浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

第92回アカデミー賞予想(最終確定版)

2020-02-07 16:33:42 | DVD、映画
いよいよ第92回アカデミー賞の発表が来週に迫ってきました。(日本時間で2月10日午前)

ノミネート発表直後の1月14日に僕なりの予想をしていたんだけど(第92回アカデミー賞予想)、色々情報も出揃ってきたので少し修正させていただきます。

「情報」というのはこの本をお読みいただけるとわかると思います。



なぜオスカーはおもしろいのか? 受賞予想で100倍楽しむ「アカデミー賞」 (星海社新書)


アカデミー賞予想が趣味のMs.メラニーという方の書籍。Ms.が敬称なので「さん」は割愛。特にアカデミー賞においては前哨戦と言われる各種の賞、例えばゴールデングローブ賞や俳優組合賞、監督組合賞など、の受賞結果に大きく左右される。そのあたりの前哨戦が終わったところ、というところで僕の最終予想を。

今回は特に演技部門がガチガチな感じ。なので、いつもは「本命/対抗」という感じで挙げているけど、今回はもう一点買いで行きます。

主演女優賞:レネー・ゼルヴィガー(ジュディ 虹の彼方に)
主演男優賞:ホアキン・フェニックス(ジョーカー)
助演男優賞:ブラッド・ピット(ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド)
助演女優賞:ローラ・ダーン(マリッジ・ストーリー)


それから監督部門。各種前哨戦を見るとやはりサム・メンデスかなぁという感じ。対抗はボン・ジュノだけど、彼は韓国人として、韓国映画でノミネートされただけでもう最高に立派と言っていいと思う。ということで、最優秀監督賞もサム・メンデス一点買い。

さて、作品賞がこれまたわからない。普通に考えれば本命「1917」、対抗「パラサイト」なんだろうけど、1917は演技部門に俳優が誰もノミネートされてない、パラサイトは韓国映画、という弱点がある。ここ数日、僕はずっと悩んでいたんだけど、ここはもう、「買って悔いなし」の一点買いで行こう、と思った。ということで。

作品賞:ジョジョ・ラビット!!!

もう、これは僕の予想ですから。とにかく、僕が取ってほしい作品はこれ。こういう映画こそ、アカデミー作品賞を取って、もっともっと世界の人々に観てほしいと思う。

ジョジョ・ラビットは監督賞にノミネートされていないという弱みがあるんだけど、助演女優賞、脚色賞にノミネートされている。実は第85回の「アルゴ」と似ているんだよね。アルゴは作品賞、助演男優賞、脚色賞、編集賞、作曲賞、音響編集賞、録音賞にノミネートされ、作品賞、脚色賞、編集賞を受賞した。作品賞受賞は結構な番狂わせだった、この年はスピルバーグのリンカーンがあったからね。これに似た感じでジョジョ・ラビットは作品賞、脚色賞を取るんじゃないかと思っている。取ってくれたらなぁ、僕は本当に嬉しい。もう、この予想、外れても悔いなし!

ということで、楽しみです、アカデミー賞。

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