浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

90時間

2015-01-30 18:57:18 | 日記
数年前から身体の痒みに悩まされている。元々、乾燥肌なので冬になると乾燥して痒い、と言うのはあったんだけどそれとはまた違う感じ。身体の皮膚の柔らかい部分、ヒザ裏とか脇の下あたりとかにポツポツと赤い湿疹が出来て痒くなる。一日中痒いということでは無くて夜寝る前とかにそれが出る。

うーん、こまったもんだな、と思って何度か皮膚科に行ったけど塗り薬をもらうだけであまり状況は改善していなかった。

ってな話を知り合いにしていたら「それは身体の中の排泄しきれない毒素が皮膚の弱い部分から出てきているんですよ」とのこと。その人はエステ関係の仕事をしているので信憑性がある。

ふーん、毒素ねぇ。。まいったもんですね。。

現代人として、というか一般的な現代人以上にたぶん毒素は体内に取り入れている。それは認める。酒はもちろん飲むし、食べ物は好き嫌いなく(たくさん)食べる。

どっかで出さないと、、えーっとなんつーんですが、デトックス?しないといけないんだろうなぁと思っていた。

で、月曜日に起きて「まぁ今日は酒をやめてみようかな」と思った。ついでに「どれだけ食べ物を食べなければ本当に『空腹』になるんだろう?」とも思って、「とにかく腹減った!何か食べたい!」と思うまで食べないでみようかなー、と思ったらさ、、

火曜日のお昼になってもお腹が空かない!

というね(笑)

今まで体内にどれだけエネルギーを貯めこんできたんだか。。

つまるところたぶん(あくまで僕の話ですが)、「お腹が減ったから食べてた」んじゃなくて「時間が来たから食べてた」んだと思う。

日曜の夕方にサーロインステーキ300gを食べた。浅草に立ち食いのステーキハウスが出来まして食べたかったの。その後にサイゼリヤで赤ワイン500mlとミラノ風ドリアを食べたのが最後。それが日曜の午後6時くらい。それ以降はブラックコーヒーと水だけ。

コーヒーだけというのもまずいかなと思ってローズマリーティを一杯飲んだ。先日、実家から採ってきたローズマリーを乾燥させたのがあったのでそれにお湯を注いだだけ。ローズマリーは整腸作用があるそうなので。

それから、あまりにも脂質を取らないのもなぁと思ってニンニクとローズマリーを漬け込んだオリーブオイルも一匙飲んだ。

これだけ。

そんな感じで水曜の夜まで、固形物を口にしなくても「ああー!お腹減ったー!」とはならない。

日中は仕事をしているけどずっとデスクでパソコンに向かっているだけなので、運動をしていなくて、なんだか筋肉が落ちてしまうんじゃないかな、と思って、火曜日は軽くジョギングをした。

それでもまぁなんとかなるもんですね。

お腹は減らないけど、72時間過ぎた水曜の夜にはやっぱり「うーん、エネルギーが足りないな」と思うようになった。ちょっと階段上がっても動悸がする。

そろそろ食べよう、ということで木曜のお昼はおかゆを食べた。もともと、柔らかいご飯がそんなに好みではなかったのでおかゆも好きじゃなかったけど、さすがに90時間何も食べていないと美味しい。

美味しいので木曜の夜も金曜の昼もおかゆ。悪く無いです。
(僕はふだん朝ごはんをあまり食べません)

90時間、つまり3日と半日、何も食べなくても大丈夫だと言うことがわかったので漂流しても大丈夫。いやしたくないけどさ。

体重もがんがん減るのでリバウンドに気をつけてまたやろうかなーと思っています。

便利な時代になったものです

2015-01-26 18:48:42 | 日記
ちょっと数カ月後にアメリカに旅行に行こうと思っています。アメリカ本土(という言い方でいいのかな)に行くのは大学時代以来だから3年ぶり(←意味のないウソ)

暇なときにちょこちょこネットで「なに観に行こうかな―」と調べておりますが、いやー改めて便利な時代になったものですね。

観光名所はだいたいネットで調べられるし、中には日本語の口コミなんかも付いているのでよく分かる。場合によってはサイトでチケット取れたりツアーに申し込めたりする。

大学時代に行った時にはたぶん何でも電話しなくてはいけなくて、拙い英語でなんとかやっていた。それはそれで楽しいものだったけど、今の便利さには比べようもない。

調べてみたらソフトバンクがアメリカ放題というサービスをやっているようで、月980円で日本のiPhoneもそのまま使えるらしい。(たぶん、おそらく)だとしたらこれまた便利な話だよね。

