浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

かた

2012-07-30 22:40:18 | 食べ物
日々、麺喰いとして過ごしているので麺食べてます。

もちろんラーメン、うどん、パスタは旨い(そばあんまり食わないな)んだけど、ひとつ異色なものとして「カタ焼きそば」というのがありますね。

あんがい大好きです。

熱々でパリパリの麺食べようとしてほおばりきれないもどかしさがいい。

麺類の中ではなかなか自作出来ないからお店で食べるしかない。わざわざ麺を揚げるってのがめんどうくさいんだよね。一度、自作したことあるけどめんどうくさいのでもうやらない。一人暮らしで揚げ物って大変だもの。

麺のみならず上にかける餡も面倒くさいよ。具だくさんにしようとすると食材いろいろ必要だし。

だから店に入ってあんかけカタ焼きそばがあるととりあえず注文する候補には入る。

カタ焼きそばと一口に言っても2つの系統がありますね。

一つは中華系。かかってる餡が茶色い感じ。

もう一つがちゃんぽん系。かかってる餡が白い。僕は圧倒的に後者のほうがすきです。

今回は実家帰ったついでに近所のラーメン屋で食べた。

具はさつま揚げともやしとキャベツとにんじん、豚バラ、きくらげ、なると、あさり、いか。すごいな、具沢山で。餡がかなりかためなイメージだけど食べていると結構スープが下にたまるほどゆるい。

このラーメン屋、実家にいた頃に結構好きでよく行っていた。基本的には九州ラーメン屋さんなんだけどメニューの中には麻婆ラーメンなんかもありカオス。麻婆ラーメンもうまいよ。

たまにしか行かないからカタ焼きそばをついつい頼んでしまう。

これに酢とウスターソースをさっとかけてやや下品めな味にして食うのが美味い。

なんか調べてみるとこのカタ焼きそばって中国のものでは無いらしい。もちろん焼きそばは中国発祥らしいけど、こういう風にあんかけにしたのは日本の皿うどんかららしい。

わざわざ麺を揚げてそこに餡をかけるなんつーめんどうくさいことをやるのはすごいね。

とちがら

2012-07-30 00:30:01 | 日記
今年の夏は住んでるところの契約更新です。

毎度毎度、忘れた頃に文書が来るので結構驚く。更新料とか払わないとなぁ。

東京に来た頃は「そんなに長く住まないだろうなぁ」と思っていたのだけれどもう7、8年住んでいる。

引っ越すつもりはとりあえずないのだけれど、やっぱり更新となるとなんとなく他の物件を探してみたりする。住むところにあまりこだわりがないので日頃はそういうことしないんだけど。

ネットで一軒家やマンションを検索してみたり、住宅ローンのシミュレーションをしてみたり。まぁほんと意味が無いね。

ネットで物件を探していると結局、北海道のほうとか検索してみて「へー、定山渓の一軒家とか安いじゃん」とか思うのがオチ。

でもほんと安いんだよなぁ。中央区に車通勤とかだったら悪くないんだよな。札幌市民からしてみると通勤時間長い印象だけど東京に比べたらなんもなんも。何よりちょっと行けばすぐ温泉&スキー場、ってのはいいじゃないですか。

そんなこと考えてると、「もし自分が自由に住む場所を決められるとしたらどこに住むか?」と考える。

もちろん札幌が第一希望だけど、仕事柄いろいろなところに行くので考えてみる。

やっぱりそれぞれの土地に「土地柄」というものがある気がする。

札幌と並んでみんなが褒める場所が福岡なんだけど、僕はそんなにです。もちろんいい土地だと思うし適当に都会だし食べ物は美味しいので悪いところではないけど、どうもね。肌が合わない、とまでネガティブな気持ちは持っていないんだけどどうにもここで永住しようとは思えない。なんでだろうな、と自分でも思うんだけどね。おそらくちょっと都会過ぎるのかもしれない。福岡なら鹿児島のほうがいいな。長崎も悪くない。その以外の九州の県は行ったことないんでよく分からないんだけど。

