浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

立ち飲みの流儀

2006-02-28 17:39:46 | 食べ物
上野でちょっと飲もうと思ってぶらぶらしていて
「ん??」と僕の「いい店見つけセンサー」が反応した。



スタンディングコーナー」という立ち飲み屋。
立ち飲み屋にしてはおしゃれ。
飛び込んでみて正解だった。

入って注文すると、一回一回お金を払う。
一人にひとつ、灰皿のような皿を渡されて、
小銭とかはここにおいて、という意味らしい。
この方式だと飲み過ぎなくていいですね。
とりあえず3000円置いて、それが無くなったら帰ろう、という感じで。


別の日だけど、またもや上野で立ち飲み。
肉の大山、という精肉店がやってるレストランの軒先。
焼き鳥なんかを食べながら。
「ハムカツ」がちょっと厚めのプレスハムを使っていて、
うまい。しかも70円!昭和かい!?


もっと詳しいことがTB送らせていただいた下記のblogにあります。
http://muneyake-blog.seesaa.net/article/11790814.html
http://betterman.seesaa.net/article/11401355.html

僕の中での立ち飲みのルールは、
両肘を突くようになったら帰ろう、ということ。
立ち飲みは肩肘を突いてられるくらいがよくて、
両肘をテーブルにつくようになるとみっともないからね。

銀座満喫

2006-02-28 00:50:29 | 日記
銀座を満喫しました。

昼に待ち合わせをし、銀座をぶらぶら。
夕方からずっと見たかった「博士の愛した数式」を見る。



いい小説というのは結構ある、いい映画というのも結構ある。
でもいい小説がいい映画になる、ということは少ない。
(嗚呼、模○犯、、、)
この作品は小説と映画がまったく同じ、と言えないけど、
いい小説であり、いい映画だった。
不満は多少あるけど許容範囲内です。

その後、「マレンマ」というピッツェリアでご飯を食べる。
トマトとモッツアレラのサラダ
ヤリイカのフリット
マルゲリータ
サーモンとホウレンソウのパスタ
でお腹いっぱい。

サーモンとホウレンソウのパスタが
激ウマでした。
クリームのこくがあって、テーブルに運ばれた時点で
いい薫り。

量が多くていいですね。
ピザなんか3~4人で食べてもいいんじゃない、という感じ。
デザートにティラミスとマカデミアのタルトを
食べたけど、これまた量が多い。
多分、ひとつのデザートを二人でシェアするくらいで
いいと思う。

ボトルでワインを飲んで、それでも二人で1万円。
ぜんぜんお手ごろでした。



でもうちょっと飲むためにぶらぶらバーを探してたら
良さそうな店があったので飛び込む。
店の名前がわからなかったけど、入ってみたら大当たり。
かなり雰囲気のいいバーだった。
あとで調べてみたら「ZEQUE」という店だった。
地下一階がバー、2、3階がレストランらしい。

楽しいな、銀座。



新宿とか渋谷も便利だし、色々な店があるんだろうけど、
ああいう「都会」はまぁ規模は別とすれば
大阪にも札幌にもある。
でも浅草や上野なんかは、東京にしかない、と思う。


(ふと撮った写真だけどいい感じだなぁ)
銀座は寒い晴れた冬の日が似合うと思う。

すごいぞ!仕事人

2006-02-26 22:41:44 | 日記
この週末、「こりゃすごい!」と思う企業が二つあった。
一つは、誰もが知ってる東京電力。

僕の部屋がいきなり電気がつかなくなった。
改めて気づいたけど電気って偉大。
暗いわシャワーは浴びれないわ(湯沸かし器は電気)、
携帯の充電は切れるわPCは使えないわで大変だった。
日曜の昼だったので「土日は休みかな」と思って
東京電力に電話したらつながった。
すぐに修理に来る、とのことだったけど、
出かける予定だったので、いまは家に居ないと言ったら、
「24時間うかがいます」とのこと。
驚いたね!
しっかり夜中の2時に来てくれて無事直った。
(問題は僕の部屋ではなくてアパート自体のブレーカが
 壊れてたことだった)
一気に見直しました、すばらしい東京電力!


