にしてみないとそういう気持が自分でもうまく理解できないのでいつも通りオチも無く書いてみようと思います。解説だなんて大袈裟なものではなくていつも通り「あそこ良かったなぁ」とだらだら書くだけの話です。

ある人が「映画をまったくの予備知識無しで観ることは一度しか出来ない」って言ってて、僕もその通りだと思う。予備知識無しで観ることってやっぱり貴重だから少しでも引っかかったらご覧になられたらよろしいと思いますよ。

がっつりネタバレしているので別リンクにしました。
どんぞ。⇒完全ネタバレ「風立ちぬ」レビュー

うどんと橋と

2013-08-28 00:22:50 | 日記
ちょっと四国に行っていました。

大阪で仕事が終わったので土日を利用して。

仕事で色々なところに行くことが多いんですが、実は四国にはほとんど行ったことがなかった。愛媛の松山には一泊して坊ちゃんの温泉とか行って美味しい伊予鶏を食べたことがあって、あとは徳島に仕事でただ泊まっただけ。

さぬきうどんは大好きなもんだから本場のうどんを食べようと思って香川に行ってきました。

夕方、大阪で車を借りて高松へ。

淡路海峡大橋を通る。



橋イイ!夜なのが残念だけどイルミネーションは綺麗だった。

フライング気味にパーキングエリアでうどん一杯目。


夜の高松城。


次の日は丸亀へ。村上春樹もエッセイで書いていた中村うどんはなんと臨時休業。近くのうどん屋で二杯目。

手打ちだから、うどんにばらつきがあるのがいいアクセントになっている。

本州に戻りつつ三杯目。

&みそおでん。


どこも旨いよ、もちろん。

本当はちょっと足を伸ばして四国で行ったことのない高知に行ってみようかと思ったけどちょっと遠いので今回は断念。瀬戸大橋を渡って帰ることに。

イイ!こういう橋を観るとさ「よく作ったなぁ」と本当に思う。

こっちのジャンクションっぷりも素晴らしい。

倉敷に渡り大阪に戻る。

途中、備前市民俗博物館、備前長船博物館に寄る。別に目的があったわけじゃなくて走ってて看板があったからちょっと寄っただけ。



火縄銃を展示しててしかも触れて楽しかった。やっぱりけっこう重い。

なんとなくこの日は姫路に泊まることに。

晩御飯は鉄板焼きとおでんの店で姫路おでん。

僕も初めて知ったけどおでんを生醤油で食べる姫路おでんってのがあるんだってさ。なんかそんなのしょっぱそうだなぁと思ってたけどそんなこと全然ないです。

まずおでんを皿に取り、鉄板で保温してある牛スジのダシをかける。

そこに生醤油をさっとかけてネギで食べるの。そりゃうまいよねー、牛スジのダシだもん。

鉄板焼き屋のカウンターって僕すきです。

職人芸を観ながら酒を飲んでる感じで。

ネギスジ薄焼き。お好み焼きほどはボリュームが無いのでツマミにいい。

あとタタミイワシ。タタミイワシはもっと評価されていいと思ってる。

(ちょっと続く)

優しくなりたい

2013-08-19 21:11:57 | 
ひょんなことから立川談志のとても近くにいた方と知り合って、最近、たびたびお酒を飲むことがある。

その方から伺う、その談志の話は非常に興味深い。

今まで、テレビや書籍で知っていた良いイメージは、話を聞くことで更に強まる。そして知らなかった話を更に聴いても、よいイメージが強まる。がっかりすること、悪い方にイメージが変わることは一つもない。

で、たびたびその立川談志を評する言葉として出てくるのが「優しい」という言葉。

もちろん「甘い」というわけではない。弟子とかに対してはそりゃ理不尽で、無茶なことを言うんだろうけど、それでも「あの人は優しい」という。

この「優しさ」って結構大きなキーワードなんじゃないかと思う。

別の人が、中村勘三郎のことが大好きでずっと追いかけていたらしい。で、やっぱり中村勘三郎に関してもその人は「優しい」っていう。矢沢永吉も「優しい」って聞いたこともある。

