浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

鶏もつ煮ぶっかけ飯

2017-07-28 10:41:25 | 食べ物
タバコはやめ続けている、もう少しで一ヶ月というところ。

タバコを止めるとやっぱり太る。これはもう仕方ない。僕の場合、口さみしくて間食をしちゃうとか、食欲が増すとかそんな感じでは無い。なんというか、満腹感が得られない。なので、お酒を飲んだ帰りについ牛丼を食べてしまったり、お昼のラーメンに半チャーハンを足してしまったり。こんな食生活だとやっぱり太る。

吉野家で豚丼に明太子プラスって美味い。

少し前まではね、「いやぁ、年取ったからか食べる量減ったわ〜、お米なんてね、一日一膳で十分ね」って言ってたのにね。年齢のせいではなくタバコのせいだったんだろう。

まぁ仕方ない。何かを得るためには何かを賭ける必要がある。

その流れで。先日、鳥料理屋さんに行きましてね。

どうやらオススメ料理は鶏半身をそのまま鍋で炊く「炊鶏」ってやつらしいんだけど、一人で入ってるから流石にそれはヘヴィ過ぎる。

(ちょうど目の前で炊いてたんで写真だけ撮らしていただく。鶏スープで鶏半身を蒸してるみたいだ)

もう少し軽めの物を、と思って鶏もつ煮を注文。


鶏もつ煮ってさ、九州では一般的に出てくる料理のような気がする。

少し前、福岡の友人の家(福岡在住女性、お子さん3人)に行ってご飯食べた時も自家製の鶏もつ煮を出していただいた。

もちろん、九州以外でも鶏もつ煮はあるだろうけど、こんなに頻繁に、それこそ一般家庭でも作るくらいに一般的では無いと思うけどどうだろう?少なくとも僕は自分で作ったことは無いし僕の実家でも、母親が作った記憶は無い。

ま、鶏もつ煮。美味いよね。レバ、ナンコツ、ハツ、皮など色々入ってる。ここのはうずら卵も入ってた。

僕がすごく好きなのは適当に箸でつまんで口に放り込むと、レバーだったりハツだったり皮だったり、色々なものが口に入ってミックスされて「うむ、何が口に入ってるかは分からないけど今、確実に口の中に美味いものが入ってる」と思いながら食べる方法。美味いの。

この鶏もつ煮、少し困ったことが一つある。それは家庭料理でもあるから異常に「ご飯に合う」ということ。この店の鶏もつ煮も一口食べた瞬間、「う、ご飯が欲しい!」と思ってしまった。
店に入って一品目、まだ〆のタイミングでも無いのにね。。

少し逡巡した後、まぁここでご飯頼まないと後悔するだろな、と思ってオーダー。ライスというメニューがない店だったので茶碗ではなく小皿にご飯だけど全く問題無い。


ご飯に鶏もつ煮をぶっかけてレンゲっでカッカッカッっと音立ててかっこむの最高なんだから。もし鶏ガラスープなんてありゃそれもかけて茶漬け風にするのもオツかもね、

カウンターのとこに大皿で鶏もつ煮が置いてあるんでなんならこっからオタマで直接ご飯にぶっかけたくなる。


うーむ、ダイエットしなくちゃなぁ。。

土曜の丑の日だからスタミナのあるもの

2017-07-26 15:36:51 | 食べ物
僕は利根川沿いで生まれ育ったので、近所に川魚店てのがあった。鰻、鯉、鮒なんかを売ってるの。鯉や鮒なんかはあんまり食べなかったけど鰻はよく食べました。母親が食事作るの面倒だったりすると「もう今日は作るの面倒だから鰻!」みたいな感じで鰻の蒲焼。川魚店に電話して、「蒲焼3尾お願いします」と言っておいて後ほど取りに行けばオッケー、みたいな感じ。

子どもの頃はね、鰻捌くのも面白くてよく見てた。鰻をさっと取って頭に金串刺して固定して、シューッと捌くのね。

なんか色々思い出してきたけど、やっぱり僕の地元は鰻の名産地だったんだろうなぁ。。お祭りなんかでも「鰻のつかみ取り」とかあったもの。あれ、いくらだったんだろうなぁ?1,000円は絶対しない、500円とかだったと思うんだよな。取れなくても別にお店の人が網で掬ってくれて捌いて蒲焼にしてくれるの。昔とはいえ鰻の蒲焼1尾で500円は安いよね。

ま、こんな感じで子どもの頃からよく鰻を食べてきました。だからね、あんまり鰻が高級料理ってイメージないんだよね。「実家帰りゃ食えるしなー」と思ってるんで逆に外ではあんまり食べない。

