新東京タワーが完成し、一年も経たないころ、
その電波は悲しい報道ばかり伝えることになる。
まるで悲惨な事実を詳細に伝えるべく創られたかのように。
次から次と起こる哀れなる出来事に、
目を見張り耳を奪われ、心沈み、我が身の不安にいよいよ真実さを覚える。
もう他人事ではないと思えども、危機感に薄れた現在の日本人においては、
ことさら慌てふためき、なす術を知らない。
身近で、新聞沙汰の事柄が起こりすぎて、疑うこと頻り、身震いし
うずくまるだけ。
他人の芝生がよく見えて、あの人には負けたくないとか、
あの人より先にとか、あの人より上へとか、あの人より・・この人より・・と
競い好き、負けず嫌い、の
情け無い生き方の顛末は、うそ寒いものとなる。
寒いものは、いずれ涸れはてる。
一年の終わりが冬で締めくくられるように。
そのようにして、時代は暗く人々にのしかかる。
いまいちど、強いものは財を解き放ち、か弱き者たちを
潤すべきである。
地位と名声と財の執着は、得てして不幸に行き着くものである。
地球は、人の便利のみに作り出された
汚れという副産物(愛情の欠如)の浄化に入った。
お釈迦様が去って二千五百年も経った頃と。
その電波は悲しい報道ばかり伝えることになる。
まるで悲惨な事実を詳細に伝えるべく創られたかのように。
次から次と起こる哀れなる出来事に、
目を見張り耳を奪われ、心沈み、我が身の不安にいよいよ真実さを覚える。
もう他人事ではないと思えども、危機感に薄れた現在の日本人においては、
ことさら慌てふためき、なす術を知らない。
身近で、新聞沙汰の事柄が起こりすぎて、疑うこと頻り、身震いし
うずくまるだけ。
他人の芝生がよく見えて、あの人には負けたくないとか、
あの人より先にとか、あの人より上へとか、あの人より・・この人より・・と
競い好き、負けず嫌い、の
情け無い生き方の顛末は、うそ寒いものとなる。
寒いものは、いずれ涸れはてる。
一年の終わりが冬で締めくくられるように。
そのようにして、時代は暗く人々にのしかかる。
いまいちど、強いものは財を解き放ち、か弱き者たちを
潤すべきである。
地位と名声と財の執着は、得てして不幸に行き着くものである。
地球は、人の便利のみに作り出された
汚れという副産物(愛情の欠如)の浄化に入った。
お釈迦様が去って二千五百年も経った頃と。