浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

よく考えた

2013-06-27 21:39:04 | 食べ物
あのさぁ、最近、コンビニでコーヒーやってるでしょ。あのレジで注文してカップもらって自分でカップセットしてボタン押して作るやつ。

あれさぁ、、



うまいよね!


ついつい飲んじゃう。特に最近なんて暑いんでコンビニちょっとよってアイスコーヒーをゴクゴク、じゃないか、ストローだからチューチューですよ。

あれはヒット商品だなーと思うんだよね。たぶん2013年上半期ヒット商品番付なんかで東の横綱とかなんじゃないの。(もう一方の横綱はあまちゃん)

いやー、あれはよく考えたもんだなぁと思うんだよね。たぶんコンビニのドリンクで缶コーヒーってかなりのシェアを占めていて、更にはスペシャリティコーヒーの流行なんかでカップのコーヒーをオフィスに持ち込むということが一般的になった。

コンビニとしては缶コーヒーがいくら売れたって利益がたかが知れてる。それだったら自分のところでコーヒー売ればかなり利益は取れるだろう。コーヒーの原価なんて大したものじゃないんだし。

いや、よく考えた。エライ。

73,000人?

2013-06-25 22:11:16 | 日記
長崎出張でした。

長崎からちょっと離れたところにはよく行くんだけど今回は珍しく長崎の中心街をぷらぷらしてた、いや仕事なんだけど。

長崎の街はは坂が多いことで知られているけど、猫も多い。いたるところで坂と猫を目にする。




少し時間があったので平和公園まで歩く。

原爆落下中心碑、浦上天主堂跡、平和祈念像などの前で手を合わせる。こういうのを前にするとただただ手を合わせて、何に何を祈ればいいか分からないけど祈るしかない。



原爆落下中心碑の後ろにあるレリーフには、ここから半径2.5キロの地域が焼き尽くされ73,000人が亡くなった、と書いてある。。。

さすがに言葉を失う。73,000人?どうにもイメージがつかなくて桁を何度も数え直してしまった。73,000人が一瞬で亡くなるなんて本当に想像が出来ない。

7万と言えば東京だと国立市、北海道だと恵庭に少し足したくらい。いやいや、他の都市に置き換えてもまったくイメージがつかない。いったいどういうことなんだろう?

平和祈念像の背面にこんな言葉が刻まれていた。

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あの悪夢のような戦争
身の毛のよだつ凄絶悲惨
肉親を人の子を
かえり見るさえ堪えがたい眞情
誰か平和を祈らずにいられよう
茲に全世界平和運動の先駆として
此平和祈念像が誕生した
山の如き聖哲
それは逞しい男性の健康美
全長三十二尺余
右手は原爆を示し左手は平和を
顔は戦争犠牲者の冥福を祈る
是人種を超越した人間
時に仏
時に神
長崎始まって最大の英断と情熱
今や人類最高の希望の象徴

アメコミ映画論

2013-06-21 00:08:04 | DVD、映画
ちょっとここでまとめて「アメコミ映画」について書いておきます。何のために?いや、目的なんて無いんだけど。オチも無い。

いまハリウッド映画においては「アメコミ原作もの」というのはひとつの文化になってきていると思う。「アメコミってあれでしょ?ヒーローが出てきて悪者をバーンとかやっつけるやつでしょ。あんなの子供っぽくて」と思う人もいるかも知れない。

僕だって昔はそう思っていた。

でも、今は時代が違ってきていると思う。それについて書きたい。

言っときますけど僕は専門家ではなくて、単なる興味から、浅い知識で書いています。だから考察が浅いとか間違ってるとかにご容赦くださいね。ご指摘はありがたく承りますが、バカ丸出しとか言われても困っちゃいますからね。

