浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

A Small, Good Thing. - ささやかだけれど、役にたつもの

2020-07-21 15:06:06 | 
どうもなかなかいろいろ大変ですね。。

最近は家にいることが増えて、料理をすることがいつもより増えました。

特に「まぁこういう機会だから」とちょこちょこやっていたのがパン作り。「何を作ろうかな」とネットを調べていたら意外とものによってはそんなに大変ではなく作れそうで。ということで時間があるときにいくつか作ってみた。

まずトライしたのがベーグル。元々、ベーグル好きだし。これは本当に、思っていたより簡単で美味しく出来た。焼き上がったもので食べ切れなければ冷凍もできるしね。

ベーグルを作る工程で特徴的なのは途中で茹でることなんだけど、このときに入れるもので焼き上がりの色が変わる。本格的にはモルトパウダーを入れるそうなんだけど、さすがにそれは手に余るのでまずは蜂蜜で。

これが4月、僕が初めて自分で焼いたベーグル。このときはもちろん「オー!」と感動していたけど、今見ると色もそんなにきれいじゃないし何より形がねー、穴が空いてないもんね。

次にメープルシロップを入れて茹でてみたもの。メープルシロップ1Lを実家からもらってしまったのでどんどん消費したいんです。

これはなかなか良いですよね。やっぱりある程度たっぷり入れて、しっかり焼く(うちのオーブンは弱いのでレシピに書いてある時間より長めに焼く必要がある)と美味しそうな色味になる。

更に、重曹を入れるとプレッツエルぽくなるとのことでやってみる。

たしかにね、色が濃くなって更に外側が固めになる。

サンドウィッチなんかにしてもそれなりの見栄えになる。

今のところ、僕の感覚としていえばメープルシロップが一番いいかな、なにせたっぷりメープルシロップがあるから。


これは更にチョコチップを入れてみたもの。

気持ちがなんとなく落ち着かない時、一心不乱にパン生地をこねているとなんとなく解決した気になりますね、実際にはまったく解決していなくても(笑)

レイモンド・カーヴァーの短編で「ささやかだけれど、役にたつこと」、原題はA Small, Good Thing.ってのがあった。それは多分、焼きたてのパンのことだった(という記憶がある)。

確かにパンってそういうものですよね。

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