トモダッチ、ロボダッチ

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すいません、しばし失神してました。

なんのことかわからない？？まぁ今日はちょっとマニアックなんでわからない人はどうぞmixiでじゅさんの夢日記でも読んでてください。



はぁー。モナリザよりもイームズの椅子よりもいいわぁ。癒されるわぁ。安らぐわぁ。

もうお分かりですね。ロボダッチ。友達ロボットですからロボダッチですよ。
僕が子供の頃、一瞬はやったんだよな。なつかしい。

mixiニュースで「ロボダッチ復刻」というニュースがあって見つけたんだけど。なんだろうな、ロボダッチという単語自体、たぶん10年ぶりくらいに聞きましたよ。

いま見てみるとなんと１個80円。ええ！？そんなに安かった？？なんか誕生日に車の形のやつ買ってもらった記憶がある。


この島（大きいしロボットいっぱい）なんて買った日にゃもう大変ですよ。隣の県から子供がー集まってくるくらいの大評判ですよ。これもねー、僕は買えませんでしたよ。（小学校の頃って何でか知らないけどほんとおもちゃ買ってもらった記憶がない。誕生日くらい）

今の時代にもし一個80円で売ってたらもう買いまくるね。中元お歳暮はロボダッチの詰め合わせにするし、結婚式の引き出物もこれにする。

ちょっと前にブリキのおもちゃがなつかしーと言われていたようにそろそろこういうのが「なつかしー」といわれる時代になるんだろう。

いま、コスモスのキン消し（肌色の大きいやつ）のブロッケンJr.かザ・ニンジャ売ってたら3,000円くらいなら払っちゃいそうな気もするしね。

美味しいものを考えているんだってば

前に読んだ「愛が無くても食っていけます」という漫画にこういうシーンがあった。この漫画はコミックエッセイみたいなもんでほぼ実話なんだけど、主人公（30代女性）はいろいろは美味しいお店を知っている。

友人に「なんでそんなに美味しいお店知ってるの？」と聞かれ、
「あのね、私は寝ているときと仕事しているとき以外、食べ物のことを考えているのね。場合によっては寝てるときも仕事してるときも考えてるの」

なるほど。そりゃそーだ。

僕もおんなじようなもんではある。

最近はなんたって自炊が楽しい。早く帰ることが出来る日なんてのは「京菜に作ろうかなー」とずっと考えている。特にレシピの手順とかね。

僕の家はカセットコンロ一台しかないので、こちらでこれを焼く間にこっちでこれを煮て…、なんてことが出来ない。手順を再確認しないと、「あ！炙ったこれを汁に速攻で入れたいのに汁が沸いてない！」とか偉いことになるんですよ。

特に最近はご飯も土鍋で炊くのでそれだけでコンロは一時占領されてしまう。

だから帰宅してシャワー浴びながら「まずはカキをワインで蒸して…その間にほうれん草を洗って…切って…」なんて確認をしている。

こないだはスーパーに行ったらまず牛小間がすごく安かった。本当は豚バラを食べたかったんだけど豚バラより牛のほうが安いんだよ。驚いたね。

それと明太子もタイムサービスで安かった。ばらしてあるやつね。
よくさ、「わけあり品」とか言って破れた明太子の詰め合わせとかがめちゃくちゃ安く通販してたりするじゃん。
そんなのぜんぜんもーまんたいだよね。だって別に一腹なんて食べたくないもん。

その日は牛肉を焼いて、それとたらこでご飯。

次の日は青梗菜を買いに行ったついでにシラスが半額なんでゲット。大根も買ってきて牛肉と青梗菜のオイスターソース炒め、シラスおろし、明太子でご飯。

いやもうきっちりと定食ですな。一汁三菜。

ご飯を炊くときにちょっと強火の時間が長すぎてこげたニオイがしてた。やばいかな、と思ってたら鍋の底をこそぐといい感じのせんべいみたいなおこげ。軽く塩をふるといいビールのツマミになる。

好きな人はあつあつのうちにお茶かけてお茶漬けなんかもいいんだろうね。（僕はお茶漬けそんなに好きじゃない）

これだけ食っても明太子があまる。ということで日曜の昼ご飯は明太シラススパゲティ。

これね、めっちゃ美味しいから。紫蘇がほしいな。

日曜の晩御飯はカキが安かったのと青梗菜が一束あまっていたのでカキと青梗菜のクリームシチュー。パセリ（1000円やるから帰れ）もかけてみる。カキにかけるために白ワインを空けてしまったので飲む。なんだかんだで一本あけてしまった。

