浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

頭の中で声がする

2006-09-30 18:52:07 | 食べ物
「カレー」と言っているんですが。

ああ、カレーを食べたいな、と思って昼ごはんは「カレキチ」というお店へ。牛角をやってるレインズインターナショナルがやってるチェーン。


ベーコンほうれん草カレーに温泉卵にチーズトッピング。「一口ビール(200円)」というのを見つけてしまった。普通のコップにビール。いいね、一口飲みたいときに。

カレキチのカレーはルーは結構僕好み。コクある感じ。でもなんかぬるいんだよなー。僕はぬるいビールには比較的寛大だけど、ぬるいカレーはよろしくない。

なんだかんだとしていて夕方に甘いものが食べたくなった。勇気を出して浅草の喫茶店でお汁粉。男一人で甘味処に行くってのは女性が一人でラーメン屋はいるくらいに勇気がいるね、たぶん。

でもこのお汁粉はあんまり僕の好みじゃない。まず焼いてないほうがいいし、あんこももっとどろどろしてるほうがいいなぁ。うーん、永倉新八への道は厳しい。。。

で、勢いで浅草の創吉というガラス屋さんで、ワイングラスを買ってしまった。前に見たときにああいいなぁと思ってた。

ゆがんだワイングラス。なんかこれ見てるとディズニーアニメの「美女と野獣」思い出すね。あれってランプとかグラスとかが動いてなかったっけ?

機種変の連絡

2006-09-30 17:05:12 | 日記
前に迷惑メールの話を書いたけど、まぁ一向に止む気配はない。

毎日毎日がんがん消してます。

その中で、「ん?」と思ったもの。

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タイトル:機種変します。

慶子です。
携帯をドコモからAUに機種変するから新しいアドレスになるまで
×××@yahoo.co.jpにメールしてね。
もうこのドコモアド解約されてるかも。
でもギリギリ送ることはまだできてるっぽいから、
yahooのほうに連絡手段残せてよかったです。
一度、私の方でもメールが届いているか確認しておきたいので
×××@yahoo.co.jpに返信しておいてもらえますか?
では、お願いします。
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はぁー、なるほどねー。最近はナンバーポータビリティとかで機種変える人多いしね。(でもこの場合、機種変更ではなくて、携帯電話会社変更だよね、厳密には)

名前の「慶子」って人がまったく心当たりなかったから迷惑メールと即気づいたけど、もし知っている人の名前とかだったらちょっと考え込んでたかも知れない。

でもねー、こんなの迷惑メールとおりことしてちょっとした詐欺だよね。

スープの中のコード

2006-09-28 23:47:37 | 食べ物
最近、すぐお腹が一杯になる。今日なんて遅めの朝食or早めの昼食として11時ごろ、讃岐うどん一杯、夜八時にマックでテリヤキバーガー一個、で終わり。帰りに電車乗ってて「あれーなんで結構満腹感あるんだろうなぁ」って不思議に思ってた。夢遊病みたいに自分の意識のない間に食べてるのかね??

最近の食生活は、
朝→野菜ジュースとかオレンジジュース一本がほとんど。余裕あるときはコンビニで買ったカットフルーツ。
昼→普通に定食とか、弁当とか。出張しているときは駅弁が多い。
夜→人と飲みに行くとき以外はあまり食べない。昨日なんてワイン(ボトル半分)、チーズちまちま、メロンパン1個。
…って感じ。

そうすると結構痩せますね。別に痩せることが目的でそういう食生活送ってるわけじゃないんだけど、結果として痩せる。もちろんうれしい。

当然のことながら夜あまり食べないので朝お腹空いてる。朝ごはんをジュース一本とかで済ませてるとお昼近くはまぁ「あー、昼ごはん何食べようかなー」ということしか考えてないね、ほんと。水曜は「ラーメンラーメンラーメン」と考えてた。近くの九州ラーメンのお店へ。

ご当地ラーメンの中では九州ラーメンが一番好き。とんこつ、なんか海藻、とろとろのチャーシュー、細めん、って感じで。さー食べよーと思っていったのでチャーシュー丼セット。まぁ途中でお腹一杯になってしまってちょっと残したんだけど。