論点は2つ。

1)なぜアメコミ映画がこれほどまでに作られているのか
2)アメコミ映画がなぜ人気があるのか

本題に入る前に、少し前提を説明させてください。

「アメコミ」というのは「アメリカンコミック」の略でアメリカで出版されている漫画。「日本の漫画」というとスポーツ漫画から恋愛モノ、料理漫画までいろいろあるのと同様、アメリカの漫画だってもちろんいろんな話があるんだろう。でも、ここではいわゆる「アメコミヒーロー物」に限定します。僕が知識がないから恐縮なんだけどヒーロー物以外のアメコミをあまり知らないし。ここで「アメコミ」と言ったらアメコミヒーロー物のことだとご理解下さい。


【1)なぜアメコミ映画がこれほどまでに作られているのか】

さて、最近はアメコミヒーロー物を原作にした映画が本当に多いです。

特に去年がすごかった。「アベンジャーズ」、「ダークナイト・ライジング」、「アメージング・スパイダーマン」、とメイン所がバンバン公開された。それに比べると今年は「アイアンマン3」、「マン・オブ・スティール」くらいか。

僕の感覚だけど最近のアメリカ映画はアメコミ原作映画が3割くらいを占めているんじゃないかと思う。あと3割くらいが過去のリメイク。なにせ「グレート・ギャッツビー」もリメイクされるんですよ。

確実にこの流れというのは数十年後、映画史の流れとして歴史に残っているだろうと僕は思っている。下手すると経済史にも残っているんじゃないかと思う。(もちろん芸術的にそれぞれの映画が意味がある、とまでは言わない)

確実に我々は大きな歴史の流れにいる。つまり我々はいま「アメコミ映画全盛期」にいるのだと思う。

では、なぜいまこれほどまでに「アメコミ映画」が流行っているのか。その原因は何か?

まず、一つには最近の不景気が原因であると言えるんじゃないかと思う。

映画を作るためには資金が必要なんだけど、昔はある意味ワイルドな出資者がいて「君が映画作るならお金を出したるわい、ガッハッハ」とポーンとお金出してくれていた。昔はそういう人たちがポンとお金をだし、当たれば大儲け、外れれば破産、という状態だった。

しかし、そんな豪気な人は今の時代にはもういない。

映画作りは既に「ギャンブル」ではなく、出した分しっかり回収できないといけない「投資ビジネス」になっている。

余談だけど、日本映画の製作が最近「○○製作委員会」になっているのもそういう理由。一社だけじゃ映画作りのリスクを負いきれないので、複数の会社が共同で委員会を作り、映画を製作する。映画を製作している、というのはつまり「金を出している」ということです。

このように、今の時代に誰が映画にお金を出しているかと言うとそれは「会社」です。アメリカの会社はもちろん、ドバイの投資会社とか中国の会社とか。最近は中国の会社が多いらしいね。だから最近の映画は意味なく主人公が中国に行くことが多い。007だって上海行ってたし。

つまり現代はビジネスマンが映画にお金を出している、ということになる。そして、そういう人たちは映画の専門家ではないのでシナリオを読んで「いい映画になりそうかどうか」ということなど判断できない。

では、彼らビジネスマンが何を基準にお金を出すかどうかをどう判断するか。それは「数字」しかない。つまり「出したお金がいくらになって返ってくるか、返ってきそうか」ということ。その割がよければ出すし、悪ければ出さない。

ここで漫画の「数字」が効いてくる。たとえば「この漫画は1000万部売れているんです」ということになれば、「じゃあ、それだけ売れているならそのうちの●パーセントが観たとして、一人1,800円で、そのあと●パーセントがDVD買うとして、、、」と計算が出来る。

リメイクが多い理由も同様。「この映画のオリジナルは昔いくら儲かりました。それをリメイクするからこれくらい儲かることが見込めます」と言える。もちろんそれが正解かどうかは誰にも分からないけどね。ポシャッたアメコミ映画はいくらでもある。

