浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

第92回アカデミー賞結果をうけて。

2020-02-10 15:14:40 | 食べ物
アカデミー賞が決定しましたね。「結果はまだ聞きたくない!」という人はどうぞ一旦読み飛ばしていただいて(笑)

僕の予想は俳優部門は全問正解。まぁ今年は俳優部門はガチガチだったので、、当てたからと言ってあまり自慢はできない。

監督部門は本命サム・メンデス、対抗ボン・ジュノ、大穴タランティーノと挙げていたけど、結果はボン・ジュノ。韓国出身監督としては初めての快挙だと思う。

そして、作品賞。僕は今回はまったく決められない、と思っていてだったらとイチオシである「ジョジョ・ラビット」に賭けた。これはもう玉砕覚悟で外れて当然、もし万が一当たりでもしたらたいそう自慢できるだろうと思っていたんだけどまぁ玉砕しましたね。。仕方ない。ジョジョ・ラビットは脚色賞も取ったのでそれで十分だろう。

結果はパラサイト。外国語映画としては初の受賞でこれはまったく素晴らしいことだと思う。「今まで外国語の映画が作品賞を受賞したことはない」という事実が「外国語映画が作品賞を受賞しない」ということは意味しない。

面白い映画であるし、韓国の現状を如実に表していながらアメリカでもヒットしている、ということはここに描かれていることは韓国のみならず全世界的な問題であるということだろうと思います。

監督ボン・ジュノのスピーチが素晴らしかった。

”Most personal is the most creative."
「もっとも個人的なことが、最もクリエイティブなこと」

これはスピーチで自分が敬愛するスコセッシの言葉として紹介されたもの。まさにそのとおりだと思う。

おめでとうございます。

お弁当について

2019-12-25 14:04:39 | 食べ物
最近、仕事をしている日のランチは弁当を買うことが多い。

僕がよく仕事をするところの近くに個人経営のお弁当屋さんがある。ちょくちょく通っているんだけど店名も知らないような小さなお店。そこが値段が手頃でねぇ。

唐コロ弁当という、白飯、唐揚げ一個、コロッケ一個、ちくわの天ぷら一個が入った弁当が370円。更にご飯を少なめにとお願いすると40円引きになるのでなんと330円になってしまう。

以前は自分でお弁当を作って持って行ってたりもしたけど普通のお弁当、揚げ物だって「揚げたて」ってわけじゃないけど揚げてから1時間は経ってないもの、が入った弁当が330円だと「じゃあこれでいいよなぁ」と思ってしまう。

「めちゃくちゃ美味い!」というわけじゃないけど、やっぱり炊飯器から盛ったご飯と温かい揚げ物は鉄板的に美味しい。

僕はあまりコンビニ弁当を食べない。それには2つの理由があって。

まず、大体のコンビニ弁当は量が多い、ということなんだよね。すでにパッキングしてあるから「ご飯少なくしてください」なんていうオーダーは効かない。なので一個食べるとかなり満腹になってしまう。

2つ目は「冷たい」ってこと。もちろん、電子レンジで温めることは出来て、それはそれなりに美味しいけど、この個人のお弁当屋さんは買った時点で温かいわけで、こちらのほうが僕はいいと思う。

こういう個人の出来たて弁当だとトッピング問題というのが悩ましいですね。

例えば、この店だと一般的な弁当はおかずが唐揚げ、コロッケ、ちくわの天ぷら、白身魚のフライ、焼き鮭あたり、そして白飯だけor海苔(白飯の上に海苔が乗ってる)がローテーションされていることになる。

つまり、
唐コロ弁当370円=コロッケ・唐揚げ・ちくわの天ぷら/白飯
海苔弁400円=白身魚フライ・唐揚げ・ちくわの天ぷら/海苔乗せ
特海苔弁当500円=白身魚フライ・唐揚げ2コ・コロッケ/海苔乗せ

これに、別注でトッピングを追加できる。焼き鮭120円、白身魚フライ100円、唐揚げ50円、ちくわの天ぷら40円、コロッケ30円、と言った具合。

僕のこのみとしては、まず絶対にちくわの天ぷらは食べたい。いや、もし「ちくわの天ぷら弁当」とか言って白飯にちくわの天ぷら3コ付いてるだけ、という弁当があったらあまり惹かれないけど、いくつかのおかずの中にかならずちくわ天は欲しいんですよ。

唐揚げ・白身魚フライ・ちくわ天、でもいいし、唐揚げ2コ・ちくわ天でもいいんだけど。なんというかスーパーサブというか第三の男と言うかね。

それとやっぱり唐揚げも食べたいよね。

あと僕実はそんなに海苔弁に熱くならないんだよね。ここの海苔弁はしろいご飯に海苔が一枚敷いてあるだけだから、ご飯を食べていくときにいちいち海苔を箸で切っていかなければいけない。刻んだ海苔が乗ってるほうが僕は好きです、食べやすくて。

だから可能ならば「海苔弁ご飯少なめ海苔無し」というのが頼めれば一番いいんだけどやっぱり昼時にはこういうお店は混んでるのでなかなかこういう面倒なことは頼めずにいます。

