浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

じゃじゃ麺のこと

2016-03-30 21:40:36 | 食べ物
盛岡出張でした。

盛岡というと冷麺が有名だったりしますが僕はなんと言ってもじゃじゃ麺派。そもそも東京でも冷麺は食べられるとこが多いのに、じゃじゃ麺食えるとこがあんまり無いのは悲しいことだよねあ、そう思わない?そうすか、じゃあ別にいいですけど。

じゃじゃ麺の良いのはアレンジ感満載のとこですね。


こういう麺に、


こういう味噌だの、


こういうニンニクだの(緑なのはなんでだろうね?茎の部分も入ってるから?)、ラー油だのをぶっこんで混ぜて、


いただく。

うまいんだから!僕の好きな「ん?何が口に入ったかわからんがなんかいま美味いもん入った」って感じ。

そしてこっからですよね~、テーブルにある生卵を更に落としてかき混ぜて店員さんに「お願いします」と言えば、

ちーたんたんと言うスープになる。これにまたお好みで塩こしょうしたりラー油入れたり場合によっちゃ酢を入れたりしてね。結構忙しいのよ。

でさ、この店で食べ終わって会計しようとしてたらさ、ちょうどじゃじゃ麺食べ終えたOLさんが玉子を割り入れてるとこでさ、自分好みの溶き卵を作り、店員さんを呼ぼうと顔を上げたところだった。僕がいなければジャスト自分のタイミングでスープ作れたとこなんだろうとちと申し訳なくなったね、ま、仕方ないんだけどさ。

とにかくじゃじゃ麺は美味い。

へそ曲がり未来予想

2016-03-28 09:27:05 | 日記
最近、僕の身近な男性にお子さんが3人いる。みんな男の子。

それから大学時代の同級生にはえーっと何人子どもが居るのかな?5人いていま6人目妊娠中か、4人いていま5人目妊娠中かどれか。もう多すぎてよく分からない。なんか会うたびに増えてるんだもの。

こういう話をすると「全員育てていくの、例えば学校に入れたりするの、大変じゃない?」という話を聞く。もちろん僕自身の話じゃないから僕が言うことではないけど、単なる印象として「いや、大丈夫なんじゃないの?」と感じる。結構、ご本人たちも「ま、なんとかなるんじゃない?」と考えてるような節がある。

例えば、一人の子どもを大学まで入れるとすると教育費は1,000万かかるとも、すべて私立なら2,000万かかるともいわれている。例えば子ども6人いる人なら単純に6,000万かかる計算になる。これから、自分も生活していって6,000万を教育費にかけられるか、というとまぁ少し疑問はあると思う。

でも、僕個人は「いや、なんとかなるんじゃない?」と思ってる。

というのも、という話をしたい。まぁ独身子無し男のへそ曲がりな未来予想なんだけど。

現代は「格差の時代」と言われている。うん、まぁ確かに。周りを見回しても良い大学出て名の知れた会社に入ってそれなりの給料をもらっている人もいれば、非正規(派遣やバイト)雇用で「え?そんな年収でどうやってやってるの?」と思う人も居る。それを格差と言えばそうかも知れない。

そういう意味で言えば収入格差はあるだろう。とは言え日本はまだ収入格差は無い方だと思う、他の国と比べると。だって少なくとも食べては行けるもの。人口の殆どがスマホを持ってとりあえず毎日ご飯は食べられる、って結構すげーことだと思いますよ。とは言え、収入格差はある、ということは認める。

ただ、子どもの教育ということだけ言えば僕はこれから「収入格差」よりも「モチベーション格差」的なことが大きくなっていくと思う。

例えば。

大学にしたって、もう「良い大学出たから一生安泰」という時代じゃないでしょう?僕の周りだって「え?そんなところのしかも大学院出たの??」とびっくりするような人もいる。逆に言ってしまえばすごい仕事をしていてもちろんそれなりの収入を得ていて「え?大学行ってないんですか?」って人もいる。

