浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

悩ましい冷蔵庫

2017-01-30 12:10:02 | 日記
僕の家の冷蔵庫はもう20数年モノ。でもね、これがまだ使えるのよ。

一人暮らしだからそんなにたくさん物を入れることも無いし、なにせまだ壊れないもんだから使ってる。

どうも「まだ壊れてないもの」を買い換えるってのは抵抗があるしね。。

とはいえ、古い型だからか寿命だからかわからないんだけど、冷凍庫の「霜」がついて結構面倒くさい。気づくと冷凍庫の容量が霜で3分の2くらいになっちゃってたりする。

冷凍庫の中身が少ないときに霜取りをするんだけどこれが結構面倒くさい。霜をガンガンとプラスドライバーで砕いてざっと掻き出して捨てる。手は冷たくなるし、霜が飛びちって床が濡れる。あと、音がうるさい。ドライバーでガンガンやってると冷蔵庫の中に穴開けちゃったりする。「あ、これは流石にヤバイかな」と思ったけど今のところ冷却機能に影響が無い。困ったもんだ。いや、困る必要は無いか。

最近の冷蔵庫は自動霜取り機能なんかもあるんだろうけど、わざわざ買うのもなぁ、、と思う。別にお金の問題じゃなくてね。次引っ越すときに買い換えようかなとも思うんだけどしばらく引っ越さなそうだし。

あと面倒くさいのがさ、多分買い替えたら古い冷蔵庫は引き取りとかお願いしなきゃいけないでしょ?それが面倒くさい。

朝起きたら新しい冷蔵庫になってたりしないかしら。もちろんその分、クレジットカードから引き落とされててもいいんだけど。

下品なメソッド

2017-01-30 11:18:53 | 日記
僕の仕事の一つは「企業の組織構築」でもある。それには色々なメソッド(方法論)がある。

例えば、「無茶な指示を出す」というのもある。個人的には非常に下品なメソッドだと思うし、長期的視点で見ると実はあまり効果的ではない(どころか、結果的に組織を破壊する場合が多い)ので僕は好きではないし、やることは無いけども。

リーダーが無茶な指示を出すことの一番の効果は部下の中で「盲目的に指示に従うもの=手下」と「自分の判断(理性、良心など)に基づき指示を拒否するもの」を明確にすることが出来る、ということ。

リーダーが組織を率いるときに、誰が手下で誰が反対者なのかが明確にわかっている、というのはそれはそれである意味、その後、自分の指示を通しやすくなる。つまり、何か実現したいことがあれば手下に頼み、反対者は排除しておけばいい。こういう例は組織論の歴史を紐解くと枚挙にいとまがない。

ある意味、「踏み絵」とも言える。

踏み絵を踏んだ人間は過去の行動がどうあれ仲間(というか手下ね)として認め重用する。踏み絵を踏まなかった人間は閑職に追いやるかあるいは見せしめのために吊るし上げる。つまり「飴と鞭」、だいたいこういうやり方も僕は好きじゃないんだけどね。

これによって「自分に従えばいい目に合わせる、その代わり、自分に指示に従わない人間はこうなるぞ」と権力を誇示する効果もある。

でもさぁ、これってどう考えても「下品」だよね。。

人間の尊厳を損なうやり方だと思うし、長期的に見れば一時とはいえ「無茶な指示」を実行させることの様々な「コスト」は計り知れない。そもそもあえて「反対者」を作るということはわざわざ自ら「革命の兆し」を作ることにもなる。そもそも論、「盲目的に上の指示に従う」人間しか居ない組織ってのは悲しいほど弱い。

ま、短期的には有効なのは認める。

例えば「4年間なんとかやってくれ」とか言われたらそういう方法を取る人もいるかも知れない。4年間はいい、でもその後は知らねーよ、と思うのであればね。

突然、ある属性の人を入国できなくした、ってことの「コスト」は甚大だと思いますよー。自分にとっての手下と敵が分かるという「メリット」とそれを比較したってどう考えたって費用対効果が低い。

とは言え、次にやるのは「飴と鞭」なんだろうなあ。それが「政治」と呼べるのか、というと僕は自信がありませんが。

こうでなくっちゃ!

