浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

サッカー話

2004-10-30 04:14:47 | 日記
サッカー話をつらつらと。

アーセナル(プレミアリーグ)が負けましたね。
49連勝の記録が敗れた、とか言ってるけどそれでもすごい、という話だよね。
アーセナルとマンチェスターUtdの試合のダイジェスト見たら、
どうも疑惑のPKから流れが変わってましたね。
もちろん、不運は不運であるだろうけど、やっぱり「勝ったチームが強い」ということ。
これからがんばってください。
しかしアンリは人間じゃない。
ジダンといいアンリといい、あんな人間を産み出すフランスという国はどうなってるんだろ??

ぼけっとネットサーフィンをしていて、鹿島アントラーズのHPに行ったら、
「宮本征勝元監督追悼」とか書いてありました。
そっか、亡くなったのか。
http://www.so-net.ne.jp/antlers/museum/index.html
言っちゃ悪いけどすごく地味で、最初に優勝したときの後のお祭り騒ぎなんかに
ぜんぜんフィットしていない監督だった。
鹿島の後、清水に行ったはず。
最後は鹿島で病気療養だったのか。
本当にこの人の人柄のよさを示すエピソードのような気がする。

カレージャンキー

2004-10-26 01:30:54 | 食べ物
です。僕は。

カレー大好きです。もし明日死ぬといわれたら迷いなく、「カレーを食わせろ!」と絶叫するはず。
前、日記にも書いたと思うけど、一番好きなのは自分で作るカレー。

が、今の家はガスコンロとかないので、仕方なく浅草のROXの裏にあるインド料理屋に行きました。
それがこの写真。

ナンとサフランライスとシシカバブとタンドリーチキンとキーマカレーで1360円。
味はまぁ普通。
やっぱりカレーダブルとナンで1050円のディナーセットのほうが良かったな。

名作の予感

2004-10-22 03:29:08 | 
週刊モーニングで月一連載されている「働きマン」(安野モヨコ)という漫画があるけど、これは名作の予感がするね。
仕事ものだけど、主人公が女性というのが面白いし。
なによりもいいのが毎回最後に、登場人物のインタビューみたいのがついていること。ぐっとくるね。

さまざまな美

2004-10-21 02:09:52 | 日記
ほぼ毎日チェックしているというサイト。文永ジャンキーがけっぷちパラダイス
JOJO好きでこのサイトを知らないのはもぐりですよ
の日記に、
鉄塔ラブガスタンクラブ水門ラブダムラブなど、さまざまな建造物に愛情を示したサイトが紹介されてます。

僕がガスタンクのある町(茨城県鹿島郡)に育った性で、
ガスタンクのサイトはすごく面白かった。

でも長野駅の近くにある、石ノ森正太郎が書いたイラスト
(忍者ハットリくんのぱくりみたいな)が書いてあるガスタンクは
ちょっと許せないな。
それだけでも美しいのにそんなもの書く必要ないだろう、と思う。
書くんだったらもっとアーティスティックなものがいいと思うよ。
でもどうせ無理なんだろうな、市役所とかががたがた言って。(やだやだ)

まぁとにかく町にあふれる建造物に愛情をもっていたら毎日暇しないだろうね。
利根川のほとりに住んでいたせいで「水門」にもちょっと特別な感情があるな。

ホームページはじめました。

2004-10-20 23:28:51 | 日記
ホームページはじめました。

以前から調べたいと思っていた。「駅食」(駅の周りの食べ物について)
アドレスはこちら。

http://www.geocities.jp/mo751117/index.html

昔もジオシティーズで作っていたけど、今度は基本的にまったく凝らないで行きます。
日記代わりにじわじわとやります。

峠の釜飯

2004-10-20 02:56:55 | 食べ物
最近、本当に週1回は新幹線で長野に行っています。
で、社内販売で横川の峠の釜飯を売っていて、いっつも買おうと思うんだけど、
せっかちなので、乗り込む前に売店で弁当買ってたりするんだよね。

でも今日は釜飯を食おうと思って我慢してました。
で、買いました。

しかしすごいよね、この駅弁は。
割り箸の袋に書いてあったんだけど、日本で一番古い駅弁ですって。
何がすごいってパッケージがすごいですよ。
この時代、ほんとの釜を使っている弁当なんてないよね。
重いんだこれがまた。