これが、アメコミ原作の映画が増えている理由なんじゃないだろうか。

【2)アメコミ映画がなぜ人気があるのか】

いくらビジネス上の理由でアメコミ映画がたくさん作られても、それが観客に受け入れられなければ、つまり「多くの人が観なければ」、この流れというのは一時的なもので、続かないだろう。これが作られ続けているということはアメコミ映画の人気がある、ということだと思う。

では、なぜアメコミ映画が人気があるのか。

以前であれば「強いヒーローが悪をやっつける」から、という単純な話だったと思うけど、現代のアメコミものというのはそういう話ではないと、僕は思っている。

これまた説明になってしまって恐縮ですが、アメコミヒーロー物には大きく2つの流れがあります。

一つは「マーベル・コミックス」。ここが権利を持っているヒーローがスパイダーマン、X-メン、アベンジャーズ、など。もう一つが「DCコミックス」。ここが持ってるのはスーパーマン、バットマン、など。

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ちなみにいまマーベルはえらいことになっています。以前はコミック出版が主業務だったんだけど、映画作りに進出した。それでスパイダーマンとかX-メンを作って大当たり。更に「アイアンマンを映画にします、キャプテン・アメリカも映画にします、ハルクもソーも作ります。そして最後にそれを全部集めて1本の映画にします」と言っただけで600億円くらい集めた。その結果、世界最大の映画制作会社になってしまった。更に2009年にはそのマーベルをディズニーが買収した。こないだディズニーはルーカスフィルム(スター・ウォーズシリーズの権利を持っている)も買収したし、傘下にピクサー(トイ・ストーリーなど。ディズニーとピクサーの関係はめちゃくちゃ面白いのでまた今度)もあるので、本当に超巨大なエンターテイメント・コングロマリットになりつつある。つまり、スパイダーマンもダース・ヴェイダーもトイストーリーもミッキーマウスも同じ会社、と言うこと。
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一方のDCはこれに比べると少し落ちる。メインはバットマンとスーパーマンの2大ヒーローに頼らざるを得ない。グリーン・ランタンとかザ・フラッシュとかもいるけどねぇ。。映画に関しては、バットマンは「ダークナイト三部作」で盛り上がったものの一旦終了している。スーパーマンは80年代に当たったものの、2006年の「スーパーマン・リターンズ」は無かったことになっている。立て直しのためにダークナイトの監督クリストファー・ノーランを製作総指揮にしてスパーマンの新シリーズ「マン・オブ・ザ・スティール」が今年公開される予定。

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ちなみに、「三部作が終わってもう一回仕切り直し」みたいなことを「リブート(再起動)」という。バットマンもティム・バートン版をいったん終了させて、「ダークナイト・シリーズ」が始まったし、「スパイダーマン」もサム・ライミのシリーズをリブートして今は「アメージング・スパイダーマン」となっている。あと「無かったことにする」というのもアメコミおよびアメコミ映画の得意技。「ハルク」は2003年版は「無かったこと」になっていて2008年に「インクレディブル・ハルク」というのが作られている。
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とはいえ、これは僕の意見だけど、今のアメコミ映画の人気はDCが作ったものなのではないかと思っている。それについて少し書きます。

僕の子供の頃のアメコミ映画と言えばなんと言っても「スーパーマン」、悪は滅び正義は勝つ、という単純なものだった。

それがおそらく変わってきたのはティム・バートンが監督した「バットマン」なんじゃないかと思う。これは今までは単なるヒーローだったバットマンを孤独で病んだ一人の男として描いたので当たった。その集大成が続編「バットマン・リターンズ」でこれなんて明らかに異端の悪役であるペンギンに監督が思い入れていて、人に理解されないこと、それでも人と交わろうとすること、そして社会から排除される姿が描かれていた。はっきり言ってこの映画の主役はペンギンじゃないかとすら思うほど。

