浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

ハミザベス

2006-03-31 01:11:22 | 
ネットで本を買うことが一般的になって以降、
よく使っているのはセブン&ワイです。
まぁアマゾンのほうが一般的なんですが、
セブン&ワイのよさは「お気に入り」というページを作れること。
本を探してて「あ、いいな」と思っても「うーん、まだ買うほどでもないな」
というやつをとりあえずお気に入りとして保存できる。

たとえば新刊が出て「気になるけどとりあえず待つか」とか
「ちょっと余裕が出たら買うか」というやつはとりあえずお気に入りに。
アマゾンも同じサービスがあるのかもしれないけどね。

お気に入りに入れておいて、しばらく経って「うーん、ま、いいか」と
削除するやつもある。

この本は結構長い間、お気に入りに入っていた。
なんでお気に入りに登録したのか記憶は定かではないんだけど。
語感かな?
本屋で見つけて購入。

ハミザベス 栗田夕起


とにもかくにも一緒に暮らしていない父親が死んで、
その父親からマンションとハムスターを遺産として譲り受けた
女性の話。
「ハミザベス」というのは彼女がハムスターに名づけた名前。
なんていうことはない話、といえばなんということはない話。
特に事件がおきるわけでもないし。
でもなんだか奇妙。。。
どこが奇妙かと言うと特に奇妙なところもないような気がするし。
そういう意味で不思議な話。

短編(中篇かな?)が二編収録されていて、もうひとつも
同じような感じ。

どうも変。こういうのってなかなか無い。

おすすめポイントはよく分からないけど楽しんだ二つ星★★☆☆☆

あなたの隣にタコがいる

2006-03-29 20:29:07 | 日記
八戸に行くと大体東横インに泊まります。
不祥事とか色々ありますが、まぁ便利だし値段も手ごろだし。

客室に「たのやく」という雑誌がおいてあります。



色々な雑誌からの転載記事だけで出来てる雑誌。
これが結構面白い。
豪華客船の次のページにつりの話があったり、
クロスワードのページの次に四国名物駅弁の特集があったり。
普段目にしない記事なので、もちろんあまり興味がなくて飛ばすこと
もあるけど「へー」と思うことも多い。

今月号を読んでいたら、「なにぃっ!!」と思う特集があった。
ワンダージャパン、という雑誌から転載された、「タコ山特集」

皆さんはこんなものを目にしたことはありませんか?



「あ!」と思う人も多いと思います。
児童公園にある「たこ」(以下、タコ山、と呼びます)です。

僕も「ああ!!」と思いました。
僕が幼稚園の頃住んでいた町の近所の公園にもあった。
その公園は「タコ公園」と呼ばれていたんだけど、
この特集を見て、それが正式名称でないことがわかったくらい、
近所の人には通用していた。

珍しい公園だな、と思っていたんだけど、なんと
こういうタコ山はなんと全国に189個もあるそうです。
都道府県ひとつに三つか四つはある、ということですから、
多くの人が見たことあると思う。

しかも製作している会社はすべて一緒。
また、すべて設計図が手書き(つまり同じものが二つとない)。
詳しくは下記のリンクとか見て欲しいですが。

◆製作している前田環境美術株式会社のサイト
http://www.e-maeda.co.jp/story/001.html

◆全国のタコ山分布の調査
http://www1.raidway.ne.jp/~iharay/suberidai/tako.htm

すごいなぁ。

いやいやすごい

2006-03-29 01:11:50 | 
半落ち 横山秀男


映画になったことも知っていたし、まぁ評判だったことも知っていたけど、
どうも敬遠していた。
難しそうだなぁと思って。
どうも裁判物とか警察物って苦手なんですよね。。。

でも友人から「お勧め」と言われたのと、ためしに読んでみた
同じ著者の「第三の時効」が良かったので、えーいと買ってみた。

いやいやこれまたすごい。
ミステリというくくりになるかも知れないけど、
自首した犯人の「空白の二日間」を追って、
それぞれの登場人物の人間模様が絡まる。
すごいなぁ。
社会的問題も含んでいるし、それぞれが大体「初老」と呼べる
年でもあるので話が深い。

