浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

ワールドカップベスト16予想

2014-06-27 09:18:42 | スポーツ
個人的に、どんなことでも予想しといた方が楽しめると思っている。特にスポーツは。それが正しいかどうかよりも当たったり外れたりするのを楽しみたい。

ということで、グループリーグが終わったタイミングでワールドカップ予想。当たっても外れても楽しい。むしろ大きく外れて欲しい。たいして試合を観られていない人間の単なる遊びだと思ってあまり目くじら立てずにお読みいただければ嬉しいです。

ちなみに、開幕前に僕は、決勝はブラジル対アルゼンチン、そして優勝はアルゼンチンと予想しています。

開幕前にしといたグループリーグ1位2位予想。

A1)ブラジル、2)クロアチア
B1)スペイン、2)オランダ
C1)コロンビア、2)日本
D1)イングランド、2)イタリア
E1)フランス、2)スイス
F1)アルゼンチン、2)ナイジェリア
G1)ドイツ、2)ポルトガル
H1)ベルギー、2)ロシア

で、結果。

A1)ブラジル、2)メキシコ

ブラジルの1位は順当だとしても、2位はクロアチアではなくてメキシコでした。やっぱり南米開催ということで中南米強いね。

B1)オランダ、2)チリ

個人的にはオランダ快進撃はとても嬉しい、好きだから。しかしスペインの敗退は予想できなかったよー。もちろん優勝はないとは思っていたけどまさか敗退とはねぇ。

C1)コロンビア、2)ギリシャ

うむー。。ただこれはギリシャが立派だよ。

D1)コスタリカ、2)ウルグアイ

完全に予想ハズレ。いやいやまさかイタリアとイングランドが落ちるとは。。コスタリカの勢いがすごい。まさかこの死のグループを一位突破とはねぇ。

E1)フランス、2)スイス

ここはあてました。

F1)アルゼンチン、2)ナイジェリア

ここもあたり。ボスニアヘルツェゴビナが思ったよりもよかった。最終戦勝ったのは4年後に向けて良い材料になったろうなと思います。

G1)ドイツ、2)アメリカ

にわかサッカーを演じる一言として「ドイツはいい準備してくると思うよ」(c)東京ポッド許可局というのがありますがまさにその通りですね。アメリカ頑張ってるなぁ。ポルトガルは残念でした。

H1)ベルギー、2)アルジェリア

ベルギーが3勝ですか、調子いいね。

ちなみに、事前予想で各グループ1位2位をどれだけ当てたかというと、
A1)○、2)×
B1)×、2)×
C1)○、2)×
D1)×、2)×
E1)○、2)○
F1)○、2)○
G1)○、2)×
H1)○、2)×
という感じでした。ちょうど50%の的中率。

ここまでで思うことは、とにかく南米勢の勢いがすごいということ。この勢いが今後も続くのかどうかが見ものだと思っています。

ということでここからの試合を予想しておきます。

(1):○ブラジル(A1)対チリ(B2)
(2):○コロンビア(C1)対ウルグアイ(D2)
(3):○オランダ(B1)対メキシコ(A2)
(4):○コスタリカ(D1)対ギリシャ(C2)
(5):フランス(E1)対○ナイジェリア(F2)
(6):○ドイツ(G1)対アルジェリア(H2)
(7):○アルゼンチン(F1)対スイス(E2)
(8):ベルギー(H1)対○アメリカ(G2)

ブラジル、コロンビアは順当、オランダはせめてヨーロッパの意地を見せて欲しい。コスタリカは今回の勢いのままに。フランス対ナイジェリア迷うわー。フランスが意地を見せるかナイジェリアが勢いをつけるか。。とりあえずナイジェリア。ドイツはやっぱり残ると思うし、アルゼンチン対スイスは順当にアルゼンチン。ベルギー対アメリカも迷うけどここはアメリカで。

【ベスト8】
(A)○ブラジル対コロンビア

ここはブラジルでしょう。もしブラジルがここでこけたら大変なことになるだろうなぁ。

(B)ナイジェリア対○ドイツ

いや、さすがにここはドイツ。

(C)○オランダ対コスタリカ

コスタリカの勢いは認める。でも僕はオランダを信じたい。イタリアが敗退した今、僕の希望はオランダしかないもの。

(D)○アルゼンチン対アメリカ

ここはアルゼンチン。

【準決勝】
○ブラジル対ドイツ
オランダ対○アルゼンチン

【決勝】
ブラジル対○アルゼンチン


ということでさてどうなるか。

コートジボワール戦雑感

2014-06-15 15:32:04 | スポーツ
過ぎ去った過去を思い悩むのはやめよう、時は戻らないのだから。

とはいえねぇ、、、

ワールドカップブラジル大会、日本初戦対コートジボワール。

いやいや。

問題はたくさんあった。

まず大迫。個人的には鹿島出身ということで応援している。これからの日本を背負うほどの選手だと思っている。それでも、今回はまったくいいところが無かった。後半が選手交代無くはじまったところであれ?と思った。