横浜ラーメンおか本での個人的完璧メニューについて

2019-10-28 13:09:43 | 食べ物
2、3ヶ月前から世田谷区に住んでいます。引っ越しました。「浅草文庫亭」という名前はどうなんだ?とも思うけどまぁその前も大田区に住んでたから。気にしないでください。

あまり近くに飲食店があふれてる駅では無いけど、ラーメン屋は多くて、特に「横浜ラーメンおか本」というお店にはちょくちょく行っている。

美味しい家系ラーメンのお店です。家系ラーメンは今となってはチェーン店もあって「それほどでもないな」というところもあるけど、ここは美味しい。どうやら武道家というところから独立した方がやってるようだ。(そういう説明が貼ってある)

ここで、僕は「完璧に僕好みの食べ方」を開発したので紹介します。あくまで、僕の、ってことですからね、ご容赦ください。

まず、最近、僕はなかなか量は食べられなくなってきた。大盛ラーメン&ライスなんて確実に無理、場合によっちゃラーメン普通&ライスもきつい時がある。食べ物を残すのは信条としてしたくない。

更にまぁあんまり予定のない日ならお酒を少し飲みたい。

そういう前提でお聞きください。

このお店はラーメン(並)が、650円。

エライ!!

イイですか、皆さん。この時代、消費税も10%になりました。見渡せば普通のラーメンが850円、ちょっとなんか足したら1,100円みたいなラーメン屋さんが増えてきました。ラーメンってそんな高級料理でしたか!?もちろん、馬鹿にしてるわけじゃない。でもね、僕はやっぱりラーメンは基本700円台、出来れば600円台、それになんか足して800円台ってのがいいと思うんですよ。それでここは650円!エライ!!つまり2杯食べても1,300円てことですよ!(当たり前だ)エライ!!

更にご飯は食べ放題!エライ!!近くに大学があるからですかね、エライですよ、これは。

さて。その前提で、どうやってメニューを組み立てて行くか。順を追ってご説明しましょう。

前提として言っておきますが、以下の食べ方は休日にゆったりした時間を過ごすためのメニューです。だいたい30分くらいはかかるので、お店の忙しい時は避けて伺います。だいたい2時とか3時ですかねぇ。行列出来てるときに一人でゆっくりするのもお店にご迷惑でしょうからね。

まずは、ハイボール350円を頼みます。

イイじゃないですか、休日なんだし。つまみはキュウリの漬物、テーブルに置いてある無料のもの。これがまたねぇ、ポリポリと歯応えがありハイボールに合う。

なに?つまみがキュウリだけじゃ寂しい?そうでしょうそうでしょう。というわけでここでキャベチャー(150円)をいただく。


このつまみの良いところはメイン(ラーメン&ライス)での使い道も視野に入れられることですね。コマ切れチャーシューをラーメンに入れればチャーシューメンになるし、そのまま飯にかけてチャーシュー丼にって手もある。非常に使い勝手がいいつまみです。

ここで!この店で忘れちゃいけないものがある。それは、ガーリック。もちろん、他のお店と同様、卓上にニンニクすり下ろし、生姜すり下ろし、豆板醤、白ごまは置いてある。しかしこの「ガーリック」は店員さんに言わないと出てこない。


これ。これですよ、これ!一見、単なるニンニクみじん切りの醤油漬けなんだけど異常に美味い。ラーメンに入れても飯にかけても美味い。なんでこんなに美味いんだ?と思ってよくみたら、ニンニクと醤油だけじゃなく、背脂も入ってる。上部に浮いてるのが背脂ってこと。良いですねぇ。

これをお好みでキャベチャーにかけて食べると更に風味が増して美味い。

さて、このあたりでおもむろに「ライス少な目」お願いする。これはまだ食べない、冷ますため。最近、僕は思うけどラーメンと食べるライスは冷めてたほうが美味い、美味いというか使い勝手が良い。あつあつスープがまだ口中にある時に、おもむろに飯をかっこむ、なんて場合はあつあつご飯だとなかなかうまくいかない。粗熱が取れた冷や飯のほうがいい。というわけでこのタイミングでライス少な目を頼む。少な目なのは僕の胃袋具合なんで食べられる人は多めでも問題ない。

ちなみにガーリックと同様、店員さんに言わないと出てこない薬味として「一味」もある。

これは一味の醤油漬け。けっこう辛いので使い方には注意が必要。

だいたいキャベチャーのキャベツをつまみに酒を飲み終え、ライスも冷めたところでラーメンを頼む。

ここで!ポイントが一つあります。

いや、もちろん好きなラーメンとトッピングを頼めばいいんですよ。僕のオススメはラーメンだけで考えるなら特選800円。

これは普通のラーメンに味玉追加、チャーシュー、ほうれん草、海苔増のもの。お得です。

しかしねぇ、繰り返しになりますが最近もう僕は量は食べられないわけですよ。

しかもすでにハイボール一杯飲んじゃってるわけでね。

ではどうするか?そこでなんと!この店には麺が半分の量の「レディースラーメン」があるわけですよ。僕はこれを頂く。

麺少なめなので飲んだあとの締めにぴったり。


はい、というわけで今回頂いたのは下記のとおりです。

ハイボール:350円
キャベチャー:150円
半ライス:無料
キュウリの:漬物無料
レディースラーメン:500円

なんと1,000円ぽっきり!(途中、アサヒスーパードライ瓶ビールの写真があったと思いますが無視してください)