悪くないな、と思うのは島根。松江とか出雲とか。行くとわかるんだけど島根の人は日本で一番「どこから来ました?」「東京です」「え~こんなところまで仕事でですか?大変ですねー」と言ってくれるところだと思う。この「東京から来たことに驚きっぷり」というのはなかなか無い。そりゃもちろん音威子府とか西表島とかまで行けば同じようなんだろうけど、本州でこの驚きというのは結構珍しい。島根は食べ物も美味しいしね。

東北はだいたい嫌いじゃない。仙台とか好き。きれいな街だと思いますよ。

札幌以外の北海道だと旭川・帯広よりは釧路がなんとなく肌に合う。海があるからかもしれない。あのいい感じの吹きさらし感は嫌いじゃないです。

関西はなぁ、ここが好きってところも嫌いってところも無い。京都は歴史は素晴らしいけどどうも道や町がぎゅっと狭い処に密集している感じがする。大阪はごちゃっとしすぎている(それが魅力なんだけど)し、神戸はちょっと山が多い。滋賀は琵琶湖しかない(冗談)。奈良の飛鳥のあたりは広くて少し好きかな。

やっぱり生まれ育ったところが、だだっ広い平野で、海と川に挟まれていたところなのでそういう風景を求めているのかも知れないなぁと思う。

山あいの土地はそんなに好きじゃないかも知れない。

首都圏で考えると、どうも埼玉が肌に合わない。埼玉県民には本当に申し訳ないけど。大宮・浦和あたりなんてどうも気持ちが沈んでくる。いや、ほんと住んでる人には申し訳ない。でもそう思っちゃうんだから仕方がない。埼玉に住むなら千葉のほうがいいなぁと思う。埼玉で生まれ育った人に聞くと「千葉に住むなんて絶対やだ」とか言うんだけどね。

幼稚園に入る前に埼玉の戸田に住んでたんだけどその頃の記憶はもうほとんどない。

外国で住むのであればなんたってハワイですけどね。

Grande(偉大なる) Pippo

2012-07-26 00:23:48 | スポーツ
古今東西一番好きなサッカー選手は?と聞かれたら、すごく迷うけど、たぶんフィリッポ・インザーギと答える。

フィリッポ・インザーギ。ニックネームはPippo。


現在38歳。サッカー選手としては、というよりスポーツ選手としてはかなり高齢。

しかも彼はセンスと言うか一瞬のスキルで勝負するタイプの選手なので得てしてこういう選手は選手寿命が短い。今まで何度も「インザーギは終わったよ」と囁かれてきた。そのたびにその声を覆してきた。誰の文句もつけようのない「ゴール」で。

インザーギが引退するそうです。

ああさびしいなぁ。もちろん年齢的にも妥当な頃だし(むしろ今までよくやった)仕方ないところがあるけど、やっぱりさびしい。

なぜ僕はインザーギのことがこんなに好きなのか、じっくり考えたことがある。

答えはたぶん「自分の強みを活かすことだけに全精力を注いだ」ところなんだろうと思う。

今のサッカーでストライカーに求められるのは「速さ」「強さ」「巧さ」の三拍子。

でもインザーギに少なくとも「強さ」は無い。一般人と比べても少し細すぎるくらいの細身の体をしている。「巧さ」も無い。ほれぼれするようなドリブルをするわけでも状況を一変させるようなパスを出すわけでもない。「速さ」は少しあるけど、その「速さ」はスピードの話じゃない。一瞬で敵の視界から消えるような速さ。

そんな彼が屈強なディフェンダー陣をあっという間に抜き去ってゴールを決めるシーンを何度も観てきたよ。

しかもさー、彼のゴールシーンというのがだいたいすごいんだよ。きれいに足を振りぬいてゴールネットに突き刺さる、とかいうゴールではなくて、なんか知らないけどボールが彼の前に転がって彼の体のどこかにあたってコロコロとゴールに転がる、とかなんだもの。なにせ彼のゴールのうち5%は右足でも左足でも頭でもなく「身体のどこか」によるものなんだから。

