浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

我ながら

2012-11-27 23:02:00 | 日記
服の似合う似合わないってのはあるよね。

体型によるものもあるし、その人のキャラクターにもよる。

なんとなく僕は自分では、色は暖色系が似合うと思ってる、赤とか。逆にくすんだ感じの、例えばモスグリーンなんかが似合わない。自分でも「なんかぱっとしないなー」と思うんだよね。

あと我ながら似合わないと思っているのがベスト。ダウンベストなんか「どこのキコリだよ?」と思ってしまうくらいパッとしない。

帽子も基本的に似合わないと思う。特に昔、ドッピオさんがかぶってたようなキャスケットとかほんと似合わない。

こういうのってさー、頭が小さくないと似合わないんだよ。

ああ、なんか凹んでくるな。。


でもね、スーツ似合うよ! 認めてくれないかも知れないけど。

朝起きて、シャツを着てネクタイを締めて、スーツをガッと着こんで鏡を見ると「まぁ、悪くないじゃん」と思う。

人は認めてくれないかも知れないけど。

似合うスーツのタイプはね、シングルで濃い色のモノ。ダークネイビーとか黒とか。シャツは白かアイシーブルーかアイシーピンク。ネクタイはちょっと派手目のモノ。

こういうのが似合うと自分では思っている。これに最近、スリーピースが加わってきた。

元々、スリーピースは好きだった。なんとなくクラシカルというか、言ってしまえば昔のマフィア感あるじゃん。

僕の大好きな映画「アンタッチャブル」でもケビン・コスナーはきっちりスリーピース。

ちなみにこの映画、衣装提供はジョルジョ・アルマーニ。いいねぇ。

さらにちなみにショーン・コネリー(左から2番目)だけは反抗して自前。これはこれで渋いね。

えーっととにかくスリーピース。

いつかちゃんとスリーピースを着たいなぁと思っていただんけど、なかなかタイミングが無かった。若い人が着ると貫禄が出すぎるというかスーツに着られている感じになるし、そもそもちょっと太っている人がスリーピースを着るとお腹がでっぷりしすぎるし。

と思っていたんだけど、最近、ジョギングの成果で痩せたこともあるので昔買ったスリーピースを着ています。

これが結構似合うんです、我ながら。

おかずJAPAN

2012-11-25 18:09:01 | 食べ物
東京ポッド許可局というネットラジオ発信で「おかずJAPAN」という話題が盛り上がっている。

まぁ単なるヨタ話で「おかず日本代表を選ぶなら」という話です。

特にルールなんて無いので人によってサッカー11人だったり野球9人だったりしている。

一応概ねのルールは、

・基本的におかずなので「皿モノ」
 →だからカレーライスとかオムライスとかは無しね
・メンバーはサッカー11人
・各ポジション(FW、MF、DF、GK)を設定
・それがあればいくらでもご飯が進む=攻撃力が高い
・困った時にそれがあれば最低限のご飯は消費出来る=守備力が高い
・監督=白米、コーチ=お味噌汁
 →よって白米&味噌汁に合わないものはおかずJAPANには適さない

という感じでしょうか。

僕が考えたおかずJAPANはこんな感じ。

FW:塩鮭、餃子、サバの塩焼
MF:メンチカツ、トンカツ、鶏の唐揚
DF:豚キムチ、豚の角煮、サンマの佃煮、麻婆豆腐
GK:ウナギのかば焼き
(4-3-3)

いかがなもんでしょうか?
まずはチームのポイントとしては中盤の熱さ(揚げ物だから)です。トンカツのゲームメイクには期待できるしメンチカツ、唐揚の両ウィングは積極的な攻撃参加が見込める。

DF陣もサイドバックは攻撃力高め。サイドバックの豚キムチ、麻婆豆腐と共に酒の肴にコンバートということだって出来てしまう。
得点力はセンターフォワードの餃子に一任。両ウィングである塩鮭、塩サバは場合によってはフルタイム動ける(つまり、朝昼晩可能)。サバを味噌煮にするか塩焼きにするかは迷うところだけどねー。

