浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

ナイスガイ、鉄人・衣笠祥雄

2018-04-26 16:35:30 | ニュースから
僕は野球ファンではなくて、野球に関する知識がほとんど無い。あまり積極的に野球を観たりもしない。だけど、このニュースだけは単なる僕の、子どもの頃の思い出として書くことをご容赦頂きたい。「野球好きでも無いくせに」と言われてしまうかも知れないけど。

小学生の頃、近所にとても仲の良い友達がいた。たぶん小学校4年生から6年生くらいまではずっーっと一緒に遊んでたような気がする。その友人のご両親は広島出身で、彼はいつも広島カープの帽子をかぶっていた。ちょうど僕の子供時代に広島カープの初優勝があって、そんなこんなで僕は野球チームといえばなんとなく「広島カープ」というイメージがあった。あと知っていたのは巨人、阪神、くらい。

そういうわけで、「鉄人・衣笠」は僕が知っている数少ない野球選手の一人だった。

当時の連続出場世界記録を達成したことは知っていたし、王貞治に続いて野球史上二人目の国民栄誉賞受賞選手。

衣笠が連続試合出場記録を達成したのは今の僕と近い年齢の頃。今となって、改めて「試合に出続けること、打席に立ち続けること」の難しさ、尊さが判る。改めて「とんでもねぇことだ」と思う。

僕は野球はあまり観ていないけど、後に本で読んで知った「野球選手・衣笠」はこの本。


「江夏の21球」

日本における「スポーツ・ノンフィクション」というジャンルを確立したと言っても大げさで無いほどの有名な作品で、1979年に広島が日本一になる試合を描いたもの。

主人公的役柄は当時の広島のエース、江夏豊なんだけど、ある場面で衣笠が江夏に近づき勇気づける。ここで江夏はその男気を感じ、、というという描写がある。

ほとんど野球の知識がない僕でもこのシーンはグッと来る。

今回、その衣笠が亡くなられた。亡くなった当日に偶然、僕は広島に居たんだけど亡くなられたことを知ったのは東京に戻ってからだった。

その日のニュースは衣笠を偲ぶニュースばかりだった。

若いときも、また引退した後も、改めてとても素敵な笑顔の人だったなぁ、と映像を観て改めて思う。

その笑顔も、またデッドボールに対しても投手に「気にするな」とばかりに手を上げる姿も、そしてマウンド上の江夏にかけた言葉も、引退後の活動もとにかくすべて含めて「ナイスガイ」という言葉以上にこの人に似合う言葉は、無いと僕は思う。

毎日ハッピー

2018-04-21 09:59:48 | 仕事
今、僕は自分で仕事をしている、つまり「会社員」では無い、ということ。

どうせ一人だし何か大きな借金(例えば住宅ローンや奨学金)があるわけじゃないし、日々食ってくらいは出来るんじゃないかなーと思っていたけどそれはそのとおりだった。

というか想像よりも、ありがたいことに仕事は多々あって、会社員で居た時よりは金銭的にも時間的にも余裕がある感じがする。

単純比較は出来ないけど、会社員時代から考えて「時給」ということで言えば体感的には5倍くらいになっている気がする。ありがたいこってす。

で、最近思うんだけど自分でビジネスするせよ、あるいは人に雇われるにせよ、根本的な大事なこと(そりゃたくさんあるけど)は、3つ。

「質問には答える」
「嘘をつかない」
「自分が悪いときにはちゃんと謝る」

この3つをしっかりやっている人って意外と世の中に多くないので、これをやっていると結構信頼される。もちろん僕だって常に完璧に出来ているわけじゃないけど。

それでも、極力、出来る限りこれらをやっていると問題はあまり起きないし、起きてもそんなに大きくならず毎日ハッピーに生きていける。

逆に言うと、この3つを逆にしていると問題は加速度的に大きくなる。

つまり、

「質問には答えない」
「嘘をつく」
「自分が悪くても謝らない」

ということ。

いや、誰のことを言ってるってわけじゃーないっすよ。


無人島に持っていく一冊

2018-04-16 10:27:12 | 
よく「無人島に本を一冊持っていけるなら」という質問があるじゃないですか。

そもそも無人島なら食料や生活用品を持っていったほうがいい、という野暮な答えはおいておいて。

これもなかなか難しい質問だと思う。いくら自分が好きな本でも結構飽きちゃうんじゃないかなとも思うしもし読んだことない本を持っていってそれがつまらなかったらがっかりしてしまう。

たまに「自分なら何を持っていくかな」とすこーしだけ、考える。

で、そのテーマである時、けっこう新基軸な答えを聞いた。ある有名なソングライターの人の答えだったと思う。(ごめんなさい、うろおぼえなんです)

その人はアメリカのヒットチャートの一覧の本を持っていく、と。それだとだいたい聞いたことがあるから、曲のタイトルを読んだけで頭の中でその曲を再現できる。更にその曲が入っていたLPの他の曲のことを思い出したり、その曲を聞いた頃の思い出を考えていたら退屈はしないだろう、と言っていた(のを、読んだ覚えがある)。

そういう視点で、僕はこのシリーズを持っていくかなと思う。


ゼロ年代アメリカ映画100 (アメリカ映画100シリーズ)