こういうタイプの選手ってえてして「ザ・ベストゴール」とでも言うべき大舞台での最高のゴールが案外無かったりするものだけど彼は違う。

06-07シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)で優勝を決めたリバプール戦での2ゴールとか、ワールドカップドイツ大会チェコ戦でのゴールとか、大舞台でもきっちり決めている。

特にリバプール戦のゴールすごい。ハンドの疑惑があっていまちゃんと見なおせば明らかにハンド。それでも決めちゃってるのがすごい。

個人的に彼のゴールで記憶に残っているのは06-07CL予備戦、レッドスター戦でのゴール。ちょっと説明すると彼の所属するACミランはイタリアのセリエAで強豪なので、ヨーロッパ各リーグの順位が高いチームしか出られないCLにはだいたい出る。だけどこのシーズンだけは八百長問題のペナルティで予備戦からスタート。つまりいつもはシードのチームが予選から戦わなければいけない、という状態。そんなゲームに怪我から復帰したばかりの彼がきっちり決めた。

そしてこのシーズンは決勝まで進み、相手はリバプール。これも因縁でリバプールには2年前のCLで負けていた。しかも3点差をひっくり返される逆転負け。俗にいうイスタンブールの悲劇。

そのチームを相手にインザーギの2ゴールによる2-0で勝った。

この試合はすごかったねー。

大事なところで決めてくれる。本当にすごい選手だった。

引退は残念だけどこれからの活躍(指導者になるそうです)を祈ります。

「彼はオフサイドラインで生まれた」 アレックス・ファーガソン監督

「なぜかいつもボールがピッポの足元に転がっていくんだ、不自然に。最初は偶然だと思った。でもいつもなんだ。それでこれは才能だと思った」 カーニ監督

「私の仕事は相手チームのFWがどう動きそれにどう対応するかを選手に説明するだけだ。ただ、インザーギが出場しないことは願っている」 モウリーニョ監督

「最強のFWはロナウドだ。でも一番嫌なFWはインザーギだ」 オリバー・カーン

「彼はサッカーをしていない。ただ、いつも的を得た位置にいるだけだ」

「90分中、彼は1分しか仕事をしない。そしてゲームを決める」

「アンリのプレーは記憶に残る。インザーギのプレーはゴールとしてしか残らない」

「ロナウジーニョのプレーはすべての子供が真似をする。インザーギのプレーは誰も真似できない」


この写真は本当にインザーギのゴールっぽくて好きだ。ゴール前の混戦でディフェンダーも転がってる。キーパーは防ぎきれない。そしてインザーギだけが喜んでいる。

Grazie, grande Pippo.

なんだかなぁ

2012-07-24 21:31:44 | 日記
なんだかなぁ、と思うことってまぁこれだけ生きてるといくつかあるけど最近思う2つ。

まず一つ目。

コンビニでお酒買う時。店員さんから「画面にタッチしてください」と言われる。画面を見ると「私は20歳以上です」と出てて「はい」のボタンを押す。

これ、なんだかなぁと思いません?もちろん未成年に酒を売らないということだと思うし、きちんと確認した、というエクスキューズのためだろうと思う。でもさ、こんなのだったらちょっと大人びた未成年であればポチッと押してしまえば問題ないよね。

そうなるともしそれが問題になったとしても店側は「いえ、うちではきちんと確認しました」というだけの話なんだろう。

だとするとそんな確認に意味があるのかね。

やるんだったら(やれ、と思っているわけじゃない、やるんだったら、ね)アメリカのように年齢の確認できるIDを提示ししなければいけない、ということなんだろうけどそれにはいろいろ面倒があるんだろう。