ラストシーン以外でもところどころウッと目頭が熱くなる。

ぐぐっと息が詰まる四つ星★★★★☆

さぼり

2006-03-29 01:01:46 | 日記
年度末の月末、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
まぁ平日ですから普通仕事でしょうねぇ。

僕の会社は3月が決算ではないので、まぁ普通の月末です。
それなりに忙しくはありますが、何よりもいいのは、
基本的に出張とか外に出ることが多いのでそれなりにサボれることです。

今日は13時の新幹線で青森に行く予定だったので、
「上野駅に早めに行ってご飯でも食おう」と上野駅に12時前に着きまして。
何を食べようかな、と思っていたらふと、まぁ桜の季節だし
弁当買って上野公園とかしけこんでみるか、と
上野公園に行ってみたら…。



さくら



サクラ







さ・く・ら

ですよ!

気持ちいいなぁ!
札幌にいたときによく花見をしていましたが、
札幌の桜は「山桜」だかう種類でちょっと赤が強いんですよね。
そして定番といえば桜の下で炭を起こしジンギスカン。
楽しいのは北海道の花見ですが、花がきれいなのは
なんといっても本州じゃないかと思います。

超お気に入りのピザスタンド(上野動物園の入り口の脇にあります)で
ピザを買い、外で座って食べる。




かなりおいしいです。
ここのピザはきっちり生地から作っていて、
注文を受けてから焼く。
しかもこれで500円。
一番シンプルでおいしい「チーズだけのピザ」はなんと380円。

うーんいいなぁ、春。

やってますよ、村上朝日堂

2006-03-28 00:29:41 | 村上春樹
三ヶ月の期間限定で村上春樹のホームページ「村上朝日堂」が復活してます!
過去二回の村上朝日堂、こないだの村上モトクラシも
オープンしてからしばらくして見つけた悔しさがありますが、
今回は最初から見つけました。

相変わらず読者からのメールにこまめに返信してます。

ぜひどうぞ。

テレビの黄金時代

2006-03-27 22:51:30 | 
僕はいま、ちょうど三十歳で同じ年代の人がほとんどそうであるように、
完全に「テレビっ子」として育った。
テレビのない家に育った友人なんていなかったし、
小学校か中学校の時代にはほぼ「一部屋一台」の時代
だったと思う。

1960年代から放送作家として
テレビに関わった著者が記した「黄金時代」

テレビの黄金時代 小林信彦


ありがちな「昔は良かった」あるいは「業界裏話」かと
思っていたら違った。
著者も言っているけどもテレビ屋ではなかった人の視点から
冷静に「あの時代」というのを描いている。
僕はぜんぜんリアルタイムではなくて、本の最後のほうに
ある、「それ以後のテレビ」(ひょうきん族など)の時代だけど、
それでもどんどん盛り上がっていくテレビというメディアを
一生懸命みんなが作っていた、というのはわかる。

一つの「文化史」

とはいえ、時代が僕にとっては古すぎたので、星二つ★★☆☆☆

夜のピクニック

2006-03-27 12:47:42 | 
第二回本屋大賞受賞。
ある高校の行事、1昼夜かけてただ歩くだけの「歩行祭」。
その一晩の話。



出ていたのは知っていたし、いろいろなところで
「いいよ」という話は目にするのだけど、
「うーん、まぁ文庫になってからでいいか」と思っていた。

ところがあるとき、この本の題材になっている「歩行祭」が
本当にある高校の行事で、しかもその高校、というのが
水戸一高だと言うことがわかった。

僕は茨城でもかなり千葉よりで、同じ茨城とはいえ、
水戸とはかなり文化圏が違う。
それでもなんとなく親近感が沸いたので買ってみた。

うーん、いいですね。
あまり落ちがない単なる青春ストーリーかと思っていたのだけど、
きっちりと起承転結のある、すばらしい話だった。
歩いていく風景がなんとなく、わかる気がする。
(同じ茨城、というだけなんだけど)