それ以降、スーパーヒーローものはその背景に様々な社会情勢や人間心理を描くようになったんじゃないかと僕は思う。

お金を出す側は「まぁ漫画原作ならそれなりに当たるだろうからお金出すよ」とお金を出す。金をもらった製作会社は、有名な監督や脚本家に「これで作ってくれ」と依頼する。(非常にざっくり言ってますが)

そうなると、監督や脚本家、つまりクリエイター側は「せっかく作るのだから」と自分なりの考えや作家性を入れ込んで映画を作る。あるいはそういうつもりがなくてもどうしてもそのクリエイターの「作家性」がにじみ出てしまう。この時点で単なるヒーローものが非常に深いテーマを持つことになる。

例えば「ダークナイト」は単なるヒーローと悪者の対立という話以上に、善悪の基準を揺るがすジョーカーと善を行いながらも警察に追われる「堕ちたヒーロー」バットマンという構図だった。しかもこの作品には聖書の話である「失楽園」が大きく影響している。更にはバットマンには「普通の一般人(大金持ちだけどね)が正義を行うことの問題」というテーマもあるけどこれは話が長くなるので割愛。そのあたりは「ウォッチメン」でも描かれる。

X-メンは「超能力を持ってしまったミュータント」という原作を基に差別される人たちの姿を描いた。主要人物のマグニートーはユダヤ人で昔、ナチスに迫害されていたという設定だし、ミュータントの多くは差別されるゲイの姿に重ねられている。更に言うとマグニートー役の役者さんも作品の監督自身もゲイであることをカミングアウトしている。

アベンジャーズの一員でもあるソーというヒーローは元々、北欧神話の雷神をモデルにしている。彼が主人公の「マイティ・ソー」という映画は非常にトラディショナルな「兄と弟の葛藤」を下敷きにしている。(しかしさ、ヨーロッパの人たちってほんとこのテーマ好きよね) 監督はシェイクスピア映画で実力のあるケネス・ブラナー。ケネス・ブラナーがアメコミヒーロー物を監督する時代が来るなんて昔は本当に考えられなかった。

「キャプテン・アメリカ」はもともとは第二次世界大戦中にアメリカの戦意高揚漫画として誕生した。それを現代に映画にするにあたって「戦争におけるプロパガンダとは何か」というテーマが付け加えられている。

と、このように一見お気楽極楽な単純ヒーローものに見えて、製作者のいろいろな意図も楽しめる。こうなるとヒーロー好きな子供も観るし、大人が観ても十分楽しめる物になる。それは当然、入場者数増にもつながりビジネスとしての成功にもつながる、ということになる。

あと追加で言っておくとティム・バートン版「バットマン」が作った潮流としては「大物俳優が演じる魅力的な悪役」という要素もあるんじゃないかと思う。ジャック・ニコルソンが演じるジョーカー、ダニー・デヴィ―トのペンギン、M・ファイファーのキャットウーマンなど。(1978年「スーパーマン」でも悪役をジーン・ハックマンがやっていたのでここから始まっているともいえるけど)

あくまで一見、分かりやすいヒーロー物に見えて、実は奥深いテーマがある、これがアメコミ映画の人気が高い理由なんじゃないかと僕は思う。


もちろんなーんにも考えてないカラッポなものもあるんだけどね。それはそれで僕は好きですが。

とにかく、アメコミヒーロー物だからと敬遠するにはちょっともったいないレベルの映画はたくさんありますよ。

先手必敗

2013-06-16 16:07:33 | スポーツ
合気道の稽古は基本的に2人1組になって、「受け」「取り」に分かれる。

「受け」は簡単に言うと「やられるほう」、「取り」は「やるほう」。

だいたいすべての技は「受け」が何か攻撃を仕掛けることから始まる。「正面打ち」という打ち込み(イメージとしては脳天チョップ)だったり、腹を狙った突きだったり。あと「片手取り」「両手取り」というように「取り」の身動きを封じることもある。

たとえば、「正面打ち一教」という技だったら、「受け」がまず正面打ちをする。腕を振りかぶって面を打つ。それを「取り」は避けるなりして、一教という技にもっていき、相手を抑え込む。

