つらいと思う日々に

いたずらにわが身世にふる・・・

じきに得る物質

2009-07-17 | Weblog
私たちは片時も止まることなく動いている。
それは、私たちを作っている法が円運動となって、
一瞬たりとも、止まることの無い動きとなっているためである。
すべてが変化という移り行くものとして成り立っている。
今の時は、やがて進化という変化をたどり、高度な技術を得ていく。

私たちは、船という乗り物に乗って、いろいろな処へ移動する。
それは、車であったり、飛行機であったり、と、様々な技術の結晶の上に
委ねられている。
今はまだ無いが、まもなく、金属とも硝子ともつかない物質ができあがる。
それは、隙間を持たない、隔たりを作ることなく境を分け創られるものである。
たとえば、車体と窓の境がなく、車体と窓が分けられる。
凹凸がまったくなく、ツルリとしたものである。
しかしながら、壁と窓がわかるものである。
開閉が自由で、閉じられればまったく切れ目の無い一体性を持つ。
瞬時に色素が変化し、時に応じて見え隠れできる。
柔軟で、頑固さを持ち合わせている。
摩擦抵抗を持たず移動する。
そのような物質で作られた船に乗り、遠くを移動する。
そう遠くない未来の、新しく生まれ変わった地球の人の技術である。
破壊と消費を克服した人の、知で恵た技術。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする