僕は野球ファンではなくて、野球に関する知識がほとんど無い。あまり積極的に野球を観たりもしない。だけど、このニュースだけは単なる僕の、子どもの頃の思い出として書くことをご容赦頂きたい。「野球好きでも無いくせに」と言われてしまうかも知れないけど。
小学生の頃、近所にとても仲の良い友達がいた。たぶん小学校4年生から6年生くらいまではずっーっと一緒に遊んでたような気がする。その友人のご両親は広島出身で、彼はいつも広島カープの帽子をかぶっていた。ちょうど僕の子供時代に広島カープの初優勝があって、そんなこんなで僕は野球チームといえばなんとなく「広島カープ」というイメージがあった。あと知っていたのは巨人、阪神、くらい。
そういうわけで、「鉄人・衣笠」は僕が知っている数少ない野球選手の一人だった。
当時の連続出場世界記録を達成したことは知っていたし、王貞治に続いて野球史上二人目の国民栄誉賞受賞選手。
衣笠が連続試合出場記録を達成したのは今の僕と近い年齢の頃。今となって、改めて「試合に出続けること、打席に立ち続けること」の難しさ、尊さが判る。改めて「とんでもねぇことだ」と思う。
僕は野球はあまり観ていないけど、後に本で読んで知った「野球選手・衣笠」はこの本。
「江夏の21球」
日本における「スポーツ・ノンフィクション」というジャンルを確立したと言っても大げさで無いほどの有名な作品で、1979年に広島が日本一になる試合を描いたもの。
主人公的役柄は当時の広島のエース、江夏豊なんだけど、ある場面で衣笠が江夏に近づき勇気づける。ここで江夏はその男気を感じ、、というという描写がある。
ほとんど野球の知識がない僕でもこのシーンはグッと来る。
今回、その衣笠が亡くなられた。亡くなった当日に偶然、僕は広島に居たんだけど亡くなられたことを知ったのは東京に戻ってからだった。
その日のニュースは衣笠を偲ぶニュースばかりだった。
若いときも、また引退した後も、改めてとても素敵な笑顔の人だったなぁ、と映像を観て改めて思う。
その笑顔も、またデッドボールに対しても投手に「気にするな」とばかりに手を上げる姿も、そしてマウンド上の江夏にかけた言葉も、引退後の活動もとにかくすべて含めて「ナイスガイ」という言葉以上にこの人に似合う言葉は、無いと僕は思う。
小学生の頃、近所にとても仲の良い友達がいた。たぶん小学校4年生から6年生くらいまではずっーっと一緒に遊んでたような気がする。その友人のご両親は広島出身で、彼はいつも広島カープの帽子をかぶっていた。ちょうど僕の子供時代に広島カープの初優勝があって、そんなこんなで僕は野球チームといえばなんとなく「広島カープ」というイメージがあった。あと知っていたのは巨人、阪神、くらい。
そういうわけで、「鉄人・衣笠」は僕が知っている数少ない野球選手の一人だった。
当時の連続出場世界記録を達成したことは知っていたし、王貞治に続いて野球史上二人目の国民栄誉賞受賞選手。
衣笠が連続試合出場記録を達成したのは今の僕と近い年齢の頃。今となって、改めて「試合に出続けること、打席に立ち続けること」の難しさ、尊さが判る。改めて「とんでもねぇことだ」と思う。
僕は野球はあまり観ていないけど、後に本で読んで知った「野球選手・衣笠」はこの本。
「江夏の21球」
日本における「スポーツ・ノンフィクション」というジャンルを確立したと言っても大げさで無いほどの有名な作品で、1979年に広島が日本一になる試合を描いたもの。
主人公的役柄は当時の広島のエース、江夏豊なんだけど、ある場面で衣笠が江夏に近づき勇気づける。ここで江夏はその男気を感じ、、というという描写がある。
ほとんど野球の知識がない僕でもこのシーンはグッと来る。
今回、その衣笠が亡くなられた。亡くなった当日に偶然、僕は広島に居たんだけど亡くなられたことを知ったのは東京に戻ってからだった。
その日のニュースは衣笠を偲ぶニュースばかりだった。
若いときも、また引退した後も、改めてとても素敵な笑顔の人だったなぁ、と映像を観て改めて思う。
その笑顔も、またデッドボールに対しても投手に「気にするな」とばかりに手を上げる姿も、そしてマウンド上の江夏にかけた言葉も、引退後の活動もとにかくすべて含めて「ナイスガイ」という言葉以上にこの人に似合う言葉は、無いと僕は思う。