そういうカリスマ的な人はやっぱり優しいんじゃないかと思う。たぶん本当に厳しいだけだと人はついてこないだろう。

そう思っていた時にこの本を読んだ。

立川談志の弟子だった立川談慶という人の本。弟子入りしてから立川談志の死後の現在までのエッセイ。そしてやっぱり冒頭は立川談志の「優しさ」がよく分かる。

立川談慶という人は慶応大学を出てワコール(下着のね)に入社した、いわば普通の人、いや普通よりも結構いいキャリアの人。そのキャリアを捨てて26歳の時に立川談志に入門。

そこで立川談志がこう言ったそう。

「君が落語家になりたいという気持を俺は否定できないんだ」

伝統芸としての落語を否定し、どうにかして現代と落語をつなげようとし、森羅万象を否定して自分なりの解釈をした立川談志が「否定できない」と言った、それだけでなんて優しいんだろうと僕は思った。

更に談慶が談志に結婚の報告をしに行くところが非常に優しい。

その時、談慶はまだ前座(いわば見習い)で、見習いが結婚するなんて普通は無いことだった。朝早く、談慶は彼女と共に談志を訪ねる。インタフォン越しに「お話があります」と言うと談志は「…辞めるのか?」と聞き返した。そうじゃなくて、結婚したいと思ってます、と言うと談志が玄関から出てきて「前座のくせに結婚なんて何考えてんだ!」と怒った。でも隣に彼女がいるのを観て「ああ、ごめん。君にじゃなくてこいつに言ったんだ、君は耳をふさいでればいいから」と言った。

いやー、優しい人だなぁ。

落語家としての立川談志は天才だし、師匠としての談志はかなり面倒くさい人なんだろうけど、人間としての談志はとても優しい人なんだろうと思う。

この本に出てくる談志の言葉で「矛盾に耐えることが修業」というのがある。修業中に矛盾に耐えることでよって矛盾だらけの世の中で一人前になるんだろう。だとすればより大きな矛盾を出来るだけたくさん弟子に与えてあげられることこそ、師匠の務めでありむしろそれも優しさなんだろう。



(そういえば「矛盾に耐えることが修業」についてはおんなじようなことがこちらにも出ていた)

パシフィック・リム

2013-08-15 11:30:18 | DVD、映画
パシフィック・リム」観てきましたよー。

<あらすじ>
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近未来。太平洋の奥深くにから突如巨大な生物が現れ、世界各国の主要都市が次々と襲われた。「カイジュウ」(怪獣)と呼称される謎の巨大生物たちの圧倒的な力を前に、人類は滅亡の危機に瀕する。国際的な軍事組織、環太平洋防衛軍は最終手段として、2人乗りの巨大ロボット「イエーガー」を稼働させ、カイジュウ退治に向かわせた。対怪獣戦争のはじまりである。
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まぁストーリーはどうでもいいんです、この映画は。

ロボ!怪獣!戦い!

あのさ、映画にこれ以上の要素いる?

最高です。「ロボと怪獣戦わせたいなー」という小学生が考えたような話を200億円くらいかけて映画化してるんだもん。しかも非常にまじめにね。

(ちなみに作中ではモンスターのことをちゃんと「怪獣(Kaiju)」と呼んでる)

監督のギレルモ・デル・トロ(「ヘルボーイ」の監督)は本当に日本のアニメとかが大好きな人でやっぱり「わかってるなー」という感じがする。

まずロボ(イエーガー)のデザインがイイ!環太平洋防衛軍としてアメリカ、オーストラリア、中国、ロシアのイエーガーが出てくるんだけど、主人公的なアメリカイエーガー「ジプシー・デンジャー」は形もいいし色もいい。青ね。