センターバックの豚の角煮、サンマの佃煮の安定感たるや往年のアントラーズの秋田&奥野並。

そして何と言ってもGKであるウナギのかば焼き。これは絶対失点しないでしょう(つまり、美味しくないことが無い)。

いや、もちろん異論はおありでしょう。コロッケはどうしたとか、ホッケの開きに文句をつけるのかとか。もし許されるのであればスーパーサブとしてその二つは入れたいよ、僕だって。特にホッケの開きなんて今の季節最高だよね。でも泣く泣く切ったということを分かってください。

攻撃力(それさえあればいくらでも飯が食える)ということで言えば一番はトロロ汁なんだけどそれは基本的に汁だからなー。

この話、人としているとすごく面白い。「え?あなた、豚の角煮はジャパンに入らないの?」とか「おでんはジャパンじゃねーよ!」とかいろいろ気づきがあります。だいたい揉めどころはおでん、コロッケ、餃子。

僕はおでんはおかずにならない、餃子、コロッケは場合によってジャパン入りなんだけど、このあたりは人によって違う。「おでんぜんぜんおかずになるじゃん!」って人もいるし「餃子は酒のつまみにいいけどご飯とは食べない」って人もいる。

昨日もドッピオさんとこの話ししていてなんだか忘れたけど「えー?オレ、あなたと15年くらい付き合ってるけどこれがおかずにならない人だなんて知らなかったよ」みたいな話があった。

そりゃ地方によって何がおかずになってならないのかは違うけど、それ以上に、おかずって家庭によって違う。正に「隣の晩御飯」って感じ。

セーターいちまいぶん

2012-11-20 23:42:32 | 日記
「東京の冬なんてさー、大したことないよ。札幌に住んでたんだよ、オレ」

つい先日までそう思ってた。

ごめん、寒い。

理由は明確。コートが無いから。

僕の行きつけのクリーニング屋でシーズン物を無料で預かってくれるんだよね。それってすごくない?

やっぱり冬物は場所を取るのでバンバン預ける。

で、預ける時はだいたいあったかい時なので「コート?あー、もうしばらくいらないすよ、12月になったら引き取りでー」なんて結構長めに預けてしまう。

で、今の時期に後悔する。

愚かだねぇ。

スーツの下にベストやカーディガンを着るのはあまり好きじゃない、スリーピースは好きだけど。

ということで今の頼りはマフラー。

「マフラーはセーター1枚分の暖かさがある」と何かで読んだ。

確かに大袈裟な話じゃないと思うね。


足らぬ師あれど

2012-11-20 00:03:41 | 日記
こないだ、合気道の演武会でした。

はっきり言って僕も何をやるかよく分かっていなかった。何せいきなり2ヵ月程前に「演武まで後4回くらいしか稽古無いから」とか言われて「え?僕も出るんですか?」という感じ。更に前日に「明日は9時に集合」とか言われたし。なんと言うか会社と違ってこういう業務連絡はあんまりカチッとしていない。

僕の所属する合気道の団体は結構大きいらしくて300名近くの会員がいる(らしい)。それが7、8個の道場に分かれていて、僕はそのうちの台東道場というものに所属している。で、年に一度、その道場すべてが集まりそれぞれが演武を行う。

僕も一応、台東道場白帯の部で出た。出たと言っても基本的な技を4つほどやっただけで5分にも満たないものだったんだけど。

終わった後に打ち上げがあって道場の人たちと軽くワイワイ。

(これもまたさー、そういうのあるって聞いてなかったからバイクで来ちゃったよ。ビール飲めなかった)

打ち上げで先生から「この1ヵ月で上達したねー」とほめられた。まぁ酒が入った上でのリップサービスなのかもしれないけど。

それについては確かに僕もそう思う。5分程度の基礎的な技とはいえ、大きくは間違えなかった。

上達した理由ははっきりわかる。

それはこの2ヵ月ほど「せめて演武会では恥ずかしくないように4つの技だけはちゃんと覚えよう」と思って練習していたから。稽古の時には出来る限り早めに行って先生にお願いして相手をしてもらったり、稽古の後も教えてもらった。ちょっと暇があったらネットでその技の動画を見て「最初に右足出して、、次に右手を上げて、、」とイメージトレーニングしてた。