あとはもうあなた、やり放題ですよ。ちょい冷めご飯にキャベチャーのチャーシューかけてガーリック、一味、豆板醤を足してチャーシュー丼にしちゃったりね。


至福の休日。


お試しあれ〜。

※くれぐれも混んでない時間帯にどうぞ〜。

キャベ活

2019-03-28 11:25:12 | 食べ物
十数年前に潰瘍を患ってから、胃腸については結構慎重になってます。

あ、なんかラップみたいだ。

患う潰瘍!胃腸に慎重!Yo!

キャベツの成分は胃腸に良い、と聞いてから極力食べるようにしていますが、今はとにかくザワークラウトを食べてます。

ザワークラウト、つまりはドイツ風のキャベツの漬物ですね。「キャベツの酢漬け」と言われることもあるけど酢は入っておらず、乳酸菌による発酵作用で酸っぱくなっている。

ビール好きなこともあって発酵については最近、興味がある。微生物が食物に影響を与えることのうち、人間にとって有益でないことを「腐敗」と呼び、有益なことを「発酵」と呼ぶそうです。つまり、腐敗と発酵は人間次第、と。でこの「有益」にしたって「人による」ってことだよね。納豆だって「匂いが臭くなってこれ有益じゃない!」という人もいれば「美味しそうな匂いだから有益」という人だっているわけで。

話戻してザワークラウト。

きっかけは先日、とあるイベントで自家製ザワークラウトを頂いたこと。銚子にあるキャベツ生産者さんが、大きくなりすぎて出荷できなくなったものをザワークラウトにしたのを頂いた。話を聞くと、ザワークラウトって切ったキャベツと塩だけでできるとのこと。へー、そんなに簡単なのね。なので、このザワークラウトも切ったキャベツと塩をジップロックに入れただけのもの。

頂いた当初はまだ発酵して無くて単なるキャベツの浅漬けって感じだったけど2週間ほど常温で放置しておいたら少しぷくぷく泡が出てきて酸っぱい匂いになってきた。

よーく見るとちょっと「澱」のようなものが出ている。

食べたらなるほど、こりゃあザワークラウトって感じ。

いやぁ、これは良いじゃないですか!一人暮らしだとどうしても野菜不足になりがちだけどキャベツ一玉とか買っても持て余すし。。こうしておけばかなり日持ちがする。

調べて見ると、残ったザワークラウトの切れっ端と汁を再活用してまたキャベツと汁を入れれば更にザワークラウトができる、とのこと。

つーことでその袋にまたキャベツを放り込みザワークラウトを作ってます。

更に現在はいっつも普通のキャベツではつまらないのでレッドキャベツでも作ってみてる。

(レッドキャベツ半玉がスーパーで半額だったのよ、税別92円、そりゃ買うでしょう)

これはこれで鮮やかで食卓が華やかになりますな。

ホント、いいですザワークラウト。キャベツ一個でもぺろりと食べてしまう。お試しあれ~。

レシピはこういうとこ参考にしてます。→ザワークラウトの作りかたを「天然発酵のえらい人」サンダー・キャッツさんが教えてくれた【キャベツと塩だけ】

カルディいいよね

2019-02-04 11:22:12 | 食べ物
最近、いろいろなところに店舗を増やしているカルディ

輸入食品ショップ、といえばいいのかもしれないけど普通の日本食材も売ってる。便利な店だよね。僕は最寄り駅の駅ビルに入ってるのでついつい寄ってしまう。

買うのはワインとか生ハムとかが多い。

生ハム切り落としも美味しいし、このプロシュートも美味しい。


なかなか見つけられないんだけど、あった場合には即買いですね。

で、最近見つけたヒット商品はこれ!
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ファズィオン ラザニアシート 250g価格:248円(税込、送料別) (2019/2/4時点)



茹でずに使えるラザニアシートです。今まで僕はこちらのラザニアシートを使っていた。
バリラ ラザニエ 500g [正規輸入品]

なんだけど、このファズィオンのほうが味がいいと思う。(あくまで個人の感想です)

Amazonとかで買うと高いんだけどカルディで買うと300円しないしね。お勧めです!

牡蠣はいいよね

2018-10-23 15:30:14 | 食べ物

牡蠣はいいよね~。

腹いっぱい牡蠣を食べたくて、食べ放題に行ってきました。神田駅西口にあります。

飛梅 神田西口店

本店が宮城県石巻にあるようで本場の牡蠣が東京で食べられるのは嬉しい。


この地域はビジネス街なんで土日はそんなに混雑していない。だからだと思うんだけど、土日祝日限定で牡蠣食べ放題コースがあります。

通常コースだと焼き牡蠣食べ放題60分(カキフライ、牡蠣飯、牡蠣汁はひとつずつついてくる)が2,980円!!更に1,000円追加で生牡蠣も食べ放題になり、更に+1,000円、つまり総額4,980円で飲み放題に。

僕は生牡蠣もぜひ食べたかったので4,980円のコースにしたけど、正直、焼き牡蠣だけでも十分満足出来るんじゃないかな。




結果、いくつ牡蠣を食べたかと言うと、2人で、

焼き牡蠣14コ
生牡蠣14コ
カキフライ4コ
牡蠣飯で牡蠣2コ
牡蠣汁で牡蠣2コ

計36コ、つまり一人18コ食べました。いやー、これだけ食べると流石に満足感あるね。

たっぷり牡蠣食べたいときにこのお店はいいね!

