浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

アメコミヒーロー映画近況

2014-05-29 00:17:44 | DVD、映画
なんかアメコミ映画の新作の情報が漏れ聞こえてきている。

(アメコミ映画について以前、僕が書いたのはこちら⇒「アメコミ映画論」)

今、大きく分けるとアメコミ映画は「マーベル・コミックス」と「DCコミックス」の2つのラインがある。わかりやすく言うと日本におけるサンデーとマガジン、みたいな感じ。

特に昨今、映画界の一大勢力になっているのがマーベル。

マーベル・コミックス原案の映画シリーズはいくつもあって、大きいのは「アベンジャーズ」(配給:ディズニー)、「スパイダーマン」(配給:コロンビア)、「X-MEN」(配給:20世紀フォックス)あたり。ちなみに「メン・イン・ブラック」も「キック・アス」もマーベル。

一方のDCコミックス原案の映画シリーズは「バットマン」「スーパーマン」など。

「アベンジャーズ」で言うと、アイアンマン、ハルク、ソー、キャプテン・アメリカと、それぞれのヒーローの映画が作られて、最終的に全員集合した「アベンジャーズ」が2012年に公開された。次は「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」の公開が2015年。

X-MENは1、2、3と作られて「X-MEN/ファースト・ジェネレーション」でリブート(再起動)、今年その続編「X-MEN/フューチャー&パスト」が公開される。(アメリカではすでに公開。日本は今週末)

アベンジャーズで新登場のクィックシルバーをやるのはキックアスでキックアスをやったアーロン・ジョンソン。同じくキックアスでアスキッカーやったエヴァン・ピーターズがクイックシルバーをやるのはX-MEN/フューチャー&パスト。もう何が何やら。。

ちなみにアーロン・ジョンソンは「キックスアス」でキックアスをやり、「ノーウェアボーイ」でジョン・レノンをやり、「キックアス2」でヒット・ガールのファーストキスを奪い、「ゴジラ」でゴジラと戦うというなんつーか男の子の夢を叶えまくってる人。

マーベルに負けちゃおれないとDCコミックスの次回作は「スーパーマンVSバットマン」、昨年公開された「マン・オブ・スティール」のスーパーマンと新しいバットマン(ベン・アフレック)の共演。



新しいバットマンはこれだそうです。

これらをいま作っているのがレジェンダリーという映画会社。これは元々、ハゲタカ・ファンドで儲けた人が作った会社。めちゃくちゃお金稼いでアメコミの映画にぶっ込むなんてこれもまた男の子の夢を叶えてる。ちなみにレジェンダリーは「ダークナイトシリーズ」を初めパシフィック・リム、ハングオーバー、ウォッチメンなど僕好みの映画を作ってくれてて、更に今年のゴジラを作っているわけでほんと足を向けて寝られない。

今週末は「X-MEN/フューチャー&パスト」を見に行こうと思っています。案外好きなんですよ。X-MEN1,2,3、ウルヴァリン:X-MEN ZERO、ウルヴァリン:SAMURAI、X-MENファースト・ジェネレーションと一番ちゃんと全部観ているアメコミ映画シリーズかも知れない。中でもファースト・ジェネレーション好きなんですよね~。

うきわ

2014-05-21 12:09:29 | 
「文学とは何か?」という問いに僕は答えられない。

でも、この漫画を読んで「これぞ文学だよなぁ」と思った。



常々、演繹法より帰納法で考えるタチなので「自分がこれを文学と感じたということは、そこから自分の考える文学が分かるかも知れない」と思って新幹線の中で考えてみた。

たぶん、僕の考える文学って審美性(美しさを描くこと)と語用論性(すごーくシンプルに言うと、伝えたいことをまわりくどく伝えること)なんじゃないかなと思う。

いい漫画なんですよ、ホント。

テーマは「浮気」、だからタイトルがうきわ」なんですな。浮気されてる二人が見つけたうきわ、つまり「拠り所」。

読んでると「なんかふたりともどうしようもないなぁ」と思ってくる。でも「仕方ないよなぁ」とも思う


ネットでも観られますからよろしければどうぞ→「やわらかスピリッツ-うきわ
※ネット上ではいくつか公開を終了している回がある。まぁ、話の全体的な流れはわかると思うけど、、

首折れ

2014-05-13 23:09:04 | 食べ物
食の好みってのは人それぞれでその土地土地のものを食べても口に合わなかったりする。

たとえば名古屋に行った人なんかは「名古屋はなんにでも味噌かけてさー」なんて言ったりする。僕も確かに最初は「あのさー、トンカツに味噌かけるっておかしいだろ(ってか2人で行っているのになんで手羽先10人前も頼むんだよ)」とか思った。

でも名古屋に1ヶ月くらい滞在していた時の終盤には何故か味噌カツ食べたら「いやーん、癒される~、疲れ取れる~」と実感してた。

やっぱり土地土地の食べ物というのはその土地の気候風土に合っているからその土地に馴染めば馴染むほど旨い。

特に土地によって違うのは発酵食品。なぜ発酵食品が土地によって(これは日本だけじゃなくて世界全般に)これほど好みがわかれるのかということは今度話す。

日本では醤油の味が土地によって違うよね。

特に九州の醤油ってかなり甘い醤油で、僕だって最初はほんとに違和感があった。

でも慣れると旨いよ~。特に九州地物の魚の刺身なんかはめちゃくちゃ合う。

つーことで鹿児島で首折れサバの刺身。

あどでー、えっどねー、首折れサバってねー、屋久島で水揚げされるサバのことなの。鮮度を保つために捕れたらすぐ首折って血を抜くの。だから旨いの。