ガーリックトーストも作ったど。

一回安さにつられて食材を買うとそれを食べるためにまた何か買ってきて、今度はそっちがあまってそれを食べるために、と自炊の無限ループが続く。

今は大根が余ってるんだよな。うーん、やっぱ秋刀魚焼きたいな。

自炊だけじゃなくて外食もたまにする。最近好きなのは平日にぶらりと一人ランチ。ちょっといい店に行く。
こないだは念願のビストロ・モンペリエに行ってきた。
昔、何かの雑誌に載ってて「いきたいな」と思っていたんですよ。でも終わるのが早いし日曜はやってないしで忘れてた。最近になって２回ほど行ったんだけど臨時休業だったり貸切だったりでいけなかった。

今回はきっちり行っといた。マカロニの前菜、かぼちゃのスープ、豚バラの煮込み、デザート、コーヒー、と、赤ワイン（ないしょ）。美味しかったなぁ。

有朋自遠方来

この週末はずいぶん飲んでおりました。



札幌時代の同級生のお姉さんがアメリカから札幌に来ていた。アメリカで結婚されているんだけど旦那さんとともに、札幌→京都→姫路→オーストラリア（妹さん、つまり僕の同級生が住んでいる）→浅草、というローリングストーンズ並みのワールドツアー。

まず、彼らが浅草に着いた日に浅草の酒の大枡で飲む。

だんなさんとは当然初めてなんだけどずいぶん日本好きな方でまずは日本の伝統文化、酒の注ぎ方、名刺の渡し方を教えてあげる。えーっと多分間違ってないと思うけどな。

そういうことを話していると「ずいぶん我々は色んなことに気を使って生きているんだな」と思う。

たとえば「ボールペンを貸して」と言われたとき。多くの人はペン先を自分のほうに向け、持ち手を相手のほうに向けて渡すよね。こういうのって気を使っている、というかもう完全に自分の身に染み付いたものなんだけどさ。

注ぐときは両手で、徳利の角度は45度。
猪口に入れるのは８割。
友達のタバコの火は別につけてあげなくてもいい。
とかこまごまとしたルールを教える。

週末はもう一組のご夫婦（お姉さんの知り合い）も合流し、浅草の櫻田で晩御飯を食べ、その後浅草オープンカフェで電気ブラン、カラオケ、というダメ人間コース。

次の日は水上バスに乗るために11時集合だったんだけど当然のごとく寝過ごす。

まぁとにかく水上バスでお台場へ。何度も乗ってますがいいですな、水上バスは。地下鉄だのゆりかもめだのにはぜんぜん乗りたいと思わない。

お台場行ってもフジテレビだのデックスなどには行かず未来館へ直行。

えーっとね科学系の博物館。旦那さんもまた友人の方もSF好きだからね。
というかこの友人のご夫婦は初めてあったんだけどずいぶん家が近く、年齢も一緒、好みも（橋、工場、とか）合っていて面白かった。

未来館ではまずASIMOに直行。いいなぁ、ASIMO。いくらで買えるのかな？ローン組めるかな。
ASIMOの走り方を間近で見たので僕は真似出来るようになった。

あとね面白かったのは「インターネットの物理モデル」

IPアドレスとかを黒と白のボールで表してベルトコンベアみたいのでメールが運ばれる様子が見られる。インターネット、という電気モノが「ガッコンガッコン」という感じのブリキ細工（いや、ほんとうはブリキじゃないだろうけど）で表されているのがいいねぇ。ほら僕ベルトコンベア好きだしね。

帰ってきて浅草のひもの屋で魚を食べつつ旦那さんには日本文化の核心を伝承。

別れ際に「すべてを伝えた。お前は今日からジェダイだ。理力がともにあるように」とパダワンを卒業させてお別れ。

いやいやしかし面白かった。むめもさん、旦那さん、どうもありがとうございました。
今度は彼らの住まいであるオレゴンに行きたいんだけどどうなることやら。

※いちおう旦那さんも読むかも知れないのでインチキ英語で訳しておこう。
※Probably, Her husband read this. I try to write this in my WIRED-English.

Friends came from far.