これだけ情報が溢れている社会だと子どもたちだってそういうことにおそらく気づくと思う。「一生懸命勉強して良い大学行きなさい」と言われても「それ、なんの意味がある?」って気づくよ。ここは賭けていい、絶対気づく。

仮に両親の年収が低くて、子どもを大学に行かせるお金が無かったとしても実は学問できる環境は現代は揃っている。

例えば、Manaveeというサービスがある。これはネットでセンター試験対策の授業が無料で見られるというもの。僕はこれを知った時に「すごいな!」と思って代表にも会った。

仕組みとしては学生(東大だの京大のいわゆる一流大学の人たち)がボランティアで授業をする、それをビデオに撮ってyoutubeにアップする。ボランティアで授業をする人たちは教員志望だったりして自分の練習にもなるし、そもそもそういう勉強をしてセンター試験で良い点を取った人たちだから実績は申し分無い。

例えば、予備校に行くお金は無いんだけど勉強したい、という人はコレを見れば十分になるかも知れない。「家にお金が無くてパソコンが無い?」、大丈夫、今の公立中学であれば情報教室とか言ってネットに繋がったパソコンくらいある。それもダメなら公立の図書館でもパソコンくらいあるよ。

例えば英語ひとつにしたって昔よりは英語に触れることが非常に簡単になってきた。昔は自分でCDを買ったりレンタルビデオを借りたりして英語に触れていたわけだけど今ならyoutubeでいくらでも聞ける。場合によってはスカイプで海外の人と話すことだってそんなに難しくないだろう。

つまり、「学びたい」という気持ちさえあればどんな方法でもいくらでも勉強できるようになった。

ここで格差になるのはつまり「モチベーション」だろうと思う。モチベーションさえあればいくらでも勉強できる。モチベーションさえあれば予備校にも大学にも行かなくても行けなくても相応の知識を得られる可能性がある。

と、いうことを言うと「いやいや、大学の価値というのは勉強だけではなくて人間関係の構築も大事だから」と思われるかも知れない。もちろん僕もそう思う。でもね、大学で築いた人間関係というのは大学だけでしか築けないものだろうか?例えば、バイトをしてそこで人間関係を構築することも出来るだろう、何らかのボランティアをしてだって築けるだろう。

つまり、僕が言いたいのは「どうにもこれから大学の価値というものが変化してくるだろうな」ということ。

その結果として「大学は出たけどモチベーションが低いので何していいのやら」という人と「大学なんて出てないんだけどいろんなことを学んで来た人」の格差が生まれるんじゃないかな、と言うこと。

個人的には結構面白い時代になりそうな気がしてますねけどね。

恋のサバイバル

2016-03-25 11:04:55 | 音楽
かなり前なんだけど「オデッセイ」という映画を観に行きました。

映画自体も良かったけどなにより音楽がすんばらしかったです。話としては火星でひとりぼっちになってしまった主人公の話なんだけど、CDが一枚だけあって、それをずっと聴いている、と。しかもそのCDというのが70年代ディスコ・ミュージックばっかり入っている、というもの。

たぶんこういう映画音楽の流れって(元々無かった、とまでは言わないけど)、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」から流行している気がする。僕はすっごい好きですよ、こういうの。

ちなみに映画「オデッセイ」の原題は「The Martian」、「火星の人」。「オデッセイ」と名のつく話は多いので邦題は小説のタイトルのまま「火星の人」で良かったんじゃないかと思うけどね。どうしてもオデッセイだと「行って帰ってくる話」と思うので、「主人公が帰ってこられるのかなー」とか謎が少なくなっちゃうじゃん。

ま、いいですわ。

かかる音楽は70年代ディスコミュージックなので僕がリアルタイムで聞いていたわけは無いのだけれど、それでもやっぱり懐メロというかある意味「クラシックな、ポピュラーな音楽」になっているので「あれ?なんか聞いたことあるな」と思う。