なんだかなぁ、と思う。

二つ目。

胃痛を抱えているので薬を持ち歩いているのだけど、たまに出先とかで薬が切れる場合がある。そういう時は薬局に行ってガスター10を買う。これが一番効くね。だけどこの薬は薬剤師さんのいない薬局で無いと買えない。とはいっても最近は大きな薬局だとだいたい薬剤師さんがいる。で、お店に行って「ガスター10あります?」と聞くとたまに「あ、すいません、いま薬剤師が休憩中で販売出来ないんです」と言われてしまう。

こないだなんてひどかったよ。
「ガスター10あります?」
「あ、すいません、いま薬剤師がいなくて…」
「そうですか、何時位ならいますかね?」
「今日、お休みなんで明日ですね」

おい。

これもさぁ、もちろん強めの薬だろうからしっかりとした知識を持った薬剤師さんがしっかり販売しなければいけない、ということなんだろうけど。

こういう「なんだかなぁ」という時には「ローマ人の物語」の一節を思い出す。

「どのような結果になったことであれ、元は善意によって始まったのだ」

つまり、画面の「20歳以上です」というボタンを押すことだって、最初から「面倒くさい仕組みを作ってやろう」と思ったわけじゃないだろう。「お酒を販売するときは年齢を確認してから。未成年にお酒を販売しないようにしよう」という確実に「善意」から始まっているんだろう。

なんだかなぁと思う事だってそれをやってる人たちは悪気があってやってるわけじゃない。

と、考えないとやってらんないよね。

にんにく三題噺

2012-07-22 11:38:48 | 日記
にんにくは好きでだいたい家には欠かさない。

スーパーに行くと日本産のにんにくが一房で298円くらい、中国産のが三房で98円とかで売っている。

見るたびにうーむ、農業って難しいな、と思うんだけど、だいたい僕は日本産のを買う。

中国産うんぬんとか思ってるわけじゃない。

ただ単にたくさんあってもダメにしちゃう、というだけ。

どうせダメにしちゃうなら少ないほうを買って使い切ったほうがいい。

と思ってるんだけどこないだは青森産のにんにくなんだけど「割れにんにく」とかいうやつで少し割れたものが売ってた。つまり房から一つ二つ取れちゃってる。もちろんそれ以外は問題ない。

それがなんと三房で98円。

うわー、ラッキーということで買ってきました。

とうぜん使い切れないので保存用にいろいろ加工。

まずはにんにく酢。

これ簡単。むいたにんにくを瓶に入れて酢を入れるだけ。これは前から結構作ってる。なんか身体にいいらしいし。漬けはじめてだいたい1ヵ月経ったらオッケー。写真はけっこう前に漬けたの。

にんにくのかおりがついた酢はいろんなことに使える。餃子食べるとき、冷やし中華のタレに、そしてカレーにも以外と合う。特にカレーは驚くよ、旨くて。シャバシャバかけちゃう。普通に料理する時はツンと来ない「やさしい酢」とかいうのを使ってるんだけど不思議とにんにく酢を作るには普通の酢のほうが美味しい。

にんにく自体もポリポリ食べられる。冬にこれを一日一個食べてると風邪ひかないらしいけどどうなんでしょうね。

それからにんにくのオリーブオイル漬け。

スライスしたにんにくを瓶に入れてオリーブオイルを入れるだけ。簡単。パスタなんかにぴったりだし、ちょっとしたバケットにかけるだけでもガーリックトースト風になる。にんにく自体はペペロンチーノなんかに使える。

最後にネギにんにく油。

これはネギの青いとこ(捨てちゃうとこね)をみじんぎりにしたのとにんにくのあらみじん切りをサラダ油&ごま油でじっくり煮たの。本当はラードで作るといいらしんだけど無いから仕方ない。
うまく作るとネギとにんにくもいい薬味になるんだけど今回は少し焦がしてしまったので捨てた。ネギとにんにくのいい香りがする油として中華にぴったり。これで単に炒り玉子作っただけでもなぜか中華風になります。

