ワイドビジョン、ナロービジョンについて書こうとしてましたが、よね3日記にコメントしててめちゃくちゃ面白くなってきたので今日はリングスの話。
僕、たまにプロレスの話するけど、そんなにハードコアなファンじゃない、先に断っときますけどね。顔が三沢(RIP.)に似てるだけ。
そりゃ子供の頃は人並みにタイガーマスク好きだったけど、たとえば大晦日の格闘技を心待ちにする、ってわけでもないし。
昔、高校の頃、バイトしてWOWOWに入りまして。映画好きだったしね。で、ただ映画見てるだけなのももったいないから色々見てたんです。
その頃のWOWOWの映画以外のメインコンテンツと言えば、セリエAとリングス。
ああ、その頃のセリエAなんて懐かしいな。まだグーリットがサンプドリアにいた頃です。あとパルマにアスプリージャとか。アスプリージャは早かったなぁ。サイドをドリブルしていたら確実にカメラが追いついてなかったもん。
それから、リングス。UWF解散に伴い前田日明が一人で立ち上げた団体ですね。
この団体はねー、ほんとに面白かった。プロレス素人の僕でも「おお!」と思ったもの。
まずね、「世界最強はリングスが決める」というキャッチフレーズどおり、世界各地から強い男達がどんどん出てくる。
それまでのプロレスって(素人の僕にとっては)外国人といえばやっぱりアメリカ人、シークはどこだ?アラブとかか。そういうものだったのが、いきなり「リングス・グルジア」と銘打ってグルジア人が来日。当時の僕にとっちゃ「どこだよ、グルジアって?」って感じだったけどこれまた強い強い。ピターゼ・タリエルとかね。
豪快な胴回し回転蹴りを見舞ったかと思うとバランス崩して転んだところを裸締めでギブアップとかね(笑)
いやでも強かったんだって!
それからリングスと言えばやっぱりオランダとロシア。
リングス・オランダはクリス・ドールマンを総帥とする、バウンサー(バーの用心棒)を中心とした暗黒面多目の人々。もうリアルに「悪そなヤツはだいたい友達」って人々ですよ。つーかこの人たち自身が悪い人。絶対この人たち何人か人殺してる(笑)
その中でも好きなのはこのディック・フライでしたね~。
左の人ね。右は熊殺しウィリー・ウィリアムス。
こわっ!
夜飲んで騒いでたらポンと肩叩かれて振り向いたらこんな人が立ってて「お客さん、外で話しましょうか」なんて言われるんだからオランダって怖い国よね~。(←すごい偏見)
一方、リングス・ロシアと言えばコマンド・サンボや旧ソ連のエリート教育により育てられた格闘家の集まり。なんつーかこれも暗黒面多目。この人たちも絶対人殺してるよなぁ(笑)
リングス・ロシアの名選手といえばなんと言ってもヴォルク・ハン。
この人最初見たときは衝撃的だった。まず、見た目は地味なおっさん。(上野のアメ横で一回、そっくりな人みたことある) でもリングに上がるととにかくすごい。なにがすごいって関節技。「え?なにそれ?どこか痛いの?」って感じでどこが極まってるのか分からないけどとにかく相手は苦しんでる、とかヴォルク・ハンがやられてるはずなのにちょっとひっくり返ると相手が苦しんでる、とかね。とにもかくにも「こえーな、コマンド・サンボ」という感じでした。ちなみにコマンド・サンボってのはソ連軍で採用されてた格闘術のことね。ヴォルク・ハンはソ連特殊部隊のコマンドサンボ教官ですからね、こりゃもうホンモノですよ。そりゃつえーわけだ。
というわけでディック・フライとヴォルク・ハンの戦いがこちら。
試合開始3秒でめっちゃ笑うよ。握手求める振りして飛びつき(笑)、さすが軍人。
0:44頃のディック・フライのあおり、からのヴォルク・ハンの「効いてない」アピールもかっこよし。
ヴォルク・ハンの好きなエピソードがノゲイラと戦って負けた後に彼がノゲイラにかけた言葉。
「ブラジルの若き虎よ。近い将来、君の時代が必ず来るだろう。しかし覚えておけ。いつか狼の末裔が君を必ず倒す」
(ヴォルク、は狼、の意味ね)
予言どおり、ノゲイラはヴォルク・ハンの弟子、ヒョードルに負けることになる。
いまでこそ、世界各地から強い人たちが現れて一緒のリングで戦ってるけど、そういうの始めたのって前田日明が作ったこのリングスが始まりだと思うんだよな。