横川って東京から行ったら軽井沢の手前なのね。
そういう位置関係は最近わかった。

で中身は、釜飯の上に、ごぼう、鳥、うずらたまご、栗、
べにしょうが、イチジク(だと思う)が乗っている。
それで、900円。
それだけでちょっとお得感はある。そもそも駅弁って高いよね。
上野駅の売店(NREとか書いてあるよね、なんの略??)だと平気で1300円の弁当とかある。
美味しいか?うーん、「美味しい!!」ってわけじゃない(笑)

でもこの風情がいいじゃないですか。

僕が小学生のころから記憶にあるし、たぶんこれはしばらく変わらないんだろうね。
「ますずし」もたいがい変わらないけどね、食べづらさも昔のまま。

駅弁、って僕としては特別感があって、美味しそう、というイメージが強いけど、
まぁ、そんなに感動するほどのものはないよね。
仙台の牛タン弁当(糸ひっぱってあっためるやつ)も最初は感動したけど。

蹴球戦争

2004-10-18 18:23:14 | 
蹴球戦争(フットボール・ウォー) 馳星周的W杯観戦記

を買いました。
作家の馳星周が書いた2002年のW杯観戦記。本人もあとがきで言っているけど、
本当によく怒っている。
トゥルシエに怒り、マスコミに怒り、無粋なサポーターに怒っている。
しっかしこの人たくさん試合見ているよね。

日本、韓国の往復だけど、韓国の日記では途中で食べている食事がおいしそう。

印象に残ったのはこの言葉。(現物がないのでうろ覚え)

「CL、リーガエスパニョーラなど、
ヨーロッパにはすばらしいチームがあり、すばらしい試合がある。

が、彼らは「私のチーム」ではない。日本代表は「私のチーム」だ」
そうなんだよな。
やっぱり日本代表にがんばってほしい。

結婚式に出ての日記

2004-10-17 22:53:05 | 日記
ある男が死んだ。彼女に会いに自転車を漕いでいるときに車にはねられた。
彼が死んだ交差点は本当に何の変哲もない交差点で、
信号どころか横断歩道もない交差点だった。

そして、彼の友人の結婚式があった。
新郎新婦の出会いには少なからず彼の働きかけもあった。

結婚式が終わった後、死んだ人間のことを知る女性とともに彼の死んだ
交差点に向かった。
結婚式でもらった花束をささげに行った。

その女性は言った。
「たぶん今日、こいつも来ていたと思うよ」
うん、僕もそう思う。
女性は続けた。
「本当は結婚式に行く前に寄りたかったけど」
もし結婚式に行く前に寄っていたら、彼女の背中について、彼も来ていたかも知れない。

人は死ぬ。
変哲のない交差点だろうが、砂漠の真ん中だろうが、人がいる限り、
人はその場で死ぬ可能性がある。
でも、記憶は残る。そして人は少し救われる。

もし自分が死んだとして、友人の結婚式があったときに、その結婚式の記憶を、
花とともにささげてくれたら、とてもいいと思う。
自分が死んだ跡にいろいろな記憶とともに花をささげてくれる人間が
できるかぎりたくさん(一人でもいい)いてほしいと心から思う。

村上春樹に捧ぐエッセイ

2004-10-14 16:44:05 | 村上春樹
ふらりとマクドナルドに入って、隣の中学生の男が「風の歌を聴け」を読んでいるのが見えた。
「やぁ、それって結構ハッピーなことだよ。君は気づいてないかもしれないけどさ」
と声をかけたくなる。
(本当に声をかけたら怪しい人だと思われるので黙っているけど)

たぶん、彼はこれからジェイズ・バーと鼠と「僕」の話を三作続けて読み、
世界の終わりを読み、ノルウェイの森に行き、たまに朝日堂を訪ね、ねじまき鳥を読むんだろう。

隣の中学生は一心不乱にページを手繰り、マクドナルドのポテトをかじり、
本を油とケチャップで汚している。たまにふと、目の前のガラスの向こうにある
駅前の風景をじっと見つめる。