こういう味がついた油があるとバリエーション広がるわー。

こんな日もある

2012-07-19 01:41:31 | 日記
九州出張。

朝5時半(5時半!)に起きて羽田空港へ。

ボディチェックを受けてチケットを観たら「9F」と書いてあったので搭乗口9番に向かう。これがねー、遠い遠い。何度も曲がってよくわからないカフェを二つほど通り過ぎて9番に着くと「出雲行」と書いてある。

あれ?と思いチケットをよく見ると9Fは座席番号。よく見ると搭乗口は22番。もう羽田空港第一ターミナルを端から端まで往復ですよ。

空港からバスで駅まで。そこから仕事先に路線バスで向かう。朝早かったのでとりあえず降りて、道路の反対側のバス停に行き時刻表を見ると次のバスは55分後。

まぁこんなところですから。綺麗な自然ですよ。バス停の周りにはコンビニどころか自販機も無い。バス停に屋根も無い。

山の向こうに入道雲。いいところではあるけど一生のうちにもう二度と来ることはないんだろうな。

長崎での仕事を終え、鹿児島に向かう。特急に乗る。

座席でパソコンを開き、iPadとiPhoneをUSBから充電。ふと気づくと乗り換えの駅。九州の電車事情に慣れてないのでタイミングが分からない。急いでパソコンとかもろもろを鞄に仕舞いドアに向かう。「ドア閉まります」というアナウンスが聞こえドアに向かうとちょうど閉まるところ。とうぜんはさまれる。力でドアを開こうとするけど開かない。しばらく格闘しているとドアが開く。あやうく次の駅まで行ってしまうところだった。もし行ってしまったら折り返してたぶん鹿児島につくのが24時過ぎ。

「もうこれは飲むしかないな」と思い、以前鹿児島で良かった海鮮居酒屋に行く。はい、一杯。

仕方ないのでホテルに戻る。ホテルは駅の反対側。

えっとね、どれくらい遠回りしているかと言うと、札幌駅の南口からでて全日空ホテルまで行って北大まで戻るくらいの距離。

九州は暑いし夕立もあったので蒸す。

そしてホテルの周りには飲食店は無い。

仕方がないのでやっと見つけたバーに入りタコスを食べる。鹿児島でタコス。美味しいけど意味が分からない。

こういう日もあるなぁ。

仕事が巧く行ったのがせめてもの救い。

博士の死

2012-07-17 20:03:28 | 
連休明けに結構大きなニュースが飛び込んできた。

「7つの習慣」という書籍を書いたスティーブン・コヴィー博士が亡くなった、とのこと。



この本は「世界で一番売れているビジネス書」と言われているし日本でも既に200万部突破したほどのベストセラー。

個人的には著者が亡くなったことについて悲しいとか残念だとか強い気持ちを持っているわけではなく、一般的な有名人が亡くなったのと同じくらいの感情ではある。

比べられるものではないけど数年前にピーター・ドラッカーが亡くなった時のほうが思うところは多かったかもしれない。

既に「7つの習慣」という書籍から始まった思想はコヴィー博士個人だけの思想ではなくいろいろなところに根を張り実っているだろうからね。

非常に生意気な言い方で申し訳ないけど、この本、万能とは思わないけど、それでも一読の価値はあるものだと思ってます。

更に言うとね、できれば本を読むだけではなくて「7つの習慣セミナー」を受けるといいと思います。

幸運なことに僕は仕事の一環でセミナーを受けた。えーっとあれは朝9時から18時までを3日連続、という結構なボリュームのものだった。やっぱりね、講師の話を聞いていろいろな演習(Win-Winを体感する演習とか面白かったな)を受けると、色々な気づきがあると思いますよ。

僕のように思っている人が世界中に何万人もいる、ということはコヴィー氏の、それこそミッションの結果だろうね。

考えちゃダメの餃子作り

2012-07-16 21:14:37 | 食べ物
夏ですな、気づいたら。なんかこないだ「梅雨入りしたねー」って話してたばっかだと思うんだけど。明らかにキングクリムゾンに時間飛ばされてる感じがする。