サンプラーについて(ポートランドビールレポート補足)

2018-09-07 16:30:09 | 食べ物

ポートランドビールの「サンプラー」についてちょっと補足。

クラフトビールは一つの醸造所だけでも下手すると10種類くらい種類があって、それをちょっとずつ試せる「サンプラー」というのがある。60ml~80mlくらいの小さめのグラスに何種類か入っていて8ドルとか。

まずその飲み方がとっても楽しいし、各店でその提供の仕方、特にグラスの下に敷くトレイが違うので観るのが楽しい。いくつかご紹介。



これはWidmer(ウィドミア)。これが僕はすごく一般的なパターンだと思うんだけど、木のトレイにグラス用のくぼみがあってそこにグラスが入れられるようになってる。



これはDeschutes Brewery(デシューツ・ブリュワリー)。なんて言えばいいんだろう、取っ手のついた板(ほんとこういうのなんていうの?)に6個のくぼみがあってそこにグラスを置ける。



これはポートランドで一番古い醸造所であるBRIDGEPORT BREWING(ブリッジポート・ブリューイング)のサンプラー。この写真は2015年に行ったときのもので、今回は下のように変わっていた。



全体の写真を撮らなかったのが本当に悔やまれる。。



公式インスタグラムに写真があった。要は醸造所の名前の通り、橋を模した形になっていて真ん中にロゴが入っている。持ち運ぶときは取っ手を持ち上げて持てるようになっていて最高にかっこいい。橋好きとしては売ってたら思わず買おうかと悩んでしまうところ。。



これはEcliptic Brewing(イクリプティック・ブリューイング)。Eclipticは「黄道」、つまり太陽の通り道、という意味なのでちょっと宇宙っぽくしているのかな、渦巻き。



そして今回のお気に入りサンプラー、StormBreaker Brewing(ストームブレイカー・ブリューイング)。無垢材にワックス掛けただけっぽい木の枠、グラスはたぶんジャムかなんかの空き瓶かな。いいね、この手作り感。

と、このようにサンプラーを見ているだけで楽しめるのでぜひいろんな店でお試しくださいませ。

ミシシッピ St.から(下)【ポートランド・ビールレポートその2】

2018-09-06 15:18:20 | 食べ物
イクリプティックを出てレッドさんについて道を上がっていく。



地図でみるとこんな感じ。下(南)にイクリプティック・ブリューイングがあり、道を北に上がっていく。

すると、それまでは殺風景な風景だったのが一気におしゃれな(いわば、Hipな)雰囲気になってきた。




…いやごめん、写真の撮り方が下手なのであまりおしゃれに見えないと思うけど。。ホントはもっとおしゃれです。このミシシッピ・ストリートというのはここ最近、人や店が増え、流行ってきている通りとのこと。

この通りの成り立ちがとてもおもしろかった。そもそもこの通りは郊外なんで静かな住宅街で、めぼしいものと言えば音楽スタジオしかなかったそう。そこに15年ほどまえに「リ・ビルディングセンター」というボランティア施設が出来た。

この施設は、家を取り壊したときなんかに出る廃材を無料で受け入れ、それを整理・整備し、安く販売する施設。よく見るとこのセンターの建物自体、廃材の窓を使っているので窓枠がバラバラ。

柵も古い金具(ドリルとかラチェットとか。丸いのはたぶん電気丸のこの刃)を再利用。


カッコいいな!普通に欲しいよ。





中はこんな感じ。洗面台、窓枠だけでもたっぷりある。

すごいざっくりした東急ハンズを思っていただければ遠くないかもしれない。手作り好きな人なら宝探し的に楽しめると思う。

で、安い資材を求める人がここに集まるようになり、そうなるとその人たちにコーヒーを出す店が出来、ランチを食べられる店が出来、そうなりゃ当然、夜はビールが飲める店が出来、、と発展してきたとのこと。

このリ・ビルディングセンターを「Magnet」、つまり「磁石」に例える人もいた。こういうのはとってもいいね。日本だとつい町おこしというとハコ物を作りがちだけどハコを作ったってなかなか人は集まらない。リ・ビルディングセンターという実用100%の施設が人を呼び町を作った、というのはとっても面白い。