数年前にハワイに行った時だって日本の携帯は使えず、現地でレンタルした覚えがある。もし日本のiPhoneそのまま使えるならGoogle Mapsもそのまま使えるわけで、楽だろうなぁ。最近は友人との連絡はほとんどFacebookとLINEなので、これも日本に居る時とほとんど変わらないだろう。

いやー、便利な時代になったものです。

とりあえず旅行で楽しみなのはサイエンス・フィクション・ミュージアムというのがあるらしく、そこでは猿の惑星関連の展示や、スターウォーズ関連の展示、そしてスタートレック関連なんかがあるらしい。とりあえずスタートレックオリジナルシリーズのエンタープライズ内の船長の椅子がそのまま展示されているようなのでがっつり写真とってドッピオさんに自慢しようと思っているです。

村上さんのところ

2015-01-16 15:55:39 | 
みなさ~ん、村上春樹が質問に答えるサイト、また始まってますよ~~。

村上さんのところ/村上春樹 期間限定公式サイト

村上春樹は1996年以降、不定期にホームページを開き、期間限定で、質問に答えるなんてことをやっている。一番最初は「村上朝日堂ホームページ」、その次が「海辺のカフカ」ホームページとか。

毎回、開設されてからしばらく経って知ることになり、「ああ、もっと早く知りたかった」と思っていたけど、今回は開設翌日に知ることが出来て嬉しい。(Twitterで知りました、Twitterもたまには役に立つ)

実は過去に僕も回答をもらったことがある。活字化されていて(当然、その書籍「少年カフカ」も持っている)、今回、読み返してみたけど、自分がほんとに無礼なカッコつけたことを言っていたなぁ、と赤面しました。

ちょうど「海辺のカフカ」が出版された時で僕は「正直、よくわかんなかったですけど、ねじまき鳥も最初そんな感じでした。でもねじまきのは読んでるうちにどんどん好きになってきたのでカフカもそうなると思います」みたいなことを書いたのです。ほんとさー、何様!? すいません!

それに対して村上春樹はこんな回答をくれた。

「ねじまき鳥を読み返すうちに好きになったということですね、たぶんあなたは僕にとって理想的な読者です。そういう風に言っていただけると小説を書いている甲斐があるなととしみじみ思います。勇気づけられます。ほんとに。ありがとう」

僕はこれを読んで膝から崩れ落ちました。いや、比喩じゃなくて。

中学生の頃から大好きで新刊出たらすぐ買うような作家から「ありがとう」って言われちゃうなんてねぇ。

「小説を書いている甲斐がある」なんて言われちゃって以降さ、村上春樹が新作を出す度に「もしかしたらこの人が小説を書いているのは何千億分の一でも、僕がいるからなのかも」と思ってしまう。不遜なのは重々承知です。でも思うのは自由じゃないですか。


サイトのほうは日が経つ毎にこなれて来たのか回答の切れ味が立ってきて思わず笑ってしまう。

「なんでも相対化されて考えたほうがいいと思います」という回答には思わずブッと吹き出してしまった。

今回も追々、書籍化すると思うので回答もらえると嬉しいなぁ。

ところで、この村上春樹期間限定サイトの企画、いつもいつもトップページと挿絵は安西水丸だった。僕が村上春樹を読みだした時から、長編文庫版の表紙は佐々木マキ、短編とエッセイの挿絵は安西水丸というイメージだった。しかし昨年、安西水丸が亡くなってしまって、当然、今回のサイトのイラストは安西水丸ではない。こういうことで「ああ、もう水丸さんは居ないんだなぁ」と改めて思い知らされる。


(村上春樹のサイトの書籍化されたもの)

村上朝日堂 夢のサーフシティー


スメルジャコフ対織田信長家臣団


少年カフカ


「そうだ、村上さんに聞いてみよう」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける282の大疑問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか? (Asahi original (66号))


僕には分からない

2015-01-15 21:08:00 | ニュースから
今回の話はほんとに一人のモノを知らないバカが勝手に言ってる話なのでお気に触るところがあったらどうかご容赦を。


カップ麺に虫か何か入ってたことから何だか食べ物にモノが入っているというニュースが止まらない。

まず、当たり前の話だけど、作り手側にしてみればそれは入っててはいけない。あってはいけないことだと思う。

僕は作り手ではないけども、もしそういうモノを食べてしまって健康に被害があった人がいるならそれは同情するし、早い快復を祈っている。企業側も当然にその賠償責任はあるだろう。

でもね、頼んだものに変なものが入ってて、食べる前に気付いたとして、それをツィッターなんかで知らしめられて全国ニュースになる、それほどのことなんだろうか? それが僕には分からない。

食べる前に気付いたなら、それを店員さんに言って交換してもらうか、あるいはそんなもの食べられないというなら返金してもらえばいいんじゃないかと思う。そしてあとはその人の気分で「もうあの店2度と行かない」と思うなら行かなければいいと思う。それだけの話なんじゃないだろうか?