2017-01-27 15:29:19 | DVD、映画
早くも個人的今年ナンバーワン映画(暫定)が決まりました。

『マグニフィセント・セブン』


「七人の侍」を原案にした「荒野の七人」のリメイク、ですがそんなこたぁもうどうでもいいのです。

ちなみに僕は「七人の侍」は観てるけど「荒野の七人」は観てません、ごめんなさい。

冒頭、西部の荒野がスクリーンいっぱいに広がるけどもうその時点で「映画ってこうでなくっちゃ!」と思える。ただただ、いいんですよ。主人公のデンゼル・ワシントンが一人馬で荒野を行くだけでただただ「うわ、いいなー」と思っちゃうんだよね。

集まる7人がとってもいい。そりゃもちろんもう少し彼ら一人一人のキャラクターが掘り下げられればいいけど、それやってると4時間くらいの映画になっちゃうからねぇ、仕方ないです。十分だと思いますよ、この時間で。

これはネタバレにならない(HPとかでも出てるから)と思うから言っちゃうけど、7人のひとり、イーサン・ホーク演じる「スナイパー」

グッドナイト・ロビショー

もうね、この名前で5億点。か、か、かっこいー!「グッドナイト」!ですよ!かっこいー!

あと、復讐を誓う村娘エマ役のヘイリー・ベネットがいい!これも5億点。この人はこの監督主演コンビ(アントワーン・フークア監督/デンゼル・ワシントン主演)の前作「イコライザー」にも脇役で出てて、それはそれで良かったんだけど、今回は準主役級でいいね。

あと当然、主演のデンゼル・ワシントンのなんつーんですが「頼りになりそう感」を醸し出しつつ本当に、マジで「頼りになる」ってのがいいじゃないですか。とりあえずデンゼル・ワシントンさえいればなんとかなっちゃう気までしますね。これで5億点。

そして、「イコライザー」もそうだったんだけどこの監督のなんつーんすかねー、いわば「外連味」、「うわ、これやばそう」とか「こいつ使えそう」とかそういう「それっぽそう」って演出。なかなか説明が難しいんだけど、ちょっと歌舞伎的なワクワク感、いいよねー。冒頭、悪役の登場の仕方だけで「あ、こいつトンデモなく悪い人!」って思っちゃうもんなー。これも5億点。

ということでここまでで合計20億点。そりゃもう今年ナンバーワン候補だよなー。

5億点まで行ってないけど十分1億点くらい上げたいところはたくさんあって、「ギャンブラー」ファラディを演じるクリス・プラット。「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」以降、出まくってる人気俳優だけど、彼は毎回、スターロード感というか分かる人には分かる、「ジョセフ・ジョースター感」を出してていつも楽しい。今回も完全にジョセフ・ジョースターだったよなー。もしジョジョ第二部を実写化するなら(して欲しくないけど)、ジョセフ役はこの方にお願いしたい。


この映画見終わって「いやー、いいもん見せてもらったわー、眼福眼福」って気持ちで映画館を出ました。やっぱね、映画はこうでなくちゃ。

事実はどうであれ、

2017-01-26 19:53:49 | ニュースから
とあるホテルが、自社のホテルの各部屋においている書籍がちょっとニュースになってるみたい。

個人的には「ま、ほっとけば」と思ってます。僕はそのホテルチェーンにはあんまり泊まらないからね。思想の問題じゃなくて部屋設備がそんなに好きじゃないから。(もちろん、安けりゃ泊まりますよ)

ほいでさ。

こういう言い方(SNSに書かれた言葉を真剣に取り上げて、しかも誰の言葉とか出さずにブログにすること)が卑怯なのは百も承知だけど、「おいおい」と思ったのがある。

曰く、

「事実はどうであれ、どんな事があっても信念を曲げず世に問う人は立派ですね。」

いやいや!ちょっと待って下さいよ。

このホテルチェーンが各部屋においている書籍で論じていることについてはいったん置いとかせてください。

でもさ、「事実はどうであれ、」ってまずくはないかい?