Last weekend, I drank so much beer.

Because my friends (the elder sister of my friend in University, and her husband) came to Asakusa from America.

They went to Sapporo, to Kyoto, Himeji, and Australia.(Their sister lives there.) It's like a world tour of the Rolling stones.

We drank at “Sake-no-Daimasu” on the day they arrived.

Of course I met her husband for the first time, but we made friends with each other soon, because he really likes Japan also he is good guy.
However I told him a Japanese traditional customs.　（how to pour SAKE, how to give business cards.）　I think it was not wrong...maybe...

As I told about that kind of things, I thought that we always care about very small and delicacy things.

Example, when somebody ask us to lend a pen, we pass a pen as handing side to a person, don't we?
We don't think that kind of thing, just we feel senses.

Saturday, We met another couple, their friends. We took dinner at Sakurada(Izakaya), then drank Denki-bran at open cafe of Asakusa, finally we did Karaoke.

Sunday, I needed to be Kaminarimon at eleven to get Sea-bus. Of course I was late, and was slept.

However, we could get sea-bus. It was so good, I have gotten it many times.

In Odaiba, we went to the museum of future.

First of all, I saw ASIMO. I want ASIMO, how much money I need to get that. Can I use the easy payment plan?
Now I can do running like ASIMO well because I’ve watched it near.

And I was very interested in the real model of inter-net. It represents the structure of inter-net.

Then we came back to Asakusa, went to Himono-ya. With eating fish, I told him the core of Japanese culture.

Finally, I said to him that “good bye” and “from today, you are Jedi. May the force be with you”.

To my American-Otaku friend, Thank you for your kindness. I had very very big fun. See you soon!

彼女たちは繁殖している

僕には妹が二人いるんだけど、上の妹、

えーっとどうにもこの「上の妹」という言い方が気に食わないんだよな。上の、というと僕より上っていう感じがするじゃないですか。だから、女、僕、女、の兄弟なのかと。でも上だったら妹じゃないよね、そもそも。

僕の感覚的には「真ん中の妹」なんだけど、そういうと「下に３人の妹がいるの？」と聞かれる。だから妹が二人いるっていってんじゃねーか、この金色夜叉！と毎回怒鳴るんだけどね。この気持ちをわかってくれるのは同じ兄弟構成のドッピオさんだけ。

考えてみれば「兄弟」「姉妹」という言い方もおかしい。僕は３人兄弟なんだけど、それだと文字の中に「兄」「弟」と男しか出てこない。うーん、なんて言えばいいんだろう。。。

いや、話を戻そう。今日はそんなことを言いたいわけじゃねーでげす。

とにもかくにも僕の妹の一人、正式に言うと僕の家族における長女は今たぶん28歳。つーか妹の年齢なんて覚えてないんだけど。

昔はかなりいい子だったんだけど中学終わりくらいからかなり難しくなった。まぁ僕も大人になった今となってはわかる。長男である僕は常に優遇され（その頃は感じてなかったけどさー）好きなことをやっていた。下の妹はもう末っ子of末っ子といってもいいくらい世渡りがうまく誰からも可愛がられ、これまた好きなように生きてた。

子供ながらに上の妹は「どうにも自分はアピールしたり、いい子でいなきゃいけないようだ」と肌で感じていたんだろう。そういうのを直感的に気づく、というのが我が家系の女性の素晴らしいところ。叔母も従姉妹も母も勉強はそうでもないんだけど「生きていく術」というのはすごいんだよね。ちなみにうちの家系の男性はだいたいダメ。父親だって母がいなければたぶん今頃そのへんでのたれカンタービレ死にしているだろう。ずっと喋ってるしね。

だから上の妹は小学校くらいからずいぶん勉強もしたし、好きではないエレクトーンも頑張って通ってた。優等生・劣等生で言えば完全に優等生。

ちなみにエレクトーンが好きじゃなかったなんて結構成長してから聞いた。小学６年くらい毎週通っていたけど僕は「へー、ずいぶん好きなんだね～」と思っていた。でも後で聞いたら「あんなのひとつも好きじゃなかった」と言われて驚いたもんだ。僕なんかの性格と立場（一応長男）だと「好きなものはやりたい。でも飽きたらすぐやめる」という感じなんだけど妹は妹なりに親の期待を感じていたのかね。