もちろん作り手側は日々一生懸命、ミスの無いように作ってるんだろう。(それが前提ね。悪意を持って変なもの混ぜてるならそれは言語同断ですよ)

でもさ、人のやることだもの、ミスは起きるだろう。「うちの商品には絶対にミスは無い」と断言出来る作り手がいるんだろうか? もし僕が作り手なら「絶対にミスの無いように万全の体制を取ります、しかしすべて人間のやることですからミスはあるかも知れません。しかしミスを起こした時には出来る限りの努力をして償います」としか言えない。

もし一つのミスでこれだけ全国ニュースに取り上げられてもしかしたらしばらく出荷停止、巡り巡って倒産なんてことになるなら、一個数百円でカップ麺だのハンバーガーだの作れないですよ。もしそういうリスクを織り込んだら商品の価格に反映させないとなかなかやっていけないんじゃないかと思う。もし全部のリスクを織り込んだらカップ麺ひとつを数万円で売らないとやってけないんじゃないかな、と思う。


ここ数日、そういうことを考えていたら家のポストに「加湿器を探してます」というチラシが入ってた。ほら、最近なんかあるじゃないですか、以前製造した製品が発火の可能性があり回収しています、とかさ。加湿器なんて高級なものは僕んちには無いので「ふーん、大変だなぁ」と思ってチラシを見たらどうやら16年ほど前に発売された加湿器を回収しているようなの。

もちろん、加湿器が発火したらそりゃ大変です。製品がおかしくてそんなになることなんてそれはあってはならない。
発火の被害に遭われた方には深く同情する。もし自分がそんな目にあったらかなり腹を立てていると思う。
ちょっと調べてみたらグループホームで火災があってお亡くなりになられた方もいらっしゃるようなのでそれは本当に悲しい事件だったと思う。

でもね、16年前の加湿器が発火することまで企業は責任を取るべきなんだろうか? 電化製品なんて電気を使っているんだから多かれ少なかれ発火する可能性があるんじゃないだろうか? 電源入れずに自然発火したというならさすがに「いや、そりゃちょっと」と思う。でもスイッチを入れていたなら万に一つの可能性でも電化製品は発火の可能性があるものなんではないだろうか。素人の馬鹿げた考えで恐縮だけど。

我々はそもそも、電化製品はそもそも電気通ってるんだから危ないものだ、しかも古くなったものなどどこが断線してるか分からないから更に注意が必要だ、と思っておくべきなんじゃないだろうか。

電化製品にはだいたい保証期間というのがあるわけで、その期間中に壊れた、ましてや発火したというならそれは問題だろう。

でも作り手側は16年前の製品について(もちろんその製品の起こした事件の被害について責任は取ってほしいと思うけど)、全製品を回収する、という行動まで取らなくてはいけないんだろうか? そのリスクを織り込んだら加湿器一台の価格を数百万円にしないとやっていけないんじゃないだろうか? そして、16年前の加湿器を一台残らずすべて回収するって(企業のホームページみたらそう書いてある)現実的に可能なことなんだろうか?

僕には分からない。

歌謡ファンク喜劇「いやおうなしに」

2015-01-15 10:36:56 | 音楽
面影ラッキーホールのことは前に書いた。

「桜舞い散る季節に」「つばさを広げて」「扉をたたき」「明日を信じて」「奇跡を起こして」「あなたに会いたい」とばっかり歌っているJ-POP界に真っ向勝負で「歌詞の持つ物語の力」をぶつけている珠玉のバンド。

(今は改名して「Only Love Hurts」となっているけど、ここは面影ラッキーホールで進めます)

オススメの歌はたくさんあるけど例えば「あたしだけにかけて」とかいいですよ。


先週、九州出張している時に新聞読んでたら「面影ラッキーホールの曲だけを使った音楽劇」をやるという記事を読んだ。

歌謡ファンク喜劇「いやおうなしに」

いやあ古田新太の格好が面影ラッキーホールのボーカルaCkyさんにそっくりで素晴らしいですね。

ミュージカルや音楽劇好きだし、面影ラッキーホールだって言うし観たいなぁと思ってたけど既にチケットはソールドアウト。うーん、と思っていたらネットオークションで見つけてゲットできた。木曜に記事読んでチケットを土曜日に落札して、月曜午前に劇場近くの郵便局留めで送ってもらって月曜午後に芝居を観られたなんていやぁインターネットは便利ですねぇ。