ご当地ラーメン、と言うとどうも二種類あると思うんですよ。もともとその土地で開発されてそれが有名になったもの、そして「ラーメンで町おこしすっぺーか」って感じで後からラーメンを開発したもの。札幌なんかは前者に入るような気がする。後者は旭川ラーメン。だってさ、旭川ラーメンって別に中に入っているもの旭川っぽくないもの。「自然と言ったら富良野とか美瑛、都会と言ったら札幌、海産物と言えば函館や釧路。うーんおらが町の名産ってねーっけなー。んだべ、ラーメンでも作るっけさ」って旭川ラーメンが出来た感じがする。いや、真相は知らないけどね。札幌の味噌、函館の塩、そして旭川の醤油、とどうも「あ、ちょうど醤油が空いてた」って作った感じがするじゃないですか。

…と思って、ほんとのところどうなんだ?と思って調べてみた。(困ったときのWikipedia) えーっとえーつと、ごめんなさい、旭川ラーメンってちゃんとしているね。そうか製麺所もたくさんあるんだ、旭川。

そもそも○○ラーメン、ってたくさんあるのね。

そこからリンクリンクで飛んでって「寿がきや」のページ見てちょっと笑った。「寿がきや」、ご存知ですか?ショッピングセンターのフードコートなんかに昔入ってたラーメン屋。名古屋中心に有名らしいんだけど、
東日本では年代によって知名度が分かれるんだよな。この会社のマスコットは「寿がきやスーちゃん」という女の子。どうやら家族がいるらしく、「ラーパパ、メンママ、プーちゃん、ウーちゃん、ミャーちゃん」。
メンママ、というネーミングはいいね、とか思うかも知れないけどこのネーミングには重要なコード(スガキヤ・コード)が隠されている。 「ラーパパ、メンママ、スーちゃん、プーちゃん、ウーちゃん、ミャーちゃん」 それぞれの頭をあわせると「ラーメンスープウミャー」…。あああ、名古屋だ。。。。

怒涛の一気読み

2006-09-28 23:26:43 | 
火曜に買った京極夏彦の『邪魅の雫』。火曜日には読み終えちゃいましたよ…。「これで今週は楽しめるなぁ」と思ってたんだけど怒涛の一気読み。結局6時間くらいぶっ続けで読んでた。

京極夏彦の新刊が出るたび困るのはその本の置き場ですな。大きいから。しかも新刊を読むと「そうそうこの人は『鉄鼠の檻』にも出てきたなあ」なんて思って本棚の奥のほうから過去の本を取り出したくなる。

今はなんでか知らないけど『狂骨の夢』を再読してます。

『邪魅の雫』、僕は面白かった。本当に個人的印象だけど『姑獲鳥の夏』~『塗仏の宴』までが1ターンになってて、『陰摩羅鬼の瑕』、『邪魅の雫』と『姑獲鳥』、『魍魎』の順番を繰り返している気がする。いや、ストーリー的にどうこうってわけじゃないんだけどなんとなく。『姑獲鳥』も『陰摩羅鬼』も鳥の妖怪だし、『邪魅』は「魑魅の類い也」って書かれてるんだからそりゃ魑魅と言われりゃ『魍魎』でしょうに。

次は『○の○』(←まだ本買ってない人のためにあえて名を伏す)。何年待たされることになるやら。

で、『邪魅の雫』だけど、どうやら初版を買った人には今までの人物関係とかが記載されてる小冊子がついてくるらしい。また今回の舞台となった「平塚、大磯」地区限定で表紙のバージョンが違うのがあるらしい。あー、知らなかったなあ。

表紙別バージョンは別にまぁ欲しくないけど、小冊子は欲しいなぁ。掲示板とかで見ると大体の人が書店で「小冊子はまだ届いていない、レシートと本を後日もってきてくれれば渡す」とか「ご自由におとりください」とか言われてるらしい。いやー、そういうこと早く言ってもらわないと。。。 どこかに只でもらえる書店ないかなーと思ってたら仙台の駅の本屋においてあった。「ご自由にお取りください」とか書いてなかったけどま、いいかと即ゲット。


実際中身見るとそんなにたいそうなことは書いてないんだけど。

ま、これから買う人は「小冊子!」と書店員さんに聞いてみることをお忘れなく。

Shall we dance?

2006-09-27 22:20:02 | 日記
「出身地は?」と聞かれると当然僕は「茨城」と答えるわけだけど、世の中に「第二出身地」とでも言うべき概念が必要だと思うね。生まれとは違うけど思い入れがあるとか長く住んでたとかね。僕の場合第二出身地を聞かれたら「札幌!」と答える。はっきり言って(申し訳ないけど)茨城と答えるときよりちょっと大きな声で、思い入れたっぷりに。大学から足掛け10年住んでまぁいろいろなことがあったし、その上でも札幌が好き。

ということでこのニュースはうれしい。

日ハム一位!