あとね、必殺技出すときに操縦している人が言葉にするのがいい。「エルボーロケット!」とか言って。やっぱさ「ロケットパンチ!」だとか「廬山昇龍覇!」とか「サンライトイエローオーバードライブ!」とか必殺技は叫んでほしいよね。「なんで必殺技いちいち口に出すの?」って不思議に思う人は分かってない。なんでってそりゃ音声認識だからですよ。両手両足使って操縦しているからそりゃ必殺技は口で言わないと。たぶんSiriで動いているんだね(適当)

監督は「パトレイバー」が好きらしくて、これも「わかってるなー」と思ったんだけど、ちゃんとロボットが整備されているところが映ってる。そうなんだよね、ロボット一回出撃したら、いろいろ分解して直さなきゃ。この分解しているところがまたいいんだよねー。

もうね、ビルとかぐちゃぐちゃに踏んづけながら巨大ロボと怪獣が戦ってるだけで観ながらなんかずっとニヤニヤしちゃいましたよ。

あと安易にラブシーンなんか入れないのがイイ!一応、メインキャストとして男女が出てくるんだけど最後までキスしたりしない。そりゃ、なんとなく心を通わせているけど恋人同士なんかにはならない。わかってるなー。そうですよ、こっちとしてはロボと怪獣見に来てるんですからラブシーンなんて余計ですよ。

話の筋なんかどうでもいいし、何も文句ないんだけど、「もっとこうしてくれたら5億点」というのはやっぱイエーガーと怪獣の見せ方ね。特に怪獣は、登場したらまず遠くから映して、全身、次に上半身アップ、それから顔アップ、ちょっと貯めて「ガオー!」という感じでたっぷり見せていただきたかった。

僕は思うんだけどやっぱり日本のこういうアニメ、映画って歌舞伎の「見得」とか武道の「残心」の影響があるんだろう。いわば昔ながらの様式美で一つ一つ「ピシッ、ピシッ」と決めていく感じね。だからロボットも武道的というか殺陣みたいな感じでひとつひとつの動きにきちっと「決め」を作ってほしかったなぁ。

あと、日本のシーンで看板の日本語が変。「萌&健太 ビデオ」とか書いてある。なにそれ? でもま、いいや。どうせイエーガーと怪獣しか観てないんだし。

それからなんと言っても不満は日本製ロボットがそんなに出てこないところだよな。

デザインはいいわー、ちょっとガンキャノンぽい。

日本製ロボットは過去シーンにちょろっとだけ出てくるだけ。いやいやオーストラリア製ロボットよりは使えるでしょ、さすがに。(オーストラリアの皆さんごめんなさい)


もうこのポスターがイイ!最高にイイ!日本代表巨大ロボ対怪獣、間にスカイツリー!この戦いで5時間見たいわ。

でもね、この日本ロボットがちょろっとしか出てこないのよ。惜しい。しかも名前が「コヨーテ・タンゴ」。何それ?タンゴって丹後ってこと?

やっぱさー、日本巨大ロボットだったら「大和」「陸奥」「長門」的な軍艦名か「マジンガー」とか付けてほしかったね。あ、ちょっと無骨な「YBR-二十五型」とかでもいいな。パイロットはやっぱり自衛官でしょ。カラーリングはガンダム(白・青・赤・黄)かパトカー(白黒)で。

その点、中国とロシアのロボはいい。


中国代表「クリムゾン・タイフーン」。やっぱり中国は赤だよなー。



ロシア代表「チェルノ・アルファ」。これ最高。戦い方が正に「ロシア!」って感じなのよ。

そもそもこのポスターの感じがイイじゃな~い。今回、イイしか言ってないけど。昔のガンプラの箱の絵みたいでさ。これでプラモ出してくれないですかね。


ぜひ続編をお願いしたい。今回の話の続きだと一応、怪獣は退治されちゃったんで無理があると思うから、今回の話の前、いわば「エピソード0」をやってほしい。劇中で「数年前に初めて怪獣が現れて、一番多い時でイエーガーが40台あった」って言ってたからもう「イエーガー大集合の巻」で。