ということで観てきましたよ~。場所は神奈川芸術劇場。

(公開稽古の模様がyoutubeにありました)


※すいません、予め言っておきますが、今回、「最低だ(笑)」ばっかり言ってますけど本当に心から褒めてるんですからね。

なんたって生で小泉今日子と古田新太観られるのよ、もうそれだけで見る価値あるでしょう。更に曲が面影ラッキーホールだってんだからさ~。

使用楽曲をちょっと書きますね。

「俺のせいで甲子園に行けなかった」
「好きな男の名前腕にコンパスの針で書いた」
「あんなに反対してたお義父さんにビールをつがれて」

(これ、セリフじゃないんですよ、曲名なんです)

はい、もうこれだけでどういう話かわかりますよね? どストレートに暴力事件起こして甲子園行けなかった男と、その男に惚れてコンパスで名前彫った女が駆け落ちするんだけど反対していたお義父さんに許されてビール注がれる、というのが冒頭です。しんぷる~。

やっぱりね、小泉今日子は可愛かったし歌巧かったですよ。「テレビとおんなじ~」ってアホみたいな感想持ったです。冒頭にセーラー服で「好きな男の名前腕にコンパスの針で書いた」を熱唱していてよかったですよ。つーかほんとにこの人、コンパスで腕に書いてた世代なんじゃないの?(笑)

古田新太は身体も顔もデカイのでやっぱり舞台映えしますね、存在感がすごかった。

あとよかったのが高畑充希。朝ドラ出てたなーというイメージしかなかったんだけどちっちゃくて細くて可愛い上に歌が巧い!

「愛のブラックホール」という歌を熱唱していたんだけど、おいおい、この曲ってさ、壇蜜主演の「地球防衛未亡人」って映画の主題歌ですよ(笑) 歌詞も素晴らしく最低なの。

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あたしのココ、愛のブラックホールは
あなたの苦しみ全部を飲み込む
あたしのソコ、愛のブラックホールは
生きていく痛みも優しく包み込むわ
爆発していいよ、我慢などせず
終わりを始めましょう
待っているわ、あなたのビッグバン
------

これを新進若手女優に歌わす最低さ(笑)。

しかも役柄は野球部のマネージャーで愛を知らないあまりに部員全員とやっちゃってるという「ビッチ」(←パンフレットで本人が言っているからいいでしょう)役なんで、この曲の歌い出しなんて野球部員立たせてひざまづいて男のチャックを開けてマイク取り出して歌うのよ。もう本当に最低(笑)。

最高に最低で楽しめました。

「パチンコやってる間に産まれて間もない娘を車の中で死なせた・・・夏」という曲ではちょっとグッと来ちゃいましたしねえ。やっぱり面影ラッキーホールの曲は歌詞に物語があってなんというか「力」があるので舞台に向きますね。

一点だけ言わしてもらうと「セカンドのラブ」という曲が好きなんだけどどう使われるかと思っていたら単に田口トモロヲがフィリピンパブでカラオケで歌ってる、という設定だったのが残念。物語に絡めて欲しかったな。

あとね、目の前でキョンキョンや古田新太が熱唱して歌い上げているのにお客さんは手拍子も拍手もしないのね。それはちょっと残念。もっと盛り上がりたかったなぁ。僕は一人だったんでなかなか勇気が出なかった。ブロードウェイとかなら大盛り上がりなんですけどね。(ってブロードウェイ行ったことないけどさ)

舞台は数えるほどしか観たことないけどやっぱり生で目の前で俳優さんが歌って踊ってるのを観るのはいいです。チケット取れるならもう一回観たいなぁ。


出たばっかりのOnlyLoveHurts(面影ラッキーホール)のベスト盤です。

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2015年

2015-01-12 16:57:20 | 日記
あけましておめでとうございます。

どうぞ今年もよろしくお願い致します。

年末から年始を振り返ってつらつらと。

仕事納めは26日だったんだけどドッピオさんと忘年会してました。いやー、何喋ったかな―。なんか今年の映画の振返りをしてウクレレをおすすめして「ウクレレ買えよ、バカ!」「知らねーよ、バカ!」って言って別れた。2014年最後の会話がこれってまたひどい話ですね。

28日から岩手に行っていました。父親の実家です。もう祖父母は亡くなっているんだけど、父の姉がいて子どもの頃からお世話になっている。岩手に行ったのは2011年のゴールデンウィーク以来。瓦礫なんかはもう無いけど、それでもまだ仮設住宅は建っている。沿岸側の更地なんかをちょっと見るとまだ爪痕が残っている。