その彼女が変わったのはちょうど中学の終わりくらいだったと思う。学校に行かなくなった。最初はおなかが痛いだの頭が痛いだの言ってたけど半年くらい経ったらもう行かないことが普通になってた。行かないで何するわけではないんだけどね。
最初はおろおろしていた両親も途中から「ま、行きたくないなら行かなきゃいいんじゃない」と言い出すしね。（うちの両親は往々にしてそういうところがある）

当時は僕もよくわかんなかったけどようは引きこもりだよね。

今になって思うけどたまに鬱気味の女性なんかに会うじゃないですか。そういう人たちって（人によるけど）うちの妹に似たところがある人が多い。ようは適当になれないというか、何か「期待にこたえたい」という気持ちがあると言うか。

まぁ妹は中学を何とか卒業し、彼女の成績からはかなり落ちた高校（とは言え僕の母の母校）に進学し、短大まで行った。

どうにも昔から恋愛とかそういった話が似合わない人だった。だから兄弟の中では一番結婚が遅いだろう、と思われていたんだけど、あれよあれよという間に隣の家にいる僕の幼馴染の友達と付き合うようになり、あれよあれよという間に結婚が決まった。

その彼氏が結婚を申し込みに来たときには僕は居なかったんだけど（札幌で飲んだくれてた）父、母、下の妹そろって「どうぞどうぞ」という話だったらしい。どうぞどころか「いつ入籍するの？これから役場まで送ってこうか？」「とにかく返品は不可で！」という話だったらしいけどね。

つーことで結婚し、すぐに妊娠した。（うちの家は出来ちゃった結婚厳禁なので一応順番は守った。）　その時のことはよく覚えているんだけど、僕が札幌から久々に実家に帰ってバス停から家に電話をしたら「妹の予定日が始まって迎えにいけないから病院にタクシーで来い」と言われ、行ったら生まれてた。なんつーかめぐりあわせというかね。

そうして生まれたのは女の子。

えーっとね、僕は基本的に子供好きです。だいたいどんな子供も可愛いな、と思う。食べちゃいたいなとも思う。たまに食べる（嘘だってば）

でもね、ごめん。現時点で妹の子供ほど可愛いものはない。

未だに子供は好きだし、可愛いと思うし、友達の女の子とかが「姪っ子なのー」とか言って携帯の写真を見せたりすると「あーかわいーねー」とか言うけど正直心の中では「妹の子のほうが断然可愛い！」と思ってます。スイマセン。

もちろん家族の中でも可愛がられている。

妹が言ったらしい。

「兄弟の中で私が一番最初に子供を産んで本当に良かった。子供の頃私が愛されなかった代わりにみんなが私の子を愛してくれる。」

うーん、どうにも複雑ではある。

ということで、（あー、ここまで長かったな）、昨日、その妹が二人目の子を産んだ。また女の子。しばらくうちの実家は２人目の子で話題はもちきりになるんだろう。

僕も正月くらいには顔を見にいけるかも知れない。それでもまずは上の子のほうをまずはぎゅっと抱きしめてやろうと思う。僕は僕なりに兄弟の一番上として生きていくこともそれなりに大変、ということを知っているからね。

上の子を抱きしめてしばらく話をした後で、まだ名の無い姪っ子に「この世界はちょっと面倒くさいけどそれなりにおもろいぞ」と言ってやろう。

いやもう食べれませんってば

ということで日曜日の正午に目が覚める。

なんか久々にまともにストーリーのある夢を見た。
中川翔子（芸能人のね）に告白されて付き合う夢。別にもともと好きでもなかったけど、「好きです、付き合ってください」って言われたら夢の中とは言えちょっと嬉しかった自分に腹が立って起きる。
しかもせっかく新婦が用意していただいたホテルだけど寝過ごしたおかげで延長料金取られた。まぁいいんだけど。

さーって何しようかなー、と思ったんだけど特にやることもないのでステラプレイス（札幌駅の駅ビル）の旭屋書店へ。

村上春樹のランニング本、椎名誠の文庫、あと文庫、なんかをばばばっと買う。

ほら、帰り道は帰り道で本が必要ですからね。

走ることについて語るときに僕の語ること

村上 春樹 / 文藝春秋(2007/10/12)

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ずーっと前から、それこそずーっと前から村上春樹のエッセイでランニングに関する本を出す、という話はあったんだけどそのうち立ち消えてしまっていた。それが出ていたので即買う。