何よりも「ただ歩くだけ」という舞台がすばらしい。

博士の愛した数式といい、「本屋大賞」にははずれがないですね。

青春時代の四つ星★★★★☆

第三の時効

2006-03-27 07:05:03 | 
ちょっと時間をつぶす必要があって、新宿の紀伊国屋で購入。
第三の時効 横山秀男


この人の「半落ち」が面白い、と薦められていたんだけどまだ未読。
時間つぶすには短編がいいかな、と思って。

F県警という警察署の強行課の1、2、3班という組織のシリーズ。
ひとつひとつの事件が良くできている(と言うと変だけど)し、
それに絡む人間ストーリーも秀逸。
表題作の「第三の時効」それと「ペルソナの真実」という
短編が良かった。

「半落ち」も買ってきました。

三ツ星★★★☆☆

はい、皆さん

2006-03-25 17:23:00 | 日記
桜咲きつつありますよ!

しまっておいたレジャーシートとか、弁当箱の準備はいいですか?
来週くらいが見ごろなんじゃないですかね?
上の桜は僕の家の前の公園の桜。

起きて適当な服に着替えて家を出たらこれが目に入って、
今日のお昼ご飯はこの桜の下でサンドウィッチ。
小さい公園だから誰もいない。
至福。

桜のピンクは空の青に似合う。

グッと来る

2006-03-25 13:52:48 | 
映画であれ小説であれ音楽であれ、僕の判断基準は
「グッと来るかどうか」です。

きれいにまとまったものよりも、
たとえストーリーが冗長でも時に「グッと来るワンシーン」がある
物に惹かれます。

僕がいままで「グッと」ハートをわしづかみにされた
マンガをまとめてみました。

こちらのリンクを。
↓↓
グッと来る、魂の漫画たち

BARシャーロック・ホームズ

2006-03-24 14:01:13 | 食べ物
晩御飯に天丼が食べたくて、近くの蕎麦屋に行ったら満席。
うーむと思いつつ、なに食べようかな、と思って、
「そう言えば近くのバーはカレーも出していたはず」と
思っていってみた。

近くのバー、というのは「シャーロック・ホームズ」というバー。
いい雰囲気でしょう?



天丼が食べたくてカレーに心変わりして結局お店で食べたのは
パスタだった。
なんのこっちゃ。

ギネスを1杯、ラフロイグを1杯。
ラフロイグって好きだけど、昨日飲んだときに、
最後の一口が「ああ、(いつも以上に)おいしいなぁ」と思った。
氷の溶けた水分とスコッチがベストマッチだったんだろう。
スコッチはいつもロックで飲むけど、ストレート、そしてちょっとの水、
というのが本当は美味しいのかも知れないね。

ナポレオンと言語学者

2006-03-24 09:44:46 | 


こないだ「古代エジプトうんちく図鑑」を読んで
シャンポリオンってすごい!」と思った。
誰も解読できなかったヒエログリフ(エジプトの象形文字)を解読した人。
彼に関する本がないかな、と思ったらこの本を見つけたので即購入。

同時代に生きたナポレオンとシャンポリオンの生涯。

ああ面白いなぁと思って読んでたんですが、
考えて見ると僕は世界史をほとんど勉強していないので、
だから楽しめるのかな、と思った。

日本史(戦国時代とか幕末とか)が好きだけど考えてみたら
世界史の中にはそれに負けず劣らず面白い人物がいるはずだしね。
ナポレオンって結局何した人なんだろう?
他の本もちょっと読んでみたい。

この本の話に戻すと、シャンポリオンはやっぱり天才ですよ。
12歳くらいからラテン語やたくさんの言語を勉強して、
ほとんどマスターしてしまったというんだから。
彼にとってはヒエログリフの解読とか楽しかったんだろうなぁ。
誰も読んだことのない文章が目の前にある、というだけで。

こういうの読んでるとイタリア語で悪戦苦闘している自分なんて
まだまだと思いますね。

古代の歴史ロマンの二つ星★★☆☆☆

いつか読む

2006-03-23 20:58:58 | 
よく言われるのが「そんなに本を買って読まない本とかないの?」ということ。
あります、もちろん。
読まなかった本は基本的にはなかったことにしてしまいますが。
途中まで読んで「なんだこりゃ?」と思って止めた本もあるけど、
中には「本当に面白いんだろうけどどうも読めない」という本もあります。

先日本棚を整理して(正確には本のおける場所を増やした。下駄箱の上に…)
出てきた「読みたいけど挫折している本」

吸血コウモリは恩を忘れない

面白そうじゃないですか?


