つらいと思う日々に

いたずらにわが身世にふる・・・

新しい電波になってすぐにも

2009-07-11 | Weblog
新東京タワーが完成し、一年も経たないころ、
その電波は悲しい報道ばかり伝えることになる。
まるで悲惨な事実を詳細に伝えるべく創られたかのように。
次から次と起こる哀れなる出来事に、
目を見張り耳を奪われ、心沈み、我が身の不安にいよいよ真実さを覚える。
もう他人事ではないと思えども、危機感に薄れた現在の日本人においては、
ことさら慌てふためき、なす術を知らない。
身近で、新聞沙汰の事柄が起こりすぎて、疑うこと頻り、身震いし
うずくまるだけ。
他人の芝生がよく見えて、あの人には負けたくないとか、
あの人より先にとか、あの人より上へとか、あの人より・・この人より・・と
競い好き、負けず嫌い、の
情け無い生き方の顛末は、うそ寒いものとなる。
寒いものは、いずれ涸れはてる。
一年の終わりが冬で締めくくられるように。
そのようにして、時代は暗く人々にのしかかる。

いまいちど、強いものは財を解き放ち、か弱き者たちを
潤すべきである。
地位と名声と財の執着は、得てして不幸に行き着くものである。

地球は、人の便利のみに作り出された
汚れという副産物(愛情の欠如)の浄化に入った。
お釈迦様が去って二千五百年も経った頃と。

コメント
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