最近まぁ僕も走っているわけだけど「30過ぎて走り出す」ということに村上春樹の影響がないとはいえない。村上春樹は30を過ぎて専業作家になってから走り出した、ということは知っていたしね。僕は彼ほどストイックなランナーではない（そもそもランナーなのか、という疑問もあるんだけど）けどそれでも「ああ、わかるわかる」ということは多い。なんと言うか大人になってくるともろもろの雑多なことが増えてきて、その代わり体を使うこと、というのが減ってくる。そのバランスをとるために「走る」という手段は結構有効だと思うんだよな。

そのままその上の階のタリーズコーヒーに行ってコーヒー飲みながら読む。うーん、なんつーか札幌に居た時代の典型的な日曜日のすごし方だよな。

札幌に居た頃は札幌駅から一駅のところに住んでいた。一駅と言っても会社から駅まで歩いて、階段降りて、電車を待って…とかやってるよりは自転車でぶいーんと行ってしまったほうが早いんで電車なんて使ったことなかったけど。

その頃は日曜日の昼に起きたらとりあえず自転車で本屋、タリーズ、元気ならジム、という感じだった。あれから３年強経ったわけだけどあんまり変わってないね。

それにしても時間が余っていたので久々に映画見ちゃおっかなー、と映画を見ることに。

サウスバウンド


原作を「読みたい読みたい」と思っているうちに読み逃してしまったので、じゃ、映画でも、という感じ。映画自体はね、まぁ２時間退屈しなかったけどもう一回1,800円払って観るか？と聞かれたら「いいえ」と言うだろう。

でも豊川悦司、天海祐希は良かったし、松山ケンイチも良かった。もちろん子役も良かったな。子供がたくさん居て沖縄の海辺で遊んでる、ってだけで僕は満足。

その後、買ったばかりの文庫本を読みながら新千歳に向かう。

海ちゃん、おはよう (新潮文庫 し 25-30)

椎名 誠 / 新潮社(2007/09/28)

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椎名誠に長女が生まれたときをモデルにした90%実話の私小説。
結婚式で色んな子供を見たせいか（新郎新婦にも既に赤ちゃんが居た）まぁ子供が生まれるってのは大変だなぁと思いながら読んでた。
どうにもさっきまで「サウスバウンド」を見ていた性か、主人公が松山ケンイチ、妻が北川景子をイメージしていたんだけどまぁ悪くはない。

読みながらぱっと窓の外を見ると北海道のきれいな夕焼けと、もうところどころ紅葉している木なんかが見える。恵庭や千歳のあたり。
もう何回この電車に乗ったんだろう。そしてこれから何回乗るんだろう。

空港についておなかが減っていたので（当たり前だ、昼ごはんはコーヒーだけだったから）かま栄のかまぼこ（袋いらない、と言ってそのまま食べる。お釣り受け取る前にはかぶりついてる。）、おにぎり（その場で袋むいて「捨てといてください」と言ってそのまま食べる）、パン（袋いらない、と言って…以下略）を食べながらゲートに向かう。

飛行機乗りながら最後の３冊目。

センセイの鞄 (文春文庫)

川上 弘美 / 文藝春秋(2004/09/03)

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話題になったようだけどそういえば読んでいなかった。
うーん、話としてはずいぶんきれいな話で僕なんかは「あーそうですかー」と思ってしまうんだけど。僕にとってはまだまだこういう（いい意味で）枯れた恋愛は無理でガスパッチョ。
ともあれセンセイと私がいつも行く居酒屋のメニューが焼き茄子だとかそら豆だとかいろいろ美味しそうでいいね。

そういう札幌旅行。

やっぱりいいところだ、札幌。日本国民はなんでみんな札幌に住まないのかね、ホント。

いやもう食べれません

札幌に行って来ました。

金曜日にとりあえず仕事をわっせわっせと片付けて18時30分の飛行機に乗る。
もともと活字中毒なので飛行機に乗るときには本がないとまずい。
特に時間が迫っているときなんてのは「ああ、まずいまずい」と考えながら本を選ぶんだけど（家から持ってくると空港に着くまでに読み終えてしまう可能性がある）そういうときに限ってよみたい本がなかったりするので、更に「ああ、まずいまずい」と思いながらぶらぶらすることがある。つーかこういう姿は完全に依存症ですな。