おそらく僕がやった技なんて真剣にやっている人であれば2、3か月でマスターできるものなんだろうけど。

「何を得ようとしているのか」が曖昧であるよりも「いつまでに、これを出来るようになる」と決めてやったほうがそりゃ上達するよね。

打ち上げの席で合気道の会長がこんなことを言っていた。

「世に足らぬ師あれど、足らぬ弟子であること無かれ」

つまり「世の中には完ぺきではない先生がたくさんいる。でもだからと言ってそれを弟子が先生のせいにしてはいけない。弟子は弟子として完璧であれ」

さすが会長、いいこと言うなぁ(←こういう上から目線がダメな弟子)

いい先生に教えてもらっても弟子に学ぶ気が無ければ成長は出来ない。一方で先生の教え方がちょっとアレでも弟子が「この先生がこういうということは何か意味があるんだ」と考え続けていれば成長出来る。

これは僕は絶対にそうだと思う。何せ「反面教師」という言葉があるくらいだもの。先生が何をどう教えるか、も大事だけど、どんな人からも学べる生徒である方が大事。

そう考えると最近の「教師がダメだ、公務員だからダメだ」なんて言っている感じなのは「それってまずは弟子がちゃんとしているの?」と問うべきなんじゃないかと思う。

もちろん最低限の師であるべきだとは思うけど。

何せ「世に足らぬ師あれど」なんだから。

では「足りる弟子」であるということはどういうことか?

この話続きます。

18 til I die.

2012-11-18 21:46:02 | 日記
昨日誕生日でした。

おかげさまで27歳になりました。(←どうしようもないジョーク)

いやー、しかしほんとに自分がTwenty-Seventeenになるなんてねぇ。時の流れは速い。

「誕生日おめでとう!」なんて言われるとあんまり嬉しそうにしているのもアホっぽいかなと思って「いやいや、この年になったら誕生日なんて嬉しくないですよ」と言いたくなる。でも言わない。だって結構嬉しいもん。なんだかんだで何事も無く誕生日を迎えられるのは悪いことじゃないじゃないですか、自分の誕生日も人の誕生日もね。

37か。

坂本竜馬より4歳も長く生きてるってことになる。子供の頃はまさか37歳になってもジョジョを読み続け、時に酒場で「コロッケはおかずでしょー!」とか口角泡飛ばしているとは思わなんだ。

体が衰えてきているとかそういうことはまったく感じない。

やっぱりゼイゼイ言いながらでも走り続けていると走れる距離は伸びる。合気道だって今日、演武会だったけど自分なりにちゃんと出来たと思う。

「18 til I die」というブライアン・アダムスの曲があります。

---
I wanna be young the rest of my life
never say no - try anything twice
til the angels come and ask me to fly
I'm gonna be 18 til I die - 18 til I die

俺は残りの人生、若いままでいてやる
ノーなんて言わないし、何でも挑戦してやる
天使がやってきて「もう終わり」と言うまで
俺は死ぬまで18でいてやるんだ

18 til I die - gonna be 18 til I die
it sure feels good to be alive
someday I'll be 18 goin' on 55! - 18 til I die

俺は死ぬまで18
生きてるってことは悪いことじゃない
いつか俺は55年生きてる18歳になるんだ
---

もちろん「死ぬまで18」なんてことはあり得ない。死ぬまで18でいたかったら18で死ぬしかない。

でも、55年生きてる18歳がいないとは言えないよね。

「死ぬまで18」とブライアン・アダムスが歌った時、彼は39だったんだから。

たった一つ信じられること

2012-11-12 18:37:41 | 日記
だらだらと合気道を習っています。

まだ半年も経ってないし、土曜日に稽古なんだけど用事があったりしてちょこちょこ休んだりしているからあまり上達はしていないんだけど。

夏に「右前回り受け身は出来るけど、左前回り受け身が出来ない」と書いたけど出来るようになりました。基本的な受け身なので、真剣にやっている人は1ヵ月くらいで出来るようになるものだろうけど。

出来るようになった理由はひとつしかない。

ただただ反復練習。

こういう体を使う習い事をしていると上達速度は遅くてもやっぱり「何度も繰り返しやれば」出来るようになる。理論や理屈ではなくただただ体に覚えさせていくことが大事。

これは結構大事な真理だと思う。体を使うことはだいたいそういうことだよね。

もちろん「100mを9秒で走る」とか「相手に勝つ」ということは才能とか時の運もある。だけどそうではない体を使うことはだいたい何度もやっていれば出来るようになる。

自分の才能ということはどういうものか分からないし、どこまであるものか分からないけど、「何度も練習していればそのうち出来るようになる」ということが真理であることはただ一つ信じられる。