最初のイエーガーはガンタンク型(下半身キャタピラ)だといいよね。二足歩行は難しいとか言って。パシフィック・リム(太平洋)ってタイトルだけどそりゃヨーロッパのロボットも必要でしょ。ドイツのロボとか強そうだなー。イタリアロボは装甲が弱そうだけど動きが早いとかさ。ストーリーなんてどうでもいいよ、怪獣と40台のロボットがガッコンガッコンやってくれれば。

とにかく昔、超合金とかで遊んでた人に取っては最高の映画です。小さいお子さんとかいらっしゃる方にもおすすめだと思うなぁ。

夏の娯楽の王様

2013-08-14 14:51:25 | 日記
ちょっと用事があって実家に帰ってました。

秋に同窓会やるのでその打ち合わせ。中学の時にがっつり迷惑かけた担任の先生にスピーカーフォンで話さなきゃいけない、という何、この罰ゲーム?

がっつり飲んで次の日はお休み。両親も孫を連れて一泊旅行中なので家には誰もいない。ま、いいけどね、夏なら僕の地元は暇しない。

海行けばいーんだもんねー。

僕の実家は海まで車で15分。家にあるボディボードと折りたたみ椅子とタオル何枚か積み込んで海行けばまぁ午前中は潰れる。

改めて思うけど海って夏の「娯楽の王様」ですな。涼しいしのんびり出来るし(実家の海はそんなに混んでない)。家族連れだってお子さんは砂遊びとかさせておけばいいんだろうし。なんだったらBBQだって出来ちゃう。

そんなこと考えつつ、帰り道でのランチは皿うどん。

美味いよ、いい意味で品の無い味付けで。(褒めてます)

更に最近は父親がロードバイクを買ったので、それで走る。東京と違って少し走ればあまり信号の無い海沿いの道があるからガンガンスピード出せる。

自転車でぐるっと回って来たら締めにジョギング。

ひとりトライアスロンですな。

これくらい運動しておかないと実家にいるとついつい食べてしまうからバランスが取れない。

奇妙な落書き

2013-08-13 13:44:57 | 日記
夏ですな。

夏と言えば怪談なわけですが、僕はあまり得意じゃない。

まず聞くのが当然得意じゃない。怖いじゃん。よく出来た怪談とかだとずっと頭に引っかかっちゃって夜思いだすと怖いしさー。

怪談っていくつかパターンがあると思うんです。

まずは幽霊とか霊的な話。なんかそこで亡くなった人の呪いがかかっててそれが云々みたいな。そういうのはまだ耐えられる。幽霊とか霊ってまぁそんなにいないだろうなぁ、と思うし。

それから実話的なものあるよね。例えば津山三十人殺しとかそういう過去に実際に起こった事件とか。そういうのは結構怖いね。Wiki読んでるだけでもちょっと怖い。

あとは「何が何だかよく分からないけど奇妙な話」って言うのもあるじゃん。そういうのは結構怖い。

怖いからあんまり聴きたくないし覚えていただくないから「例えばさ」と言えないんだけど。聞くのが得意じゃないっていうのもあるし、語るのも得意じゃない。

そもそもそういう奇妙なこととか怖い出来事にあんまり遭遇してないから。

生命の危険を感じて怖いということは昔、大学の頃とかバカやってたのであるけどね。ちょっと話ずれるけど僕が大学の頃にTwitterとか無くてほんと良かったよなぁと最近思う。もしあの頃にあったら僕の飲み屋での写真とか撮られてアップされて完全に炎上ですよ、そんなの。

話を戻して、最近「あ、これはちょっと怖いな」って出来事に遭遇したのでその話します。

うちの近所に町内の掲示板みたいなのがある。まぁ両手広げたくらいの幅の板で「○丁目掲示板」とか書いてある。盆踊りがありますだの火災に気をつけましょうだのと言ったお知らせの紙が貼ってある。

