浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

2009年最大のイベント(予定)

2009-03-13 23:41:28 | 村上春樹
「ワールドカップがある、というだけでその年何があろうと楽しめる」というのは明石家さんまの言葉です。

2009年の12月31日に僕が健康でしかもまだ独身だったら、「今年は村上春樹の新作が出たんでいい年だったなぁ」と思うと思う。

ということで出ます。

村上春樹の新作。


オフィシャルサイトには新作のタイトルと、発売予定である2009、それから、2002、1994、1985、の数字が回っている。

それぞれ「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」、「ねじまき鳥クロニクル」、「海辺のカフカ」の発行された年。

今回の作品はうわさによると、村上春樹作品の中で最長のヴォリュームになるそうです。ねじまき鳥より長いの!?すごいことになりそうだな。

今のところ一番新しい長編は「アフターダーク」。実はこれは僕のブログの一番最初の記事で書いたんだよな。2004年、つまりもう5年前ってことですよ。

これは長編というより「眺めの中編小説」とでも言うべき位置づけなので、がしっとした長編というと「海辺のカフカ」以来ということになる。これは2002年のもの。だからなんとまぁもう8年も前。

タイトルは「1Q84」。えーっと「イチ・キュー・ハチ・ヨン」と読めばいいのかな。

ジョージ・オーウェルの「1984」の単なる駄洒落だったらかなりのフェイントだけど。

楽しみだぁ。