そしてその真理を信じている限り、努力をすることが出来るね。

年々、練習しても出来るようになるスピードは遅くなっていくことは目をつぶるしかないけど。



5級の技(僕は初心者なので級無し、次は5級)である、片手取四方投げ、片手取り一教、正面打ち入り身投げ、両手取り天地投げ、諸手取り呼吸投げ、も聞いたときにはなんのこっちゃと思ったし、実際に教えられても「こんなにたくさんなんて無理!」とも思ったんだけど、今は8割くらい出来る。

8割くらい、というのは、これらの技をゆっくり一つずつやればもちろんできる。本番(昇段審査とか)では一気に通してやるんだけど、どこか一か所くらいで「あれ、これ右からだっけ?左からだっけ?」と迷うということ。

で、このくらい出来るようになるとやっぱりちょっと楽しくなってくる。

最初はとにかく形をなぞることだけで一生懸命だった。(まず右足を出して、同時に左手で掴んで、次に右手を上げて…)

でも形をとりあえず出来るようになってくるともう少しうまく出来るようなことを考えられる。(この右手を自分のおへそあたりにくっつけると相手が動きづらくていいんだよな…とか)

じんわりでも何かが上達していくのは楽しいことです。

アウトロー

2012-11-11 18:18:24 | 
僕の生まれ育った町は昔(僕の母が子供の頃)は田んぼしかない田舎町だった。

その町が工業地域として生まれ変わったのは僕の母がちょうど就職する頃。なので僕が生まれた頃には農業と工業の町になっていた。

そんなもんだから僕の同級生で大学に行かない友達とかは地元の工場に勤めている人が多い。

僕の妹の旦那なんかはそんな感じ。高校を出て地元の工場に勤めている。彼は今まで地元の町以外に住んだことはない。本州から出たこともないし飛行機に乗ったことも無い。あまりアクティブな人間ではないので、休日は家にいて二人の娘と遊んでいる。

誤解しないんで欲しいんだけど、そういう人生がダメだと言っているわけではない。そりゃ確かに地理的な行動範囲は狭いかも知れないけど、家を建て娘も二人いてはっきり言ってある部分、うらやましい人生だと思う。行動範囲が広くたってその土地土地をただ通り過ぎるだけであれば大した意味はないかもしれない。僕のことだ。

たぶん、福島県相馬町の若者の多くもそういう感じなんじゃないかと思う。

中学高校とやんちゃで、大学行くことなんて頭に無くて、地元で働く若者。僕の同級生と違うことは勤めた先が原子力発電所だということ。


東日本大震災前から福島原発で働いていて、その後も働いている人たちのインタビューを基にしたノンフィクション。

取材対象はいわばやんちゃな人たち。高校もまともに行っていないしそのあとの人生も決してほめられたものではない。もちろん原発で働いている人たちがみなそういうやんちゃな人たちではないだろう。でも、そういう人もいる、という意味で取材対象は選ばれているんだと思う。

ここで唐突に「K-19」という映画の話をしたい。

これは1961年、ソ連の原子力潜水艦が事故を起こし、メルトダウン直前になった時の話。もちろん事故自体は最悪のもの。そもそも原子力潜水艦という存在すらどうかと思うし、度重なる整備不良、何も考えてない政府、と最悪なことが重なっている。でも、乗組員たちはメルトダウンを必死で止めようとする。一つの考えとして、「そんな潜水艦が悪い、事故は乗組員のせいじゃないんだからほっておけばいい」とだって言えるだろう。でも乗組員たちはそう考えなかった。もしメルトダウンが起これば第三次世界大戦につながるかもしれない。とにかくメルトダウンを止めるために十分な防護服も無いまま原子炉に突っ込んでいく。原子炉に近づく彼らの手足はどんどん壊死していく。(科学的に事実はどうか分からないけど映画ではそう描かれている) それでも彼らは最悪の状況で起こる最悪の出来事を防ぐために自分が出来る最善のことをただ、する。

