漂着の浜辺から

囁きのような呟き。

大糸線

2008年08月06日 | 近景から遠景へ

 日曜から二泊三日で、どこどこと電車で出かけてきた。
 一日目は大糸線で糸魚川を経由して金沢まで。
 二日目は北陸本線、信越本線で長岡まで。
 三日目は飯山線で長野まで。
 大糸線と飯山線は、全線を踏破した。

 見れば分かるように、結構強行軍。
 ほとんどを電車で過ごすという旅行なので、人によっては苦痛かも。

 旅行中は、だいたい天候にも恵まれたが、最後の最後になって、アクシデントが。
 列車が長野の松本駅に近くなったとき、急に空が怪しくなり、トンネルを出たとたん、いきなりの大雨に見舞われた。最初は、ああ雨かという程度の感想だったのだが、なんとそれから一時間半ほども電車の中に閉じ込められることに。
 一時は帰れなくなることも覚悟したが、幸い電車は復旧し、あずさ34号に乗ってなんとか深夜になって帰宅することが出来た。

 写真は、初日の大糸線から見た木崎湖。仁科三湖のひとつで、写真はあまり綺麗には撮れていないが、電車から見ただけでもとても綺麗な湖。途中下車して、ちょっと散歩したかったくらい。車内に流れたアナウンスによると、水温の低さと水深の深さが特徴だとか。
 全体に、大糸線はとても風光明媚な風景の中を走る路線だった。秋や冬には、さらに印象が深くなるに違いない。