浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

Cute-MLという原付きを買ったよ。

2018-06-27 17:16:17 | 日記
タイトルどおり、Cute-MLという原付きを買いました。



こんな感じで折り畳める電動原付き自転車。



これは「クラウド・ファンディング」で募集していたんですよ。クラウド・ファンディングについては説明を省きますが。。

元々、僕は今の家に引っ越してくる前、原付きを所有していた。原付きって東京では非常に便利だと思うんだよね。車のように駐車場を気にする必要はないし自転車よりも楽。雨のときは濡れちゃうことだけに目をつぶればちょっとしたところに行くのに便利。

だけど、今の家に引っ越したときにマンションの駐輪場が原付き禁止って言われたんです。

仕方ないのでしばらく月極の駐車場を契約していたけど、家から自転車で5分くらいかかるところで。そうなると家出て、自転車で月極駐車場行って、原付きに乗り換えてってのがとっても面倒で結局、手放してしまった。

で、今回、このCute-MLを見つけて「おお、折りたたんで玄関におけるなら便利だな」と思って買ってみたんです。

95,000円で税込・送料込なんでもちろん小さな金額じゃないけどそんなに悩むほどでもない。もし使えなければ早いタイミングであれば中古で誰かに譲ることもできるだろう、と半分シャレのつもりで。

今回それが届きました。のでちょっと感想を書いてみます。

まず、予想通りだったのは、コンパクト!ってこと。

確かに折りたたむと玄関先に置けちゃう。


大体ですね、新聞の一面の半サイズあればおけます。(全体で見るとサイドミラーとかがあるのでもう少しスペース必要ですが) ということで原付用の駐車場をわざわざ借りる必要がない!ほんとねぇ、原付用の駐車場を借りるのってアホらしいもの。。

で、ナンバープレートですが、初めて自分で申請したんだけど、これってさ、お金かからないのね!!!初めて知りました。。区役所行って「原付きのナンバーほしいです」って言って言われた通りにすればその場ですぐナンバーくれる。必要なのは購入証明書(原付き買ったら付いてくる)と身分証明書くらい。(だったと思う。詳しくはお調べ下さい)簡単なのね~。なんか販売店に頼むと少し手数料取られたりするらしいんだけど、それなら自分でやっちゃったほうがいいやね。

で、実際に乗ってみた。

結論、これは近場用ですね。

さっと乗る分には確かにいい。どのくらいさっとかというと例えば電車2,3駅分くらい。距離にして2,3キロってところ。コンパクトにしている分、やはり乗ってると疲れる。まずサドルが固めで小さめなのでおしりが痛い。足を乗せるところが後ろのスタンドになるので少し前傾姿勢になるので疲れる。ということで長い距離は無理だね。。

あと気づいたのはすっごく静か。静かすぎて前を歩いている歩行者が全然気づいてくれない(笑)

それはこの原付きが「電動」だから。つまりガソリンでエンジンを回す原付きじゃない。

電動であることは、静か・エコというメリットもあるけど、大きなデメリットもある。

それは、外にいるときに充電が切れたら終わり、ということ。これはけっこう不安なもの。

もちろん、充電器を持ち歩いておけば良いという考えもあるけど、一瞬で充電できるわけじゃないからあまり現実的じゃない。

メーターには今の時点の充電量が表示されているんだけど「これが切れたらもう帰れないよなー」とけっこうドキドキする。ガソリンと違ってスタンドでさっと給油、ってわけには行かない。

更に充電量はやっぱりパワーによって左右されるらしく、例えばけっこうな坂を登ったりするとガクンと下がるような気がする。

なおさら、遠出は出来ない。

最悪の場合、タクシーのトランクには載るだろうからタクシーで帰っちゃう、という手も無くは無いけどそれだとなんのために原付き乗っているかよくわからないね。

つーことでサクッと近場に乗るにはいいと思うよ。


コメント (2)
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愛と悲しみの喫茶店学から。「頭の良さとはなにか?」という話

2018-06-19 15:25:42 | 
(以下、敬称略)