福島原発の事故についてはもちろんこの本で描かれる彼らの責任も少しはあるのかも知れない。でもそれ以上に彼らの責任以外のことが多い。電力会社のずさんな管理も想定外の大地震も、その後の政府の対応も。

それに「そんなの俺の責任じゃねーよ」と告げて立ち去ることも可能だろうと思う。

でも、彼らはこう言っている。

「原発員が原発の仕事しねぇでどうするって。ワケのわかんない奴がやってきて何年もかかるんだったらうちらが行って早くやったほうがいいぞって」

若いころからやんちゃをしてきた彼ら。社会的に観れば彼らはアウトロー(無法者)かも知れない。

でもね、「自分は原発員だから原発の仕事をする」と言っている彼らと、遠い東京できれいな背広を着ていいことしか言わず何もしない偉い人たちと、どっちが本当にアウトローなんだろうか。

いまさらそうせき

2012-11-08 00:21:29 | 
ちょっと前に「電子書籍の夜明けは遠い」と書いた。その考えは変わっていないんだけど、少しだけ時代が動くかな、と思う出来事はamazonのKindle発売。

これがKindle。
Kindle Fire HD 16GB

Amazonのサイトから電子書籍を買うことが出来るので品ぞろえも多そう。

それから、「Amazonうまいなー」と思うことがこのKindle発売に合わせてAmazonのサイトではそれぞれの書籍に「Kindle化希望ボタン」がついている。つまりこのボタンが多く押された書籍から電子書籍にしていくことで売り上げが予想できる。さすが商売うまいね。これでボタンが多く押された書籍はコストかけて電子書籍にしても売れる可能性が高いということだもんね。

更にKindleストア(つまりAmazonによる電子書籍ストア)はiPadとiPhoneでも利用可能。つまりiPadからAmazonの電子書籍が買えて読める。うまいねー。ソフトで稼ぐかハードで稼ぐかの違いではあるんだけど、Amazonとしては「Kindleが売れなくてもAmazonで電子書籍が売れればいい」ということだろう。そりゃそうだ。だいたいにおいて「独占的なハードを作ってそのハードで稼いで市場を席巻する」というのは非常に魅力的なアイディアだけどなかなか巧く行かないもの。SONYのベータビデオからいい加減学ぼうね。

えーっと、Kindleストア。

まだ有料のは買っていないけど無料のもの(著作権が切れた昔のものなど)があるのでiPadに落としてちょこちょこ読んでいます。

今は夏目漱石の「草枕」を読んでいる。

改めて言いますが、、、名作だね!

筋の話はおいといて、ただただ日本語がなんだか清流のようにさらさら流れている。それが心地よい。

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山路を登りながら、こう考えた。
智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。
住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生れて、画が出来る。
人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。やはり向う三軒両隣りにちらちらするただの人である。ただの人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。あれば人でなしの国へ行くばかりだ。人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。
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うむー。夏目漱石ってすごいんだね。(いまさら夏目漱石再評価)

会話文もポンポンポンと落語のように進んでいく。考えてみれば古今亭円朝の落語を聞いて「文学も口語でなければいかん」と口語体で小説を書き出したのが夏目漱石なんだから落語に似ているのは当たり前だ。

電子書籍の夜明けはまだ遠いと思うけど、こういう昔の名作が気軽に読めるようになったのはいいことだと思う。

(もちろん少し前から青空文庫で読めたわけだけど、青空文庫だと振り仮名の表記がちょっと読みづらくて)

一方で、楽天も電子書籍リーダーを出しているけどそろそろレフェリーストップが必要なんじゃないの? 誰か社長に「そろそろ撤退しましょう」と言ってあげなよ。あ、社内で英語しか使っちゃいけないからうまく言えないのか。(←イジワル)

大事な話

2012-11-04 19:14:51 | 食べ物
ちょっと今日は大事な話をしたい。すごく大事なのでよく聞いてください。大統領選?それよりもっと大事。

あのね、みんなコロッケ好きだよね?

オッケー、よく分かった。

コロッケ好きな皆さんにお伺いしたいんですが、コロッケって飯のおかずとしては重要度はどのくらいですか?