何も考えていないように見える、あるいは非常に利己的に
自分の遺伝子を残すことしか考えていないように見える
動物も実は「恩」というルールに則って行動している。
目的はそれが自分の生存のためにもっとも効率的だから、
という話なんだけど。
面白そうでしょ?
でも読めないんだなこれが。
下の「気前のいい人類」といいコンビになっていて、
二冊とも毎回「ああ、面白そうだな」と思って本棚の前のほうに置いたり、
枕元においておいたりする。
そして事あるごとにチャレンジするんだけど、
なぜか途中で挫折する。
なぜ??

気前の良い人類 「良い人」だけが生きのびることをめぐる科学



これまたそそられるよね。
セブン&Yの紹介文。

なぜ、雄のクジャクは長い尾を持っているのか?他者への寛大なる行為が、結果的には自己利益につながることをダーウィン進化論、遺伝子学、ゲーム理論を元に解き明かす画期的な人類論。

ああ面白そうだなぁ。でも読めない。。。
しかも今ネットで調べたら絶版なんですね。
貴重だなぁ。読まないとなぁ。

カラマーゾフの兄弟



いや、長いのが駄目ってわけじゃないんですよ。
長いのだったら京極夏彦だって十分長い。
ロシア語がだめなのかなぁ。


遠別少年



まず装丁がきれいでしょ?
遠別、というのは北海道の町の名前。
僕も行ったことないけど。
「遠別」と「少年」というだけでグッと来る。
遠別を舞台にした少年の話。
いいんだけどなー、なんとなく進まないんですよね。。。



全部いつか読みたいなぁ。

とらや、の話

2006-03-22 01:57:26 | 食べ物
バーについて書いていたときに「とらや」について書きたいな、
と思ったので書きます。

札幌の繁華街と言えばなんと言ってもススキノなわけですが、
ススキノから北に駅4つか5つ、南北線という地下鉄に
乗っていくと「北のススキノ」と呼ばれる(この呼び名、僕は
一回しか聞いたことない)「北24条」という町があります。
結構ダークな町でメイン通りには「ピンサロビル」と呼ばれる
ピンサロばっかり入っているビルがあったり、
以前発砲事件があったらしい。

この町にある「北欧パン」の角を入っていくと
「北の国から」のロケで使われた看板があるビルがあります。

(コアなファンの方はわかっていただけるかも。正吉が
 お母さんに会うシーンです。お母さんはお店のオープンの
 花束から花を無断で取っている)

そこの一つ先に「とらや」という小さな店があります。
カウンターのみで12席くらいかな。
マスターはツマブキサトシに似ている。ツマブキサトシに
ヤクマルヒロシ振りかけた感じ。
(ごめんなさい、漢字がぜんぜんわからない)

このバーに足掛け5年くらい、ほぼ毎週通っていた。

雰囲気もいいし(気取らない感じ)、料理も美味しい。
バイトの子もかわいい。

オススメのメニューは、
・ドライカレー
→基本的にドライカレーは否定派ですがここのは美味しい。
 カシューナッツが入っている。
・ピザ
→チーズだけのピザかひき肉のピザが美味しい。
とか。
マスターがイタリア料理屋で修行をしていたらしく、パスタも美味しい。
でも一人で行くと「パスタとピザ」の二者択一で
結構ピザを選んでしまう。

あとは季節のオススメメニューが黒板に書いてあって、
それで一番なのは「豚バラのポトフ」ですね。
初めて行ったとき、これを食べて一気にファンになってしまった。
あと行くと良く食べていたのはチーズ盛り合わせかな。
普通のサイズだとたくさん過ぎるので「半分で」とか頼んでいた。
よくわがままを言った。
ズブロッカのトニック割をいつも違う名前で頼んだりね。
「アラスカトニック」だとか「モスクワナンバーワン」だとか。
酒を覚えた、っていう若さでもないんだけど
この店で飲んで好きになった酒は多い。
レッドアイ、グレンフィディック、ズブロッカ…