でさ、最近あれでしょ、鰻が減っててヤバイんでしょ?そういう話聞いてから僕は個人的に鰻断ちしてます。鰻を食べないようにしてるの。流石にさー、絶滅はヤバイでしょ。鰻は好きだけど種が絶滅するならそりゃ食べないようにしますよ。

みんなが食べてくれないと鰻屋さんが困る、とか言うならね、僕はひとつアイディアあります。鰻の値段を10倍にするの。チラッと見ると鰻重、良いところで食べると一杯5,000円とかですか。これを一杯5万円にするの。それでも食べたい人は食べるんで無いかなぁ。そうなれば鰻が10尾必要なところ1尾で済む。どすか?

そもそも論で言うと土曜の丑の日に鰻食べるってのも、夏に鰻が売れないんで困った鰻屋さんが平賀源内に相談したのが発端って言うじゃないですか。そもそも鰻の旬は冬でしょう。

それにさ、昔はそりゃ脂のってて栄養あるもんってそんなに無かったから鰻も貴重だったろうけど、現代社会なんて日頃、鰻以上にスタミナあるもん食べてますよ、我々(笑)

もちろん鰻は美味しいと思うし、貴重な日本文化だと思う。だからこそ絶滅の危機に瀕してるなら僕は食べなくても良いな。もちろん食べたい人はどうぞどうぞ、ご自由に、お楽しみくださいませ。

つーことで土曜の丑の日、僕はニラレバ炒めいただきました。

もーうね、スタミナたっぷりですよ。美味しかった~♪


Boichi 作品集 HOTEL」という漫画短編集がありましてね。この中に「すべてはマグロのためだった」という作品が入ってます。今回の話書いててこの短編を思い出した。これはこれで素晴らしい漫画短編集なのでよろしければどうぞ。

大人の火遊び

2017-07-25 11:55:09 | 日記
隣町珈琲という喫茶店があります。

これは、平川克美という方がオーナーの喫茶店。

平川克美さんについては前に書いた。→「なぜ嘘つきばかりの世界になってしまったのか」内田樹・平川克美トークショーから

いちおしはカレー(サラダ、コーヒー付き)、全席喫煙可という昔ながらの喫茶店。


美味しいよ、カレー。毎回、このお皿がとっても素敵でいいなと思う。こないだ食べ終わった後に裏側を観てみたんだけどロゴとか入ってなかった。今度、どこのお皿だか聞いてみなくちゃな。


夏はかき氷もあるしさ。

壁一面に本があって、こういうお店はとっても好きなのでたまに行く。頻繁にトークライブもやっているのでそれを観に行ったりもする。

で、今回、火鉢クラブというところのイベントで「火鉢ナイト」とのことなので行ってみた。

昔、子供の頃、ちょっとなんか燃やしたりしたら怒られたものです。当たり前だ、危ないものね。だけれどもやっぱり炭火を囲むってのは魅力的なことで、実家に帰ればいっつも炭火でバーベキューをしたくなってしまう。

今回はそんなに大きくない喫茶店のテーブルに火鉢や七輪を置き、野菜や干物なんかを炙る。



こういうシチュエーションでお酒を飲んでいるとクイクイと進んでしまうので参っちゃうね。大人になると火遊びしても怒られないってのは良いことだ。(もちろん、火の元には気をつけて!)

このイベントの時にも話が出たんだけど、やっぱり我々、人類には「狭い洞窟で焚き火を囲んで暮らしていた」という太古の記憶があるのだろうと思う。つまり、焚き火というのは無条件に安心の印なんじゃないだろうか。そう考えると「焼肉に2人で男女はぜったいデキてる」という説も意外と信憑性があるのかも知れない。と、書いてて思ったけどこの説あんまり聞かないね、最近。焼肉が一般的になったからかなぁ。。僕だって振り返ってみればぜんぜんデキてない女性と2人で焼肉行ったことあるしね。

何の話だ?ああ、炭火の話だ。

僕の母はよく「なんでもパン粉つけて揚げると美味しくなる」と言うけども、それと同じくなんでも炭火で炙ると上手くなると僕は思う。今回は佐渡かどこかのイカの丸干しを炙ったのが美味かった。中のワタが温められて溶け出してね。

火鉢クラブは常設のカフェ設立を目指してクラウドファウンディングもやってるそうなので宜しければ是非。

→「火鉢クラブ - GREEN FUNDING by T-SITE

なんでも有りの功罪

2017-07-11 15:38:04 | DVD、映画
「ツインピークス」の新シーズンが始まりましたね。僕の家はWOWOWが見られないのでとりあえずお預け。その代わりと言っちゃなんだけどこのタイミングで過去シリーズのブルーレイBOXが出てたので「あー、もう分かった!買う!」と購入。