「取り」は「受け」の攻撃をどう避けて返すか、ということが基本的な合気道の技。

「取り」は自分からは手を出さず、あくまで相手の攻撃にどう対応するか、という一見「不利」と思える状態から始まる。

だけど、実際にやっていると分かるんだけど「攻撃する」というのはそんなに有利な状態ではない。「攻撃をする」というのはずいぶん不安定な体の動きだなと感じる。もちろん達人であればまったく隙もなく攻撃することが出来るんだろうけど、普通の人はそんな訳ない。打ち込もうと腕を上げれば脇が甘くなるし体のバランスも崩れる。相手の動きを封じようと相手の手をグッと押さえれば変な力が入ってしまう。(変に力が入ってしまっている状態からは強い力は出せない)

道場で、稽古として「さ、行きますよー」という感じでやっててもこうなんだから、咄嗟に、頭に血が上っている状態で攻撃しようとすれば更に体は不安定に不自然になるだろう。不安定で不自然な状態の体は当たり前だけど弱い。ちょっと横から押されればバランスを崩す。この相手を「崩す」というのが非常に重要なんじゃないかと思う。

もちろん僕は初心者だから相手を「崩す」ということはあんまり出来ない。ただ「崩される」感覚はよく分かる。巧く崩されると「おっとっとっと」と4、5歩くらいケンケンしなきゃいけなくなる時もある。

合気道の技で小手返しというのがある。これは「受け」がまずお腹あたりを突いてくる。「取り」はそれを避ける。避けるとき、その突きの持って回転する。つまり「相手の突きのスピードに自分の回転を加えてスピードを上げる」ということになる。そしてスピードが乗ったところで「取り」が「受け」の手首に自分の手首を重ねて体重をかける。これで二人分のスピードが相手の手首に乗っかるということになる。

これがねー、痛い。グッとこらえようとすると腕が折れるくらい痛いので(合気道は逆関節に力をいれることはしないので折れることはほぼない。痛いだけ)倒れるしかない。小手返しって「相手の力を利用し、それに自分の力を加える」という正に合気道っぽい技だと僕は思う。

で、当然順番に「受け」「取り」をやるんだけど、「受け」(やられるほう)の時にたまに「ああ、突きたくないなぁ。俺が突かなきゃ話始まらないからこのまましておけばいいんだけどなぁ」と思う。もちろんそれじゃ稽古にならないので突くしかないわけだけど。


長々、書いてきましたが、これが合気道の教えだと思う。つまり「攻撃を仕掛けるときはバランスが崩れる、だから弱い」だから「攻撃しないほうがいい」ということ。

勝ちたければ「自分はリラックスした状態にいて、相手がどのような状態で仕掛けてきても対応できる状態にいる」というのが一番いいんじゃないかと思う。

そう考えるとさー、ほんとに戦争で「先にミサイル撃つ」とか意味がないんじゃないかとすら思うよ。先に撃ったほうが負けるんじゃない? 

いや、ほんと攻撃を仕掛けるって割に合わないですよ。

赤、黄、緑

2013-06-15 01:49:11 | 食べ物
最近、炭水化物を控えています。炭水化物ダイエット。

炭水化物を一切食べないというのはさすがに無理なので夜だけ炭水化物を抜く。やっぱりそれやっていると体重は落ちる。経験上、2日後に落ちるね。夜に炭水化物を食べなかった次の日の朝に体重を測るとそんなに減っていない。で、その次の日に測ると減っている。