文筆家・平川克美がオーナーの喫茶店「隣町珈琲」の話は少しした。基本的には喫茶店で夜は不定期に「火鉢バー」というバーになり、更に不定期にトークイベントが開かれている。

そのトークイベントの中で僕が一番と言っても良いくらい好きなのが、平川克美と精神科医・名越康文の「愛と悲しみの喫茶店学」というシリーズです。これは喫茶店を愛する二人が喫茶店について語る、、というお題目は80%くらいウソで平川克美の縦横無尽な思いつきを「なんでも拾う」名越康文がほんとになんでも拾って拾った上に広げて更に観客に放り投げるという抱腹絶倒の二人芸(と言っても失礼ではないと思う)です。

このトークライブの面白いところは実は「枕」というか、録音の始まる前、なんです。お二方は前に居て、開始時間の始まる前も話している。で、実はこの録音始まる前のトークが実はその日のテーマであり、約2時間のトークは結果として、開始前のトークにつながる。アドリブといえばアドリブなんだけど結局、しっかり落ちる、という素晴らしい話術だと思う。

先日(5月28日)の回に、開始前にお二人が話していたのは「頭の良さ」について、だった。

例えば先日、解任された財務省の事務次官なんかはめちゃくちゃ頭が良いと言われていたらしい。その頭のよい人がああいうことで事件になる。じゃあ頭の良さとは何なのか、という話をしていた。もちろん結論のある話じゃない、そもそも開演前の無駄話なわけだし。

それでも、なるほどな、と思うことが2つあった。

一つは、頭の良さとは「メタロジックで考えられること」ということ。メタというのは「高次元」という意味で、例えば「AとBどちらが良い?」という問題があった時に「そもそもAとBどちらかを選ばなければいけないのか?」と考えるようなこと(簡単にいうと)。確かにね、それは理解できる。

もう一つは、平川克美が「自分が感じる、頭の良い人というのはある種の"深さ"を持っている。その深さはどこから来るかというと"あきらめたものの多さ"ではないか」ということを言っていた。うむ、これは理屈ではうまく説明できないけど、実感として「おお!」と思うところがある。

ということで、僕も「頭の良さ」について考えた。

もちろんいろんな考えがあるだろうけど、僕が思う「頭の良さ」は「きちんと返答できること」だと思っている。

なにか質問を受けた時にきちんと答えられること。質問者が「ああ、この人はちゃんと私の質問に答えてくれた」と思うこと、思わせること。これが重要なんじゃないかな、と思う。

逆にいうと、現代を生きていると、「質問に答えない人」って本当にたくさんいるのよ!

それは、都合が悪いことには答えない、という意図的に答えない人もいるし、大変残念だけど読解力なんかがあまり高くなくて「自分が何を聞かれているかわからない」から答えないという人もいるけど、そのどちらも合わせてね。

テレビなんか観てると結構いるでしょ?特に国会周りなんてそういう人ばっかりじゃないですか。ほら、最近言われてる「ご飯論法」というやつ。

Q「朝ご飯は食べましたか?」
A「いえ、食べてません(パンは食べたけどご飯は食べてない)」
Q「常識的に考えればパンも朝食ですよね?」
A「いや、そうかも知れませんが急いでいたのでパンを飲んだのです。だから食べてないと答えました」

みたいなやつ。これこそまさに「質問にちゃんと答えてない」というやつですね。

もちろんああいう人たちは良い学校出て難しい試験を通ったはずなので、地頭は悪くないのかも知れない。同じペーパーテストを受けたら僕なんて足元にも及ばないだろう。だけど、その地頭を「なんとかして質問に答えない」ということに使っている、という時点で「なんて頭悪いんだろう??」と思ってしまう。

一方で、「質問にきちんと答えることができる頭の良さ」というのは僕は、けっこうラジオの人生相談なんかで「そうそう、これだよ」と思うときがある。

例えばTBSラジオに「生活は踊る」という番組があって、その相談コーナーがあるんだけど、聞いてみるとメインパーソナリティのジェーン・スーという人が的確に答えていて「頭良いよなぁ」と思うときがある。