特に良かった曲を貼っときます。

「恋のサバイバル」


原題は「I will survive」なんだけど邦題もいいね、「恋のサバイバル」ってさ。

東北紀行

2016-03-18 23:17:06 | 
火曜日から金曜日まで東北を回っていました。

まずは岩手県の宮古市へ。僕の父の実家である釜石よりちょっと上、あまちゃんの舞台になった久慈市よりはちょっと下、というところです。

僕の父は高校を出てすぐ茨城に出てきて、その時のヒット曲が森進一の「港町ブルース」、夜勤の時にラジオを聞くと故郷を思い出し感慨にふけったとのこと。「宮古、釜石、気仙沼」と故郷の地名が出てくるので。



北は函館から、南は鹿児島まで、男の影を思いながら港を回る女心を歌った名曲ですよ。

---
背伸びして見る海峡を
今日も汽笛が遠ざかる
あなたに上げた夜を返して

流す涙で割る酒は
騙した男の味がする
あなたの影をひきずりながら
港、宮古、釜石、気仙沼
---

いいですな!

宮古ではお寿司とお魚を地酒を頂き、その次の日は盛岡にて晩ごはん。

ちょっといいお店に連れてって頂きまして、吉次の焼きだのメヌケの刺し身など頂きました。吉次は「キンキ」とか呼ばれるんだけど、今となっては結構な高級魚です。子どもの頃、釜石の親戚の家ではよく出てきたものだけど。
メヌケは深海魚で釣り上げた時に水圧で目が抜けているから「メヌケ」、煮付けが美味いけど刺し身では初めて食べた。あとはメカブもずるずる頂く。メカブ大好き。

盛岡を車で走っているとクラフトビールの醸造所を見つけて当然立ち寄り。



「ベアレンビール」という地元の蒸留所のようです。おみやげに買っただけでまだ飲んでないけど楽しみ。

いいね、東北。

体育会系が就職に有利なのか?という話

2016-03-12 20:16:29 | 日記
就職活動解禁?みたいな日々ですね。お疲れ様です。僕自身は就職活動をしなかった人間なのでまぁ想像するしかない。ま、いまの知識のまま過去に戻っても「うわ、面倒くせ」と思ってしないだろうけどね。

僕が学生時代にも「体育会系は就職有利だ」と言われていて多分、実際そうだったと思う。

その当時、僕自身は「それってなんだよ!!??」と思ってた。てかさ、関係無くないですか?いや、ずっと野球部だった人がジャイアンツ入るのに有利なのは分かるよ。ずっと陸上やってた人が陸上部で有名な会社、えーっとなんだ、S&Bとかか?に入るのに有利なのは分かる。

「野球一回もやったことないけど入りたいんです、御社、株式会社読売巨人軍に。ピッチャーとして」とか言ったら「アホか」と言われるよね。

でもさ、「就職に有利」ってそういう意味じゃないわけじゃん?それが、学生時代の僕はよく分からんかった。


でもね、曲がりなりにも仕事するようになって分かる、体育会系は就職有利だよ。って言うかずっとスポーツやってきた人は会社でも、言葉は悪いけど「使える」と本当に思う。

だってさ、単純に「声でかい」もの。

これは「自己主張できる」とかそういう例え話じゃなくてほんとに発声の問題、つまりデシベルの問題。

だから、究極的に言っちゃうと体育会系じゃなくてもいいの、例えば「地元の合唱団所属してました」でもいいの。「カラオケ好きで4年間毎週カラオケしてました」でもいいの。

とにかく「声でかい」大事。

とにかくねー、昨今の男性、って言い方は年取った感じでやだけど、声小せーよ!聞こえないんですわ。
そんなんドッピオさんなら「聞こえねーよ!」ってドロップキックですよ。

(と、ドッピオさん話でおとすけどほんとのドッピオさんは紳士的な方ですからね)