「なぁ、俺だってそうだったんだぜ」と声をかけたくなる。

数年前、15とか16歳のとき、僕も僕の生まれた町で、
おんなじように村上春樹の本を読んでいた。
常に楽しませてくれたし、手元の本から目を上げて見る世界は悪いもんじゃなかった。

今では村上春樹の本のすべては僕の本棚にあり、いつでも読み返すことができる。
古い友達のように手に取り、ページを開くことができる。
(「よう」「元気?」「そうだっけ?」「そんなこともあったね」「変わってないよな」…)
心温まる時間だ。

でも僕の隣の中学生はそうではない。
小遣いがたまったら本屋に行き、まだ読んでない村上春樹の本を探し、
いくつかを手に取り、はじめのページを立ち読みし、
ちょっと迷った上でその中のひとつを選ぶだろう。
そしてまた同じようにマクドナルドで、あるいはケンタッキーフライドチキンで、
その本を開くのだ。幸運なことに、その一連の行動はあと2、3回と限られたことではない。
そして誰か好きな人に、「昨日買った村上春樹の本がさ…」と語りかけるのだ。

うらやましいか? うん、うらやましいってわけではない。
ただ、そうなんだろうな、と思うだけだ。僕だって同じだったよ、と思うだけだ。

ただ、そう思うと、ずいぶん自分も遠くに来てしまったと思う。
僕は既に14歳じゃないし、本屋に行っても僕が読んだことのない村上春樹の本に出会うのは
年に一度か二度、新刊が発売されたときだけになってしまった。
そんな風にして人は年月を経ていくのだ。
前に進んでいくのだ。そっちが前なのかどうかは別にして。
後ろかも知れない? そんなこと誰にわかる?

とにかく僕は僕の風の歌を聴き、古ぼけたピンボール・マシーンを捜し、
僕のジェイズバーでビールを飲むだけだ。
鼠はどこかにいるんだろう、うまく行けばねじまき鳥にも会えるかもしれない。

そういうのって悪くない。

月曜日は最悪だとみんな言うけれど

2004-10-14 13:38:35 | 村上春樹
を買いました。
長野で時間が余って暇だったんで。長野駅前の本屋では村上春樹フェアがやってて結構時間がつぶせた。マーク・ストランドの「犬の人生」とこの本とどっちにしようかまよったんだけど、こちらのほうがアンソロジーだから、カラフルで時間がつぶせてよかった。

タイトルがよいよね。

星は三つ。★★★

神の子どもたちはみなおどる

2004-10-09 15:07:39 | 村上春樹
別に昨日今日買ったわけじゃないんだけど昨日読み返していたらやっぱりいいな、と思った。

神戸の地震の後をテーマにした(でも別に被災した人々が出てくるわけじゃない)短編集。
人が死ぬわけじゃないんだけど、なんというかすごく悲しい話多いんだけど、最後にあるのは「希望」。

お気に入りは「アイロンのある風景」「蜂蜜パイ」。この二つのラストシーンは毎回手を止めて、何分も読んでしまう。

村上春樹の短編集の中では一番好きだと思う。

余談だけど「アイロンのある風景」で書かれている「海辺の町」は絶対に僕の実家のことだと思っています。

星五つ。★★★★★

ラーメン

2004-10-09 03:01:34 | 食べ物
今日、長野に一日出張をしていまして、最終(11時上野着)で帰ってきたんですが、新幹線のなかの弁当が全部売り切れで、腹が減っていたのでとにかく何か食べたくて、上野駅を出たんですが、この台風なので、面倒で屋台で食ったらこれが純東京風で腹が減ってたし寒かったのもあると思うけどすごく旨くてやっぱりラーメンはメンマ、チャーシュー、ほうれんそう、のり、鶏がら、細麺の東京風が一番旨いよね、と思った日。

ラブアンドセックス

2004-10-08 02:00:47 | 
買いました。
買おう買おうと思ってたんだけど、売り切れが多くて。売れてるのかな?
鴻上尚史はすきです。

(今度、「リンダリンダ」いきまーす!)

ところでこの本。
昔、「恋愛王」という本があったけど(ああ懐かしきバブルの時代よ)あれのセックス版。
結構あいたたた、というところはあるけどね。
お勧めです。
星四つ。★★★★