町並みはとても賑やか。

面白いな、と思ったのがこの通りの路上駐車。もちろんほとんどは違法駐車ではなくパーキング・メーターにお金を払って停めている。それを飲食店も利用している。

人気になって店内の席だけじゃ足りない場合、恒久的に3台分くらい市から路上を借りてしまう。そこに屋根を作りベンチをおいて客席にしてしまう。面白いね。


左側がお店、軒先にも椅子とテーブルを出してるけど足りなくなったので、歩道挟んで路上にも客席を作ってる。この路上の客席はつまり本来は道路ということ。

店としては低コストで客席を増やせるし、市としては安定的に駐車料金が得られる。もちろん客席が増えればお客さんの待ち時間も減る。

日本だと道交法とかの問題で難しいだろう、もったいないことだよね。こういうのどんどんオッケーにしちゃえばいいのになぁと思う。(いや、もちろんいろいろ問題もあるんだろうけどさ)

別の日だけど、この通りに古くからあった音楽スタジオは今はバーになっててそこでハンバーガーを食べた。


パンが白パンでうまかった。


夜はたまにここで映画を流したりするみたいだし、暖炉もあって冬でも外で飲めそうだった。

これもさ、日本だと飲食店が外で映画流したり火を焚いたりするするのは法律的に色々問題あるけど、ある程度は許してくれたほうが楽しくなくなると思うんだけどなぁ。。派遣法とかの規制緩和とかよりこういう楽しいことの規制緩和を進めてくれたほうが僕は嬉しいんだけど。

ビールツアー2件はこのリ・ビルディングセンター向かいの「Stormbreaker Brewing」。Storm breakerというのはアベンジャーズ/インフィニティ・ウォーでソーが新しく作った武器、、ではなくて(いや、そうでもあるんだけど)、ポートランドではネイティブ・アメリカンの言葉でこのあたりの「カスケード山脈」を指す言葉とのこと。



カスケード山脈はカリフォルニア北部からオレゴン、ワシントン州に伸びる山脈のこと。海と並行してあるので、海からの嵐を止める。その結果、山脈の内側まで嵐が来ない、ということで嵐を壊すもの、という意味でStorm breakerとのこと。

その名を使った醸造所でこれまたいくつかの種類のビールを試す。

特に「おお、これいいね」と思ったのがHazy(かすみ、もや)と言われる濁ったビール。まろやかで飲みやすいし甘みがあるんだけどしつこくない。もちろん香りも良い。苦味の強いビールは好きじゃない、という人にはこっちのほうが好まれるかも知れない。

後日、ストームブレイカーの瓶ビールを自分用にお土産として持って帰ってきたんだけど、この「ニューイングランドスタイルペールエール」も少し濁りがあり、とっても美味しかった。

腹の底から「うまいなぁ~」と実感するタイプの味。それってどんな味か?大丈夫です、飲めばわかります。

この店はビールももちろんとっても楽しかったけど、店の作り自体が非常に面白かった。店の前にリ・ビルディングセンターがあるからか店の内装が手作り感溢れていた。それ故にテーブルも椅子も不揃い。


ふたつあるトイレのドアについてる鍵も不揃い。




でもねぇ、結局こういうのでいんだよね。ついつい新しくお店をオープンしようというといろんなものを新品で、揃えて店を作ろうと思っちゃうけどそういうとこのお金を抑えてもっと大事なこと、つまりは美味しいビールとか、に回してくれたほうが客としてはありがたい。

というわけで今回もたっぷりポートランドのビールをいただきました。

とにかく本当にポートランドのビールというのは種類が多くて楽しい。行かれることがあったら、ぜひサンプラー(いろんな種類をちょっとずつ飲める)を頼んでいくつかの種類を飲んでみてください。絶対に自分好みのビールが見つかると思うから。

ミシシッピ St.から(上)【ポートランド・ビールレポートその2】

2018-09-04 13:56:32 | 食べ物
到着2日目は「オ州酒ブログ」さんのビールツアーに参加。本当は土曜日はツアーを開催していないようだけどなんと個別ツアーをやっていただけることになった。ラッキー♪

まずは「Ecliptic(イクリプティック) Brewing」へ。


そもそも、このブリュワリーのあるあたりだけど行きすがら「自分一人だったら絶対来ないよなぁ」と思っていた。このあたりというのはここ10年くらいで発展してきたエリアらしくこのイクリプティック・ブリュワリーに行くには、例のWidmerから道を登っていく感じ。「ほんとにこんなところに店あるの??」と少し不安になる。



ストリートビューではこんな感じ。

右側の灰色の建物がイクリプティック。たぶんこのストリートビューは少し古くて、今ではもう少し建物が出来てはいるけどちょっと殺風景であることは変わらない。

なかなか、観光客はここまではいかないだろうなぁ、と思うところに行ける可能性があるのがツアーの良いところ。

ブログ管理者でありツアーガイドのRed Gillenさんからお話を伺いながらイクリプティック・ブリュワリーのビールを頂く。


Redさんによると、ポートランドでこれだけビール作りが盛んになったのには3つの理由があるとのこと。

1,ポートランド近郊の豊かな水源と農地

このあたりというのはマウント・フッドという山がありそこからよい水が流れてくる。ビールづくりに重要な水が確保できるということ。これは確かに実感として理解できる。ポートランドでは普通の水道水で十分に美味しい。だいたい皆さん水筒を持ち歩いていていろんなところで飲料水を補給している。更にビールに必要な麦芽やホップなんかも安定的に採れる。こういう自然環境に恵まれたということがビールづくりが盛んになった理由のひとつだそう。