ザックは大迫を信じていたんだろう。それがまったく功を奏さなかった。

本田。先取点はさすがだった。素晴らしいシュート。でも後半にはほとんどパスミスばかり。

後半、2分間で2点取られたのは悪い意味でいつもの日本らしいパターンだった。

原因ははっきりしてる。

場慣れしてない、国際経験が足りない、、

いや、ちょっと待ってくれ。もう5大会連続のワールドカップなんだぜ。いい加減に慣れてくれよ。

次のギリシャ戦、期待してます。

ユレルカレル

2014-06-14 15:35:52 | 音楽
ワールドカップですね。

ワールドカップの時期になると過去のワールドカップを思い出して、そのときの自分のことを思い出したりする。ああ、ドイツワールドカップの時はあの人と観たなぁ、とか南アフリカの時はあんなことしてたなぁ、とかね。

日頃、テレビはアンテナを繋いでいないので観られないんだけど、この時期だけはアンテナを繋ぎます、サッカー見たいから。

いやぁ、テレビって面白いですな。

ついついCM見ちゃったりする。

アンテナつながりで「Antenna」って携帯アプリご存じですか? 最近はやりのニュースキュレーションアプリです、要はいろんな話題がこれで観られると。

そのCMを偶然観てたら「お!」と思った。



こちらです。

ローラがどうとかじゃなくて音楽と、タクシーの後部座席に座ってる人。どこかで観たことあるなあと思ったらゲスの極み乙女のベースの人じゃん。当然、曲もゲスの極みね。(←曲もゲスの極み、って言い方、なにか問題があるような気もするけど、バンド名なんだから仕方ない)

ゲスの極み乙女ってバンドは僕としては最近珍しく「アルバム出たら買う」というアーティストです。バンド名はちょっとアレですが、すごくちゃんとしたバンドなんです。

特に今回のアルバムの「ユレルカレル」はいいですよ、最高に切なくて。

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揺れる揺れる2人の目
枯れる枯れる夢の花
どうかどうか眠る間は
消えないでくれよ

「今日は僕の方が悪かったな」
「私が悪いわ」
「早く分かり合いたかった」
「私のセリフだわ」
「明日は優しくなるから」
「そうね、もう遅かったわ」

明日はもう来なかったよ
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こういう男女の掛け合いの曲はいいですね、バービーボーイズみたいで。

晴天の霹靂

2014-06-02 19:44:37 | 
「晴天の霹靂」という映画を観てきました。

予め言っておきますけど、オススメですから少しでも気になったり、ちょっと暇なんで映画でも見ようかな、と思っているならご覧になられたほうがいい。誰が出てるとか監督が誰だとかストーリーがどうとかなんにも知らないほうがいいと思う。僕の文章なんてもちろん読まなくていい。

だもんで予告編動画も貼らないでおきます。



というのもまったく予備知識がなくて「なんか大泉洋が出ててちょっとほんわかした映画なんでしょ」と少しバカにした気持ちもありつつ観に行ったの。どうもすいません。

観たら想像以上に良くてですね~。「いいから黙ってこれ観て」という感じで映画をオススメされて、ほとんど何も知らずに映画を観るという経験(その映画が面白かったら、だけど)は、いいですね。

話としては、大泉洋は売れないマジシャン。後輩にも追いぬかれてバカにされている。この後輩ってのが「桐島、」のキャプテン。髪型変わっていたので最初わからなくて「どこかで観たことあるなー」と思ってました。行方しれずだった父親が無くなったという連絡があり、遺骨を引き取りに行く。そこで不思議な落雷があって40年前にタイムスリップしてしまい、そこで、当時の父(劇団ひとりが演じてる)と出会う、という話。

大泉洋と劇団ひとりが、昭和浅草の演芸場でコンビを組んで舞台に上がるんだけど、さすがに舞台出身俳優とお笑い芸人、舞台上で巧いんですわ。普通の俳優さんが芸人役で舞台に上がったりしててもあんまりおもしろくない場合があるけど、この二人はやっぱり違った。舞台慣れしているというのか呼吸がいいというのか。

いまさらなんだけど、改めて、大泉洋っていい俳優さんだねぇ。コメディも出来るしシリアスも出来る。「探偵はバーにいる」シリーズの頃から思っていたけど。劇団ひとりもこんないい俳優だとは思わなかった。役として昭和40年代の人の役なんだけど、服装とか髪型とかなんとなくの表情とかが本当にそれっぽかった。柴崎コウももちろん悪くない。女優を綺麗に撮る、というのは映画の基本ですからね、良かったですよ。

役者と言えば「桐島、」組の俳優さんが結構出てた。冒頭にキャプテン、中盤に武ちゃんと先生。もうこれだけで桐島好きしては5億点ですよ。特に先生はセリフもたくさんあっていつも怒ってる役で良かった。

話の筋としてはお涙頂戴ものであまりにもセンチメンタルすぎるような気もするけど、それでも役者同士のアンサンブル、監督の腕がよくってすっきり見られたですよ。

まったく予備知識が無かったんだけど終盤のストーリー、またラストシーンの切れ味が素晴らしくて「これは監督の腕がいいんだな、誰なんだろう?」と思いエンドロールを最後まで見ていて驚いた。なんと監督は劇団ひとりなんです。更に原作小説も劇団ひとり。え?この人、こんなに才能あったの!?と驚きました。

とにかく面白かったし、驚いた。まさに自分にとってこの映画の存在自体が「晴天の霹靂」だった。と、うまいこと言ってみる。