タイトルどおりの本でその年代(つまり10年間)のアメリカ映画の100本が紹介されている。その映画の紹介を読んで、その映画を頭から思い出していればかなり時間はつぶせると思う。もし観てなかったとしてもこの本での紹介を見ながら、どんな映画か想像も出来るしね。

ゼロ年代、90年代、80年代、70年代、60年代と出てるけど僕はゼロ年代を持ってくかなー。

AmozonEchoDotを買ったよ。

2018-04-12 16:37:25 | 日記
買いました。


Amazon Echo Dot


Amazonが出してるスマートスピーカー。「アレクサ、◯◯」と声をかければ答えてくれる。

正直、僕はそういうシステムにまったく興味なかったんだけど、じゃあなぜ買ったんだ、というとまぁまぁいろいろありまして。

家にいるときにはラジオを聞いていることが多い。当然、今だとスマホでラジオを聴ける「ラジコ」というアプリがあるのでスマホで聴けばいい、、と思うでしょ?これがねー。。

まず、スマホでラジコ聞いてるとすごく電池を食うんですよ。僕は家ではキッチンでダイニングテーブルに座ってラジオを聴くことが多いんだけど、そこに座っているとスマホの充電が出来ない。そりゃもちろん延長コードとかで繋げば充電できるけど、そこまでは面倒。

だから今までは普通のラジオ、つまりラジオ受信機(ってのも変な言い方だけど)でラジオを聞いていた。だけどね、やっぱりラジオ受信機だと電波があまり良くなくて。一度、チューニング狂っちゃうとまた合わせるのが面倒。置き場所変えてみたり。。

仕方ないので性能のいいラジオ受信機を買おうかなぁと思っていたんだけどこの時代に一万円近く出してラジオ受信機買うのもなぁと思っていた。

そういうところにこのスマートスピーカーが出たもんだから飛びついた次第です。

家に届いてすぐWi-Fiにつないで、ラジコのアプリを入れればラジコが聴けた。

結果としてどうかというと、すごく快適。「アレクサ、ラジコでTBSラジオをかけて」と言えばすぐTBSラジオが聴ける。止めるときは「アレクサ、ストップ」とか言えばいい。ちょっとこの快適さはびっくりです。

あとはたまーに「アレクサ、今日雨降る?」とか天気を聞くこともあるけど基本的にはラジコ専用機。十分です。

あ、そうそう、タイマーもたまに使うかな。料理してて手が離せないときとかに「アレクサ、タイマーを20分でセットして」とか。

今までの経験上、音声認識端末ってほとんど信用してなかった。なんか聞き取り精度が高くないなーと思って。だけど今回のは昨日がシンプルってこともあるかも知れないけどあまりストレス無く使えてて良いです。

よくわからないのだけれども

2018-04-09 10:33:39 | 日記
仕事柄によるものが多いんだけど、だいたい僕は聞かれて答えることが多い。知らないことでもとりあえる「答える」ということが仕事。もちろん嘘や適当なことを答える、ということでない。

「自分はそれについてはまったく知識がありませんが、同様の事例だとこういうことが言えます」とかね。「わかりません」と答えるってことも大事な答え。

それでも、というかだからこそというか、日頃生きていて「よくわからんなー」と思うことは多々ある。そのあたりを2つほど。

<買取専門店について>

先日、盛岡の町中を車で走っていたら大きな「買取専門店」を見つけた。イメージとしては大型の家電量販店くらいの大きなビルで国道沿いの3階建て。「なんでも買い取ります!」「どうぞお売りください」みたいな看板が出ている。

ふと思い返してみると、僕の家の近所のツタヤも先日、2階の一部が買取専門店になった。

このように、町中には都会だろうと地方都市だろうと買取専門店が増えている。こういうのってどうやって儲けているんだろうか?

例えば家に眠っている古い着物をまとめて目方で売って、その中の一着が実は値打ち物で何百万、ってことは多く無いだろう。おそらくは持ち込まれるのは着なくなった服、古い家電、あとは何だろ、昔の玩具とかゲームとか? そんなのホント二束三文なんじゃないの??

どうやって儲けているのかよくわからんなー。

<車で『あおられる』ということ>

ふとTwitterを見ていたらこんな日焼け防止カバーを見かけた。


Twitterではこれをつけた写真と共に「この日焼け防止カバーをするようになってから後ろの車にあおられないようになりました」とつぶやかれていた。

つまり、車を運転する人が腕の日焼け防止のためにこのカバーをする。そして運転席から片手を出したりしていると、ちょっと怖い人かと思われて、後ろの車からあおられることが無くなる、、と。なるほど。まぁ本当かどうかは別として論理は立ってる。別の問題もありそうな気もしますが。

だけど、僕はよくわからないのだけれども運転をしていてそんなに「後ろの車からおおられる」ってことって有るのかな??少なくとも僕は後ろの車からあおられた経験が無い。もしかすると自分が気づいていないだけかも知れないけど。。

というかそもそも論、もしあおられたとしたら道を譲れば良いだけなんじゃないかな?譲っても付いてこられたとしたらそりゃ問題だろうけど。


まぁ世の中まだまだ分からないことばかりですなー。