2,チャレンジ精神

ポートランドでは「とりあえずやってみよう」というチャレンジ精神が根付いている。例えば若い人がガレージで「とりあえずビールでも作ってみるか」とビールを作り出したり、きちんとしたブリュワリーでも「こんな感じで新しい味を作ってみるか」と作ってみたりしている。これにより、もちろんたくさん失敗もするけど新しい、美味しい、面白いビールが出来、ポートランドビールの下地を広げていっている。

例えば、ということで聞いたのが最近のポートランドビールではHazy(霞、もや)という種類が出ているらしい。これは僕も飲んだけどこれはこれでとっても美味しかった。



この写真の真ん中のもの。イメージ的にはにごり酒みたいなものですね。

頭の固い人は「ビールが濁ってるなんて!」というかも知れないけど「いいじゃん、作ってみようよ」と作ってみて「うまけりゃいいじゃん」ということ。

3,シェアしあう風土

ポートランドではブリュワリー同士が学び合い、教えあっている。例えば近所のブリュワリーだと普通は「商売敵」な訳で、自社の秘密なんて教えられない、と思うけど、そんなこと気にせずに聞きに行ったり、聞きに来たら教えてあげたり、ということをしている。これは非常にポートランド独特の文化とのこと。(余談だけど、後日、他の場所でもこの文化について聞いた)これによって、日本語でいえば「切磋琢磨」しあってビール文化が高まっている、とのこと。

なるほど。

この3点に基づいて活発化しているのが「ビール文化」ってのがいいね。堅苦しくなく、気軽に飲めるビールってのがさ。

(続く)

【ポートランド・ビールレポートその1】

2018-09-03 13:34:47 | 食べ物
またポートランド(アメリカのオレゴン州)に行ってきました。

3年ぶり2回め。前回の内容はこちら→「ポートランド旅行記」

今回はポートランド在住のむめもさんに、ポートランドのまちづくりについてのオープン講座にお誘いいただき、勉強半分・観光半分。

まずはビールからですね、ポートランドですもの。

改めてお伝えすると、オレゴン州ポートランドは「マイクロ・ブリュワリー」という小さな醸造所がたくさんあることで有名。それぞれの醸造所が多彩なビールを作っており、そういうのを試しているだけでとっても楽しい。

着いた初日にまずは「Widmer brothers」へ。

何はなくても僕にとってはポートランドビールといえばまずWidmer IPA。3年前にポートランドに来たとき、初めてこのビールを飲んで「な、な、なんなのだこれは!?」と衝撃を受けた。

もちろん、僕はビールが好きだけどこんなに衝撃的なビールはそれまで飲んだことがなかった。その頃、僕の知っているビールといえば普通のビール(つまりまぁ、一番搾りだの黒ラベルだの)かギネスなんかに代表される黒ビールくらいしか種類を知らなかった。そんな時にIPAを飲んだらこれが美味しくて美味しくて。更に同じWidmerのHefeweizen(へフェヴァイツェン)を飲んで「おお、これまたぜんぜん違う!!」と思った。これが僕がクラフトビールにドハマリするきっかけだった。

思い起こしてみると、僕は3年前のポートランドでIPAというビールを生まれて始めて飲んだんだけど、その頃って日本でIPAって本当に飲めなかった。そりゃ非常にマニアックなビール好きの人は知っていたかも知れないけどそれでもやっぱりわざわざ自らネットで調べたりして専門店にいかないと飲めなかった。それが今ではヤッホーブルーイングのIPAがコンビニにあったり、KIRINがGrand KIRINのブランドでIPAを出しててスーパーにおいてたりする。日本のビアシーンも変わってきたなぁと実感する。僕は「豊かさ」というのはひとつ「種類の豊富さ」でもあると思っていて、日本のビールが「豊か」になっていくのはとっても良いことだと思う。


つーことでまずWidmer IPA。道の向かいのオープンスペースでも飲めるようになっててとっても気持ちがいい。

うーん、コレだぜ!って感じ。

店内に移って更に別のIPA。

これは「Warpin'Dropin'」というネーミング。どのIPAも、というかどのビールも、味が多彩でとっても楽しい。

困るのは、何杯か違う種類を飲んでいると「うーん、2杯前に飲んだの美味しかったからもう一回飲みたいな。あれ?3杯前だっけ?最初に飲んだやつだっけ??」と飲めば飲むほどわからなくなってくること。まぁ、楽しいからいいんだけど。

そうそう、3年前と比べて、今回気付いたんだけど、バーのビアメニューが紙でテーブルに置いてある形ではなくてカウンター上のモニターに映されているのが増えた。今回、お店に行ってまず「ビアメニューあります?」と聞いたら、「これ見てね」と頭上を指さされることが多かったように思う。

つまりこれは、ビールの種類が多くて入れ替わりが激しい、ということなんだろうね。各醸造所が実験的にいろんな種類のビールを作っているということ。イメージとしてはもう鮮魚居酒屋が黒板に「今日のオススメ」みたいに書いてるようなのに近い。この一期一会感がね、ポートランド・ビールは楽しい。