野球はそんなに興味ないけどそれでもね。

このニュースをTVで見ようかと思ってテレビをつけたら動けなくなった。

だって、カトちゃんがヒゲダンスやってるんだよ!(なんか爆笑問題の番組で)

もう泣きそうなくらい僕の心にジャストミート。もうこれぞスラップスティックって感じだよね。(よう知らんけど)音楽もいい。


僕らの年(30歳)はみんな好きでしょ?いいって恥ずかしがらずに。昔は「ドリフよりひょうきん族だろ」とか言っていたけどごめん、やっぱドリフも好きだ。ああ、社会的地位(そんなのあるの?)をかなぐり捨ててヒゲダンスを踊りたい!30歳男子ならみんなそうだよね??

ようわからん、と言う人はYoutubeのこの動画見て。

ヒゲダンス動画

ね、面白いでしょ?もう絶品だよね!

クラブで踊るのもいいさ、サルサバーでサルサでも踊ればいい。でも、ヒゲダンスバーはどこにあるのさ!?

踊れないので僕は一人くしゃみをする。「へっぷし!」

タライも落ちてこないけど。

カレー大盛問題、そして飛行機の座席問題

2006-09-27 21:17:54 | 食べ物
カレー好きです、と公言してると、出先で人と昼飯時に「じゃご飯でも」となったときに「あ、カレーお好きでしたよね?新しいカレー屋できたんですよ」と連れてかれる。いや、嫌じゃないんですけどね。どうも食べ終わった後に感想を求めれてる気がして…。「うまかったですね」「結構量ありましたね」くらいしか言えないんで期待しないで欲しいけどなぁ。

55カレー」というチェーン店に行きました。僕はぜんぜん知らなかったんだけど結構有名だそうで。飲食店経営に関する雑誌とか、グルメ番組なんかでも取り上げられてるそうです。

基本のカレーは煮込まれた具なし。トッピングはロースカツ、チキンカツ、エビフライがメインで後はゆで卵、チーズなんかがちらほら。いや、まずくはないですよ、おいしいですよ。でもそんなに流行るのはよくわかんないな。ああ、ただライスは美味しかった。偶然?それともなんかいいお米使ってるのかね。

「55」という名前からもわかるとおり(ほんとか)社長が松井秀喜の大ファンなんですと。松井がホームラン打った日はトッピング無料券がもらえるらしい。

ふと思ったのが「サイズの表記」 普通は「エコノミー」、大盛り「ビジネス」特盛り「ファースト」と飛行機の席をもじってある。なんで??松井と関係ある?と思うけどそれはそれでいい。そもそもさ、飛行機の席の名前がおかしいんだよね。「ファースト」があるのに「セカンド」がない、というのが。「ビジネス」ってさ別にビジネスマンじゃなくても座れるわけじゃないですか。バカンスをビジネスクラスで行く、という分けわかんないことになっちゃうもの。「ファースト」「セカンド」「サード」とかでいいんじゃない??
しかもこの店では「ヘルシー」(小さめ)というメニューもある。いよいよわかんないな。「ヘルシー」って飛行機の座席と関係ないじゃん。飛行機で統一するなら「エコノミー」(小)「ビジネス」(大)「ファースト」(特)が一番いいと思うけど、じゃ普通はなんて言うんだ、というのが残る。あー、もう小、普通、大、特でいいんじゃないか。…とカレーを待ちながら考えてるのも僕だけだろうなぁ。

カレーの話に戻るけどここの「エコノミー」(つまり普通盛りね)はかなり多い。カレーが出てくるの待ちながら見てて「あ、あれは他の人が頼んだ大盛りだなぁ」と思ってたら僕のところに出てきてびっくりした。普通の人はぜったい「ヘルシー」(小さめ)で十分だと思う。

ちなみに「カレーの【大盛】はライス大盛かルー大盛か問題」 この店ではちゃんとメニューに「ライスの量」と書いてあります。じゃ、ルー増やしたい場合はどうすりゃいいんだ?と思うと「ルー増し100円」とも書いてある。これはいいね。あのですね、「ルー増し」というのが出来るのはかなりいい。店によって「ご飯多いんだよなー、もうちょっとルー欲しい」ってときあるもの。

家でカレー食べてるとそういうの結構自由じゃないですか。最初に盛って「ルーお多い」と思えば食べつつご飯盛ったりね。ご飯盛ってみたらちょと多くてルーを盛り、今度はルーが多くて今度はご飯を盛り…って感じで明確にお代わりの意思決定をしないままカレーを食い尽くす、ということが結構ある。「飛んでる矢は止まっている」「アキレスは亀に追いつけない」くらいのパラドックスだな、「カレーとご飯は食べ終わらない」 ご飯をx、カレーをyと仮定し食べるスピードをzと仮定した際の相似曲線の増加率は…なんてことを考えてると一気に夜が更ける。