炭水化物抜きの晩御飯だと多いのは豆腐、納豆、玉子あたりが多い。お肉食べても別にいいんだけどやっぱりそういうの食べるとご飯欲しくなっちゃうし。

玉子はオムレツが多い。溶いた玉子2個でチーズを包むだけ。あとなにかあったら適当に付け合せに。ベーコンとかハムとかピーマンとか。

でね、そのオムレツに前に作ったパセリのペーストが合うのよー。

色も赤、黄、緑で綺麗だしねー。、

牛丼やきめし

2013-06-12 21:01:39 | 
漫画に出てくる料理を再現しているブログがあって、たまに見ています。

特に「昨日、なに食べた?」のちょっとした料理を作りたい時なんかは漫画本からそれが載ってる回を探すよりも便利だから。

で、見ていたら「牛丼やきめし」があって「おお!なつかしー!」と思った。

何に載っていたレシピかというと「大東京ビンボーマニュアル」という漫画。


調べてみたら1986年から1989年まで、モーニングに連載されてたんだってさ。

リアルタイムで雑誌を読んでいたわけはないんだけど、たぶん、後々、単行本で読んだんだと思うんだよなー。

時代はバブルまっさかりな1980年代後半が舞台なんだけど、主人公の「コースケ」は6畳一間の風呂なしアパートで仕事もせず生活している。タイトル通り、ビンボー生活なんだけど自由だし、ゆるくていい感じなんだよね。

で、この主人公が作るビンボー料理が不思議と旨そうなんです。

パン屋でタダでもらったパンの耳で作るパン粥(パンの耳を牛乳で煮込んだの)とか、バターご飯とか。

その中で最高級に旨そうなのが「牛丼やきめし」、聞くだけでジャンクでよさそうでしょ。

まず前振りがすごくてさ。

バイト代が入ったということで牛丼屋に入って牛丼を頼み、まず具だけでビールを飲むの。そうするととうぜんご飯だけ残ってしまう。それをどうするかというと、紅ショウガをたくさん乗せ、あったかいお茶をそこに入れ、紅ショウガ茶漬けとして〆る。すごいでしょ?

で、持ち帰りの牛丼を買って帰る。(バイト代が入ったから贅沢に)

それを、冷蔵庫で一晩寝かして置いて、次の日、そのままやきめしにしちゃう。

楽しそうでいいやね。

この漫画、懐かしいなぁ読みたいなぁと思っていたらAmazonのKindleストアにあるのを見つけてしまった。

「電子書籍ってどうなんですかねー」と言ってたけど、最近はついつい買ってしまう。やっぱりさー、夜中にiPadひとつで「ああ、読み返したいな
」と思う本をすぐ読めるってのは便利だよね。もう少し価格が安くなるといいんだけど。

で、「大東京ビンボーマニュアル」を1~5巻、一気読みしたんだけど、やっぱり良かったよ。

金は無いけど時間はたっぷりあるという自由人的生活がいい。いまとなってはそれってそんなに斬新な話ではなくてそれこそ「スローライフ」だとか「草食系」だとかそういう話なんだろうけど、金まみれのバブル期にこのマンガは新機軸だったろうね。