ツイン・ピークス コンプリート・オリジナルシリーズ Blu-ray BOX

最近のアメリカのドラマブームは凄いねぇ。。

ネット配信系がメインになってるようで、そうなるとテレビと違ってスポンサーへの配慮の必要や倫理規制が必要ないようで結構やりたい放題になってる。

先日、「アメリカン・ゴッズ」というアメリカの連続ドラマを観てみた。


「アメリカン・ゴッズ」


これはアメリカではケーブルTVで配信されているのか、よくわからないんだけど。とにかく人は死ぬし、Hなシーンも出てくる。中には男性同士の、、もばっちり写ってる。(日本では大事なところにはボカシが入っているけど、アメリカではモザイク無しだって)


「プリーチャー」


「プリーチャー」というドラマもあって、僕はオフビートなコメディな感じでこっちのほうが好み。これまた残酷なシーンがたっぷり出てくる。

便宜上、テレビドラマと区別するために「配信ドラマ」と呼ばせてもらうけど、配信ドラマは放送法とかそういうのとあんまり関係無いようで結構やりたい放題、特にアメリカではね。アメリカのTVだと絶対ピー音が入る「F--k」もそのままガンガン流れてる。

あのね、個人的には「ま、観たい人は観れば」と思う。思うけども、過去に映画やテレビが通ってきた同じ道を通っていくんだろうなぁ。

例えば映画で言えばハリウッドには1960年代まで「ヘイズ・コード」という自主規制があった。これは細かい話は置いとくけど映画において猥褻なシーンを描いてはいけない、という決まり。当時の映画はお客さんに受けるようにエログロナンセンスばっかりになってしまったので、流石にそれじゃまずいだろう、と出来た決まりらしい。(間違ってたらごめん)そのヘイズ・コードはどんどん厳しくなって最終的には「映画の中で、たとえ夫婦同士でも性的関係を描いてはいけない」ということにまでなった。流石にそれは行き過ぎだと僕も思う。しかし一方で「ヘイズ・コードのある中で如何にギリギリまで描くか」と工夫する映画製作者も出ててきた。それはそれで面白いとは思うけどね。

僕自身は、そりゃ規制なんかには全体的に反対。どんなものでも観たい人は観ればいいし、嫌なら観なければいい。人を心理的に傷つけるものとか差別的なものはもちろん論外よ。みんないい大人なんだから観たいものくらい自分で選べば、と思う。だけどね、「なんでもアリならそれが必ず面白くなるか」というのは別なんです。

例えばAmazonプライムビデオで観られる「ドキュメンタル」というプログラムがある。


「ドキュメンタル」


これは松本人志がプロデュースしている番組。10人ほどの芸人が一部屋に集められて笑った人が負け、最後まで残った人が賞金1,000万、というもの。相手を笑わせればなんでもアリ、ということだけど最終的にやっぱり裸になるしなんならシモネタだし、、という感じだった。観てて僕は「なんでもアリだとこうなるよなー」と思った。

ほら、格闘技でも「噛みつき金的以外なんでもアリ」となると結局ローキックとタックルとチョークスリーパーだけ、になって「それって観てて面白いか?」ってなるじゃないですか。

お笑いもおんなじだなぁと思ったんだよね。一流の芸人が集まってさ、結局最後笑わす方法が全裸になること、ってそれ面白い?いや、面白いならいいけど。。うーん、なんかそれって素人の大学生でも出来ることだよなぁと僕は思った。

一方で「カリギュラ」という番組がある。


「カリギュラ」


これは今田耕司と東野幸治が「地上波では出来ない企画」をやるもの。目玉になっていた企画が東野幸治が北海道に行ってハンティングをするというものだった。これはね、大層面白かった、面白いというのは「興味深い」ということね。山に入ってプロのハンターに付いて鹿を追い最終的には撃った鹿を解体し焼いて食べる。地上波だったら確かに放送は難しいだろうね。

残酷だとかそういう話では無い、と僕は思う。もちろん「そんなの観たくないから観ない」という人のことをまったく否定しない。「これを認めないなら日頃、牛肉や豚肉も食べる資格無い」なんてことも僕は言わない。解体されるところは観たくないけど牛肉は食べたい、だって良いと思う。

ただ僕はこれ観てて「そうだよな、牛にしろ豚にしろこういう仕事を誰かがやってくれてんだよな」と改めて思った。テレビを観ながら自然と解体される鹿に向けて手を合わせていた。そしてこれを観てからいつも以上にご飯を食べる時に手を合わせるようになった。