没頭

2006-09-26 22:12:02 | 
「なんだ、あれは――」
――男が鞄から煉瓦を出した。
こんなところに、あるはずのないものだ――
否、あれは煉瓦ではない―。
あれは、あれは本だ―――。
「なぜ――」


はい、ということで京極夏彦の『邪魅の雫』発売。
9月26日発売って聞いてたんだけど、こういうのって結構早めに入荷したりするので、先週末くらいから毎日本屋チェックしてました。で、上野駅でもなくて、長野でもなくて、佐久平、というところのジャスコの本屋でゲット。それにしてもまぁ待ったなぁ。前作「陰摩羅鬼の瑕」がなんと発売が2003年。ということは丸三年経ってる、ということですよ。去年の9月に「講談社発売日フライング事件」があって、ということはまぁ春かぁと思ってたらそこから一年後ですよ。

ま、いいや今、手元に本があるから。今回も厚いよー。

はい、おなじみの「タバコの箱との比較」。そりゃ煉瓦と間違われますわ。


ワインも買ってある。通りがかった花屋で花が半額だったのでついつい買ってきた。チーズもある、パンもある。すべての仕事投げ打って、携帯の電源も落とし、振り切る誘いを断って、「飲みにでも行きません?」なんてほざく笑顔の女の子も泣いて斬り(そんなことそもそもないんだけど)たっぷり読ませていただきましょう。


ところでさ、このふと思いつきで買った「チーズとクラッカーの詰め合わせ400円」はいいね。チーズって一種類をたくさん食べたいわけじゃなくていろんな種類をちまちま食べたいよね、酒のつまみとして食べる場合。これはいい。ぱくぱく食べながら「よく考えられてんなー」って思ったんだけど(ベビーチーズとかを想像してほしいんですが)小さいチーズってアルミホイルに包まれてますよね。「どうやってあけるのかな?」と思うとなんか赤いビニールがあって、それを引っ張ってくと「ぴりぴりー」ときれいにむける。僕なんて感動しちゃうんだけど。絶対このアイディアを利用したのがコンビニのおにぎり(のむきかた)だと思う。

いいですな、秋の夜長。

我、もし映画を作らば

2006-09-23 23:40:30 | 日記
自分が映画を作るとしたら誰を使うかなー、ということをたまに考える。

まぁデ・ニーロ、パチーノ、ジョー・ペシ、ジャン・レノ、ヘレナ・ボナム・カーター、ロビン・ウィリアムス、アマンダ・プラマー、明石家さんま、V6岡田、トキオ長瀬、加藤ローサくらいは鉄板ですな。(しっかし豪華なメンバーだな)
主題歌はU2かサザンで。

いい小説を読んで「これを映画にするなら」って話題は良くあるけど僕はあまり考えない。だって小説で完成してるんだからわざわざ映画にするまでもないでしょう。僕が映画を作るとしたら、俗に言う「当て書き」ってやつで「こういう面子そろえました、先生、プロデュースと脚本をお願いします」って感じで映画を作りたいねー。

上記のメンバー以外に確実に「この人にオファーを出してくれ」って言うのは俳優の北村一輝。


この人ね。

まぁ役どころとしてはチンピラかトラブルメーカーか敵役ですな。というのも、今日ひょんなことで「電車男」を見た。なんかスペシャルをやってたんだよね。まぁストーリー的には(個人的に)どうでも良かったんだけど、目を離せなかったのは北村一輝の演技。この人ねー、絶対「脚本にこうあるから、演出家がこう言ってるから」演技してるんじゃなくて趣味でやってますよ。過剰だもん確実に。それがいいんだよなー切れてて。

唐突に話変わるけどいい土曜日でしたね。あまりにも気持ちよくて撮った浅草神谷バー。ここは浅草一丁目一番地一号。

ドッピオさんが家に蒼天航路を借りにわざわざ車で浅草までお越しになられました。上野公園まで行って西郷さんの銅像の前で「じゃ、西郷さんのまねお願いします」と言ったら「ごわはん」の一言。えーっとこのネタわかるのKeiponさんだけだろうなぁ。

業務連絡です。Keiponさん、僕、勝海舟の真似うまいっすよー。「こんどうさんさぁ」「甲府にいってくれねえか?」とか「なぜ江戸に帰ってこられた!?」「助命嘆願書でも書けと言われりゃ書くけどさぁ」とかね。野田秀樹ののシーン好きで何度も見てたら出来るようになってしまいました。

おかしい言葉

2006-09-22 21:17:41 | 日記
日ごろ使ってるけどよく考えるとおかしい言葉ってないですか?