Widmerは地元では大きめの醸造所であり、コンビニでも瓶ビールが売っている。


Widmerを出てもまだまだ日が高くハッピーアワー(早い時間はお得、みたいなことをほとんどのお店がやっている)にも間に合うので街中にある「Lardo」へ。

Lardoというのはつまり「ラード」、豚の脂のこと。ポークサンドウィッチがメインだけどビールもたくさんおいてあって楽しい。

道端で飲めるしね。やっぱり外飲みは気持ちが良い。



なんと言ってもここはハッピーアワーがお得。通常1パイント6ドルがハッピーアワー(15時から18時まで)だと3ドル。なんと半額ゥゥゥ!!それと大きなピクルスが一本1ドル。どうしてもアメリカにいると脂っこくて炭水化物たっぷりの食事が多くなるのでこういうあっさりしたものは嬉しい。


ビール2杯とピクルス一本、ビール1杯毎にチップ1ドル払っても10ドルで1ドル余るというこの安さ。素晴らしい!近所にあったら毎日いくなー。

(続く)

からしのはなし

2018-03-26 18:39:21 | 食べ物
先日、菜の花を買いましてね、スーパーで。あまり頻繁に買う食材では無いんだけど見切り品で半額だったんですよ。おお、と思って買いました。こういう青果って一人暮らしだと余らせてしまうことが多いのでなかなか買いづらい。でも春だしなぁということで。

菜の花のからし和えなんか美味しいもんねぇ。

と思ったんだけど実は僕の家の冷蔵庫に辛子が無いことに気づいた。そう言えばあんまり使わないもんなぁ。。

チューブに入っている調味料だと、わさび、柚子胡椒、にんにくすりおろし、生姜すりおろしはあるんだけど辛子が無い。

無くてもいいけど、、と思って冷蔵庫を探ってみたら洋辛子はあった。

多分、フレッシュネスバーガーでテイクアウトしたときについてきたやつの余り。

菜の花のおひたしに白だしかけて鰹節まぶしたのの横に添えてみたけど、まぁ、それなりに「菜の花のからし和え」でしたよ。

春ですなぁ。。


Drinking on the road.

2018-02-02 15:37:05 | 食べ物
なんとなく、道端で飲んだりするのが好き。

と、言ってもコンビニ前でたむろって、という感じではなくて、主には立ち飲みとか。

よく通る商店街に焼き鳥屋さんがありましてね。女将さんがどんどん焼いてる。

店先にはお湯を貼ったヒーターの上に網があってその上に皿があってそこに焼きあがった焼き鳥をおいてあるので一応、保温されている。お客さんはそこから好きなのを選んでパックに入れてもらって持ち帰り、ってのも出来る。それにもしその場で食べたければその場で食べることも出来る。その場合、小皿を出してくれて会計は串の本数で。

飲み物は近所のコンビニから自分で買ってきて、って感じ。どう考えても消防法とか保健所関連大丈夫かな、と思うけど焼き鳥美味しい。

その焼き鳥屋から更に歩くとおでん屋がある。

練り物を作って売ってるお店だけど軒先にはコンロがあっておでんを煮てる。隣に長机出してあって立ち食いしたければどうぞ、という感じ。

こちらも自分で飲み物を買ってきておでんで一杯ということが出来る。

どうも僕はこう、人の出入りがあったり後ろを人が通る、というところで飲むのが自分に合ってるような気がする。

考えてみると、僕の育った家、つまり僕にとっての実家の構造によるんじゃないかな、とも思う。僕の実家は2階建ての一軒家。玄関を入って廊下を通るとそこの突き当りがキッチン兼ダイニング。つまり流しがあってガスコンロがあってダイニングテーブルが置いてある。通常、家族の食事はここで食べていた。キッチンを抜けるとリビング。テレビがあってこたつがあってソファもあって。

つまり僕の実家におけるキッチンというのはリビングに行くための通路、と言うことも出来る。そういうところでご飯を食べていた原体験が今の僕を作っているのかなぁとも思う。

食べ物と器の話

2017-11-24 11:46:58 | 食べ物
恵比寿という駅がある。僕としてはなにせエビスビールのお膝元で恵比寿にあるからエビスビールではなくエビスビールがあるから恵比寿なんで好きな街ではあります。

少し坂を登ったところに北京ダックの安い店があるんだけど最近はなかなか行ってないなー。。

偶然ではあるんだけど、この恵比寿で2週続けてご飯を食べた。そして、どちらも2件目には同じところに行った。

サンピーヌというお店です。→食べログ

1回目のときにぷらぷらと2件目を探して歩いていて、可愛い看板(白くまとペンギン)が目に入りつい飛び込んでしまった。

入ってみるとどうやら日本各地から取り寄せた食材のみのお店らしい。産品、サンピン、サンピーヌ、と。

お通しは宮崎県産キャビア。

へー、キャビアって宮崎でもとれるのね~。キャビアなんてひっさしぶりに食べたけども日本産と聞くと「うむ、これは日本酒だな」と思ってしまう。


山形のなかなかレアな「山川光男」という日本酒だそうです。うまし。山形の酒蔵4つが協力して作っているお酒だそうでそれぞれの酒蔵の代表酒、山形正宗、楯野川、東光、羽陽男山の4つから1文字取った、と。へー。