例えばね、「大化の改新」という歴史的出来事を信じない人がいたとしましょう。

「大化の改新は無かった!私はそれを信じる!」と。

別にそれはいいけどさ。ほいでその後ね、大化の改新があったことを証明する事実がたくさん出てくるとするじゃん?それでも「いーや、私は信じない!大化の改新は無かった!」という人が立派なの?

そういうのってシンプルに言うと「基地の外の人」だよ(笑)


ラムと柚子胡椒

2017-01-24 21:38:31 | 食べ物
ラム肉大好きです。僕の中では牛肉よりラム肉のほうが上かも知れないってくらい。

こないだ、札幌行ってジンギスカン食べたけどやっぱり美味かったー。ついついジンギスカン鍋を買って実家に送ってしまいました。夏はこれでジンギスカンやろうと思ってます。


トキワ 鉄 ジンギスカン鍋 29cm 丸型(穴無)CR-17

で、福岡でワインバーに入ったら「ラム肉のグリル バルサミコソース」ってのがあった。他のお客さんが鶏セセリのグリルを頼んだときに、柚子胡椒を添えていたのを観たので、「ラム肉のグリルを塩コショウだけで、柚子胡椒を添えてください」というわがままを言わせていただく。

ラム肉大好きだし、バルサミコ酢も好きなんだけどどうもラム肉にバルサミコって気分じゃなかったのよねー。

お願いしたら嫌な顔ひとつせず作っていただけた。

うーむ旨い。ラムと柚子胡椒ももちろん旨いんだけど、野菜のグリルがたいそう美味しかった。この季節、生野菜よりはグリル野菜のほうが好きかもしれないなー。

左にちょっと添えてあるのは赤ワイン塩とのこと。

シンプルに焼いてちょっと薬味付けて食べるってのも美味いね、お肉は。

色即是空

2017-01-19 00:38:21 | 日記
♪I have no pens.♪

♪I have no apples.♪

Nnh!

♪Nothing!♪

古来、禅には色即是空という考え方がありまして……この世はすべて諸行無常盛者必衰、、

というジョークを思いついたけど使い道ないのでここに書いとく。

流した涙の量だけで言えば

2017-01-17 22:47:25 | DVD、映画
僕の誕生日は11月17日で1117。1117は素数なので気に入っている。気に入らないとしてももう変えられないけどさ。

じゃ117はどうかというと素数じゃない。117=3*3*13。これはこれでいいよねー。パッとみて117が39で割り切れるって気づかないじゃん。

今日は1月17日で、つまり阪神淡路大震災が起こった日。

毎年、覚えているわけじゃないけど、この日になると朝からニュースとかでやっているから思い出す。

そして、この映画を思い出す。



その街のこども 劇場版 [DVD]


この映画については前に書いた。

実在する「その街のこども」

改めていい映画だと思う。

流した涙の量だけで言えば確実に僕が人生で観た映画のベスト5に入ると思う。映画を観てから5年、阪神淡路大震災から22年経っても、変わらない。

理想はとら

2017-01-16 20:21:09 | 日記
昨日まで札幌にいました。札幌は50年ぶりの大雪で確かに町には雪ばかり。僕としては「耳取れそうなほどの寒さ」を体感しに行ったわけで望むところ、って感じだけどね。

ちなみに「耳取れそうなほどの寒さ」というのは道民はよく言う。(言うよね?) 実際、真冬の北海道では耳の感覚が無くなり取れそうに思える。ご関心ある方はぜひ北海道へどうぞ。