今回はこれ。

広告コピーってこう書くんだ!読本

谷山 雅計 / 宣伝会議(2007/09)

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新潮社のYonda?キャンペーンとかガスパッチョとかそういうCMを作って来た人によるコピーの書き方の本。仕事で一応コピーも考えなきゃいけないこともあるんだけど、そもそもコピーなんてわかんないしさ～。と思ってアマゾンで発注していたのが届いた。会社に届いて持ってきたんだけどやっぱり京急の車内でほぼ読み終えちった。

まず書き散らかして、選んで、磨く。
コピーは常識（そりゃそうだ）と芸術（なにそれ？）の間、「そう言われればそうだよね」を狙う。

とかね。

札幌について適当に仕事して、ホテルにチェックインし飯でも、ということで昔、よね３に連れてってもらった焼肉屋、太好了へ。「やまわさびウメー」とか言いながらビールをんぐんぐ。

次の日は大学時代の友達の結婚式。てっきり12時くらいにスタートかなーと思ってたんだけど聞いてみたら18時スタート。まぁそもそも招待状忘れている自分が悪いんだけどさ。いやいや暇になっちゃったな、と思って札幌に住んでいる高校時代の友達に連絡してみる。

彼は高校の同級生なんだけど、僕が札幌から東京に転勤する月に彼から連絡があり「札幌に転勤になったんで飲もう」「いやいや俺は東京に転勤になったんだよ」という会話をした覚えがある。

奥さんも家に居るらしいのでじゃせっかくだからと出てきてもらってステーキヴィクトリア（ああ、我が青春）でカットステーキ、サラダバーなんかをつまみにビールをんぐんぐ飲む。話のタネは高校時代の話とかギリシャ神話とか言語学とか。
ヴィクトリアに５時間いるなんて大学時代みたいだ。

で、夜は結婚式。いい結婚式でしたよ。

ちょっと前までは結婚式に出るたびに「いや～、おれの結婚式はなにやってやろうかな～」とか考えたけど、もうそういうのも飽きてきて「えがったえがった」とビールをんぐんぐしているだけ。

とにもかくにも食べ物が一杯でいいね、札幌の結婚式は。

開始前からウェルカムドリンクとオードブルがとり放題。それでワイン２、３杯飲んで、お刺身、スープ、鯛のおつくり、ホタテときのこの焼き物、みたいのが出て、「デザートビュッフェもどうぞ」と言われたら「終わりかな？」と思ったらその後に、エビチリ、チマキと言ったら安居、ちょっとおしゃれなチンジャオロースみたいのが出てきて帰る頃には「いや、もう食べれません」とか言ってた。北海道の結婚式は会費制なのでこんなに食べて楽しんで14,000円ぽっきり。いやいやまた食べに来てもいいな。

その後２次会。２次会はナッツクラブナイト？ナイトナッツクラブ？ナッツナイトクラブ？ようわからんけどそういうバー。これまた3,000円と安くていいね。

東京の結婚式だとさー、披露宴が祝儀で４，５万、二次会が7,000円とか下手したら１万円とかしますからね～。いや金の問題じゃないとは言え安いほうがうれしい。

そのまま３次会へと流れる。おすし屋さんの娘なので３次会はすし屋の座敷でまた飲む。昔から僕が行くとたくさん食べさせてれたお母さんなので、今回もたっぷりいろいろ出していただける。カニだの鶏だのね。「いやもう食べれません、飲めません」と言いながら午前３時にホテルに戻る。

次の日の飛行機が夕方だったのでまたぽっこり時間が空いてしまった。何をしたかは長いのでまた今度。

買ってよかった、と思う本

読んで面白かった、という本はたくさんあるけど、「いやいや買ってよかったな」と思う本ってそうそうはない。

前も書いたけどほぼにちでやってた谷川俊太郎の質問箱、というコーナーが本になりました。

谷川俊太郎質問箱

谷川俊太郎, 江田ななえ / 東京糸井重里事務所(2007/08/08)

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連載をネットで見ていたので「うーん、どうしようかな」と迷って買ってなかったんだけどやっぱ買ってよかった。ごろんとねっころがりながらとか、電車の中でとか読めるのがやっぱりいいよね、本は。