夏だろうといつだろうと餃子は旨い。(唐突)

餃子を腹一杯喰べたい時は自作に限ります。そりゃ家の近所に宇都宮のみんみん(あーありゃ旨かった)でもありゃいいけどそうも行かない。

材料買ってきて小一時間ほど餃子作成マシーン(考えるな、ただ包め)と化せばあとは餃子食べ放題。みじん切りも出来るハンディミキサーがあるのでみじん切り系はかなり楽になった。

いつも皮とタネがアンバランスになってしまうのが悩みのタネだったんだけど今回は新ノウハウで解決。分量通りに作ったタネをボールの中で八等分にしとくの。今回は皮が40枚なので八等分したので5個作ればいい。頭イイ。

んでもちょっと余った。あで?頭ワルイ。

まぁこれは次の日に冷やし担々麺の具にするからいいや。連休ってこういう使いまわしが出来るからいいね。

つーことで初日はオーソドックスに焼きでいただきました。

(副菜はピリ辛きゅうり)

混ぜる前のみじん切りキャベツに片栗粉を少し馴染ませると口当たりが良くなるというのでやってみたけど正解です。

そしてこの口当たりが効くのはなんと言っても水餃子。

水餃子なんだけどお湯の方に中華スープで味をつけてこれだけでスープとしていける感じで頂きます。

餃子を食べた後のタレ(醤油と、自家製のにんにく酢)をこのスープで割って飲むといい感じ。

うむー幸せ。

Rises

2012-07-13 20:53:13 | DVD、映画
さて、今年の夏は大忙しですよ。

なんてったって楽しみなのは「ダークナイト・ライジング」

僕らの大好物「ダークナイト」の完結編です。

「ダークナイト」の説明はもう不要ですね?

「ノーノー、俺が待ってるのはバスドライバーだ」ドギャーン!
「マジックを見せてやろう、今からこの鉛筆を消す、ダダーン!」
「Hit me! Batman, Hit me!」ガキガキガキーン!

です。

おもろかったなー、ダークナイト。

ダークナイトの中でも僕らの大好物、ジョーカーは今回出ません。なんせ俳優が亡くなってしまったからね。

故ヒース・レジャー。

とはいえあれだけ広げた物語にしっかりケリをつけてもらわなくてはいけないので完結編「ダークナイト・ライジング」は楽しみだー。

今わかってる情報では、

メインの悪役はベイン。


この人。

キャット・ウーマンが出ます。敵かな?味方かな?


演じるはアン・ハサウェイ。僕、この人大好き。

ジョセフ・ゴードン・レヴィットが出ます。バットマンの相棒、ロビンなんじゃないかという噂もあった。


(500)日のサマー、インセプションの人。

予告編見るとスタジアムとか橋とかがえらいことになってますよー。

クローゼットから

2012-07-09 21:02:06 | DVD、映画
「モンスターズ・インク」を観ました。
ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント
発売日:2007-06-20

ピクサーの作品は結構観たつもりだったけどまだこれは観てなかった。

ピクサーはすごいねぇ。面白かったわ~。

ドアに乗ってチェイスするシーンがあるんだけど、もうこれだけで楽しい。

画像も綺麗だしね。2001年公開ということで10年近く前になるわけだけど、画像はとてもきれい。特に主人公サリバンの毛の感じとかね。これはこだわったところだろう。

人間の女の子(ブー)がうちの姪っ子の下の方に似てる。その子がきゃっきゃ言ってるだけで嬉しいわ。

これだけ面白ければまったく文句ない。

そして更に興味深いなぁと思うのは設定。

この映画の世界では、「子供部屋のクローゼットからモンスターたちが出てくる。モンスターたちは子供を怖がらせ、悲鳴を上げさせる。その悲鳴はモンスター世界のエネルギーとなる」という設定になっている。

「クローゼットから出る」は英語で「Come out of the closet」、これって「ゲイであることを明かす」という慣用句でもある。

(ネットで調べたら英和辞典にも載ってた)