僕は昨年の12月からある意味、「どこでも仕事が出来る」仕事になったのでどこでも仕事が出来る。(うーん、何言っているかわからないかも知れないけど)

この1月はどこか自分の部屋以外のところに行って仕事をしている、というのはたぶん60時間も無いんじゃないだろうか。

僕のような仕事はパソコンとスマホさえあれば仕事が出来る。逆に言うとパソコンが無ければまったく仕事が出来ない。昔、会社でなんかパソコンをインストールし直す、とか言われてIT課にパソコンを2時間とか預ける、というときがあったけど、そういう時はまったく仕事にならなかった(笑) それも現代的だとは思うけど。

ある意味、僕の理想は「寅さん」で、カバン、寅さんのトランクケースではなくて僕の場合はキャリーケースになるけども、それに身の回りのものを詰め込んで、流れ流れて仕事をする、ということなのかも知れない。

「おお、そろそろ北海道で雪が降る頃だな、来週は札幌にでも行こうか」
「今頃は北陸で魚が旨いだろうな、よし来週は北陸だ」

みたいなね。

「あいつは今頃どこにいるんだろうねぇ」
「そろそろ桜の季節だからそのうち帰ってくるわよ」

みたいなことを言われたりしてさ。

トランクケースひとつで全国回れる寅さんってのがかっこいんだよなぁ。

荷物は少ないほうがいい。

最近、思うんだけど、やっぱ「家」を買うってのはなかなか大変だなぁ、と。あのね、聞いた話ですけど、「持ち家」ってのは年3%くらいの修繕費がかかるらしいですよ。

例えば外壁塗装にしても外壁の寿命は10年で10年毎に300万くらいかかるらしい。例えばさ、3,000万で35年ローン組んで一瞬これで「あー、これで家にかかるお金は3,000万で済んだ」と思うじゃない?(少なくとも僕ならそう思う)だけど10年に1度300万かかるってことは、35年で3回、つまり900万かかるんだよね。いやー大変だぁ。

あと車ね。もともと僕は車がそんなに好きじゃない。特に今は東京にいるので本当に車が要らない。もしいま「車上げるよ、その代わり10年間売っては駄目ね、所有していて」と言われたら「結構です」と答えると思う。

なんだかんだで東京で車を所有していると車両価格の他に100万ほどかかるのね。例えば駐車場代(自宅の駐車場とどっか出かけた時の駐車場代)、ガソリン代、各種保険、などなど。それだったらさ、今だと100万円分、レンタカーやタクシーを使ったほうがいい。今はカーシェアだって便利なんだし。車を所有することが好きで趣味で所有するなら別にいいけど、僕はそういう趣味が無いから。

家も躊躇する、車も欲しくない、って多分僕は日本経済にあんまり貢献していない気がするけど、日本経済に貢献するために生きてるわけじゃないですからねぇ。。

というわけで明日から福岡です。美味しい明太子が食べられたらいいな。

お正月

2017-01-07 17:41:00 | 日記
あけましておめでとうございます、まだぎりぎり松ノ内ですね。

年末は福岡に28日までいて、そこから東京に戻り、29日に実家に帰った。

30日は母の実家(僕の実家から歩いて5分)で餅つき。杵と臼では無く機械でつきます。

ってのもね、もうこれがトンデモナイ量なのよ、米農家だから。

僕もよく分からないけど200キロくらい餅が出来るんじゃないかな?1枚1キロとして200枚くらい出来たから。

ちなみに餅の本格派としては餅を数える単位は「個」ではなく「枚」です。1枚の餅を切るとだいたい20個くらいにはなる。

年末と正月は特に何もせず2日に東京に帰って来た。

帰って来たら近所を学生さんが走ってました。

なんでも箱根から走って来てるらしい。はぁー、ご苦労さんなこってすなー。

そんな2017年。