つらいと思う日々に

いたずらにわが身世にふる・・・

過ぎ去った人達が言うには・・・

2009-07-01 | Weblog
綺麗とか汚いとか無い世界で、
感情の一切動かない世界である。
それは、汚物に集る生き物のように、
汚いものでも汚いと思うことなく、それがあたりまえであるとする。
それが正しいとなって、一切疑問となることが無い。
人から見れば、ありえないとんでもないことなのだが、それらの生き物から見れば正しい世界なのである。
それが、「不垢不浄」の世界という。
人も、地獄に行っても、そこが地獄と思うことなく正しい世界と思う。
だから、地獄に行ってからでは、救われることは無い。
天国からみれば、ありえない苦しみの世界、過ちの世界であるのだが、
・・・何事も過ぎてしまえば及ばない事柄なのである。
「転ばぬ先の杖」と人生心得て、けっして地獄と縁を結ばぬよう、
悪いことはしない、また、なしてしまった悪埵。
・・・と、一応に仏たちは言う。
地獄に仏と、どんなところにも、思いによって光明はさすものである。
救われないことは無い。
「無苦集滅道 無智 亦無得 以無所得 故菩提薩埵 依般若波羅蜜多」。
正しく思うことである。「自ら」。
コメント
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