とにかく超オススメです。

谷川俊太郎はやっぱり「詩人」で単なる質問への回答でもそれが詩になってるんだよね。じーんと来る。

オススメの回答は、
「にんげんはなんで死ぬの？」
「祖父母に感謝の気持ちが伝えられない。」
「彼女の機嫌を直すには？」
「どうしてともだちとあそばなくちゃいけないの？」
とかかな。

ぜんぶいいけど。

傾向として子供からの質問への回答がいいね。
子供の質問にたいして上から目線でもなく、ちゃんと受け止めて、しかも人生の先輩としてきっちり答える76歳の詩人。

フル充電完了。

いや、もう完全充電完了、という感じの週明けですわ。

昨日は昼頃起きて、なんだかんだ家の片付けとかをして、あまりの煮物で冷ご飯。
何度も書いてるけど土鍋で炊いたご飯は変にレンジであっためるより冷たいままのほうが美味しい。
だらだらしてたら雨が止んできたので久しぶりに皇居。丸一週間ぶりかね。
やっぱ走れなかったです。
途中でトボってしまった。
おととい久々にジムに行ってかなりハードに筋トレしたのでわき腹、ふと腿の裏が筋肉痛。
それもあるしねー。（はい、言い訳言い訳）

夜、ご飯食べて酒飲みながらだらだらしてたら眠くなった。
だいたいいつもの日曜の夜なんだけどさ。

いつもはウトウトしながら「いかんいかん」と思いつつまた起きるんだけど、
考えてみたら日曜の夜に眠くなって何がいかんのさ。

とくにやることもないしさー。

つーことで座椅子でウトウトしながらゴロゴロンとベッドに移動。
23時にはぐーぐーがんも。

で、起きたら朝6時。

いやもう爽快。

新しいパンツをはいたばかりの元旦の朝のようにスカッと爽快ですわ。

出勤まで後２時間。さぁ何してやろう。

ドトール行って朝ご飯食べようか、とも思ったんだけど、煮物の残りがまだある。
さわらも一切れ残ってる。
よし、今日はちゃんとしたお弁当作ろう、と思い立ち、
米をとぎ、浸し、
傍らでさわらを醤油と酒と生姜の漬け汁につけておく。
その間にコンビニ行って、インスタントコーヒー、オレンジ一個、パン一個を買ってきてご飯を炊きながら食べる。
朝ごはんはこれで終了。
さわらを焼いて、煮物をあっためて、ご飯はタッパに入れて、おかか、ゴマをふりかけた上にのりを乗っけて
のり弁の出来上がり。

つーことでこれが昼ごはん。

土鍋の中にはまだご飯がお茶碗一杯弱あるので晩御飯の見通しも立っている。

さーて仕事仕事。

めっきり和食党だっきゃ

土鍋を買ってからというもの家のご飯は和食ばかり。

ご飯ってあんまり炊かなかったんですけどねー。やっぱり土鍋で炊くと美味しいし、炊き上がってぱかっと蓋を開けたときのご飯粒の立ち具合ったらあーた、ほんと一人で笑ってます。

昨日は本当は豚の角煮が食べたかったんだけど、スーパーに行ったら適当なサイズがなかったし、高かったので急遽変更。
鶏肉とレンコンは安かったので煮物に。

で、今日は「まぁ煮物が余ってるからそれ食べようかなー」と思いつつ皇居を走ってたら魚が食べたくなってスーパーに行く。
二日連続スーパーなんて結構珍しいんだけどね。

さわらが半額になっていたので、とりあえず買ってきてから何作るか考えて、ま、照り焼きかなー、と決定。

僕の家にはグリルなんて高級なものがないので焼き魚が作れない。ま、網はあるので焼こうと思えば焼けるけど煙でえらいことになるし、後片付けも面倒だしね。

照り焼きといってもうちにはミリンがないのであんまり照りは出ないけど。

そもそもミリンが好きじゃない。よくわかんないしさ。なにあれ？何から出来てるの？

適当に作ったけど美味しい。

白くふっくらしたさわらにちょっとえげつない味のタレ（醤油と酒と生姜）。いいねぇ。なんつーの、女子高生と工事現場のおっちゃんみたいなさ。それを見守るやりてババァ（煮物）みたいな。

