つらいと思う日々に

いたずらにわが身世にふる・・・

物、貧しきころは心豊かだったと・・・

2009-07-05 | Weblog
人を雇う者であるなら、それなりの責任がいるものだ。が、
今の日本の社会は、株式会社と謳いながら、恥ずかしい限りの地に落ちた組織。
雇われるものにおんぶに抱っこしている。
少なくとも、人を雇おうというのなら、それなりの力が無ければならないものを、
力も無いのに人を率いるとは驕りのなにものでもない。
私利私欲に目のくらんだ者たちの率いる組織は、社会を歪ませている。
仕方なく弱者はその労務に従うが、「働けど働けど我が暮らし楽にならざり」の
なかにおちる。
働いても暮らしていけない社会が今の日本。
みかけは裕福でありながら、なかはスカスカの隙間風、貧乏の嵐。
見栄っ張りの隣の芝生を気にする、自分さえよければ、の一億総中流意識社会の
悲劇はじわりじわりと押し寄せてきて、いま坂道に差し掛かったところ。
もう転げ落ちるように、世は闇に入る。
素朴な人は厭世観強まり、ため息をつく。
今ひとつ、幸せが逃げていった。崩れていった。
我欲のひとたちのために・・・。
愛しみ助け合う心を忘れた人達の社会は、ただ崩壊の道をたどるのみである。
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