そう考えると話が深すぎる。

主人公のサリバンとマイクは同居している。マイクが恋人であるセリナと最初に話しているとき、サリバンの表情はどうも微妙(嫉妬?)。そもそもサリバンは「サリー」という女性らしい名前で呼ばれている。これって二人がゲイであることをにおわせているように見える。

もちろんそんなことは知らなくて楽しめる映画だけど、深読みしようとすればいくらでも深読みできる、というのはさすがピクサー、すごいね。

自分の体をコントロール

2012-07-03 20:05:16 | スポーツ
だらだらと続けております、合気道。

まだまだ初心者なので難しいことは出来ない。受け身と膝行(という動作があります。要は正座からお尻を上げて膝で歩くこと)、あとは簡単な技を少々。

合気道やってて思うことは「自分の体をコントロールすることって難しいな」

合気道の稽古と言うのは、まず師範が師範代を相手に技をかける。

これを見本に各自二人組になりその技を再現する。

師範と師範代の見本は当然「こともなげに」技を掛け合う。

師範は技をかけながらちょこちょこ説明をしてくれる。「ここで体が曲がってしまうと軸がぶれるのでしっかり前を向いているように」だとか「ここで右足をしっかり踏み込むように」とか。

こともなげにやっている技を観ていると「はいはい」と頭では分かる。だけどじゃあ実際にやろうと思うとこれが出来ない。

練習相手と向き合って「お願いします」となった瞬間に「あれ?右足だっけ?」といきなり止まってしまう。僕は初心者なので相手である師範代が事細かに押してくれる。そこでやっと頭で理解する。で、再現しようとするとまた引っかかる。自分では右足を斜め前に出しているつもりなのに出てなかったり。

基本動作である受け身にしても前回り受け身というのがあるんだけど、これが左右ある。右前回り受け身というのは右手を前にして前にでんぐり返し、左はその逆。僕は右前回り受け身はそれなりに出来るんだけど、左が全然うまく行かない。右と左が違うだけなんだけど。

たぶん頭で「左手の外側を床につけて、右足でけり出すと同時に頭を内側に丸めて、、、」と考えている時点でもうダメなんだろうね。理屈ではなく感覚でやらないと。

こういうことがちゃんと出来る人は自分の体のコントロールが巧い、ということなんだろうと思う。

自分の体を巧くコントロールしたい、というのが合気道を始めた動機の一つでもあります。

結婚式に来ていた同僚

2012-07-02 23:28:02 | 日記
毎日何人もの人が亡くなっている。

センチメンタルな話をしたいわけではなくて事実としてね。

これだけ人がいるんだからそれはそうだ。同じくらい毎日生まれている人もいるし。

亡くなる多くの人は普通の人で新聞で報道されたりしないし、その人の死が歴史に残ったりしない。

そりゃそうだ。

亡くなった人全員が歴史に残るのであれば歴史の教科書がずいぶん厚くなっちゃうからね。


ふと気づいたら明日は会社の同僚の命日だった。

亡くなったのは2004年、もう8年前のこと。

会社の近くに住んでいて自転車で彼女の家に向かう途中に事故で亡くなった。

彼が亡くなった数日後、彼と同期の男性の結婚式があった。七夕近くだったことをよく覚えている。

僕はその男性とも知り合いだったから結婚式に出た。

結婚式の二次会は会社の近くの飲み屋。

二次会の後、亡くなった彼の先輩だった女性と共に彼が亡くなった交差点に花を手向けに行った。

手を合わせたあと、その女性が行った。

「たぶん、今日の結婚式、あいつも来てたと思うよ」

人の死って僕は未だによく分からないけど、こういうことなんじゃないかなと思う。

死後の世界があると信じられるほど子供じゃないし、死んだら何にも残らないよと言い張れるほど大人じゃない。

それでも、亡くなった友人が結婚式に来てくれていた、と信じることくらいは許されてもいいじゃないですか。