話は変わって靴の話。
一番気に入ってた靴がかなりタフに履いていたので、
かなり靴底が磨り減っていた。
中敷には穴が開いているし…、寿命かな、と思っていたけど、
よく町でミスターミニットという
合鍵作り&靴修理屋さんを見かけるので、
いちどだめもとで相談してみようと思って持ち込んでみた。
これがまた接客がよいよい。
どう直すべきかを色々教えてくれて、
その中でも一番経済的なやり方で直してくれることに。
3時間くらいかかるとのことだったけど、
あとで行ってみたら見事に直ってました。
あれだけ磨り減っていたのがわからないくらい。
すごいね!
まだまだ履けますよこの靴。
捨てるしかないかな、と思ってたのに。

世の中には便利な会社があるもんだ。

知の巨人ドラッカーに学ぶ21世紀型企業経営

2006-02-26 16:54:11 | 


知の巨人、マネジメントの発明者、ドラッカーについては
前も書いたけど、
彼の死後、いくつものドラッカー本が出てる。
それだけ存在が偉大だったんだろう。

しかし残念ながらドラッカーの言いたかったことは、
ドラッカーにしかわからないし、
つまるところドラッカーの言いたい事を知りたければ
ドラッカーの本を読むしかない。

この本の、入門書・カタログとしての効果は否定しないけれど、
率直に言ってドラッカーの本を読んだほうがいいと思う。

ということで星一つ★☆☆☆☆

イタリア独学日記15

2006-02-26 08:13:42 | イタリア語
「とうとう来た」の巻。

今日、「半過去」というのを習いました。
過去形は習ってたんだけど、結構簡単で、
ふーんと思っていたんだけど、
なんかやな予感がしてたんですよね。
「これだけじゃおわんねーだろう」という。
予想通りざくざく活用が出てきました。

何が「半」なんだろうね…?
時制がスカッとわかるサイトとかないかなぁ。

もしかして

2006-02-26 01:57:04 | 日記
なんかふとしたときに連続してくしゃみが出ます。
鼻水が結構出ます。

風邪かなー、と思ってたけど、その兆候はない。
うーん、と思ってたんだけど。。。

もしかして花粉

ああ、この季節が来たのか…??
憂鬱だ。。。
でもそれにしても早すぎるだろう??
どうなんでしょう??

僕の考える比較言語学

2006-02-25 03:35:46 | イタリア語
というと大げさだけど、日本語を母国語として、
まじめに、とは言えないけど英語をずっと勉強してきて
いま結構がんばってイタリア語を習っていて
思うことは、それらの言語の特徴。

まず、英語はなんと言っても「語順の言語」なんだ、と
思っている。
どういうことかと言うとたとえばこの文章、

Ann likes an apple.(アンはりんごが好き)

もしこの語順を変えると、

An apple likes Ann.(りんごはアンが好き)

わけがわからなくなってしまう。
当たり前じゃないか、と思うでしょう?
でも日本語は違う。

アンは/りんごが/好き
りんごが/好き/アンは
好き/アンは/りんごが

文節で切って順番を変えても意味は通じる。
(含意は違うかもしれないけどね)

英語は「語順」にがんじがらめにされてる言語だ、と僕は思う。

日本語は「助詞の言語」
助詞の使い方で大きく変わる。

アン/りんご/好き。
アン/りんご/好き。

ぜんぜん違う。

ではイタリア語はどうか?
イタリア語に限らずヨーロッパ祖語は「活用の言語」なんだろうと思う。

Mangio la mela.(りんごを食べる)

この「mangio」というのは「mangiare」(食べる)
という動詞の一人称単数形。
だから「私は」と言わなくてもわかる、だいたい省略される。
語順は多少自由。

La mela mangio.
(りんご、(私は)食べる。)

何かから自由になると、何かに束縛される。
英語は活用から自由になり語順に束縛された。
イタリア語は語順から自由になり活用に束縛されている。
そして、日本語は語順からも、活用からも自由だけど、
助詞に束縛されている。

ということを最近考えている。

世にも美しい日本語入門

2006-02-22 00:16:20 | 


本屋にいったら見つけました。
以前読んだ「世にも美しい数学入門」の日本語版ですね。

考えてみると日本語と言うのは不思議な言語で、
漢字、ひらがな、カタカナ、を使い分けている、という
だけでかなりすごいことですよね。
たまにローマ字も入ってくるわけだし。
そういう言語はあまり浮かばない。
(知ってたら教えてください)
著者の一人は数学者なわけですが、
「日本人は素数がすき」という概念に
僕は飛び上がりました。