僕は誰がなんと言おうと「ケータイ」って言葉はおかしいと思う。いや僕もつかうけどね。ケータイ、もともとは「携帯電話」ですよね。「ケーデン」ならわかるんですよ、略語だな、と。でも「携帯」って。携帯、って言ったらなんでも携帯でしょうさ。名刺入れも「携帯型名刺入れ」、財布も「携帯型財布」、爪きりだって「携帯型爪きり」でしょう?おかしいと思うんだよなぁ。

そもそも「電卓」からだよね、おかしくなったのは多分。電卓は「電子卓上型計算機」。そんなので電卓って言ったら机においてあるデジタル時計だって「電子卓上型時計」、小型スピーカーだって「電子卓上型拡声器」でしょう?だからさ、電子卓上型計算機を「卓計」にしとけばよかったんだよ。

昔「てんぷらのぷらって何?」ってCMあったじゃないですか。あれはね、初めて聞いたときから「何言ってるの?」って思ったよ。ある人なんて「てんぷらのぷらってなに、と聞く前にそもそも”てん”は何なのか」って言ってたけどこちらも「何言っちゃってんの?」と思った。「てんぷら」ってさ、ポルトガル語だかイタリア語が語源でしょ?つまり「ステーキの”ステ”ってどういう意味?」って聴いてるようなもんだからね。

なんでこんな話してるかというと生ハム食べながら酒飲んでるから。なんだよ「生」って!? 普通のハムとどう違うのさ?

隣に写ってるのはじゃこ天じゃなくてクラコット。これがなんか旨い。

夜長

2006-09-22 02:03:50 | 日記
そうそう、秋の夜長ですな。どうも家に帰ってきて酒を飲んでしまう。おとといと昨日はワインを飲んだし、今日はぼけぼけと適当に飲んでる。iTunesのネットラジオでジャズだとかクラッシックを聴きながら適当に飲んでまふ。



音楽聴きながら本棚から適当に本を引っ張り出して読む、というのもいいし、ただ、音楽聴いてぼっとする、というのもいい。いろいろ考えるね。

「家にいろんな酒がある」というのに憧れててちまちま買ってるので飲む酒には困らない。今、家にあるのはビール、ズブロッカ(ウォッカ)、ラフロイグ(ウィスキー)、ジンロ(焼酎)。これだけ見ると、すげー酒飲みみたいだけどもう少しいろんな酒が欲しい。そういうのを気分で選べるのっていいじゃないですか。

飲んでてふと思うのは「テレビを見ないと俺の居場所って自由だ!」ってこと。どうしてもテレビをつけてるとテレビに正対する場所が自分の居場所になるじゃないですか。でも音楽聴くだけならどこにいてもいいんですよね。やっぱさ、テレビっていろんな意味で人を不自由にすると思うよ。

と、唐突に話は変わるけど、さっき書いた「一人居酒屋の流儀」。大事なことを忘れてた。マスターやバイトの人に話しかける一番いいきっかけは「マスターも一杯飲みません?」って酒を勧めることだね。これはねー、大人。僕、あんまりしない。これを巧く使いこなせる人が大人だね。


あああ、そうだ。9月21日でこのブログ2周年。だからなんだと言われても困るけど。

一人居酒屋の流儀

2006-09-22 01:01:03 | 
うさぎのBlogで「一人カラオケの流儀」という話があった。いうことで「全日本一人飲み同好会浅草支部長」の僕が「一人居酒屋の流儀」を。

まぁまずそもそも「一人居酒屋の目的」というのが大事になってくるわけですよね。「別に酒は飲みたくないけどその居酒屋の豚バラポトフが食べたい」とかそういう目的的な一人居酒屋はちょっと置いておいて今回は「うーん、酒飲みたいけど一緒に行ってくれる人いないしー、家で飲んでもつまんないしー」という時に初めての店で一人で飲む場合。

そもそもの心構え

一人飲みでおどおどは禁止だね。「俺、常連」とか「私、酒好きなんです、一人ですが何か?」くらいの堂々とした感じでいるのが大事。あとね、それなりの現金を持っておくことと、「カード使える店かどうか」を先に知っとく(レジのところの表示とかで)といい。「これ、お金足りるかな…」と思いつつご飯食べるのが一番いやじゃないですか。