アメリカの今のドラマとドキュメンタル、カリギュラを観てなんかそんなことを思ったね。

やめつづける

2017-07-10 23:39:03 | 日記
タバコをやめています。

少なくとも明確に「あ、この日から吸ってないな」と記憶にあるのは7月1日なのでまぁ10日間ほど吸ってないことになる。

まずね、そう言うと過去喫煙していて今喫煙してない人に限って「10日間なんてまだまだ、本当にキツイのは一ヶ月経ってからですよ」とか「タバコやめたなんて1年やめてから言ってくださいよ」とか言われたりする。もちろんそれは人それぞれ個人の感想だから別にいいんだけど。。

更に僕自身、過去に何度かタバコをやめたことがあって半年だったり1年経ってからまた吸い出したりしてきたんで10日間くらいで何だよ、とは我ながら思う。

でもさぁ、せっかく10日やめてるんだからもう少し認めてくれてもいいじゃん、と甘えたくもなる。ま、いいや。

てことで僕としても「タバコやめました」ではなく「やめてます」と言っている。これから先のことは分からない。

なんか違法薬物に手を出した人が「今後もう2度とやらない、とは言えない。でもとにかく今日1日やらない。それを続けてく」みたいなことを言ってたと思うけど、正にそんな感じだね。ニコチン中毒は明らかに薬物中毒だからねぇ。。

さて、何故やめてるか、という話。

もちろんタバコは身体に悪いしお金もかかる、他人にも迷惑をかけるから「吸わずに済むならそりゃそっちの方が良いよなぁ」と思い続けて来た。けどもまぁ中々習慣てのは変えづらくここまで来た。

なんだけど、最近ほら「加熱式タバコ」ってのが流行ってるでしょ。アイコスだとかね。せめて身体のことを考えたらこちの方が良いんだろうなぁと思ってた。アイコスは僕は匂いが好きでは無いしどこで買えるかも分からないので買ってない。ほんとにアイコスって何処で買えるんだろね?ま、いいけど。

ほんでその加熱式タバコの一種で、福岡でしか売ってない(当時ね。今は東京でも買える)、プルームテックってのがあるのね。偶然、福岡を歩いていたらそれを売ってるところ、JTのオフィシャルショップがあってそこを通りがかったので買ってみた。

このプルームテック、匂いがほとんど無い。もちろん煙は出るんだけどそれは煙ではなく水蒸気。もし目をつぶっていたら、隣で誰かがプルームテックを吸ってても気づかないんじゃないかと思う。更にカプセルというタバコ葉が入ってるものを使うんだけどこれが5カプセル1箱で460円。このカプセル、結構持つので下手すると1日1カプセルで良かったりする。僕が今まで吸ってたタバコだと1箱440円で20本入り、それを大体1日で吸いきっちゃう。それと比べるとプルームテックはかなり安上がり。

匂いもせず、安く、更には身体に(普通のタバコよりは)良い、だったら最高じゃん、と思うでしょう?

これがね、重大な落とし穴がありましてね。

その落とし穴ってのは、

プルームテックは吸った感じしない!

ってことです(笑)

意味ないじゃん!

まぁねぇ、世の中そんな都合の良いことはありませんな。

つーことでプルームテック、買ったはいいけど眠らせてたの。そもそもプルームテックのカプセルが福岡でしか買えないわけで、東京にいると「あ、カプセル無いや」ってことになるしね。

でも先月かな、ちょっと思い立って福岡でカプセルを数箱まとめ買いして、プルームテックに移行してみた。そしたら意外と大丈夫でさ。「おお、こりゃええわい」と思ってた。

プルームテックのカプセルにはね、3種類のフレーバーがある。黄色、緑、紫なんだけど、黄色が要はフレーバー無しでタバコ味、緑はメンソール、紫はブルーベリー。そもそも僕は、フレーバー付きのタバコが好きじゃ無いので普通のタバコを吸ってた時はフレーバー無しを吸ってた。でもプルームテックになってから基本的には紫、次に緑、最後に黄色って感じになった。

何故か?黄色は不味いからです。不味いと言うかね、気持ち悪くなる。ダメじゃんね(笑)ま、あくまで個人の感想なんですけどね。

福岡で数箱まとめ買いして、紫、緑が無くなって黄色だけになった。そうなると「黄色はなー、気持ち悪くなるしなー」と思ってあんまり吸わずにいたら「あれ?そういやここ数日タバコ吸ってないな」と気づいたのが7月1日。