僕、たまにプロレスの話するけど、そんなにハードコアなファンじゃない、先に断っときますけどね。顔が三沢(RIP.)に似てるだけ。
そりゃ子供の頃は人並みにタイガーマスク好きだったけど、たとえば大晦日の格闘技を心待ちにする、ってわけでもないし。
昔、高校の頃、バイトしてWOWOWに入りまして。映画好きだったしね。で、ただ映画見てるだけなのももったいないから色々見てたんです。
その頃のWOWOWの映画以外のメインコンテンツと言えば、セリエAとリングス。
ああ、その頃のセリエAなんて懐かしいな。まだグーリットがサンプドリアにいた頃です。あとパルマにアスプリージャとか。アスプリージャは早かったなぁ。サイドをドリブルしていたら確実にカメラが追いついてなかったもん。
それから、リングス。UWF解散に伴い前田日明が一人で立ち上げた団体ですね。
この団体はねー、ほんとに面白かった。プロレス素人の僕でも「おお!」と思ったもの。
まずね、「世界最強はリングスが決める」というキャッチフレーズどおり、世界各地から強い男達がどんどん出てくる。
それまでのプロレスって(素人の僕にとっては)外国人といえばやっぱりアメリカ人、シークはどこだ?アラブとかか。そういうものだったのが、いきなり「リングス・グルジア」と銘打ってグルジア人が来日。当時の僕にとっちゃ「どこだよ、グルジアって?」って感じだったけどこれまた強い強い。ピターゼ・タリエルとかね。
豪快な胴回し回転蹴りを見舞ったかと思うとバランス崩して転んだところを裸締めでギブアップとかね(笑)
いやでも強かったんだって!
それからリングスと言えばやっぱりオランダとロシア。
リングス・オランダはクリス・ドールマンを総帥とする、バウンサー(バーの用心棒)を中心とした暗黒面多目の人々。もうリアルに「悪そなヤツはだいたい友達」って人々ですよ。つーかこの人たち自身が悪い人。絶対この人たち何人か人殺してる(笑)
その中でも好きなのはこのディック・フライでしたね~。
左の人ね。右は熊殺しウィリー・ウィリアムス。
こわっ!
夜飲んで騒いでたらポンと肩叩かれて振り向いたらこんな人が立ってて「お客さん、外で話しましょうか」なんて言われるんだからオランダって怖い国よね~。(←すごい偏見)
一方、リングス・ロシアと言えばコマンド・サンボや旧ソ連のエリート教育により育てられた格闘家の集まり。なんつーかこれも暗黒面多目。この人たちも絶対人殺してるよなぁ(笑)
リングス・ロシアの名選手といえばなんと言ってもヴォルク・ハン。
この人最初見たときは衝撃的だった。まず、見た目は地味なおっさん。(上野のアメ横で一回、そっくりな人みたことある) でもリングに上がるととにかくすごい。なにがすごいって関節技。「え?なにそれ?どこか痛いの?」って感じでどこが極まってるのか分からないけどとにかく相手は苦しんでる、とかヴォルク・ハンがやられてるはずなのにちょっとひっくり返ると相手が苦しんでる、とかね。とにもかくにも「こえーな、コマンド・サンボ」という感じでした。ちなみにコマンド・サンボってのはソ連軍で採用されてた格闘術のことね。ヴォルク・ハンはソ連特殊部隊のコマンドサンボ教官ですからね、こりゃもうホンモノですよ。そりゃつえーわけだ。
というわけでディック・フライとヴォルク・ハンの戦いがこちら。
試合開始3秒でめっちゃ笑うよ。握手求める振りして飛びつき(笑)、さすが軍人。
0:44頃のディック・フライのあおり、からのヴォルク・ハンの「効いてない」アピールもかっこよし。
ヴォルク・ハンの好きなエピソードがノゲイラと戦って負けた後に彼がノゲイラにかけた言葉。
「ブラジルの若き虎よ。近い将来、君の時代が必ず来るだろう。しかし覚えておけ。いつか狼の末裔が君を必ず倒す」
(ヴォルク、は狼、の意味ね)
予言どおり、ノゲイラはヴォルク・ハンの弟子、ヒョードルに負けることになる。
いまでこそ、世界各地から強い人たちが現れて一緒のリングで戦ってるけど、そういうの始めたのって前田日明が作ったこのリングスが始まりだと思うんだよな。