浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

あなたがいないと、と言われることだけが楽しみで

2009-03-01 20:47:33 | 日記
先週日曜日にカレーを作って食べた後に、父親からメールが来ました。

父親は現在、埼玉に単身赴任中。

週末に実家(茨城)に戻っていてこっちに戻ってきたみたい。

実家から父のアパートに行くには東京駅でバスを降りてJRで上野まで、上野から京浜東北、というルートなので上野で途中下車して僕と酒でもということだった。

それからこないだの金曜日には突然、妹から連絡があった。

妹は東京の北区に住んでいて買い物のために上野に来ていたとのこと。

用件は「財布を会社に置き忘れて一文無しなので金を貸して」だって。

上野まで迎えに行き、そのまま飯でもということで酒を飲んでいた。



僕の家族構成というのは父、母、僕、そして妹2人。

血液型ってのは賛否両論あるんだろうけど、家族をぐるっと見回すと「うーん、やっぱり血液型に拠るのかもなぁ」と思うところがある。

父と僕と下の妹はO型、母と真ん中の妹はA型。

それぞれ仲が悪い、ということは無いけどやっぱり喋ってて話が合うのは同じ血液型同士。

僕は父とよく飲んだりするし、下の妹ともよく飲む。一方、母と真ん中の妹は毎日なにかしら会っているみたい。(真ん中の妹は実家から車で10分のところに住んでいる)

うちの家族のO型を見てると思うのは、とにかく「あなたがいないと」と言われることに命を懸けてる、ところ。

たとえば仕事でも遊びでも「俺(わたし)に任せとけ」とリーダーシップを取り、終わった後に「いやー大変だった」と言う。いや、言いたい。

それを聞いた人から「大変でしたねー、でもあなたのおかげでうまく行きましたよ」と言われたい。とにかく言われたい。

それで気を使われて「いっつもお願いしているから今回は別の人に」なんていう人がいたらその人はわかってないね。

僕らはとにかく呼ばれたい、頼られたい、大変だったと言いたい、だけ、なんだから。

うーむ、我ながら面倒くさい家系だね。

母と真ん中の妹のA型コンビは同じように見えて実は違う。

彼女たちは人のために何かやることをぜんぜん気にしてない。いや、ほんとに気にしてない。

なんつうか家族でもいろいろあるなぁと思う。


ところで先日、妹が来た時にはとうぜんのように食事代を僕に持たせ、当座の金として1万円を僕に借り、それから上野までタクシーで帰った。「だって地下鉄嫌いなんだもん」だって。

そういうところはつくづく「末っ子だなー」と思う。

下の妹は本人も自覚しているんだけど「末っ子中の末っ子」、「三代続いた末っ子」。

僕の父方の祖父母は末っ子どうしの夫婦、母方の祖父母も末っ子どうしの夫婦、そして父と母も末っ子どうし。そこから生まれた末っ子が下の妹なの。