浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

ドラマ、警官の血

2009-03-11 22:06:57 | DVD、映画
コップに何かついてて「なんだろ?」と思って指で取ってぺろっと舐めたら液体石鹸でした。。。いまだに口の中が石鹸臭い。

この感覚って大学一年のころにシゲさんちでボディソープの日本酒割り一気飲みして以来だ。「ノルウェイの森」の永沢さんが「ナメクジを飲む気持ち悪さは飲んだことのあるやつにしか分からない」って行ってたけど液体石鹸だってずいぶん気持ち悪い。どうしたらこの気持ち悪さがなくなるかな、と思ってテーブルにあったポン酢を少し飲んでみたけどやっぱり変わらない。あーあ。

で、今日はちょっと前に読んで、面白かった「警官の血」の話。

テレビドラマ化もされたんですが、当然ながら僕の家はテレビが見られない。(アンテナを繋いでない。モニタはある) もちろんハードディスクレコーダーなんてのもないし、ラジオもねェ!車もそれほど走ってねェ!オマワリまいにちぐーるぐる!

それをねー、やんごとなき先輩であるよね3が録画してたので、なんとDVDに焼いてプレゼントしていただけました!

わーいわーい!

早速、見ました。

前編は飛行機待ちの空港と機内でパソコンで、後編は自宅で一杯やりながら。

色々、原作とは違うところがあったけど、それでもじゅうぶん面白かったな。ちょっと思うんだけど、これって原作読んでないと「あれ?なんでそうなるの?」って思うところあるんじゃないのかね。

原作読んでたときもそうだったけどやっぱり一番面白かったのは二代目、民雄編。


(ちょっと説明しておきますが、この話は祖父、父、息子、と三代に渡る警官の話。時代は終戦直後、昭和50年代、現代、とまるでジョジョのような年代記)

民雄を吉岡秀隆がやってるんだけど、潜入捜査に従事する過程で精神を病み…という感じがすごく似合う。ひどく情けない感じがすごく良い。酒に酔って暴れるシーンとか最高だったな。

彼に暴力を振るわれる奥さん役が貫地谷しおり。はぁー「スウィング・ガールズ」で女子高生だった人がねぇ。

配役見たときには「どうなの?」と思ってたけど良かったね。

もともと看護婦の役柄なんだけど考えてみると「ジェネラル・ルージュの凱旋」でこの人、如月翔子やるんだよね。「うん、いいかも」と思いつつあるよ。

願わくば「北の国から」の影響で裕木奈江に奥さん役やってほしかったけどなあ。

話戻すけどとにかく吉岡秀隆は良かった。やっぱり大河ドラマで「三国志」をやるなら袁術は彼しかいないな、と再確信した。

そういえば沖縄旅行時に長いこと話し合った「大河ドラマ三国志キャスティング案」もいい加減書かないと。

それから間違いなく良かったのは当然、佐藤浩市。

もう間違いないね、常に。ちなみに三国志のキャスティングでは彼に袁紹をお願いするつもりです。

高橋克典、奥田瑛二も良かった。

特に高橋克典ね。いい役どころだったよな。

DVDが発売されたら是非観てみるといいんじゃないでしょうか。あとはハードディスクレコーダーに録りっ放しの方とかも。

よね3からもらった僕のDVDをお貸ししてもいいんですが、タイトルに面白タイトル書かれてるんで誤解されそうなんですよね。。。
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作者も悩んでるんだろう

2009-03-11 01:56:45 | 
この週末から今日にかけて横浜でドッピオさんと飲んだり札幌でよね3たちと飲んだり楽しいお酒を飲む機会がたくさんありました。

横浜ではドッピオさんとめーばと飲んでこれもかなり楽しかった。

札幌では一泊二日の間にカレーを2回食べたり(みよしのとらっきょ)、沖縄料理をいただきながらニュー目出し帽かぶって「今年のドッピオはすごいっすよ!たぶん」と熱弁振るったり。

それぞれ楽しかった、という記憶はあるんですがじゃあ具体的にどんな話が楽しかったのか、ってのは思い出せない。楽しい時間ってそういうもんですよね~。え?違う?ま、いいや。

で、今日は「ヴィンランド・サガ」の話。



「プラネテス」っていう超名作漫画があるんですが、その人の描いている漫画。

「プラネテス」は僕の中の名作漫画ランキングトップ30には確実に入るなぁ。トップ30ってのが微妙なラインだけどさ。ただこれの中のプロポーズは僕が読んだ漫画の中のプロポーズの中でベスト1。ベスト2は「お~い、竜馬」の坂本竜馬のプロポーズかな。

「ヴィンランド・サガ」ってのは11世紀あたりのヴァイキングの話。

現在、7巻まで出てます。

2巻あたりで過去の話になって、そこからまぁ現在に戻ってきて、という流れなんだけど、6巻くらいでクヌート王子が覚醒してからまぁ面白くて仕方ないね。

特にキャラが立ってるのが主人公トルフィンの父の仇、アシェラッド。

つかみ所のない好々爺に見えて、実は深い過去を抱えてて。

7巻なんてほんと彼が主人公?って思うくらいに活躍してる。

子飼いの部下、ビョルンとの決闘とかグッと来たなぁ。

明らかに主人公トルフィンよりも深いバックストーリーがあるから、どうにも勝手にキャラが走ってる感じ。

個人的に思うんだけど、作者も悩んでるんだと思うよ。

このままアシェラッドを走らせるか、それともこのアシェラッドを切って本来の主人公トルフィンに戻すべきか。

とにかくここからが楽しみだなぁ。
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