俳句の5・7・5。
5は素数、7も素数、5+7+5は17で素数。
短歌の5・7・5・7・7。
全部足して31も素数。
そしてなんと三三七拍子も3、素数、3、素数、7、素数で
足して13で素数。
すごいね。

以前日本語は3と4がすき、と聞いたことがあるんだけどね。
略語の話。
携帯電話の呼び名の変化で大体の日本語における
略語という概念は説明できるんだけど、
これはまた別の話なのでまた今度。

古典という授業は僕は結構好きだった。
なんかリズムがいいと思うんですよ。

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。
おごれるものも久しからずや、ただ春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびる、偏に風の前の塵に同じ。


つれづれなるままにひくらし、硯に向かいて
心にうつりゆくよしなしことを、そこはかとなく書き作れば、
あやしうこそ物ぐるほしけれ


覚えてるかな?と思って書いてみたけど覚えてますね。
漢字とか細かいところは間違っているかもしれません。
すいません。
こういう子供の頃に暗誦したものって案外忘れない。
うーん、いいですね。

漢詩も結構好きです。一番好きなのは、名前忘れたけど、

砂上の美酒、夜光の杯
飲まんと欲すれば琵琶馬上に催す
酔うて砂上に臥すとも、君笑うなかれ。
古来戦場幾人か帰る

教科書に載ってた気がする。

好きな俳句はたくさんあるけど、

朝顔に釣瓶とられてもらい水

を、上げておこう。
「釣瓶」なんて僕もあんまり見たことないけど、
この俳句の情景は想像できる。
あ、あと、吉田松陰の辞世の句

身はたとえ 武蔵の野辺に朽ちぬとも
  とどめおかまし 大和魂


いいですねー、泣けてきますね。

勉強嫌いだった僕がまがりなりにも大学
(たいした大学じゃないけど)
に入れたのは偏に「本が好きだった」ことに尽きると
思っている。
高校の頃出会った先生が
「小中学校では本を読む楽しささえ覚えればいい」と
言っていたけど同感です。
本が好きでさえあれば後はなんとかなるもん。

ということで日本語は美しいという星四つ★★★★☆

イタリア独学日記14

2006-02-21 08:13:00 | イタリア語
「すごいじゃないか!fare」の巻

前回のレッスンの復習をしていて、
「fare」(=動詞、英語の「do」)の構文を見たら、
すごいね!

fare colazione
 朝食を食べる
fare sport
 スポーツをする
fare due passi
 散歩する
fare un sonnelino
 昼寝する
fare una telefonata
 電話する
fare il bagno
 風呂に入る
fare la doccia
 シャワーを浴びる
fare le spesa
 ショッピングに行く
fare la pasta
 パスタを作る
fare il bigliett
 切符を買う。

…出てくる出てくる構文が。

マトリックスが「fareは大事」と言っていたのがわかった。
英語で言うと「do」「take」「make」がごっちゃになってる
感じだなぁ。
こりゃ大事だわ。

「電池切れ」と「スイッチオン」

2006-02-21 00:10:16 | イタリア語
ちまちまとイタリア語を習っているわけですが、
たまに「電池切れだなー」と思うことがある。

「電池切れ」というのは村上春樹がエッセイの中で
言っていた言葉で、要は英語の会話の波の中にいると
ふと電池が切れて頭がはたらかなくなる、ということ。
これはネイティブの人としっかり話したことがある人なら
「わかるわかる」と言ってくれるんじゃないかな。

いま、たいてい2時間のレッスンを受けているわけですが、
これがまた結構パワーがいる。
二時間、イタリア語と英語の波の中にいるわけだから。
しかも先生がとても熱心でがんがん進む。
(これはありがたい)
もう終わるころには完全に電池切れ、の状態。

それとは逆に「スイッチオン」ということもある。
これは僕が勝手に考えているんだけど、
要はスイッチが入ってきてわかるししゃべれる、という状態。
僕の場合はたとえばレッスンで言うと開始30分くらいで
スイッチが入ってくる。

海外に行ったときもそうで、
久々に海外に行くと最初はスイッチが入っていない。
日本語で考えて頭の中で訳して
(言い回しを考えて、脳の辞書から単語を探して…ふう)
話している。
それが大体1日くらい経つと忘れかけていた
「英語脳」が「よっこらしょ」とエンジンがかかる。
そうなるとまぁ楽ですね。
スイッチの入った合図は僕の場合、
「英語でジョークを言えるくらい」
残念なことにここがエンジンのレッドゾーンではあるんだけどね。