1、準備物

これ結構重要。基本的に一人でぼっと酒飲んでてもつまんないので、マスターとかと話をしたいんだけど、それが出来ないときとかに時間つぶすために。雑誌、iPod、文庫本くらいは必須ですな。

2、事前調査

これで8割決まると思って間違いない。地元のタウン誌とかで(ほら、僕、地方で飲むのが多いので)ちょこちょこ見当つけといたり、店の前の看板見て、大体のメニューの金額わかっといたりね。

3、引き返す勇気重要

これは結構重要。ガラリと店の戸を開けて「ん?なんか違う」と思ったときにはその場で引き返したほうがいい。ちょっと恥ずかしいけど。でもそこで飲んじゃって「やめときゃよかった」と思うよりまし。だいたいね、第一印象って外れないもん。食事をはじめても「んー、居心地悪い」と思ったらすぐ帰ったほうがいい。

4、席はカウンター

居酒屋と言えば大体「カウンター」「テーブル」「座敷」の3種類の席があるけど、一人にお勧めはカウンター。これはもう確定。まぁ一人で座敷で酒飲むなんて芹沢鴨くらいですけど。
「今日はもう誰とも話したくない!一人で本読みたい!」って時にはテーブルでもいいけど、大体テーブルにいると「すいません、ビール」とか頼むのも大声出さなきゃいけなかったりするじゃないですか。一人で夜中に大声だしなくないよね。だからカウンター。

5、カウンターでの席の位置

まずカウンターの中にかわいいバイトの子とかいるならそのすぐ前。これ当然。カウンターの中にマスターだけならまぁマスターの近く。話しやすいしね。カウンターに女の子二人組のお客さんなんて座ってたら「マスター」「二人組」の間あたりのポジショニング。二人組からは席ひとつあけたほうがいい。隣だと変だし、二つ空けると遠い。もしあなたが女性で「おごってくれるならおっさんのくだらない話くらい聴いてもいい」というならおっさんの隣の隣の席に座るのもいい。だいたい話しかけてくるでしょ?「いくらおごられてもおっさんの話なんて聴きたくない」というならマスターの前だね。マスターはそういうの慣れてるからおっさんがあなたに話しかけてきてもあなたが「やだ」という顔してれば守ってくれる。

テレビがあるなら、テレビが見やすい位置、というのもいいね。別にテレビが見たいわけじゃなくてテレビがマスターや他のお客さんとの会話のきっかけになったりするから。

6、ファーストオーダーは控えめに

これはねー、結構大事ですよ。「ファーストオーダーはドリンクと一品にしとけ」ってこと。おなか減ってたりするといろいろ頼んだりするけどもしそこがおいしくなかったり、どうも雰囲気がなー、って時に帰れないじゃないですか。そもそもそこの「量」が多すぎたりして「こんなに食えん」ってときもあるしね。あ、でも「ビールと枝豆」とかじゃだめよ。わかんないから。適度に手の入っているもの。焼き鳥とかモツ煮とかね。しかも手の込みすぎたのもだめ。グラタンとかね。出てくるまで暇じゃないですか。

「あー、帰りたいけど出汁巻き卵これからくるしなー」とか「えー、ニラ玉ってこんなに量多いのかよ!これから鉄火巻きもくんのに」って後悔したことは結構あります、僕。

7、お勧めは聞け

「今日のお勧めは」と聞くのはいいね。マスターと会話のきっかけになるし。

8、この土地初めて、は言ったほうがいい。

初めての場所だったらね。なぜかというと「じゃ名産のこれ食べてみます?」とか勧められたりするし、この辺の面白いスポットの話も聞けるかも知れない。一番いいのは隣に座ったおじさんとかに「あんちゃん、初めてか、じゃ馬刺食ってかえれっぺしゃ」(どこの言葉か知らんけど)と何かおごってもらえることがある。けっこうね、青森でそういうこと多い。

9、印象に残る何かを。

これはその店気に入って常連になりたい、と思ったときだけでいいけどね。次来たときにも覚えといてもらえるように。簡単なのはグラスこぼす、とか。あとは「旨い」と思ったメニューをもう一回頼む、隣に座ったお客さんとずっと三国志話する、財布置き忘れる、とか。べろべろに酔っ払って店の客と取っ組み合いの喧嘩する、ってのも覚えてもらえるけど次歓迎されないからやめたほうがいい。