この店のいいところをいくつか挙げていくと、
まずこの店には常連しか知らない棚があります。
そこにマスターのお気に入りの漫画が入っている。
(暇なときに読んでるらしいけど)
僕はここで「がんばれ元気」を読んで一人で泣いてました。
いい漫画なんですよ、まじで。

それからなんだか色々な人間模様や事件が起こる。
一番面白かったのは(面白がっちゃいけないんだけど)
常連同士の恋愛事件。
やばすぎてあまり書けない。
それからホステスさんがお客さんと来ているというカップルが
二組来ていてどうやら同じお店の人だったらしいんだけど、
席は離れているのになんか意識をし合っているようなときがあった。
片方がお客さんと笑っていると片方が「ちっ」と舌打ちしたり。
こんな状況の中でこっちは普通に飲んでられないですよね。
まぁマスターと目を合わせて楽しんでるんだけど。
どうなるかな、と思っていたら案の定喧嘩が始まって(手は出さないけど)
「この泥棒猫!」って言ってた。
人生で初めて聞いたよ、そんな台詞。
最後はマスターが間に入って両方とも帰ったけどね。

たまに行ってマスターに「なんか変わったことあった?」と
聞くと「ああ、そういえば○○がねー」といろんな話が出てくる。

店の前で別の店を出てきたんであろう酔っ払い同士が
殴り合いの喧嘩していたりね。
本当の喧嘩だったらちょっと笑ってられないけど、
二人とも酔っ払ってて(しかも片方はダチョウ倶楽部の上島に似ていて)
力も入ってなくてまるでコントみたいだった。

あとはマスターと常連と「とらじゃん」というトランプゲームを
考え出して一晩中やってたこともある。
どんなゲームか本当に忘れちゃったんだけど面白かったんだよな。

なんと言っても楽しかったのはだらだらとマスターと
馬鹿話していたことだな。

札幌を離れて「ああ、また久しぶりに行きたいな」と思うのは
僕が一番好きなすしやとこの「とらや」。

BAR学一考

2006-03-22 01:17:37 | 食べ物
「バーで一人で飲む」という行為はかなりあこがれているし、好き。
かなり味のあるバーで誰かと(やっぱりそりゃ女性がいいけど)飲むのも
いいし、気の置けないフランクなバーでマスターとだらだら話を
しながら飲むというのもいい。

どこに出張に行ってもとりあえずホテルに帰ったら
荷物を置いて「どこかにいいバーはないかな?」と
夜の町に出かける。
入り口からちょっとのぞいて雰囲気を確かめて、
意を決して入ってみて、いいバーだったときにはやっぱりうれしい。

先日、新宿で女性と食事した後にふらりと入ってみたのは、
新宿にある「ARGYL」(アーガイル)というバー。


アーガイル、というのは「なんかイギリスの模様の名前だよなぁ」と
思っていたらイギリスの地名だそうですね。
(模様の名前、というのもはずれじゃない)
なので、うれしいことにスコッチがたくさんあった。
基本的に味音痴なので酒の違いなんて良くわからないけど、
バーで飲みたいのはスコッチ。

北海道に居たときに週1くらいで通っていた「とらや」という
バーではよくグレンフィディックを飲んでいた。
「とらや」のことについては改めてゆっくり書きたいな。
色々な逸話のあるバーなので。
ここのオススメメニューの「豚バラのポトフ」が出てくると
「ああ冬だなぁ」と思ったものだ。

ちょっと前まではバーで一人で飲んでいてもどうもフィットしてない
感じがしたけど、(でも2、3杯飲めばどうでもよくなるんだけどさ)
最近ちょっとはフィットするようになってきたかもね。

こないだ銀座のバーの話も書いたし、新宿のバーも行った。
東京暮らしと言うのはまぁそんなにつまらないものでもないかな、
と思いつつあります。