ま、こういう経緯です。

繰り返しになるけど「タバコをやめた」とは言えない。そりゃこれでやめれたらいいなぁとは思うけどこればっかりはねぇ。。

ただまぁ出来る限りやめ続けようとは思ってます。もうね、面倒くさいの、はっきり言って、この時代にタバコを吸い続けるのって。喫煙場所はどんどん少なくなるしタバコの値段も上がり続ける。

例えば電車の乗り換えの時なんかに喫煙場所を探してホームの端まで歩いて吸って急いで電車に飛び乗る、なんて「おい、これリラックスしてんのかい?」と思うことがしばしばあるものね。

つーことで緩やかにやめつづけようとは思ってます。

教育って大事よね

2017-07-03 16:55:09 | 日記
街を歩いているとまぁー歩きスマホの多いこと。歩きスマホどころか歩きタブレットとかあるからねー。中には自転車乗りながらスマホをいじってる人もいる。もうなんつーか「勇気があるな」とすら思うね。なんかあったらすぐ事故に遭うと思う、自己責任なので仕方がないですね。

極稀にファーストフード店に行くんだけど、スマホ観ながら飯食ってる人がいる。えーっと例えば丼物とかだと、スマホを左手で操作しながら右手で箸を持って食べている。当然、丼は持てないわけだからいわゆる「犬食い」ってのになりますわね。そういうの視界に入ると僕はあんまり気分が良くないのでどうしてもファーストフード店から足が遠のくことになる。

それからちょっと汚い話になりますが、公衆トイレね。男性だと小便器があるんですね、立ってする用の。ここでもスマホを左手で持ったまましてる人がいる。もうね、歩きスマホどころか排泄スマホですよ(笑)ここまで来ると「ああ、もうこれはAddicted(中毒)だから適切な施設とか行って治療なされたほうがいいだろうなぁ」とすら思う。

昨日、友人と話していて思ったこと。

あのさ、今だと多分それなりにネットリテラシー教育ってのが学校であると思う。例えば、出会い系サイトに登録しちゃいけませんよ、とかネットで知り合った人と不用意に会っちゃいけませんよ、とか。SNSにつぶやいたことは世界中の人から観られる可能性がありますよ、とかね。確実に小中学校では教えているだろう。僕が教育関係関わってたときにはIT企業なんかがボランティアで講座とかやってみるの見かけてた。

で、こっからが本題なんだけど、僕がふと気づいたことは、スマホ、ネットを使うボリュームゾーンである30代~40代(つまり、僕らの世代)って実はちゃんとしたネットリテラシー教育って受けてないんじゃないだろうか。これって結構危険よね。例えば、今の小中学校だと「歩きスマホは危ないからしちゃいけませんよ」なんて先生に言われてると思う。だけど30代~40代ってそれを言われずに育って来てしまった。そりゃあみんな歩きスマホするわなー。

こないだ、こういうことがあった。実家に帰って母とスーパーに行ったのね。会計終わって僕がカゴを台のほうに持っていって、母がお金を払おうとしていたんだけど、その時、母の携帯が鳴った。母は携帯に出たまま、お金を払った。それ見てて我が母ながら僕は急速に腹が立って「そういうことは良くないよ」と注意した。何がいけないってね、他の人と話しながらお金を払うってのはレジ係の人を「人扱いしていない」と僕は思う。別に欧米のように「Hello, how are you?」とか会話しろとは言わないけど、「袋いらないです」とか「1万円でお願いします」「どうもー」くらい言うべきだろう。もっと言うと、「他人を人扱いしない」ということは絶対に巡り巡って「自分が、人扱いされないようになる」と僕は思う。ま、何が言いたいかと言うと僕の母(60代)は「携帯電話のマナー」について教育されてない、ということ。もちろん本人がやる気ないだろうけど、SNSなんかやったら結構大変なことを起こしそうだと思う。

facebookでさ、こないだ「なりすましメール」が来たのね。facebookのメッセンジャーですごい久しぶりの、大学の先輩から「久しぶり、今ひま?」とメッセージが来た。それがすごくその先輩っぽい言い方だったんで「暇ですよ、何かありました?」と返信したの。すると「facebookが凍結されたんでLINEで認証してもらわないと行けない、携帯番号教えて」と帰ってきた。「ああ、こりゃ乗っ取られてるな」と思ったので先輩の携帯電話に電話したところ「乗っ取られていろんな人から連絡もらう。facebookのパスワード変えられているんでログイン出来ない」とのこと。

こんなことあるんで、仮に僕の母世代がfacebookやると、こういうのにはバンバン引っかかっちゃうだろうなぁと思う。

教育ってのは大事ですねぇ。。