10、引き上げ時大事

一人ですからね、泥酔しても介抱してくれる人いないし。あー気持ちよく酔ったなぁって感じで引き上げるのがいい。

こんなもんですなー。いろいろな土地で一人飲みしているとまぁノウハウってたまってくもんですわ。あのね、一人飲みって結構楽しいよ。「大人になったなー」って実感できます。大丈夫、あなたが女性で一人で居酒屋に入っても、あなたが思ってるより店の客はあなたのことを悪く思ってない。だいたいあなたに気づいてないし。僕がもし酒飲んでて、女性が一人で店に入ってきたら悪い印象は持たないもんね。えーっと「どうはなしかけるか」を考えるので一生懸命になってると思うでごわす。30歳男。

Pranzo

2006-09-20 21:40:15 | 食べ物
三十男のランチ事情はどんなもんかといいますと。大体まぁ会社の近所で定食が多い。会社の同僚と連れ立ってね。とは言え今日は午前中が結構ハード(ほとんどずっと電話で喋りっぱなし)だったので、クールダウンのためにも一人でちょっと足を伸ばして(と言っても歩いて4、5分)浅草まで。本屋で「スティール・ボール・ラン」9巻購入。どこか落ち着ける店でゆっくり読もう、と思って店を探してて、結局「モルト・ヴォーノ」というイタリアン。パスタ、サラダ、トースト、デザート、コーヒーで850円。ふとメニューを見ると「プラス400円でグラスワイン、前菜2品がつきます」 そりゃお願いしますわ。



もうまっとうなイタリアンのPranzo(昼食)。

ゴーヤのアラビアータ、椎茸のイカ墨ソース和えをつまみにワイン。椎茸のイカ墨ソースはおいしい。ゴーヤのアラビアータはちょっと微妙。おいしくなくはないけどもう一回頼むかというとパスするだろうね。

パスタは「鶏旨肉と鶏レバーのトマトソース」 旨いっす。

常々僕は「一番好きなお酒は何ですか?」と聞かれると「平日昼間に飲むビール」と答えてるんだけど「平日昼間に飲むワイン」というのもなかなか良い。周りはOL(えーっと浅草にOLなんかいるのかしらん。いるよね、そりゃ)、ずっと前はOL、といった女性ばかり。そこで一人で「スティール・ボール・ラン」を読みながらワインを飲む30歳男in浅草。まぁ思えば遠くに来たもんだよな。

「スティール・ボール・ラン」のことだけど、マウンテン・ティムかっこいいね。

とても狭い我等の大地

2006-09-19 23:19:36 | 食べ物
まぁ世間は狭い。仕事で偶然、会社に来ていた人とタクシーに乗ることになった。ほんとうに偶然で万が一僕が1分早く会社を出てれば同乗することがなかった。で、同乗して先方が「盛岡から来ている」、ということで僕が「あ、そうですかー。僕の父親の実家、岩手なんですよー。もう祖父母はいないんですけど父親の姉がいるんでよく行ってるですよ。釜石ってところなんですけどね、知ってます?」って世間話したらもうビンゴ! 「私、釜石出身です!」「え?じゃあ○○(おばさんの家は商売している)って知ってます?」と聞いたら「知ってるも何も私の同級生です」。へー。世間は狭いねー、という話をしてました。

えー特に落ちはない。

前に買っといたワインがあって一人で飲んでます。

何で買ったのかな、忘れちゃった。ラベルを見ると「TERRA NOSTRA」と書いてある。ふっふっふ。わかりますよ。イタリア語で「Nostra」は「我々の」、「Terra」は地球とか大地、つーことで「我等の大地」ですな。結構旨い。あー、生ハムもあったのに開ければ良かったな。前に安売りしてたときに勢いで買ってしまった生ハムが2パックもあるんですわ。一人じゃ食べきれないなぁと思って開けるタイミングを逃しました。誰か食べに来て下さい。まぁ生ハムしかないですけど。メロン持ってきてくれないかな。

昔ねー、茨城から大都会札幌に出てきた純朴な少年(僕ね)に「生ハムはメロンと一緒に食べると旨いよ」と言った同級生がいて「こいつブルジョワか?」と思いましたよ。まぁドッピオさんなんですが。

新撰組本2冊

2006-09-19 23:02:00 | 
新撰組モノの小説2冊。こないだ実家帰ったときについでに持ってきた。

燃えよ剣


新選組血風録


両方とも幕末好き、新撰組好きには必修テキスト。「燃えよ剣」は土方歳三が主人公、血風録は新撰組関連の短編集。

まず「燃えよ剣」はかっこいいねー。何しろ土方のいちいち台詞がかっこいい。この本の中では近藤は完全に時流が読めない昔ながらの人、という感じ。甲陽鎮撫隊のときも完全に「甲府城もらえる~♪わ~い」と思って時代錯誤の駕籠に出陣してるしね。土方歳三や沖田はイメージどおり。函館行ってからもいちいちかっこいい。「新撰組!」ファンにはおなじみ「捨助」(ただしこちらは「松本」)も出てきます。土方は死にっぷりも見事。