龍泉洞黒豚ファームのベーコン。

龍泉洞というのは僕の父親の実家、釜石市の近くにある鍾乳洞のことです。一口食べて「うむ、これは赤ワインだ」と思ったので赤ワインをお願いする。ここのお店にあるワインはすべて日本産、とのこと。

僕の印象だけどどうも日本産ワインと言うのは甘いのが多いんじゃないのかな、と思っていたけどなんのなんの、この鳥取のワイン、その名も「砂丘」はキリッとした美味しいワインでした。


うまいうまいの食べて飲んでいたんだけど、どうもこのお店にあるお皿はすべて素敵。ちょっとお皿見せていただけますかとお願いすると快く見せていただけた。

あら、素敵。

僕自身はそんなに器にこだわりがあるわけではなくて、自宅で使う分にはまー割れなきゃ良いや、と思っている。けどもお店で素敵な器で出してくれるとそれはそれで嬉しいよね。特にさ、お店だとたくさんの種類があるじゃないですか。自宅でも同じ種類を5,6個揃えて、気分で使えれば良いけどなかなかそうは行かないからねー。。

お伺いしたところ、白山陶器というところの平茶碗らしい。


白山陶器 平茶わん


すごく日本的なのにどこかモダンでとても良い感じ。

ということでついついAmazonで頼んでしまった。僕の家にあってももったいないので実家にプレゼント。


で、いい店だなーと思ったので次の週も行ってしまった。良い店よ。

やきとん

2017-10-23 11:24:35 | 食べ物
やきぶた、って言われるとラーメンに乗ってるチャーシューみたいのをイメージしますよね?でも、あれは「焼豚」と言いながら焼いてないですよね、煮てる。もちろん文句は1ミリも無いです、美味しい大好き。

で、正確に「焼豚」といえば焼鳥のように豚肉を串に刺して焼いたもんだろうけど、これを「やきぶた」と読んでしまうと紛らわしいのでこっちはだいたい「やきとん」と言いますね。

ことほど左様に日本語には音読み訓読みがあって便利ですね。

「焼鳥、串から外すか外さないか問題」ってのがありましてね。焼鳥食べる時、串からそのまんま行くかそれとも外して箸で食べるか、って問題。

こういう問題は「どっちでもいい」って言うのが一番つまんない。もちろん僕も心から言うとどっちでもいいんだけど、酒の席だとこういう話題でちまちま戦うの楽しいじゃん。その前提で言うと僕は「外さず食べる」ほうが好きです。いつもは二本の棒(箸のこと)を使って食べてるのが一本の串になることでちょっと非日常感あると思うんだよね。

しかし一方、やきとんは外して食べたいの。やきとんの僕なりの美味しい食べ方はいろいろな種類を頼んで、串から外して、箸で食べるのが好き。


これを、



こうね。

違う種類のを二つ一度に口に入れてアンサンブルを楽しむのがいい。なんならそのままご飯にぶっかけちゃっても良いしね。

カレーとビールと焼き鳥(東急池上線無料の日)

2017-10-10 09:31:45 | 食べ物
三連休最終日は10/9ということで東急の日だったそうです。へー。で、なんと東急池上線が90周年記念で10月9日は一日無料にする、と。すごい話だねえ。

東急池上線と言えば僕は隣町珈琲という喫茶店に行く時に使うくらい。ということで天気もいいしカレーでも食べに行くかねと出かけてみた。バスで蒲田駅まで行って蒲田から荏原中延まで…と思ったらすんごい人!そりゃそうかぁ、無料だものなぁ。。

どのくらいの混雑かというのはこのまとめをどうぞ。

東急池上線「無料1日乗車券」配布でどの駅も平日ラッシュ並みに混雑、遅延も発生してカオス状態に #池上線1日フリー乗車DAY #池上線

改札前で駅員さんが数人、一日フリーパスをばんばん配ってる。東急池上線って蒲田から終点の五反田まで行っても195円、往復しても390円なんだけど、それでも無料にするだけでこんなに人が出るのね。

とりあえず隣町珈琲でカレーを食べる。

レッドカレーご飯少なめ。見かけよりも辛くて美味かったよ。

で、せっかくフリーパスあるしなぁと思って隣の戸越銀座まで足を伸ばしてみる。一駅だけなんだけど電車はすごい混雑。

戸越銀座商店街もすごい人人人。こんだけ人が来るなら例えば商店街の店が少しずつお金出して、無料パスは無理としても片道代金で往復出来るとか、一回買ったら一回途中下車無料とかそういう切符を作ればいいのにね。

商店街沿いにあるお店はどこも今日の特別メニュー的なものを出していてどこも混んでいる。とはいえちょっと脇に入ると空いているので、見つけた猫の額ほどのバー、その名も「ネコノヒタイ」でビール一杯。

つまみはクリームチーズ。

もう少し飲みたいな、と思ったので荏原中延に戻って焼き鳥屋の店先で缶チューハイ。

ここは基本的に持ち帰りの店なんだけど「食べていきます」というと小皿を出される。1本80円、最後に串の本数で会計。飲み物は近所のコンビニで自分でどうぞ、という最高のお店。

良い休日。