なんだかわからないけどひどい曲がり方をしたもの。



僕の背丈くらいのところにある壁の穴。津波はここまで来た。

申し訳ないけど現地にいる人間じゃない僕としては四六時中、震災のことを考えているわけではない。それでもこういうのを目の当たりにしちゃうと「ぜんぜん終わってないな」と感じる。こんな中で年末に選挙とかほんと何考えてんの??と思うね。

年末に桑田佳祐の「ひとり紅白歌合戦」のDVDを注文していて、岩手に行く日に届いたので持ってきていた。大晦日の前に見たんだけど正直言っちゃってほんとの紅白より楽しいね。

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叔母と従姉妹(僕より8つ上)と見ていたら「私もコレほしい」というのでごちそうになった御礼に速攻発注。

31日に岩手を出て茨城の実家に戻った。ここで母を「ひとり紅白」観てたら母も「ほしい」というので速攻発注。結局、通算3セット買っちゃいましたよ。

ほんとにいいですよ、「ひとり紅白」。AAA(Act Against AIDS)というイベントで2006年と2013年に二回行われたコンサートのビデオなんですが、桑田が一人で昭和の名曲を歌うの。どちらも約3時間約40曲を熱唱している。どの曲聞いても「あれ?これサザンの曲?」って思うくらいに桑田が歌いこなしているんだよね、すごいです、この才能は。

「昭和八十三年度」と「昭和八十八年度」ってのがいいじゃないですか。昭和最高。

どっちも素晴らしいんだけど、八十三年度のほうが桑田が本当に楽しい感じが出てていい。

どの曲も素晴らしいけど特に企画としてもう泣けそうなくらいに良かったのが、昭和八十八年度のほうで桑田が「8時だよ!」って掛け声かけて観客が「全員集合!」って言ってサザンの4人が出てきたとき。ドリフ、サザン、両方リアルタイムで観てきた人間として、この瞬間は本当に興奮した。


ホントの紅白もちょっと見たよ。中島みゆきがみたくて観てた。もうダメね、「麦の唄」聞いたら条件反射で泣いちゃうの。

サザンもサプライズで出てきましたね~。誰かをイメージしたちょびひげで登場して「ピースとハイライト」を歌うなんて桑田らしいじゃないですか。

そんなの見ながら家族で年越し。ここ2年ほど、うちの実家には家族全員揃っている。父母、僕、妹(+旦那&娘2人)、妹(+旦那&娘)という10人家族。もうね、すごいですよ、賑やかで。

一品一品作るのは面倒だからこういう時は手巻寿司。


一番上の姪っ子は11歳でいろいろやりたがる年ごろなので僕が持ってったウクレレにチャレンジしていた。この年齢はなんでも吸収が早くて羨ましいですね。ちょっと教えたら「ありのままで」のサビくらいは弾けるようになりましたよ。「ウクレレこれからもやりたい?」って聞いたら「やりたい!」って即答されたので初心者用ウクレレセットを速攻発注。まぁ飽きたら飽きたでいいんだけど、出来れば一緒に弾けたら楽しいな。

もうね「ほしい」と言われたものはすぐ発注する。


正月は久々に広いキッチンがあるので箱根駅伝を流しながら(見てない、流れてるだけ)いろいろ作ってた。まず鶏モモ肉を天日干ししたら旨いと聞いたのでそれでチキンソテー。


ローズマリーがほしいな、と思って「ある?」って聞いたら「庭に生えてる」って言われたので驚いた。ほんとに生えてるのよ。更に「ローリエある?」って聞いたらこちらも「庭にある」って言われた。うちの庭はゆずもなってるし大変なもんです。



必要な時は父が高枝切りバサミでゆずをもぐ。

ローズマリーとローリエは実家ではあんまり使わないらしく刈っちゃうところだったのでたっぷりもらって帰ってきた。

東京に戻ってきて、もらってきたローズマリーとローリエは半日かけて乾燥させた。日干しがそりゃいんだろうけどウチでは出来ないので全部電子レンジ。あと生のローズマリーとローリエをオリーブオイルにつけておくと良いオイルが出来ると聞いたので作ってみた。ニンニクも入れてみたのでうまく行けばパスタ、ピザなんかに使えるだろうね。






ローズマリー酒(癖のない焼酎にローズマリーを一日漬けとくだけ)もイケるそうなので飲んでみた。うん、香りがついていいすね。ローズマリーには整腸作用もあるらしいので食べ飲みすぎた内臓にたぶんいいはず。酒と一緒に飲みながら言ってもしょうがない気がしますが。。

そんな年末年始でした。