怒ってるみたいな

2013-06-10 07:33:59 | 音楽
テレビを観ないのでCMはあまり観ない。

だからyoutubeで観ることが多い。

わざわざCMをyoutubeで観るというのも変な話だけどたまに観るのよ。昔のCMとか懐かしくて。

で、最近のCMでこれはイイね。

カロリーメイト CM|新社会人へ篇 90秒

ちょっと前にこのシリーズで受験生をテーマにして満島ひかりが「ファイト」を歌うバージョンもあったけど、今回のは新入社員をテーマに「浪漫飛行」を歌っている。

改めて「浪漫飛行ってこんなにいい歌なんだ」と思う。

満島ひかりの歌い方がいいんだよなー。時々、怒っているみたいな。彼女の出世作「愛のむきだし」でも怒ってたもんなー。

泣き顔がいいのは尾野真千子と前田敦子ですが、怒り顔がいいのは満島ひかりですね。どんどん怒っていただきたい←変態

修業が足りない

2013-06-06 18:26:37 | 日記
お昼時、たまに会社でお味噌汁のパックにお湯を入れて飲んでる。

こないだも飲もうとしていてさ。

ちょうど弁当もレンジで温めていたから僕の目の前に温かい味噌汁がある状態で突っ立ってた。

そこに同僚が来て「ちょっとごめんねー」という感じで僕の前にある湯呑を取ろうとした。すると、その同僚の腕が僕の味噌汁に当たって全部僕にかかった。

やけどするほど熱くはなかったけど、僕のズボンはびちゃびちゃ。

とはいえその日はラッキーなことにお客さんと会う予定もなかったからそんなに困るわけでもない。それから一日、少し味噌汁のにおいがしただけ。

当然、同僚は「ごめん!大丈夫?」と繰り返し心配してくれた。

僕としてはかけられた瞬間はびっくりしたし、その後しばらくは「わざわざ味噌汁の前横切って湯呑取らなくてもいいじゃないか」と同僚に思った(思っただけ、言わない)けど、その後に思ったのは「ああ、自分はまだまだ修行が足りないなぁ」ということ。

はっきり言ってこういう目に合わないために合気道をやっているというところもあるんだけどね。

僕に武道を語る資格はないけど、武道の基本というのは「護身」、つまり「身を護る」ということだと思う。

危ない目にあった時にどうするのか、というのは最悪のパターンの時の話であって、基本的には「危ない目にどう合わないか」ということを目的にしていると思う。

そもそも危ない目に合わないようにする、「危ないな」と感じたらすぐ逃げる、あるいは体勢を整える。もし最悪、危ない目にあってしまったらその時使えるもの全部を使ってでも生き延びる、というのが武道なんじゃないかと思う。

そう考えると、僕に味噌汁がかかってしまったのも、避ける方法はいくらでもあった。

まず「こぼれた!」と思った瞬間に足をさっと引く、という方法もあったろう。でもこれはまだ「下」。だって味噌汁が無駄になる。

同僚が手を伸ばしたときに「あ、あぶないですよ」と声を掛けるというのもあるだろう。これもまだ「下」。だって声を掛けたって同僚が手を止めてくれるかどうか分からない。

下の下の下なのはかけられた後に「何してくれてるんですか!弁償してください!」だね。

「中」は「同僚が手を伸ばしたときに自分で味噌汁を持って一歩下がる」ということだろう。そうすれば同僚は湯呑を取れるし、僕の味噌汁もこぼされない。

「上」がなんなのかは分からない。

うむー、まだまだ修業が足りない。

パセリ

2013-06-03 18:54:43 | 食べ物
こないだ両親が来たときに「親戚の家で玉ねぎがたくさん取れて余ってるから送ろうか」と言われた。

玉ねぎはたくさんあってもあまり困らないのでいただくことにした。

その時に「うちの庭でパセリとイタリアンパセリがたくさんできて」という話も聞いた。パセリとかバジルとかシソとかそういう葉っぱものってずいぶん繁殖力が強いようでそんなに世話をしなくてもたくさん出来るらしい。

バジルはバジルペーストにして保存できるからありがたいんだけどパセリはなぁ、と思ってお断りした。

で、荷物が届いたら玉ねぎと一緒にパセリとイタリアンパセリがばっちり入ってた。

とにかく話を聞かない人だ。

もちろん迷惑じゃないけど一人でこんなに食べられないなぁと思ったのでペーストにしてみることにしました。

ニンニクとクルミ(本当は松の実がいいんだけど無いから)を砕いて、そこにオリーブオイルとパセリを入れてフードプロセッサーでぐいんぐいん。

でっきあっがりー。

パセリのペーストなんて初めてだったけど旨いです。

最近は玉ねぎとトマトのサラダにかけて食べている。いいね、こういうのは。体がきれいになる感じがする。

アサリのワイン蒸しに使ってもいいだろうし、パスタも出来そうな気がする。

庭にパセリが出来すぎちゃって困っているって人にはお勧めですよ。そんな人、何人いるのか分からないけど。