僕はね、かなり重要。コロッケとご飯が出てきたら「わーい」と喜ぶくらい。味噌汁と野沢菜の漬物なんかあったら最高ね。

こないだ、人と話してて「コロッケってご飯のおかずにならないですよねー」ってさも僕の「あるあるー」を求めるような聞き方されて飛び上がるくらい驚いた。

何を言ってるんでしょうか?

分かった、まず順番立てて話を聞いてくれ(←冷静だけど確実に口論に至る出だし)

まず、コンビニのレジ横で売ってるコロッケはおかずとしてはちょっとしょぼい。でもね、それでコロッケの力を決めてしまうのは待って欲しい。それはからあげクンを食べて「唐揚げってご飯のおかずにならないよねー」って言ってるようなものです。

あと、ちょっとしたドライブインとかで売ってるポテトコロッケも待って欲しい。あれはジャガイモを楽しむモノでしょう。

僕が言っているコロッケは、挽肉もたっぷり入っていて出来ればパン粉も生パン粉でサクサクのヤツです。個人的にはそれを醤油でたべたい。これは絶対おかずになるって。

コンビニとかで売ってるのはそのまま歩き食いか立ち食いソバに入れちゃうのがいい。ああいう、何十円か場合によっちゃ十何円かのはそういう食べ方が似合う。

自宅では面倒なので揚げ物はしないけどコロッケ食べたいなぁ。

本当の勝者

2012-11-02 17:07:53 | ニュースから
アメリカ大統領選が迫ってきました。11月6日だからほんとにすぐそこ。

この記事読むと「史上最悪の大統領選」と呼ばれているらしい。

【町山智浩さんに聞く ネガティブな米大統領選】(朝日新聞)

最悪の理由は中傷合戦。

共和党のロムニー候補はCMをバンバン流してオバマを中傷しているとのこと。「オバマはイスラム寄りだ!」とか「オバマの医療保険改革は問題だ!」とか。一応たてつけとしてロムニー本人がCMを流すと好感度が下がるので、ロムニーを勝手に応援するという政治団体が流していることになっている。で、ロムニーを応援したい富裕層(オバマは富裕層への税率を高めると言っているから)がその団体にバンバン寄付しているらしい。

オバマも負けてられない。

「オバマ陣営も対抗して『ビッグバードもロムニーに反対』というCMをやりました。ビッグバードはPBS(公共放送)の教育番組『セサミストリート』の人気キャラクターですが、ロムニーは財政緊縮のためにPBSへの補助金をカットすると言ったからです。」 -記事から

かわいい(笑)

こういうのを聞くとつくづくこういう中傷合戦を心情的に受け入れづらい人たちの国に生まれたことに感謝するよ。少なくとも日本でこういうCMを流したら流した方は総スカンを食らうんじゃないかと思う。もちろん他の問題はたくさんあるけどね。

こういう話を聞くといつもスティーブン・キングの言葉を思い出す。

「ウンコ投げ競争の本当の勝者は一番手が汚れてないやつだ」

大統領候補がウンコ投げ競争やってる場合じゃないでしょうに。

コンバーチブル

2012-11-01 19:23:15 | 日記
仕事でずっとパソコンを使っています。たまにソフトの更新とかでパソコンが使えない状態になると何していいか分からない、いやマジで。

いま使っているのはVAIOのXというもの。

VAIOは僕にとっては三代目なんだけど、今までの中では一番気に入っている。何たって薄くて軽いんだもの。

とはいえこのXももう3年目なのでそろそろ買い換えたいと思っている。

個人的な経験上、3年過ぎるとハードディスクがクラッシュしだすから。怖くて仕方がない。

Windows8も出たタイミングなのでタイミングとしては悪くない。

もしまだXシリーズがあったら迷わずXなんだけど、残念ながらもう生産は中止している。

TシリーズもXシリーズも僕が気に入っていたシリーズはみんな無くなるんだよなぁ。

今、狙っているのはVAIO Duoというもの。

いま流行りのタッチパネル型なんだけど、ガチャっと開くとノートPC型にもなる。

超合金とか合体ロボが好きだった身としてはこういうのたまりませんね。接続部分が壊れないか不安ではあるけど。

さーてどうしようかなー。