楽しい古事記

2006-02-20 22:50:38 | 
そもそも古事記というか日本語の神話が好きなんです
よ。なんでだろうね?あと、阿刀田高のこのシリーズ
(あなたの知らないガリバー旅行記、とかギリシャ神
話を知っていますか?、とか)も好き。



多分、古事記が好きなのは鹿島という「鹿島神宮」が
有名な場所で育ったからかな?この本は新幹線に乗る
ときに読むものがなかったので買って、八戸から上野
間で読み終わってしまった。個人的な感想としてはな
んとなく神話の時代(スサノオとかね)のほうが面白
くて、天皇が出始めてからはあんまり面白くない気が
する。

まぁ面白いの星二つ★★☆☆☆

オリンピック

2006-02-19 21:16:20 | スポーツ
皆さん楽しんでますか?僕は楽しんでます。本当に面
白いですね。たぶん、前半戦終わり折り返しというと
ころだと思いますが、振り返ってみると面白かったの
は、
・スノーボードクロス
 これは面白いなぁ。流行るだろうなあ。何せかっこ
 いいもんね。
・スケルトン
 これやっている人の神経があまり理解できないです
 ね。めちゃめちゃ怖いじゃないですか。
・カーリング
 初めて真剣に見たけどどきどきしますね。ビリヤー
 ドを見てるみたいだな。女子カーリングの日本対カ
 ナダをみていたんだけど、日本チームは若い方ばか
 り。途中の戦略の相談も「ここ開けちゃおっか?」
 「開けちゃお開けちゃお」って何だか「この後お昼
 ごはんどこにしよっか?」って相談してるみたいで
 ほほえましかった。対してカナダチームは皆さん妙
 齢の女性でしかも眼鏡率高し。何だか学校の先生み
 たいだった。
・クロスカントリー
 ジムでランニングしているときにiPodでQUEENを聞
 きながら見るとはなしに見てたんですが、QUEENに
 合うんですよ、映像が。お試しあれ。

未だメダルなしですね、日本は。「メダルなんか取れ
なくてもいいじゃないか」という人もいるようだけど、
僕は選手のことを考えるとそうは割り切れない。みん
なメダルを取りにトリノに行っているだろうからね。
でもメダルが取れなかったら価値がないか、というと
そうでもないと思う。サッカーの岡田監督が以前言っ
ていた言葉を思い出す。

勝負である以上、トップになれなければ意味がない。
しかしトップを目指して努力をしたのであれば結果は
関係ない。

ラ・ラナリータ

2006-02-19 02:33:47 | 日記
昨日の日記と「夜景」つながりですが。今日は浅草のアサヒビールのビルの上のレストラン「ラ・ラナリータ」でイタリアンを食べてきました。


(ちょうど「泡」の部分です)

この店はなんだかんだと行っているんだけど、何より夜景がいいですね。

食べたのは、
・前菜三種の盛り合わせ
 豚のパテ、マグロのタルタル、野菜の何か。
・ツナとキノコのピザ
・ワタリガニのクリームスパゲティ
・手長エビのグリル

デザートは、
・パンナコッタカラメルソース
・ティラミス

これにカラフェのワインなんかを飲んで二人で1万2000円。ちょっと高いんだけどね。。。ワタリガニのスパゲティが絶品でした。

ところでこの店の名前、「ラ・ラナリータ」だけど、イタリア語を勉強している僕としてはまず「ラ」は女性名詞につく冠詞というのはわかる。で、看板に蛙の絵が書いてあったので「ラナリータ」は蛙のことかな、と思ってたんだけど辞書には「rana=蛙」しか載ってない。なんなんだろうね?明日ちょうどレッスンだから先生に聞いてみよう。いつもレッスンの最初に「週末何してた?」と聞かれるんだよね。最近ずっと「仕事してた」しか答えられてないけど明日は結構答えることがあるぞ。

夜景

2006-02-18 16:08:58 | 日記
出張が多いんですが、楽しみは美味しい物を食べることと、いいホテルに泊まることしかないですね、本気の話。
ホテルは会社から一定金額まで経費として出るので、基本的はその金額ぎりぎりのホテルの中で一番良さそうなところをとってます。先日大阪で泊まったホテルからはいい夜景が見えました。と言っても港のほうで何もないところなんだけどね。


コスモスクエア国際交流センターというホテルらしからぬ名前のホテルです。