うん、良くわかんないね。

とにもかくにもまぁご飯が美味しい。

ご飯好きな方とよね３は是非土鍋でご飯、お試しください。

ところで土鍋でご飯と言うとおこげが出来るんだよね。これ、好きな人もいるだろうけど僕はそんなに好きじゃない。なんつーか歯にくっつくしさー。

ということで今日は休んだ。いやー、久々にゆっくり休んだ。明日から仕事。

音楽をつなげる、つながる音楽

一部地域（僕とよね３）で話題のmixi music。

つまりは、今、自分がPCで聞いている曲名がどんどん自動でmixiにアップされる。
これはすごいね。

まず、たとえば誰か（よね３）が今、何を聴いているのかがわかる！
「あー、今日はオカヤス多目だな、よね３」とか「あ、この時間オカヤスパワープレイだなー、よね３」とか「お、オカヤス５連チャン、よね３」とかね。
これだけでまぁすごいよね。

しょんで、そのリストのたとえば曲名とかクリックすると、その曲をいま聴いている人がわかる。
そのアーティストのコミュニティとかも表示される。

これはすごいことになりそうだね。

たとえば、mixiのそのプログラム入れている人のみ、という限定だけど、ランキングなんかも出てる。RADWIMPSの有心論なんかが結構ランキング高くてうれしいんだけどさ。

たとえば今なんてCDショップで売れている枚数のランキング、なんてものにほとんど意味がないわけじゃないですか。そもそもCD買わないでダウンロードだけ、って人も多いわけだし。

このランキングなんかは「実際に聞いている数」ってことだよね。

このアーティストは好きだけど、買うまでも（ダウンロードするまでも）ないから友達から借りたんだけど、結構聴いてる、ってのもありうるよね。

そういうランキングはすごいね。

うーん、つながるもんだね。

仕事中

あっはっは。おわんなーい。

これだけ終わんないと逆に楽しいね。ちょうど今、眠気覚ましにコーヒー入れたところです。

うーん、やっぱり晩飯にソバを食いに行って、めんどくさくなって瓶ビール一本飲んだのは失敗だったか。

ソバ屋の隣の席では老人（と言っても６０歳代くらいかな、いまだとそれくらいだと老人というと失礼だよね）が男３、女３くらいで盛り上がってた。なんかお葬式の帰りだったのかな、みんな黒い服だったから。

そちらは酔っ払ってるので声が大きくて、聞くとは無しに話を聞いてたら、なんかゴルフの話。それと男性の一人の恋人が２０歳年下、だとか。

うーん、４０歳で２０歳の女性と付き合ってたら「なにおう！」とか思うけど（シジマが）、６０歳の人が４０歳の人と付き合ってても「まぁ、いいかー」と思うね（ドッピオが）。

そうねぇ、ゴルフねぇ。

僕の回りでゴルフはじめた人は「いや、おもしろいよー」とか言うんだけどどうなのさ。

僕ははまらないと思うけどなぁ。ためしにやってみるかな。

とかいってたらがっつりはまってそのうちよね３とかドッピオとかも誘ってウテナクテモ？とか作り出したりしてね。

じゃ、仕事します。

I got a cramp.

いや～走ってませんわ。

先週今週とばたばたしていてぜんぜん走っていません。

なんか運動不足だからちょっと階段を駆け上がったりすると足がつる（そんなにひどくないんだけど）。ぴきっとくると言うかツッとくるというか。

いやー走りたいなぁ。

昨日、作った炊き込みご飯がかなりあまったのでまず夜のうちに少し冷凍しといた。
２合たいたんだけど、まず炊きたてで茶碗一杯を食べ、おにぎりふたつ作って冷凍してもまだあまった。具が入っているから嵩が増しているのかな。
そのまま土鍋にほっておいて朝、タッパに詰め替えて会社に持っていった。昼ごはんにでもするかーと思ってね。

お昼にレンジであっためて食べようかな、と思ったけど面倒なのでそのまま食べてたらこれまた美味しいねぇ。

札幌のよくおすし屋さんが「本当に美味しいご飯は冷めたほうが甘みが出て美味しいんですよ」と言ってた。

そのたびに「ふーん」と思ってたけどこれ本当ね。

聞いた話なので正しいかどうかはわからないんだけど、韓国の人には冷や飯は嫌われるらしい。冷や飯は囚人が食べるものなので。
それがもし本当だとしたら韓国の人はお弁当に何を食べてるんだろう？
チヂミ？まさかね。

ということで「足がつる」って英語でI got a crampだってさ。