それから隣町珈琲界隈の人だと例えば内田樹はGQという雑誌でお悩み相談コーナーを持ってたりするけど(こちら→「内田樹の凱風時事問答館])これなんか読んでると「ちゃんと質問に答えてるなぁ」と思う。

こういうのが頭の良さだよなぁ、と僕は思います。なので僕もちゃんと質問には答えていこうと思っています。

というかそもそも論としてさ、ちゃんと質問に答えてくれない(答えられない、じゃなくて答えてくれない)って人はそんなに信じちゃいけませんね。
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2018ロシアワールドカップ予想

2018-06-14 15:39:17 | スポーツ
あっという間にワールドカップ開幕。

どんなことでも予想しておいたほうが楽しめると思っているので予想してみましょう。

まず、グループリーグ。左が1位、2位。

A ウルグアイ/ロシア
B スペイン/ポルトガル
C フランス/オーストラリア
D アルゼンチン/ナイジェリア
E ブラジル/スイス
F ドイツ/メキシコ
G ベルギー/イングランド
H ポーランド/コロンビア

ベスト16。◯をつけてるほうが勝ち上がると予想。

 フランス対ナイジェリア◯
 ウルグアイ対ポルトガル◯
◯スペイン対ロシア
◯アルゼンチン対オーストラリア
◯ブラジル対メキシコ
◯ベルギー対コロンビア
◯ドイツ対スイス
 ポーランド対イングランド◯

ベスト8。

 ナイジェリア対ポルトガル◯
 スペイン対アルゼンチン◯
◯ブラジル対ベルギー
◯ドイツ対イングランド

ベスト4。

◯ポルトガル対ブラジル
◯アルゼンチン対ドイツ

3位決定戦。

 ドイツ対ブラジル◯

決勝。

 ポルトガル対アルゼンチン◯

さーてどうなりますかねー。

日本?勝ち点0か、2敗1分けってところでしょう。
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こたえる

2018-06-07 21:39:37 | ニュースから
「辺境ラジオ」という不定期ラジオ番組がある。その番組の出演者の一人に、西靖さんという毎日放送のアナウンサーがいる。

その方が、子どもが生まれて「子どもができて変わった?」と聞かれた時に答えていたことを覚えている。

「ニュースが身にしみる、というか、"こたえる"。誰が誰を殺めた、というニュースひとつにしてもなぜこんなことに、、というようにとにかくこたえる」

その感覚はとてもよく解る。特に、幼い子が亡くなる事件や事故が、僕は本当に身にこたえる。それはもちろん、僕の生きる同じ世界ではあるんだけどだいたいは僕個人とは関係が無い。だけど、そういうニュースを聴くだけで本当にこたえる。身が切られるように辛い。「身が切られるような」なんて慣用句は昔はわからなかった。だけど、今は解る。ああ、これが、「身を切られるような痛み」なのかと思う。

「年をとると涙もろくなる」というのはこういうことなんだろうと思う。

年を経て、僕個人は結婚していないし子どももいないけど、この年になると結婚して子どもがいる人が周囲に増えた。

僕には姪っ子が3人いて、もちろん血縁の無い子どももかわいいと思うけど、少しでも自分の血がつながっている子どもというのは本当に別格に愛おしいと感じる。また、血がつながって無くても、例えば友人の子で、生まれた直後から知っていて毎年会って会うたびに「うわぁ、大きくなったなぁ」と驚いてきた子もまた可愛いと思う。

もし、そういう子たちがなにか理不尽な暴力でその生命を落とすようなことが起きたら、、とたまに想像してしまうんだけど、それがとっても辛い。下手すると考えただけで涙が出てくる。

今日、5歳の子が虐待され亡くなったというニュースがあった。

朝、それを読んで「ああ、これをちゃんと読んだら今日一日、僕は悲しくて仕事が出来なくなるだろう」と思ったので読むのをやめた。そして、夜、そのニュースを読んでたら、涙がボロボロ出てきた。

ああいう風に命を失う子がとにかく一人でも減ってほしい。
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