関係ないけど面白いのは司馬遼太郎がときどき物語の中で愚痴るんだよね、「ここを書くと冗長になってしまうが、まぁ小説として書くしかないか」とかね。

血風録のほうはほぼフィクションだけど、目立つのは斉藤一の活躍。伊東甲子太郎、武田観柳斎の暗殺とか、谷三十郎とのやり取りとか。これ読むとホント斉藤一強いなーと思うよ。「の記」というのがすごいよね。

司馬遼太郎の幕末モノというと「竜馬がゆく」と「酔って候」(→山内容堂とか幕末藩主の短編集)があるけどそちらは読んでないんだよねー。「竜馬がゆく」なんてかなりのバイブルなんだろうけどね。だってさ、「竜馬がゆく」は長いもん。

秋の三連休

2006-09-18 23:21:13 | 食べ物
世間は三連休でしたね。僕は土曜日仕事で二連休。

浅草灯篭会(あさくさとうろうえ)というのをはじめたそうですね。浅草寺の裏、向かって右手のほうに200個くらいの灯篭が並んでいます。

土曜日仕事帰りにちょっと寄ってみました。ちょうど虫の声も聞こえ風流。初めての催しということで人もあまりおらず秋の行事って感じがする。

風流ついでに今年度初の鍋を食べに。浅草にある「あらまさ」というきりたんぽ鍋屋。

きりたんぽ鍋って旨いよねー。比内地鶏の出汁がたまらんす。魚もちびちび、北寄貝なんかも食べて。これから鍋が旨い季節ですなー。一心不乱に食べてて写真撮るの忘れた。


日曜日は一日引きこもり。「新撰組!」をずっと見てました。ということで最終回まで。勝海舟(野田秀樹)いいねー、最高。そもそも僕、勝海舟好きだしね。将軍を叱り飛ばすとことか、近藤勇をだまして甲府行かせるとことかね。新撰組サイドから見るとかなり悪役。でもね、ほんとうに徳川のこと考えてるいい人なんだよなー。近藤の気持ちも一番わかってるし。史実で言うと、徳川慶喜はずっと勝海舟を疎み続けてでも勝海舟は徳川のために尽力して明治何十年とかに勝のおかげでやっと徳川慶喜は明治天皇に拝謁することが出来たんだよな。江戸っ子だなぁ。ドラマでも「江戸で戦をさせない」ということのためだけにがんばってたよね。あの有名な「江戸城無血開城」笑えるくらい適当だったなぁ。(だから勝海舟と西郷がすごい、と思うんだけど) 「江戸城やるからさ、戦やめてくれねぇかな」「わかりもうした」。それだけ。いいねー。

それとやっぱ野田秀樹ってすごいね。声が通るんだよなー。

で、月曜にビデオ返しに行ったら吉野家があって、「そうそう牛丼復活だったな」と思い出した。そもそも「牛丼復活だ!わーい♪」って気持ちはあまりない。そんなに一生懸命牛丼食ってたわけでもないしね。大学のときたまに食ったけど個人的には吉野家よりみよしのぎょうざカレーのほうが好きだった。ぱっと吉野家をのぞいてみたら一応満席とは言えすぐ座れそうなので、記念にということで食べてみた。こういう風にたまに社会に参加しとかないとね。



はい、吉牛。うーん、まぁこんなもんだよなぁ。えーっとまずくはないですよ、当然。でも好んで食べたいか、というとそうでもないんだよなぁ。


夜は海外から戻ってきた人がいたので銀座で食事。なに食べたいかと聞くと「出汁!」と即答。刺身も焼き鳥も豆腐もということなのでいろいろある店に。銀座の「ごだいご」という店。

旨かったす。豆腐、焼き鳥、おでん、モツ煮、出し巻き卵、戻りカツオのたたき、とこれでもか、というくらい和食。海外から帰ってきた人は喜んでたねー。
個人的には最近量食べられないのでもう少し量少なめがいいんだけどさ。相手の子だって量食いたいわけじゃなくてそれぞれ一口二口食べれればいんだろうしさ。

さーてこれからは「笑の大学」見ます。三谷幸喜ばっかりだ。