で、そこにたまに普通の商品ポスターも貼ってある。これってこういう公共のものに商売のポスター貼っていいのかね、とも思うけどよくルールが分からない。別にスペースが足りないわけじゃないから何も貼ってないよりいいんだろうけど。

それ自体には何とも思わなかったんだけど、ある日、掲示板の前をなんとなく通ったら貼られているポスターがどうもおかしい。あれ?と思ってよく見てみたらそのポスターに赤いマジックでびっしりと文字が書かれている。

あまりにびっしり書かれすぎて元々なんのポスターなんだかよく分からないんだけど、どうやらジュースのポスターのようでメインのモデルは女優。昔、歌で人気になって今では実力派女優になってる人。そのチラシの上にびっしりと文字が書かれている。あまりにびっしり書かれているもんだからよく読めないんだけど、どうやら「○○の娘のこの○○は、男と見れば○○」みたいな感じでどうやらこの女優の悪口のようだった。

もともとここに貼られていたポスターの上に誰かが落書きしたのか、それとも落書きしたポスターを持ってきて勝手に貼ったのか、は分からない。

ふーん何とも悪質なことをやる人もいるもんだね、とその時は思っていた。

数日後、別な近所の別な道を歩いていたら、別の掲示板にも同じような落書きされたポスターが貼ってあった。ベースになっているのは同じポスター、書いてある文句もほぼ同じくその女優の悪口。

うーん、よっぽどこの女優のことが嫌いな人がいるもんだな、と思っていた。

そしてまた数日後、出張帰りだったので午後0時過ぎくらいに駅から家に向かっていた。すると何だか変な歌が聞こえた。歌なのか、それとも単なる話し声なのか分からない。何を言っているのかはあまりよく聞き取れない。

なんか変な人かな、と思ってよく見ると、掲示版の前に人がいて、その人から聞こえていた。

20mくらい離れているし夜なのでどういう人なのかはよく分からない。ただどうやら女性のようだ。髪が長い。洋服は非常に派手。ふりふりのスカートにいろんな色の水玉のような上着。傍らにはキャリーケース。

少しずつ近づいていくとどうやら掲示板に落書きをしているようだ。

なんだか怖いな、と思って別の道に曲がった。だから結局、その女の人がどういう人かは分からなかった。

翌日、その掲示板を見たけど、落書きされたポスターはなかった。朝のうちに撤去されたのか、そもそも落書きをしていなかったのか、どうかは結局わからない。

そういう人間に

2013-08-06 23:50:07 | 日記
先日、札幌に行ったときに友人から頂いたオーストラリア土産。

水筒。ありがたいわー。何がいいって色がいいね!

思い返してみると物心ついてから「自分が好きだな」と思った色って黄色でした。なんでだろうな?たぶん、サンバルカンのバルパンサーが好きだったからだと思う。

この水筒、リングついてるからいろんなところにぶら下げられて便利よ。安売りで勝ったアクエリアスとか入れて持ち歩いてます。

ありがとうございまーす!

と、思っていたらその友人から郵便が届いた。友人のお姉さん(アメリカ在住)が札幌に帰ってきてご丁寧に僕宛にお土産を頂いたから送っていただいた。

なんと橋Tシャツ!うれしい!ありがとうございまーす!お姉さんが住んでらっしゃるポートランドはどうやらブリッジタウンと呼ばれる橋の街だそうで、その橋が並んでるTシャツ。これはマニアックだなぁ。

僕、橋好きなんです。

あのね、何が嬉しいって僕の橋好きを覚えてくださってたのが何よりうれしい。

もちろんモノを頂くのは嬉しい。でもさ、それよりも僕が「好きだ」と言ったことを覚えて下さっていて「あ、これ喜びそうだ」と考えてお土産に頂ける、そういう心がうれしいよね。

相手が好きだと言ったことを覚えていて、その好きな物をプレゼント出来る、そういう人間に僕もなりたい。がんばる。